- ホーム
- 今月のコラム
10月 55歳の、ユウウツ!
いったい、いつまで『夏』なのでしょう。たしか『日本』という国には、『四季』があったはず。今年は猛暑になる!と、聞いてはいましたが、ここまでの『暑さ』が続くのは、まさに想定外。とはいえ仕事中は、ほとんどエアコンの中にいるものですから、屋外の『暑さ』を体感することは、あまりありませんが、その分、電気代はエライことになっています。『円安によるエネルギー価格の上昇…』なんて、ニュースで報道されていても、かつてなら、どこか他人事でしたが、いまではお財布を『直撃』しております。
何か明るいニュースといえば、大谷さんばかり…。1000億円を稼ぐヒトの話題は、もはや宇宙規模のニュースで、とても『明るい気持ち』にはなれません。決して大谷選手が、キライなわけではないですよ。でもね、彼は『電気代』なんて、気にしたこともないでしょうから。
さて、前々号で『胃カメラ』の体験をご報告しましたが、それを読んでいただいた、何人かの患者さまから、ご心配の声をいただきました。幸い、大事なく『元気』でやっております。ですが、体力的にはやはり年相応というか、『衰え』じゃないですが『パワーダウン』した自分を感じております。ある患者さまには『それって、更年期じゃない?』とも言われましたが、まだまだ現役を続けてかなければなりません。開院した頃の30代のようにはいきませんが、55歳から、もうひと踏ん張り、頑張ります!
またまた私事の愚痴ですが、いまのところ、大杉歯科診療所の『管理者』・『院長』のほかに、
① 徳島市歯科医師会 北地区 副地区長
② 大阪大学歯学部同窓会 徳島県支部 支部長
③ スタディグループ 若歯会代表
以上の役職を拝命しております。
『報酬』のあるものは、ひとつもありません。すべてボランティアです。『長』とか『代表』とか、名前がついてはおりますが、ほぼ雑用をしたり、アンケートをとったり、会場や懇親会の手配をしたり、会合の出欠をとったりする係です。そして、どれも自分から手を挙げたわけではありません。しかも、すべての役職のご指名を受けた最初の段階では、『無理!』といって、お断りしております。
『お前、次の支部長やってな!』と、前職の年配の先生に言われた役。
『先生しかおらんけんやって!』と、会長直々に言われた役。
『言い出しっぺで、いちばんヒマそうな、大杉先生、やってください!』と、周りから言われた役。
まあ、どれも頑なに『お断り』すれば、役職を引き受けなくてもよかったのかもしれません。やるからには、ある程度、自由にさせていただきたいのですが、何かを決めようとすれば、あちこちから(特に年長の方々から)、いろんなご意見をいただきますし、若手は全然、積極的じゃない…(泣)。
いままで生きてきた中で、いろんな方々にお世話になって、今の私があります。こんな私でも、誰かの役に立つのなら(実際に役立っているかどうかは、不明ですが)…という思いで、お引き受けし、いろんな『活動』に携わっております。かっこよく言えば『利他の心』とでもいいましょうか。自分のためではなく、誰かのために、少しでも何かやっていたら、『神さま』や『お天道さま』がみていてくれて、人生の最期に『天国』や『極楽』へ案内してくれる…と、信じております(笑)。
9月 旅の思い出!
地震への警戒が続く中、4日間とも無事に『阿波踊り』も開催されました。お盆も終わったというのに、連日35℃近くの日が続きますね。みなさん、体調はいかがでしょうか?前回、お伝えしたように、胃の具合がイマイチな私は、ビールを控え(といいつつ少しは飲む)、代わりに白ワインや、焼酎、ウイスキーの水割りで、アルコール補給をしております。若い時ほど、量は飲みませんが、やっぱり『ノンアル』にはできません。週に数日は、『休肝日』を設けて、ほどほどにしたいと思います。
さて、今年は長~い『お盆休み』の方も、多かったと思いますが、どこかへお出かけされましたか?お盆前に、来院された患者さまにお尋ねすると、『どこにもいかん!』という方が、圧倒的でしたが、中には、ご家族で旅行に行かれる!という方もおられました。子供たちにとっては、家族でお出かけした思い出は『一生モノ』でしょうね。夏休みもあとわずか。受験生や、まだ宿題が残っている子供さんは、大変でしょうが、素敵な『夏の思い出』を作ってほしいものです。わが家の場合、私が旅に出る前に、徹底的に下調べし、スケジュールを組んで行動するタイプなので、ゆっくりと過ごしたい、ウチの家族にしてみれば、時間に追われ、のんびりできなかった『旅の思い出』ばかりかもしれません。今となっては、そこは反省しております。でもね、有名なお店に並んだり、渋滞にはまるのが、キライなんです(笑)
さて、ここからは徳島ヴォルティスです。春先には、いったいどうなっちゃうの?まさかのJ3に降格するかも?と心配しておりましたが、主力選手の退団や、監督と強化部長の更迭などのゴタゴタを経て、新監督となり、そこからお尻に火がついたように、ジワジワと順位を上げてきました。
8/21現在、20チーム中11位。J1に自動昇格の2位との勝点の差は『21』なので、そこはもうあきらめておりますが、昇格プレーオフ圏内の6位との勝点差は、わずかに『8』。残り11試合もあるので、十分にプレーオフ圏内へ、進出することは、可能になってきました。
しかも、浦和レッズより、かつてのキャプテン岩尾選手が、完全移籍でチームに復帰。復帰後の初戦、7/14のホーム仙台戦では2-0で勝利し、早速、MVP級の活躍!岩尾選手が復帰後のリーグ戦は、2勝1敗1分と、勝利が先行し、チームとしてはいい状態になってきていると思います。また、ポルトガル1部リーグに移籍していた渡井選手も帰ってきました。数年前の魅力的なサッカーをやっていたころのヴォルティスに戻りつつあると思います。
チームが上昇傾向にあるのは、もちろん、監督やチームスタッフ、サポーターの力もあると思うのですが、チームの選手達も、かつてヴォルティスに所属していて、この前のパリオリンピックに出場したU-23日本代表のキャプテン、藤田譲瑠チマ選手や、藤尾翔太選手の活躍に、刺激を受けたかもしれません。一緒にやっていた選手が、大きな舞台で活躍し注目されたり、海外に移籍したりしている状況は、俺たちも十分にやれるぞ!と思うのではないでしょうか。シーズン終盤が楽しみです。
8月 夏が、やたらと長い…?
こう毎日毎日、暑くては私のカラダは、秋まで持ちこたえそうにありません。そうは言っても、仕事を休んで避暑地でバカンス!…できるような立場にはなく、何とか日々の診療を続けております。屋外でのお仕事や、外回りをされている方々からみれば、クーラーの効いた部屋で、仕事しているのに、甘いこと言うな!と、お叱りを受けそうですが、やはりこの時期は、カラダが重くなります。梅雨明け前、まだ8月のだいぶ手前という時期から、連日34~35°C超え、お盆までは、さらにこの高温が続くとのこと。クーラーの中で、ほぼ一日中過ごすためでしょうか、少し屋外で動いただけで、疲れます。体力不足をひしひしと感じます。みなさんも、日中は無理をせず、しっかり食べて、寝て、何とかこの酷暑を乗り切りましょう。
さて、前回お伝えしたように、先日、人生2回目の『胃カメラ』を、体験してきました。1回目は、十年ほど前でしょうか、そのときは、口からよりもラク…といわれていた、鼻からの胃カメラをお願いしました。もちろん、鼻やのどに十分な麻酔のスプレーをしていただいたのですが、やはりカメラがのどを通るときに、少々、苦しい思いをいたしました。横になった状態で、先生の説明を聞きながら、自分の胃の画像を見せてもらいました。結果的には、大事なく、ピロリ菌の除菌へ…と進んだ記憶があります。
そんな『経験』があるものですから、数か月前に、内科を受診したとき、すぐに『胃カメラ』による検査をすすめられたにもかかわらず、『投薬のみ』で経過を診てもらっていたわけです。しかし、お薬だけでは、不快な症状が、完全には消えません。私よりもかなり若い女性の先生が、やさしく私に説明してくださいます。『今の胃カメラは、ウトウトと、眠っている間に終わりますよ!全然、怖くないですよ…』と。それじゃあ、受けてみよう!と、人生2度目の『胃カメラ』による検査を、お願いすることにしました。ご紹介していただいたのは、佐古にある、大きな総合病院、そう『川島病院』です。
さて、前日は早めに食事を済ませます。緊張して眠れないかと思いましたが、案外、熟睡。当日の朝も、お水は飲んでもイイということで、ごくごく飲んで出発。『紹介状』と『保険証』を握りしめ、朝一番の川島病院の外来の受付へ。この待合スペースだけで、ウチの診療所の広さはありそうです。そこで問診表や同意書等に記入し、優しそうな男の先生の問診、診察。採血、念のためのCT撮影(人生、初!)。その後、大きな一人用ソファが備えられた前室で、準備開始です。胃を洗浄するお薬を飲んで、点滴用のラインが腕に確保され、のどの麻酔のゼリーを口に含んで、しばらくして検査室へ。入るとすぐに点滴を通して鎮静のお薬が投与され、あっという間にウトウト。で、次に目覚めると、なんと『胃カメラ』は、終了しておりました。先生から、説明を受け、今回も大事なく、お薬を処方されて、無事に終了。いやぁ、ビビッて損した気分です。こんな事なら、毎年、いや2年に1回くらいなら、受けてもぜんぜん大丈夫!と思いました。先生や看護師さんやスタッフさん、事務の方々まで、やさしく対応下さったおかげで、人生2度目の『胃カメラ』は無事に終了いたしました。ビビっているそこのアナタ!今の『胃カメラ』はぜんぜん苦しくない!機会があれば、ぜひ。
7月 すでに 胃もたれ?
遅い『梅雨入り』といわれていますが、すでに『30°C超え』の日もあり、『体調管理』が一段と難しくなってきましたね。ここ数か月、どうも『胃の調子』がよくなくて(ずーっと前から、人間ドックのたびに『慢性胃炎』と、指摘されてはいましたが・・・)とうとう先月より『内科』のお世話になっております。
もちろん、まずは『胃カメラ』による診断を、勧められていましたが、過去の苦~い思い出により、ずっと態度を保留しておりました。処方していただいた『おクスリ』を、まじめにきちんと毎食後に服用するようになってからは、かなり症状としては落ち着きましたが、完全に『不快感』は消えません。
『ウトウト眠っている間に、終わりますよ!』と、やさしく説明してくださる、私よりもかなり若い女性の先生の前で、『胃カメラはイヤじゃ!』と、駄々をこね、デパートのおもちゃ売場の子供のような態度をとり続けるのも、いかがなものかと…。さすがに50歳をとうに過ぎた、オジサンの態度ではないよなあ…と、思い直し、来月、人生2度目の『胃カメラ』にチャレンジしてきます!
また詳細な『胃カメラ』体験記は、来月のこのコーナーにて、ご報告させていただきますね(笑)
6月 わずか、1か月で決める?
さあ『GW』も終わり、スッキリしない『梅雨』と、それに続いて今年も『酷暑』が予想されている『夏本番』が、近づいてまいりました。まだ5月だというのに、30°C近くまで、日中の気温が上昇したかと思えば、朝方には、肌寒く感じたり…と、『気温差』が激しい『春』だったような気がします。ちょうどいい時期って、昔はもう少しあったような…。温暖化のせいなのか、自分のカラダが、齢をとったせいなのか、おそらく両方なのでしょうが、体調をキープするだけで精一杯。あなたはいかがでしたか?『夏』に向けて、少し『体力』をつけなければいけませんね。私の場合、『暴飲暴食』を控え、『腹八分目』にすることが、まずスタートのような気がします(笑)。
さて、最近は『退職代行』を行う業者さんが、盛況だそうです。幸い当院では、本人ではなく、そのような業者さんから『退職します!』といった、ご連絡を受けたことは、いままでありません。わずか1か月ほどで、『退職』を決意されるのは、思っていた内容と違うからでしょう。本当に『ブラック』な職場で、就職前に聞いていた状況と違う…、あまりに条件が悪い…等々なら、こういったサービスを利用するのも『あり』かもしれませんね。ただ何となく『仕事が自分に合ってない』『上司や同僚と合わない』で、退職するのは、もったいない気がします。いまは『求職者』が『職場』を選べる状況なので、『転職』が簡単です。当院も『ブラックな職場』にならないように、スタッフを大事にしたい…と思っています。
さて、海の向こうは連日、ホームランを打っただの、豪邸を購入しただの、信頼していた通訳が、自分の銀行口座から、知らないうちに、すごい金額を横領したにも関わらず、まるで何事もなかったように、大谷翔平選手は、新しいチームで活躍しています。すごいメンタリティですよね。まあ、今の日本で、最も平和で、誰にでも受け入れられる『ニュース』であることは間違いありません。
でも、もうそろそろ、ほっといてあげればいいのに…と思うのは、私だけでしょうか?彼は純粋に、野球が上手くなりたくてやっている感じ(お金には興味がない)がしますし、自分の力が、メジャーでどれだけ通用するのか?メジャーという舞台で、160kmを超えるボールを、ホームランにするには、どうしたらいいのか?そんなことばかり、一日中、考えている『ヒト』だと思います。奥さんや、ワンチャンという家族も増えたことだし、ほんとそっとしておいてあげてほしい。TVで試合中に応援するだけでいいじゃない。試合が終わったら、プライベートなことは、ほっといてあげましょうよ。まあ、無理なんでしょうけど。
前回、ホームで勝って!とお願いしたら、ついに勝ちました!われらが徳島ヴォルティス。5/24現在、降格圏を脱し、15位まで上がってきました。ここ最近の5試合は、3勝1分1敗と、イイ感じになってきております。ここからが今シーズンの本当の勝負でしょう。まだリーグ戦が、22試合も残っています。勝点を少しずつでも積み上げていって、プレーオフ圏内の6位くらいまでいければ、今年は大満足。ただし、暫定監督から、正式に新監督になった増田監督が、いったいどのようなビジョンや戦術をもって、サッカーをしていくのか?そこらへんは、試合後のインタビューを読む限りでは、全く不明です。個人のアイデアと、技量に頼るのではなく、『徳島のサッカーって、こうだよね』と、ユースやジュニアユース世代から、同じビジョンを持つクラブになってほしいものです。
5月 22周年!
開花の遅かったサクラも散って、新緑の季節となりました。新年度も1か月過ぎ、ぼちぼち新しい環境にも慣れてきて、自分の『ペース』ができてくるころですよね。私の場合、この春には、大きな仕事上の環境の変化もなく、今までと変わらずに同じペースで、診療しております。『人事異動』や『転勤』のある職場の方は、否応なく、環境の変化に対応しないといけないので、その『ストレス』たるや、大変なものだろうと想像します。でも、人間は『変化』に適応できる『生き物』。『何とかなるサ!』と、できるだけ気持ちを楽に『変化のストレス』を、無事に乗り切ってくださいね。
さて、2024年4月で『大杉歯科診療所』は、開院『22周年』を迎えることができました。2002年の開業当初から、通ってくださる患者さま、令和になってから通ってくださる患者さま、つい先日から通い始めた患者さま…いろんな患者さまに支えられて、今の『大杉歯科診療所』があります。もちろん、歴代スタッフや家族のサポート、歯科技工所の技工士さんや、出入りの歯科材料店の営業マン、経営をサポートしてくださる会計事務所...等々、当院に関わってくださるすべてのみなさんのおかげで、歯科医業を続けていくことができています。だいぶカラダの方が、ガタがきているので、あと何年、歯科医師としてバリバリできるかわかりませんが、精一杯、頑張るつもりです。今後ともよろしくお願いいたします。
さて、前回、監督解任もやむなし!とここで書いておりましたが、まさに『徳島ヴォルティス』にとっては、激震の1か月間でしたね!成績不振により、監督&強化本部長を解任したら、監督と縁の深い選手が突如引退宣言、さらに監督批判ととられかねないメッセージをSNSに上げ、ベンチ外が続いていた有力選手の契約を解除…いやあ、もうびっくりです。監督解任後の4月の成績は、4/27現在、4試合で1勝2敗1分となっております。リーグ戦の順位は20チーム中19位で、J3降格圏にどっぷり浸かっています。
いったいどうなんですかね、チームの雰囲気は。監督が代わり、戦術も変わり、レギュラー選手も変わり…。こんな状況なら、おそらく『勝利』することが、何よりの『劇薬』でしょう。まだまだ今シーズンは、3分の2以上残っていますので、(4/27現在リーグ戦38試合中、11試合を消化済)ここからの巻き返しは、十分に可能で、優勝やJ1に自動昇格の2位は、厳しいかもしれませんが、まだまだJ1昇格プレーオフ圏内の、3位から6位を目指すことはできるはず。
吉田監督が解任されて、約1か月経ちますが、いまだに暫定監督が、指揮を執り、新監督は決まっていません。新監督候補の名前や話題、ウワサすら上がってきません。誰も監督を引き受けてくれない…のが実情なのでしょうか?どういったチームを目指すのか?スペイン人のリカルド・ロドリゲス監督から始まった、『徳島ヴォルティスって、こういうサッカーだよね!』というのが、できつつあったのに、そのサッカーが、ここ1~2年で簡単に崩れていってる気がします。
サッカーだけじゃなく、何事でも、組織をいい方向に持っていきたいときに、ひとつひとつ積み上げていくのは、大変で時間もかかり、難しいことですが、崩れていくときは、ほんと早いですよね。いまだ、ホームのポカスタで勝っていない『ヴォルティス』お願いやけん、ホームで勝って!
4月 4分の1、終了!!
2024年も始まって、はや3か月が経過し、4分の1が終わりました。『能登地震』から始まった、今年ですが、この3か月間、あなたはいかがでしたか?師走の半ばから、『カゼ気味』でその後、『咳喘息』のような症状が1か月ほど続き、ようやく落ち着いたと思ったら、3月には、左目が『結膜炎』になりました。10年前には考えられないほどの、『カラダの弱さ』を痛感した、この3か月。早くヒートテックから解放されたいものです。
さて、先日のお休みを利用して『大崎上島&大三島』へ行ってきました。どこかわかります?そう、瀬戸内海に浮かぶ島々です。事前の計画では、今治からフェリーで、『大崎上島』に上陸する予定でしたが、なんと強風でフェリーが、終日欠航!さらに瀬戸大橋も、通行止め!あわてて別のルートを探し、一旦、しまなみ海道を、クルマで尾道まで渡り、本州側の広島県竹原港まで移動。竹原港から『大崎上島』までのフェリーは、朝から平常通り運行とのことで、無事に『大崎上島』へ上陸。島の不便さを、改めて実感しましたが、のんびりとフェリーの旅もでき、宿をキャンセルすることなく、温泉も楽しむことができました。翌朝も、フェリーに乗って『大三島』へ。由緒ある『大山祇神社』を参拝し、お昼には海の幸を堪能し、『伯方の塩』の工場で、塩ソフトクリームを食べて、帰ってきました。お腹いっぱいの旅でした。
さて、Jリーグも開幕して1か月あまり。われらが徳島ヴォルティスですが、3/23現在、リーグ戦を5試合戦って、1勝4敗。20チーム中19位。カップ戦も含めると、6試合で1勝5敗と、何一ついいニュースがありません。カップ戦にいたっては、格下J3の『AC長野パルセイロ』を相手に1-5で完敗。さすがにここまで勝てないと、『監督解任!』の話題が上るのは、プロチームとして当たり前でしょう。勝てなくなると、チームの雰囲気は、あまりよくないのは、想像できますよね。
いったいチームとして、どういうサッカーがしたいのか?『スペインサッカー』のように、パスをつないで、ボールを保持して、相手を崩して、ゴールに繋げていくサッカーを目指していたはず。それ故、スペイン出身の監督が、3人も続いたわけです。昨シーズン、降格の危機から、J2に残留したのは、現在の吉田監督の力も、少しはあるかもしれません。ですが、選手と監督、フロントの目指す、やりたいサッカーがバラバラでは、勝てませんよね。あと数試合で、結果が出なければ、おそらく監督交代でしょう。いったいチームフロントは、毎年、監督を途中で変えて、何がやりたいのでしょう?こんな状況のままでは、『J1昇格!』なんて、夢のまた夢、今シーズンこそ『J3に降格』するかもしれません。もし『J3』に降格すれば、ますます有望な選手は、別のチームに移籍していきますし、戦力UPに繋がる、新たな選手をスカウトしても、こんな魅力のないチームには、加入してくれないでしょう。相当の戦力ダウンは、火を見るより明らか。おそらくJ2の舞台に、再び戻ることさえ難しくなるでしょう。
とまあ、知ったようなことを、いろいろ書いていますが、点は取れているのに、『逆転負け』が非常に多い、今シーズンの序盤。一日も早く、チームの雰囲気が改善され、チームとしてまとまり、歯車がかみ合って、上昇ムードになることを望んでやみません。ホームで勝って!お願い!
3月 寒い2月は、どこへ行った?
一年で、最も寒いはずの『2月』ですが、『20℃』を超える日がありましたよね。そうかと思えば、最高気温が、『一桁』の極寒の日もあり、体調の管理が、本当に難しい1か月でした。『スギ花粉』の飛散も始まりましたよね。あなたは、体調はいかがでしょうか?スキー場では雪不足のため、オープンできないスキ一場が、早々に今シーズンの営業を終了したりと、例年とは違い、過去のデータが、当てはまらないようになってきました。先日、耳にした長期予報では、今年の夏も『猛暑』が予想されているそうです。地球規模の気候変動は、もうどうしようもないのかもしれませんね。
さて、先日のお休みを利用して、『京都』へ行ってきました。いつもは『日帰り』で、用事だけ済まして、とんぼ返りなのですが、今回は1泊の予定で。京都市内で学生をしている、息子の部屋へ荷物を届け、その後、『就活』に必要なモノを、一緒に選んだりしました。しかし、京都の街中は、TV等で報道されているように、外国人観光客の方々であふれておりました。私が京都に暮らしていた30年前とは、ケタ違いに増えている感じでした。洛中をウロウロする中、私が大学を卒業し、初めて『勤務医』としてお世話になった、四条河原町の高島屋の中で、開業されている診療所へ、ご挨拶に。突然の訪問にもかかわらず、ほんの少し髪の薄くなった院長先生は、変わらずの優しい笑顔で、迎えて下さいました。
私がお世話になっていた当時の診療所は、高島屋の6階でしたが、最近、4階に移転し『リニューアル』されており、当時の『面影』は全くなかったのですが、百貨店の売場の隅にあるという、独特の立地や環境は、懐かしい感じでした。もちろん、当時一緒に働いていたスタッフさんは、いませんでしたが、通勤で毎日、歩いた地下道などは、ほぼ当時のままで、30年前を思い出しました。
院長先生は、私よりも、もちろん年配ですが、『最新の技術』を取り入れた、新しい診療所で、私がお邪魔したときには、診療室の裏側で、専任の女性の歯科技工士さんが、従来の『手作業』ではなく『スキャンした患者さんの歯の画像』のモニター画面を見ながら、マウスでクリックして、患者さんの新しい歯の形態を製作し、そのデータを基に、横に置いてある『3Dプリンターのようなマシン』が、歯を造っていました。このような職場で、いくつになられても、『エネルギッシュ』にお仕事されている様子がうかがえました。最近、『新しいモノ』に対する、『好奇心』が少なくなってきた自分にとっては、とても刺激を受けた訪問となりました。
さて、今年もJリーグが開幕しました。毎年、春にシーズンが始まりますが、2026年からは、ヨーロッパ各国のリーグに合わせ、秋にシーズンが開幕し、翌年の夏前に終了するようです。雪国のチームからは、雪の影響による、練習環境の違いや、観客動員数の減少など、ネガティブな意見も出たようですが、まずは世界的なスケジュールに合わせていく…ということで、方向性が決まりました。真夏の試合は、ナイトゲームでも、30℃以上になることもあり、消耗も激しく、プレーする選手にとっては、朗報ではないかと思います。われらが徳島ヴォルティスも、そのころにはJ1でリーグ戦を戦っていると、うれしいのですが、先日の1-5と、完敗したホーム開幕戦を観る限り、難しそうです。大きな戦力補強もなく、話題に乏しい今シーズン。J3降格だけは、避けてほしいものです。
2月 2024年は、いかに!
さて、2024年(令和6年・辰年)が始まりました。辰年は、株価の上昇が期待でき、景気がよくなると言われているそうです。『日経平均株価』の方は、新年早々から、バブル崩壊後の最高値を、更新したそうですが、『株式』や『株券』というものに、何の接点もない私にとっては、『そーなんや』という程度です。ですが、景気が良くなるのは、イイことですよね。元日から『大きな地震』があり、いまだに被災地域では、不自由な生活が続いていることと思います。一日でも早く、日常が戻りますように。今年は、もうこれ以上の『悪いニュース』が、起こらないことを願うばかりです。
始まったばかりの2024年ですが、今年最大のスポーツイベントといえば、パリオリンピック&パラリンピックでしょうか。これから国内の代表選考の大会などが、どんどん開催され、日本代表選手が、続々と決まっていくことでしょう。また『参加枠』や『人数』が限られた種目では、すでに予選等が始まっていますよね。昨年、自力でオリンピック出場を決めた『バスケットボール男子』などは、みなさんもよくご存知のことと思います。アスリートにとっては、本当に大事な勝負の年。特にマイナーな競技が放送されるのはオリンピックくらい。そこでの活躍は、競技人口の拡大や、アスリート本人の人生をも左右しますよね。ぜひ、普段注目が低い競技の選手こそ、悔いのない『パフォーマンス』をしてほしいものです。
さて、『徳島』が誇るプロスポーツといえば、(あくまで私の場合)そうです『徳島ヴォルティス』。現在、2次キャンプ地の宮崎で、奮闘中!2月25日(日)に迫ったJ2開幕に向けて練習しております。昨シーズンの途中から指揮を執り、何とかJ3降格を免れ、J2残留へと導いた吉田監督の元、今年こそは、シーズンを通して上位で過ごし、あわよくば2位以内で自動昇格。最低でも、昇格プレーオフ圏内の6位に残って、最後の最後まで、ドキドキわくわくさせてほしいものです。目新しい新戦力の加入は、残念ながらありません。しかし、言い換えれば昨年からの戦力の多くが残留し、そのまま継続的に、今シーズンを迎えることができるのは、戦術やコンビネーションを深めるには、いいことだと思いたいです。昨シーズンのことは忘れて開幕から好スタートをきってほしいものです。
もうひとつ、徳島の明るいプロスポーツの話題と言えば、ご存知『ガンバロウズ徳島』。プロバスケットリーグB3(3部)に所属する『ガンバロウズ徳島』は、B3参入1年目ですが、1月25日現在18チーム中なんと『5位』と、好位置につけております。シーズン終了後、上位8チームによる昇格プレーオフトーナメント圏内であり、そこで上位2チームに入れば、1年で『B2昇格!』も夢ではありません。万年J2の徳島ヴォルティスとはえらい違い(J1に上がってもすぐに落ちてくる)。このままでは、子供たちの世代で、バスケ人口の方が、サッカーを上回ってくるかもしれません。
『野球』の人気に陰りがみえ、『競技人口』が激減しているのは、みなさんご存知でしょう。それを憂い、大谷選手は『グローブ』を子供たちにプレゼントしたのだと思います。昔はプロスポーツと言えば『野球』でしたから。でも今ではいろんなジャンルがあり、日本人でも世界に通用するアスリートが、続々と出てきていますよね。どんな競技でも、世界大会での日本人の活躍する姿には、勇気をもらいますし、全く知らない選手にも、つい力が入りますよね。同じ日本人というだけなのですが。
1月 2023年を振り返る!
12月に『20°C越え』の日が来た!と思えば、猛烈な『寒波』がやってきて、気温差のアップダウンが激しい毎日が続きますが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか?案の定、私自身体調を崩してしまい、鼻声で師走の診療を続けております。まだまだ『冬』は始まったばかり、お気をつけくださいね。
さて、私的に、いろいろあった『2023年』を振り返ってみたいと思います。まずは1月。人生初のコロナ感染。経験したことのない『ノドの痛み』を感じ、病院へ。判定は『コロナ陽性』。開業以来、初めての『自己都合』による1週間の『休診』。ご予約済の患者さまには大変、ご迷惑をおかけしました。2月は、おとなしくやり過ごす。3月、当院でも『オンライン資格確認端末』が設置され、『オンライン資格確認』がスタート。スタッフ1名が退職。4月、開院21周年。奈良・京都へお出かけ。5月、GWもおとなしく過ごす。6月、数年ぶりに『ライブ』での勉強会&懇親会を開催。7月、インスタグラムを始める。8月、またまたスタッフ1名退職。9月、『夏カゼ』で1週間ほど『体調不良』。新しいスタッフ1名が入職。10月、結婚25周年を迎える。11月、さらに新しいスタッフ1名が入職。人生初の『お伊勢参り』に行って『赤福』を食べて、55歳になる。12月、中旬より体調を崩し、クリスマスまで続く。こうして振り返ると、年に3回(1・9・12月)も1週間程度の『体調不良』を起こしています。
まさか、年に3度も『体調不良』になるとは、若い時には考えられませんでした。年に2~3回『腰痛』になることはありましたが、これまで『発熱』するのは、1年に1回程度でした。本当に、『医療従事者』の端くれとして、いただけません。お恥ずかしい限りです。9月の『夏カゼ』の時には、患者さまからの温かい『お見舞いの声』や、『お薬』まで、たくさんいただきました。本来、カラダの不調を改善させることを職業(歯科医師)にするモノが、こんなことでは、患者さまとの『信頼関係』なんて、得られるはずもありません。『医者の不養生』とは、よく言ったものです。今年、最も反省しなきゃいけない点です。
決して若い時ほど、『暴飲暴食』しているわけではないですし、夜も日付が変わるまでには、ほぼ眠っていますし、『暑さ・寒さ』の厳しい屋外での仕事ではなく、空調の効いた部屋で、一日中仕事しているわけなので、『環境』のせいでもないし…考えられるのは、『年齢』による『体力・抵抗力・免疫力』の低下と、ここ数年間のコロナ禍以降の、アフターコロナに流行するウイルスの変化に、対応できていないせいでしょうか?今年は、変な時期から、インフルエンザも流行っていますよね。この冬、受験生や、高齢者が身近にいるご家庭は、まだまだ気が抜けず、大変でしょう。
常に『仕事で100%のパフォーマンスができる』ように、普段から体調を整える。飲み過ぎない。数か月も前から『お約束』をいただいている患者さまに、ご迷惑のかからないように、気を引き締めて、毎日を過ごす。こんな当たり前のことを、『2024年の目標』にしてみたいと思います。
相変わらず2023年も、スタッフが入れ替わったり、体調の悪い院長が診察したりと、バタバタしてしまいましたが、どうか2024年も、『大杉歯科診療所』を、何卒、よろしくお願いいたします。
12月 秋は 短いね!
11月も終盤となり、今年もあと1か月余り。そろそろみなさん『年末モード』でしょうか?急激に冷え込んだり、晴天で小春日和となり、日中は、『薄着』でもいけそうな気温が続いたり、本当に激しい『気温差』のアップダウンに苦労しております。みなさまも『体調管理』には、十分にお気を付けくださいね。
さて、あっという間の2023年でしたが、今年の流行語は『増税メガネ』でしょうか?それとも阪神優勝の『ARE』でしょうか?またまた『藤井八冠』でしょうかね。ぜひとも、明るいニュースで締めくくりたいものです。皆さん、今年はいかがでしたか?新型コロナが5類となり、マスク生活にも終わりがみえて、生活や行動は、コロナ前のように戻りましたか?
この3年間で変わったもの、失ったものもたくさんありますよね。私自身はこの3年で大きく感じたのは『老い』でしょうか。先日55歳になりましたが、やはりカラダは正直なもので、あらゆる機能が低下していくのを実感します。抗いたい気持ちはあるのですが、今度は気持ちが追いついていかない…『老い』を上手に受け入れて、身の程を知ることが、ストレスなく生きていくためには必要なのでしょう。
いつまでも30代や40代のようにエネルギッシュにはいかないなぁ…ヒシヒシと感じています。同世代でも、若くて元気ハツラツしている方を見ていると、スゴイ!と素直に感心してしまいます。見習いたいものですが、つい楽な方、楽な方へ、流される自分がいます。
ヒトって、どうしてこうも安易な方へ、流されてしまうのでしょう?中には強い意思とともに、人生の目標に向かって、歩んでおられる方も、いらっしゃると思うのですが。私にはとても無理かもしれません。何かにつけて、酒は飲もうとするし、冷蔵庫のスイーツは、ヒトの分まで、勝手に食べようとするし、この『食欲』には、勝てそうにありません。
『腹八分目』がカラダにイイことは、わかってはいるのですが…。ついつい『お腹いっぱい』になるまで、食べちゃいます。子供のころに、毎日のように感じていた『空腹感』という感覚を、いまの大人(中年)になって、補っているのでしょうか。決して、子供の頃に、親から食べさせてもらっていない訳ではないのですが。
いまだに、これだけ食べていれば、痩せるはずもありません。コロナ禍で、会合の機会がめっきりなくなり、スーツをずっと着ないままに過ごしたここ数年。そろそろ復活してきている、各種の会合や勉強会に着ていくために、数年ぶりに手持ちのスーツを着てみたら、みごとに、スラックスのウエストが、アウト!状態でした。ギリギリ入るのは、アジャスター付きのズボンだけ…(トホホ)。しばらくは毎回、同じスーツで出掛けることになりそうです。
適度な運動、適度な食生活、言うのは簡単ですが、難しいですよね。ですが、来年こそは生活を見直し、着れなくなったスーツが、着れるように努力したいと思います。その前に何か目標を見つけなきゃいけませんね。この先、開催されるかもしれない同窓会(昔はとてもスリムでした)で、変わらないね!と言われたい…とか、同世代の芸能人のように、『シュッとした体型』になりたい…とか。シニアサッカーの試合で、フルタイム(前後半20分の計40分)走れるようになりたい…とか(今なら10分程度でギブアップ)。
あと残りの1か月で、目標設定をしたいと思います。毎年、この時期に同じようなことを言っている気もしますが、来年もお付き合いの程、よろしくお願いいたします。
11月 秋は短め?
10月半ばまで、日中はエアコンの『冷房』を使用しておりましたが、ようやくエアコンのリモコンのスイッチを、ONにすることがなくなりました。でもあと数週間で、今度は『暖房』のスイッチを、ONにする必要があるかもしれませんね。みなさんは短くなった秋を、満喫しておられますか?お出かけするには、ちょうどいい時期。コロナ明けで、外出も増えると思いますが、もうすでに『インフルエンザ』が流行しており、そちらにも警戒が必要です。お出かけして帰宅されたときの『うがい』『手洗い』の習慣は、まだまだ続けた方が良さそうです。
さて、プロ野球では『阪神』と『オリックス』の日本シリーズが始まります。『関西対決』となった今年。人気の面では、『阪神』が圧倒的に有利でしょうが、『オリックス』の投打の総合力は、やはりすごいので、見ごたえのある、いい勝負が繰り広げられることでしょう。私的には、どちらかといえば、阪神ファンですが、オリックスには、徳島県出身の杉本選手がいるので、オリックスにも頑張ってほしいです。
一般的には、プロ野球人気には陰りがみえて、野球人口も減少傾向…という報道が、よくなされていますが、それは多様化がすすむ、今の世の中においては、避けられないこと。『阪神』と『オリックス』の選手たちには、ぜひとも『野球少年』が憧れる、スーパープレーを、期待したいものです。
プロ野球の話題に続いては、サッカーの話。
日本代表は、W杯以降、連戦連勝で、森保監督の株が上がりっぱなしですが、わが街のチームの『徳島ヴォルティス』はどうか?監督が代わり、少し調子が上がったか…に見えましたが、9月以降、10月27日までの7試合、2勝3敗3分の結果で、22チーム中現在16位と、いまいち波に乗れていません。J3に自動降格する下位2チームとの勝差は、わずかに『5』。しかもこの期間、ホームでは1勝3敗と、本来有利なはずのホームスタジアムで、勝ててない。リーグ戦も残り3試合となりましたが、もし下位のチームが勝利を続け、ヴォルティスが連敗すれば、J3に降格する可能性も十分に考えられます。
まぁホームで勝てないのは、以前からですが、ホームでこそ勝たないと、サポーターが『スタジアムまで、足を運んで応援に行こう!』という気にはなりません。実は私もその一人。残りの3試合のうち、アウェイが2試合あり、アウェイでは9月以降の3試合、なぜか負けていない(1勝2分)ので、そのジンクスに期待して、何とか『J2残留』という『最低限の結果』を残してほしいものです。
さて、明るい話題の乏しかった2023年も、あと2か月となりました。みなさん、今年はいかがでしたか?私にとっては、試練の年になりました。スタッフが退職し、なかなか補充できず、求人を募集しても、応募すらない日々が続きました。ようやくこの秋から、一人、二人とスタッフを確保するメドが立ち、急患に対応したり、希望される日時にアポイントがとりやすくなり、何とか患者さまに、ご迷惑をかけることがないような体制が、整いつつあります。
長かったコロナの影響も、少しずつ回復しているように思います。これからも患者さまが笑顔で来院されるクリニックを目指し、日々スタッフとともに精進してまいります。先月、この『スマイル』に同封しました来年のカレンダーには、素敵な予定がいっぱい書き込めるようになれば幸いです。来年もよろしくお願いいたします。
10月 もうすぐ夏が終わり、またすぐ冬がやって来る?
いつまでたっても『暑い!』という『ワード』が、口をついて出てきますよね。日本には『四季』があったはずですが、このままなら『暑い』と『寒い』の『二季』になりそうな感じですね。みなさん、体調はいかがでしょうか?
『酷暑』の疲れがでたせいでしょうか、私は9月に入り、すぐに『夏風邪』で体調不良となり、『微熱』が10日間ほど続きました。何とか『解熱薬』で抑えつつ、お仕事を続けさせていただきました。その間『鼻声』で診療していると、診療を終えたある患者さまが、わざわざ『トローチとドリンク剤』をもって、再訪してくださり、手渡してくださいました。涙がでるほど『感激』しました。温かいそのお気持ちだけで、すこし元気になりました。
さらにスタッフも体調不良の時があり、『一人』で『受付・診療・会計等』をしていた際には、来院されたすべての患者さまから、帰り際に『先生も、お大事に!』と、お言葉をいただき、『嗚呼、当院の患者さまは、なんて気持ちの優しい方ばかりなんだ!』と、再認識できました。この体調不良の間に、来院して下さった患者さま、本当に『ご迷惑』と『ご心配』をおかけしました。おかげさまで、現在、完全復活しております。数年前ならこんなに長引きませんでしたが、これも『年齢』のせいでしょう(笑)。
さて、阪神が18年ぶりにリーグ優勝。続いて、オリックスが3連覇。と『関西』は盛り上がっている最中ですが、おらが街、『徳島』には、プロサッカーJ2の『徳島ヴォルティス』。四国アイランドリーグのプロ野球『徳島インディゴソックス』。プロバスケットBリーグB3の『徳島ガンバロウズ』と、プロチームが揃いました。どのチームにも頑張ってほしいのですが、私的にもっとも気になるのはやはり『徳島ヴォルティス』です。8月に突如、監督の交代という『劇薬』を処方したヴォルティス。あわやJ3に降格する順位でしたから、当然といえば当然ですが、もう少し早く『交代カード』が切れなかったのか?と外から見ていて思いました。いろいろチーム事情があるのでしょう。吉田新監督に代わってからは、4試合2勝2分。と勝点を積み重ね、現在J2の22チーム中14位まで順位を上げて、降格圏からはひとまず脱却。残り7試合となったリーグ戦、6位までのJ1昇格プレーオフも正直、難しいでしょうが、ひとつでも順位を上げて、来シーズンにつなげてほしいものです。
いまひとつ話題になりませんが『徳島インディゴソックス』は、今シーズン、『年間優勝!』という成績を残しています。もっと『人気』が出てもいいのですが、こればかりは『野球人気・野球人口』に、陰りが見えてきているのかなぁ…と思います。
さてこの10月からプロバスケットリーグB3(3部)に新規参入する『徳島ガンバロウズ』。バスケは、先日のワールドカップで盛り上がったので、このままバスケに魅力を感じた『ファン』を、徳島の『ファン』にできるのか?バスケ人口は一定数あるので、バスケをやっている『子供たち』や『中高生たち』に愛される存在になるのか?楽しみです。Jリーグからは三笘選手、プロ野球からは大谷選手、NBAには八村選手など、日本人プレーヤーが、世界的な活躍を見せていますよね。ガンバロウズが徳島に根付き、世界的なバスケットプレーヤーが育ってくれることを願います。
9月 この夏は、何してた?
お盆も終わり、少しは朝晩の風が涼しくなる…と思いきや、いまだに『猛暑』が続き、寝ても寝ても疲れが抜けない(年齢のせい?)と、感じる今日この頃ですが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?コロナによる規制がなくなり、従来のような開催ができる…と喜んでいた今年の『阿波踊り』でしたが、踊り子さんや関係者の期待通りにはいきませんでしたね。台風の接近による影響が、予想されるにもかかわらず、『阿波踊り』を強行開催し、賛否両論、世間からの注目を、再び浴びることになりましたが、来年こそは、4日間、無事に開催されることを祈るばかりです。
さて、みなさんはこの夏、どこかへお出かけされましたか?私は徳島県内から一歩も出ることなく過ごしております。子供が小さかったころは、何とか『夏の思い出』を作ってあげなきゃ…と出かけたこともありましたが、今じゃその子供たちも、友人たちと出掛けることが多くなり、親の出番は少なくなりました。この夏は、お盆前に生後1か月の保護猫ちゃんが、我が家にやってきました。先住猫と合わせて2匹となり、すっかり『ネコ中心』の生活となっております。家の中は『ネコグッズ』であふれ、リビングには『キャットタワー』と大きな『ゲージ』が置いてあり、小さなリビングが、ますます狭くなっております。2匹とも私には、まったくなついてはくれませんが、カワイイので、まあ良しとしましょう。
さて、前回からの1か月、『スポーツイベント』が盛りだくさんでしたね。先月、こちらでご紹介した『なでしこジャパン』。『あと1点』『あのゴール』を決めていれば…という展開で、今回のワールドカップでは、準々決勝で敗退となりました。予選リーグでは、結果的に優勝したスペインに、4-0で快勝し、一気に期待が高まりました。危なげなく予選を通過し、決勝トーナメントでもノルウェーを破り、これは決勝まで行けるかも…と思いましたが、準々決勝で、優勝候補アメリカをPKで下し、勢いに乗るスウェーデンに惜しくも、あと一歩というところで敗戦。ですが、ワールドカップで初優勝したときのような『スピード』と『パスサッカー』で、体格に勝る相手国を翻弄する、なでしこのサッカーは、十分に世界に通用するでしょう。パリ五輪が楽しみになってきました。今度はちゃんと地上波で放送してほしいものです。
続いては、夏の甲子園。徳島県代表は、伝統校の徳島商業。エースの森君が、県予選から、すべて投げ切るという、『昭和の高校野球』のような試合展開でした。複数のピッチャーを擁し、継投していくのが主流になってきた最近の高校野球で、一人で投げ切る『体力』と『気力』には、本当に恐れ入ります。ゲームを背負うプレッシャーは、半端ないでしょう。酷暑の中の試合、坊主頭ではない髪型や、慶応の応援団に注目が集まった大会でしたが、高校球児にとって『甲子園』はやはり、代えがたいものなのでしょう。ドーム球場での開催や、暑い日中を避けるなど、あちこちから意見がでておりますが、当の高校球児の『気持ち』が、最も大事なのではないでしょうか?『感動の押し売り』には困ってしまいますが、マスコミが主催し、NHKが全国中継を続ける限り、このコンテンツは、大きな改革もなく、続いていくものと思います。甲子園が使えず、本拠地での試合ができないのに、阪神タイガースの調子が良かったのが不思議です。今年は『阪神のリーグ優勝』で間違いないでしょう!
続いてはバスケットの話題です。現在、バスケットのワールドカップが開催中です。われらが日本代表も出場しております。日本国内では国内のプロバスケットリーグ『Bリーグ』も、じわじわと人気が出てきておりますが、それもそのはず。子供たちの競技人口は、野球・サッカーについで第3位。しかも、現在、活躍している選手たちは、あの伝説的なバスケットマンガ『スラムダンク世代』です。しかも昨年末より映画化された『ザ・ファースト・スラムダンク』も大ヒットし、これからはバスケの時代かもしれません。バスケの本場、アメリカのNBAに所属する八村選手は、NBAのチーム活動を優先し、今回の日本代表には参加していませんが、それでも、お隣、香川県出身でNBAのチームで活躍中の渡邊選手や、千葉ジェッツの司令塔、富樫選手など、一流のプレーヤーばかり。そんな日本代表12名の中に、徳島県出身の選手が、なんと2人も。シーホース三河所属で海陽町出身の西田選手と、滋賀レイクス所属で徳島市出身の川真田選手。どちらもベンチスタートが多いですが、イイ仕事をしてくれます。先日の大逆転劇で歴史的勝利をあげたフィンランド戦では、これからの日本を背負っていく2人の若者、河村選手と富永選手が大活躍しました。上背のない日本チームは、3Pシュートが生命線。何とか世界ランク3位のオーストラリアにも善戦して、アジア1位を確保し、来年のパリ五輪への出場を手にしてほしいものです。
バスケの次はラグビーのワールドカップ。今回はグループリーグで苦戦が予想されます。同じグループのイングランド、アルゼンチンという強豪国と対戦する予定ですが、チリとサモアに対しては、互角の戦いができるはずです。前回のワールドカップでの盛り上がりを再現できるのか、ラグビー人気に、再び火をつけることができるのか、注目です。個人的にこの夏の『MVP』は、世界陸上の女子やり投げで『金メダル』を獲得した、北口榛花選手に差し上げたい。まさにあっぱれです!
8月 備えさえあれば…!
梅雨も明けて、まさに『猛暑の日』が続いておりますが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?九州や東北での、大雨の被害の映像を見ていると、本当に怖いですよね。10年ほど前、自宅の前が台風の際に、浸水し、クルマが『廃車』になった経験があります。その時は、 台風、大潮、満潮が重なり、自宅前が浸水したのですが、床上までには至らず、自宅には幸い大きな被害は免れました。しかし、クルマのフロアマットは水浸しで、修理して乗り続けても、サビや匂いで、今までのようには乗れない…と、いつもお世話になっている、クルマ屋さんに言われ、泣く泣く『買い替え』となりました。それ以降、大雨による浸水が予想されるときは、駅前の立体駐車場や、診療所に、クルマをわざわざ置きにいくようにしています。
また昨年の台風のときに、数時間ですが、わが家は停電となり、トイレが使えなくなって難儀しました。先日、大雨のニュースをみて、そのことを思い出し、慌てて『15年間保管可能な100回分の非常用トイレ(7260円)』を、アマゾンで注文しました。トイレだけは、ほんとガマンできませんから。みなさんは『防災グッズ』を、何か準備されていますか?地震・台風などの被害が、毎年のようにやってくる、災害大国であるニッポン。『南海地震も、必ず起こる!!』と言われています。行政機関や、自治体だけに頼るばかりでなく、できることから、小さなことから、ぜひ始めておきませんか。
さて、現在、FIFA女子サッカーのワールドカップ2023がオーストラリア&ニュージーランドで開催されています。もちろん『なでしこジャパン』も出場しています。当時、最強といわれたアメリカとの激闘を制して、世界一になったのは、2011年でした。東日本大震災があり、気持ちが落ち込んでいた日本人に、感動を与えてくれましたよね。その後、数年間は女子サッカーも注目されていましたが、どんどん人気は下降線。そして今回のワールドカップへの注目度といえば、本当に低く、男子の日本代表とは、比べ物にならないくらいです。レベルの高い、アメリカやヨーロッパの本当の強豪チームで活躍している選手は、男子にひけをとりません。
今回の『なでしこジャパン』での、注目選手3人をご紹介します。まずは一人目。2011年のW杯優勝メンバーでもあり、チームリーダーでもあるDF熊谷紗希選手。ずっとヨーロッパのリーグで活躍している、まさに精神的支柱です。(男子でいえばカタール大会で日本代表の主将、吉田麻也選手)。二人目は、チームの司令塔、MF長谷川唯選手。現在イングランドの名門マンチェスターシティに所属。日本が誇るテクニシャン。(男子でいえば、日本代表、ガンバ大阪で活躍し、現在ジュビロ磐田の遠藤保仁選手)。三人目は、個人的に、私の『推し』DF清水梨紗選手。まあカワイイんです。以上。
さて、今回のワールドカップでは、『なでしこジャパン』の試合のTV中継が、直前まで決まりませんでした。結局、NHKで放送されることにはなったのですが、男子と違い、『人気のなさ』を、象徴する出来事でした。2011年に世界一になった後には、『なでしこブーム』が起こりましたが、その後、日本の女子のサッカーリーグ(WEリーグ)は、人気を維持することが出来ず、昨シーズンの1試合の平均観客数は1400人という、さみしい結果に。今回のワールドカップで、よい成績を残して、再び日本に、女子サッカーの『熱』をもたらしてほしいものです。
7月 変わっていく モノ !
梅雨のすっきりしないお天気が続いていますが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?天気予報では『線状降水帯』や『酷暑日』など、子供のころには見聞きしなかった『ワード』 が聞こえてきます。数十年前と、確実に地球の環境が変わっているのを、この五十半ばのカラダで感じざるを得ません。暑さ、寒さの『寒暖差』や、冷房による『カラダの冷え』など、十数年前には感じなかった『感覚』で、体調不良を起こすようになりました。受け入れなければいけない『感覚』なのでしょうが、『もう、お前は若くないんだヨ!』と、宣告されたみたいで、イヤになります。けれど若々しい同世代の芸能人や、アスリートをTVなどで拝見すると、 俺ももうひと踏ん張り…と、数時間は思うのですが、すぐにグダグダの自堕落な生活(例:暴飲暴食)に、戻ります。人間、『欲』には勝てませんね。(笑)あの方たちは、すごい『自制心』を持ち、年齢を重ねていらっしゃるのでしょう。ココロから尊敬します。何かを得るためには、やはり何かを犠牲にしなければいけないのでしょう。
さて、中年のカラダや、お天気もそうですが、働くひとの環境やその意識、子育てや教育に関すること、ジェンダーレスや多様性などの個性の重視、お買い物する場所や、その支払いの方法、携帯電話からスマホへ。インターネットの普及によって、ここ数年で、本当に世の中が変わってきましたよね。
最近では『終身雇用』はもはや『死語』になりつつありますし、『転職サイト』や『転職エージェント』のCMがやたらとTVで流れています。『テレワーク』や『ダブルワーク』など、働く場所や働き方も多様化しています。われわれの業界では、テレワークも遠隔治療も難しいですが…。一昔前までは、『職場を転々とする』『転職を繰り返す』という言葉に、良いイメージはなかったですが、いまやキャリアアップし、ステップアップするのがイイ。そんな『働き方』が成功者のイメージでしょうか。仕事のやりがいや、環境、収入も転職に伴いアップすれば、それは理想的でしょう。でもみんながみんな、そんなに上手くいくとは思えません。どんな仕事でも、与えられた仕事を地道に覚え、少しずつ成長し、数年たってようやく一人前。いきなり成果を得られるようにCMやドラマでは描かれますけど、そんなに簡単でしょうか?『働くこと』や『仕事選び』は、昔も今も本質はそんなに変わらないんじゃないかなぁ…と、個人的には思います。昭和ですね(笑)。
イクメンという言葉が生まれ、子育てに積極的に男性も参加する…それはとてもいいことでしょう。私自身、子育てはほぼ奥さんに頼りっぱなしでしたので、いまも感謝しております。子育てや教育は、家族の問題なので、その家庭によりいろんな考えがあってイイと思います。世の中の流れに流されず、ご夫婦でよく話し合って決めればいいこと。他人がとやかく言うことではありません。いろんな考え方や、生き方を認め合う『多様性』の時代。昭和的な感覚はひとまずどこかへ置いといて、他人からとやかく言われることなく、その人らしく生きていければ人生は明るいと言えるでしょう。
なんでもスマホで完結でき、電車に乗るのも、買物するのも、コミュニケーションはもちろん、画像や動画がSNSにより、一瞬で世界に発信できるこの時代。どこまで便利になれば、この進化は止まるのでしょう。LINEで私は止まってますが、これからのAI時代にはついていけそうにありません。
6月 「SDGs」って、どう!
毎日の『感染者数』が発表されなくなり、何となく『コロナ禍前』を取り戻したように思いながら、日々過ごしておりますが、みなさんはいかがでしょうか?GWの行楽地は、コロナ前に戻ったような賑わいが、報道されておりましたが、GW明けに来院された患者さまにお伺いすると、『どこにも行ってない…』という患者さまの方が大多数でした。当院では、コロナ禍前に戻った…といえるほど、全く忙しくはないのですが、みなさんのお仕事ではいかかでしょうか?学校の行事などは、以前のように戻ったようで、ここ3年間ガマンしてきた分、子供達や若者には、いっぱい素敵な『思い出』を作ってほしいものです。
さて、最近『SDGs』(Sustainable Development Goals)という言葉をよく耳にしますよね。直訳すれば、『持続可能な開発目標』ということになります。『持続可能な開発目標』は、2015年9月25日に国連総会で採択された、持続可能な開発のための17の国際目標だそうです。採択されてすでに7年以上経過していますが、この目標が果たして本当に2030年までに達成されるでしょうか?どうみても無理なんじゃない…と思うのは私だけでしょうか。ちょっと昔に流行った『エコロジー』ブームを思い出してしまいます。『エコ』だからという名目で、省エネの電化製品に買い替えを勧めたり、燃費の良い『エコカー』が次々と発表されたり、新たな消費を生み出す(要はお金を使わせる)ためのフレーズでは?
そもそも『持続可能な開発』ってあるのでしょうか?限りある地球の資源を、消費し続けている我々ですが、地球にとって一番の敵は、我々『人類』だと思います。『クリーンなエネルギー』といってもそれを生み出すには、さまざまな資材が必要ですよね。排ガスを出さない電気自動車のバッテリーの電池には『レアメタル』とよばれる貴重な資源が必要で、その資源は、一部の国や地域に偏っていますよね。そこで産出するためのコストや、そこから輸入するコスト、さらに電池にするためには、いろんな設備等が必要とされます。『新しいモノ』を生み出すには、余計に『新たなコスト』が必要なのではないでしょうか?古いものや、今までの技術や製品を、できるだけ長く大切に使い、あまりコストがかからない範囲で改良していく方が、地球にやさしいのでは…と思ってしまいます。
『貧困をなくそう』や『飢餓をゼロに』というような目標には、両手を挙げて賛同できますが、『失われた30年』と呼ばれるこの国で『働きがいも経済成長も』という目標には、『できるんかいな!』というツッコミを入れたくなります。『SDGs』という言葉を聞くたびに、あまり大きなお題目には流されず、自分にできる小さいことから始めればいいんじゃない…と思う、今日この頃です。
さてここからは、徳島ヴォルティスです。4月29日(祝)のアウェイ、ジュビロ磐田戦で、やっと今シーズン初勝利をあげ、そこから4試合負けなしの2勝2敗。ようやくチームが波に乗ったか?と思った矢先、5月21日(日)に0-3で完封負け。続く5月28日(日)には、現在J2首位の町田ゼルビアと対戦します。町田の監督は、昨年まで強豪、青森山田高校を率い、高校サッカー界の名将といわれた黒田監督です。プロチームの監督は初めてのシーズンながら、現在、チームを堂々、首位に導いています。高校生よりも、一癖二癖もあるプロを指導して、すぐに結果を出しているのには、驚かされます。ヴォルティスも苦戦が予想されますが、何とか再び波に乗ってほしいものです。
5月 大人の修学旅行!
花粉に黄砂、pm2.5などこの時期、やっかいなものが、大気中に浮遊しておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?例年より、早めの『お花見』が終わり、次のお楽しみは『GW』ですね。今年は、ここ数年のガマンのせいで、コロナ以前より大移動が予想されております。あなたはどこへお出かけでしょうか?大渋滞に巻き込まれないように、時間をズラすなどの対策をして、イイ思い出を作ってくださいね。
さて、私自身はといえば、『GW』には何の予定もないのですが、先日、『奈良』&『京都』へ行って参りました。『奈良』へ観光なんて、それこそ小学校の『修学旅行』以来でした。『奈良公園』では、鹿と同じくらいの数の外国人の観光客で、あふれておりました。(もちろんみなさんマスクなんて着けてません)『奈良』の街を歩いているヒトの8割は、外国の方でしょうか。インバウンドのパワーってスゴイ。『奈良』では、『東大寺』しか立ち寄れませんでしたが、この年齢になって、見上げる『大仏さま』には、本当に感動してしまいました。昔の人はほんとうにスゴイ!別の日には、母と叔母を引き連れて、『京都』の『仁和寺』&『上賀茂神社』へ。今年はサクラの開花が本当に早く、仁和寺名物、遅咲きの『御室桜』も、ほぼ散っており残念でしたが、少しは親孝行ができたでしょうか。以前には全く興味もなかった神社仏閣。この年齢になると、グッと心に沁みるものがあります。同じ場所でも、若い頃とは違ういい体験ができました。
さあ、ここからはわれらが『徳島ヴォルティス』です。一体、どうしたことか、2月19日の開幕から、はや2か月あまり。リーグ戦10試合を終えて、なんと0勝(5分5敗)。もちろん順位はJ2の最下位です。このままでは、再びの『J1昇格』どころか、『J3に降格』する可能性も出てきました。普通のプロチームなら『監督解任』もしくは、『大型補強』または『フロントスタッフを含めた、強化部の刷新』など、何らかのテコ入れ策があるはずですが、なかなかそういった話も、今のところ出てきません。
新監督のスペイン人、ベニャート・ラバイン監督は、現在、日本代表の期待の若手、久保建英選手が所属し活躍中の、スペインリーグの強豪チーム、『レアル・ソシエダ』の分析部門の出身。『徳島ヴォルティス』は、その『レアル・ソシエダ』と、 昨年12月に『育成業務提携』を結びました。そのため、監督をクビにしたくても、できないのでは…と勘ぐってしまいます。また仮にクビにできたとしても、じゃあ次の監督候補は?こんな地方の田舎の弱小チームに対して、自ら手を挙げてくれる人は、なかなかいないのが現状でしょう。
先日のホームでのV・ファーレン長崎戦も0-4で、いいところなく完封負け。試合後にはサポーター席から、ブーイングが鳴りやまない最悪の状況。そんな中、先日、徳島ヴォルティスの岸田社長も声明を発表し、『可能性がある限りJ1復帰を目指す!』ということですが、そろそろ『3位から6位』が出場できる、『J1昇格プレーオフ圏内』に、目標を切り替えた方がいいかもしれません。
応援する側としては、とにかく1勝!そうすればチームの雰囲気も変わると思いますし、やっているサッカーは決して間違っていないと思います。あとは個々の選手の気持ちの問題と思いますが、残念ながら、チームをまとめ、リーダーシップを発揮する主力・ベテランがいないのかもしれません。
4月 春は 突然に!
3月中旬から、急に季節が進むスピードが、加速しましたね。慌てて『春物』の上着を、引っ張り出したかと思えば、翌日にはまた『冬物』のコートが、必要なほど冷え込んだり、何を着ていくか?本当に迷う時期となりました。でもそろそろ『冬物』を片付けることになりそうです。私も、ぼちぼち『ヒートテック』から『エアリズム』へ変えようと思います。
さて、この春のホットな話題といえば『野球』でしょうか。WBCでの侍ジャパンの劇的な優勝!21世紀枠で春の選抜高校野球に出場した城東高校。どちらもよくやった!侍ジャパンといえば、もちろんこのひと、大谷翔平選手。本場のメジャーリーグでも超一流のプレーヤーですが、人間的にも、本当に素晴らしい!(直接お会いしたことは、もちろんありませんが…)報道される数々のエピソードからも、十分にその人柄は伝わってきますよね。悪く言う人が、本当にいない。孤高のスーパースター、ストイックなイチロー選手とはまた違った、スーパーアスリートでしょうか。『野球』というスポーツが本当に大好きで、プレーしていることが伝わってきます。誰からも愛され、ケガすることなく、このままメジャーで思う存分、『野球』 を楽しんでほしいと思います。いずれ日本のプロ野球に帰ってきてほしい気持ちもありますが、メジャーでのパワー勝負が似合うので、このままメジャーで燃え尽きるまで現役でやってほしいですね。
また毎年、春の話題といえば、センバツ高校野球。『21世紀枠』で初出場を決め、先日、甲子園で大健闘した『県立城東高校』。狭いグラウンドを他の部活と共同で練習している中、『文武両道』が評価されての出場です。東京の私立の強豪校、『東海大菅生』を相手に、敗れたとはいえ、いい試合をしてくれました。『21世紀枠』での出場校は、どうしても戦力的に劣ってしまい、甲子園で名門私立高校と対戦したら、大差で敗退する試合を、何度もみてきました。そんな中、大舞台で、のびのびとゲームを楽しんでいるようでしたよね。女子マネージャーを含め、わずか13人の部員でしたが、親御さんの心情を考えると、本当によかったです。部員のみなさんは、おそらく小学生のころから『野球』を続けていると思いますが、高価な野球用品(本当に高い!)を子供さんに揃えてあげるのも、大変だったでしょうし、遠征の費用や、お弁当作りなど、親御さんのサポートがなければ、『野球』ってなかなか続けられるものではないでしょう。選手たちは、本当に親孝行できたと思います。大会前には、女子マネージャーの甲子園でのノックばかりが話題となり、あまり選手たちのことが取り上げられませんでしたが、今回の経験を活かし、また夏の甲子園を目指してほしいものです。
ここまで『野球』の話題が続きましたが、ここらでわれらが『徳島ヴォルティス』について。3月24日現在、J2で最下位の22位。開幕前には柿谷選手が復帰し、戦力もまずまず。期待が持てるシーズンでしたが、5試合を終えて、いまだ勝利なし。新しい監督とうまくいっていないのか、歯車がかみあっていないのでしょうか。まあ、毎年、春先は調子が上がらないのですが、ここまで苦戦するとは、私も予想しておりませんでした。このまま低空飛行なら、『監督解任!』となるのでしょうが、じゃあ次の監督は?といえばなかなか難しいのが実情です。何とか持ち直して、夏場に向けてチーム力を上げて、サポーターの期待に応えてほしいものです。
3月 アフターコロナへ!
本当に寒かった2月が終わりましたね。2023年になってから、徳島市内では、ほとんど積雪はなかったのですが、北風の強い日は、外出するのも億劫で、ついついご近所でも、クルマで行ってしまいますよね。最近は『ウオーキング』もサボリ気味で、メタボなお腹はいっこうに改善されません。もう少し暖かくなれば、通勤は『ママチャリ』休日には『ジョギング&ウオーキング』を再開したいと思います。このお腹には焼け石に水でしょうが(笑)
さて3月から『マスクの着用』が自己判断になりますよね。もちろん都会の満員電車の中では、まだまだ『マスク』をしていないと、他の乗客のみなさまから、白い目でみられそうですが。わが街、徳島では、そこまで込み合う場所というのは、繁盛している飲食店さんや、患者さまであふれる医療機関の待合室くらいしか、想像できないのですが。通勤はクルマ、自転車なら、もう『マスク』は不要ですよね。お仕事中に『マスク』をするかどうかは、職場の職種・人数・環境によると思いますが、私たちの仕事は、相変わらず『マスク着用』です。でも患者さまへのご挨拶時には、そろそろ『マスク』を外したいと思います。何卒ご了承くださいね。あと気になるのは、お買い物に行くお店や、立ち寄る場所が、入る時に『マスク』が必要かどうかですね。まだまだしばらくは、白い目で見られないように、カバンやポケットに『マスク』を入れて持ち歩く必要がありそうです。見えないウイルスには、免疫力を上げていきましょう。
まだまだ『マスク』生活が続く2月19日より、J2リーグも開幕しました。今シーズン、われらが徳島ヴォルティスは新しいスペイン人、ラバイン監督を迎え、J1昇格を目指し、スタートを切りました。最も大きな話題といえば、12シーズンぶりに戻ってきてくれた、元日本代表、柿谷曜一朗選手の電撃復帰になると思います。スター選手の少ない(?)徳島ヴォルティスにとっては、スタジアムで生のプレーを観たい選手のひとりであることは間違いありません。33歳となり、ベテランといわれる年齢ですが、ケガのないように、1シーズンを通して活躍してほしいものです。
ホームでの開幕戦、この先、昇格を争うであろう大分トリニータ戦は、大きな期待もあり12,000人以上のサポーターが駆け付けましたが、惜しくも1-2で敗れました。続く第2節、アウェーのヴァンフォーレ甲府戦では1-1のドロー。まあ春先はいつも調子が上がらないので、あまり心配はしていません。柿谷選手以外の、注目の選手といえば、地元徳島市出身でFW(フォワード)西野太陽選手。2002年生まれの20歳の若手ですが、開幕戦&第2節と、2試合連続ゴール中。現在、最も調子のいい選手です。ぜひ、この名前を覚えておいてくださいね。
ヴォルティスは毎シーズン、梅雨時から暑くなってくるころに、監督の目指すチームとしての戦術の理解度が上がり、選手のコンビネーションもよくなって、成績も上向きになってきます。またGW以降、サポーターも『マスク』も外し、大きな声を出して、チームを鼓舞することもできるようになると思いますので、さらに盛り上がってくるでしょう。あなたもぜひ一度、鳴門のポカリスエットスタジアムへ、足を運んでくださいね。今シーズンは、私もできるだけ生観戦したいと思います!
2月 2023年は GO GO(55歳)だ!
さあ2023年が始まりました。すでに1月も終盤。『10年に一度の、寒波到来!』の報道に、年末のクリスマス前のような、『大雪』を警戒しましたが、幸い徳島市内では、少し雪が降ったのみで、道路に積もることなく、大きな被害もなくよかったですね。『冷え込み』は厳しかったですが。2月も平年より寒さが厳しい…との予報です。みなさんも十分、体調管理にはお気をつけくださいね。
さて、私も50歳を越えて、はや4年以上。肉体的にも精神的にも、若かりし頃とは、全くといっていいほど違ってきた、自分の『カラダ』に、悪戦苦闘しております。一昨年から昨年にかけては、両肩が、右肩から左肩へと順番に『五十肩』となり、毎朝、白衣に着替える際にも『痛み』をこらえながら『ヒーヒー』言っておりました。あまりにツライので、ファスナー付きの白衣を購入しました。ひどい時は、上着やワイシャツに、袖を通すことさえ、一人で出来ず、毎回、家族に手伝ってもらう有様。ようやく、昨年末ごろからだいぶ『痛み』が治まり、両腕が70度位まで上がるようになりました。М整骨院の院長先生の施術のおかげです。ホントに齢はとりたくない…と実感しました。『気持ち』だけは、いつまでも『若く』 ありたい…と思うのですが。『カラダ』の変化、残念ながら、こればかりは、避けて通れませんね。
今年、55歳を迎えるのですが、もし私がサラリーマンで、お勤めしていて、60歳で『定年』を迎えるなら、仕事ができるのは、あと5年。定年を延長しても65歳なので、残り時間は、あと10年ちょっと、ということになります。 幸いにして、歯科医師には『定年』がないので、もう少し働くことはできると思いますが。ただ、『歯科医院』を運営・維持していくためには、当院に、多くの患者さまが来院してくださる上で、健康で『気力・体力・視力』が充実し、『スタッフ』の協力が必要不可欠です。どれかひとつでも欠けてしまえば(患者さまが来院しない・健康状態が悪い・スタッフの不足など)、『歯科医院』を運営・維持し、『歯科医師』として、臨床に携わることはできなくなります。 その時が、きっと私の『定年』なのでしょう。
歯科医師になって約30年。この地で開業して21年。有難いことに、いま現在、定期的に継続的に、来院してくださる患者さまも、まだいらっしゃいますし、スタッフにも恵まれて、『順風満帆』とはいえませんが、どうにかこうにか 『歯科医院』を続けていくことができております。 本当に、当院に関わってくださった、みなさんの応援・ご支援のおかげです。ありがとうございます。
ご縁があって来院して下さった、患者さまの健康(健口)状態や、生き方(食べること・話すことなど)、地域や社会のために、何か役に立つこと、貢献することが、果たして私には出来ているのか?日々、このことを自問自答しながら、『定年』までもう少し、この道を続けられたら…と思います。
サラリーマン家庭の長男に生まれ、何の取柄もなく『大人』になり、家業でもない『歯科医師』となり、地元に戻って『開業医』として、毎日、臨床を続けることが『私の生きる道』となりました。
どうかこれからも『大杉歯科診療所』に、今までと変わらぬ応援、ご支援を、今後とも引き続き、何卒よろしくお願いいたします。
院長 大杉 敦
1月 2022年も ブラボー!
朝の冷え込みが『冬本番』を知らせてくれますが、あなたはいかがお過ごしでしょうか?第8波の真っ只中、少人数の忘年会さえ、開催するのをためらってしまう雰囲気ですよね。強制参加の上に、パワハラやセクハラの温床で、上司や同僚に気を遣う職場の忘年会なんて、なくなったままでもいい…と、若者を中心にいわれていますが、『飲みにケーション』も、時には必要…と、思ってしまう私のような『昭和世代』にとっては、さみしい限りです。自由参加で、節度をもって、美味しく楽しく、飲んで食べて、『悪口』や『愚痴』は、一切なしの、大人のコミュニケーションの場。『一次会』でスパッと切り上げ、あとは個人、個人に任せる…そんな忘年会なら、若者も参加しやすいのでは。もちろん、参加費は、会社や職場持ち、または、年長者や上司が、多少、多めに負担すべきでしょう。『今度の飲み会、院長の隣の席、誰が座る?』と、『飲み会』が、スタッフの『罰ゲーム』にならないように、私自身、普段から気を付けたいものです。
さて、日本代表が、奇跡を2度も起こしたワールドカップも、決勝戦の対戦カードが決まりました。メッシ率いる『アルゼンチン』対攻守ともに選手層の厚い『フランス』。南米対欧州という結果になりました。いやあ戦前の予想を裏切る試合がたくさんあり、観ている方は、楽しめましたよね。
グループリーグの初戦、まさかのサウジに負けたアルゼンチン。しかしその後、さすがの試合運びでメッシを中心に立て直してきました。一方、ここまで盤石の力、と厚い選手層を発揮して、戦力を温存したチュニジアにはつまずいたものの、順当に勝ち上がってきたフランス。 見ごたえのある決勝戦になると思います。日本時間24時のキックオフは、さすがに眠いのですが、あと一試合、4年に1度のお祭りを楽しみたいです。(フランスの2大会連続優勝を予想しますが、メッシのゴールも観たい!)
さて、またしてもベスト16に終わった日本代表。クロアチアにPK負けという結果は、今の日本の戦い方では、順当な結果かもしれません。ベスト8にいくチャンスはありましたが、やはり『新しい歴史』は作れず、残念です。ドイツ、スペインに勝ったことは評価できるのですが、コスタリカに負けた事実の方が重要でしょう。あそこで、勝っていれば…あの試合で、主力選手を休ませることができていたら…違った結果になっていたかも。そう考えると森保監督続投には『No』です。ドイツ、スペインには、たまたま奇跡的に、運にも恵まれて(5人の交代枠とVARのおかげ)勝てた。同じ相手に10回やって5回、勝てるか?と言われたら、おそらく『No』でしょう。今大会の戦い方、守備を固めて、一発のカウンターに懸ける戦法では、ベスト16が限界。ベスト8や、その先を目指すなら、もっと攻撃的にいかないと難しいのではないでしょうか。選手もそれを分かっていて、本当は攻撃的に行きたいのでしょうが、強豪国相手に勝つには、今の日本の実力では、この戦い方しかないよね…と、納得させてチームがまとまった結果が、今大会ではないでしょうか。欧州の強豪クラブチームで、不動のレギュラー選手が、日本代表の主力になるように、三苫・堂安・久保・鎌田・冨安・板倉などの若い選手が、ビッグクラブにステップアップし、ブラボーな活躍を期待したいと思います。
12月 手のひら返しの国民性!
いよいよ2022年もあと少し。冷え込みとともに『感染者数』も増加し、インフルとの『W流行』も、懸念されていますよね。かといって、そろそろ引き籠もるのも、飽き飽きしてきた『忘年会のシーズン』。あなたは『忘年会』の予定はありますか?まだまだ『自粛モード』でしょうか?もう、風邪の患者数、およびその周囲を巻き込んで検査し、陽性者の人数を数えるのは、やめにしてほしいものです。
さて、この原稿は、日本対コスタリカ戦の翌日に書いていますが、何ともいえない、モヤっとした気持ちです。強敵、ドイツに逆転勝ちした途端、森保監督への『采配』には賞賛が溢れ、逆転弾を叩き込んだ浅野選手の地元には、ワイドショーの取材が行き、まさに日本中が『お祭りモード』。確かに、後半からの選手交代がズバリと当たり、逆転できたのですが、もう本当に、10回戦って、1~2回あるかどうかの、ラッキーな試合展開だったと思います。これが本当に日本の実力か?と言われれば、さにあらず。まぐれは二度と続かない…、気をつけないとヤラレルカナぁと思っていたら、案の定、勝てるはず、最低でも勝点1が取れるはず、前の試合で、スペイン相手に0-7で負けた相手に、負けるわけがないと思っていた、2戦目のコスタリカに、まさかの敗戦。これがワールドカップ。ふと1996年アトランタオリンピックの予選リーグの初戦で、圧倒的な優勝候補のブラジルを破った『マイアミの奇跡』が思い出されました。
あのときも『ブラジル』に勝って『奇跡』を起こした!と大騒ぎし、2戦目のナイジェリアに、0-2で破れ、結局、ここでの失点が響き、決勝トーナメントにすら進めませんでした。『魔の2戦目』と呼ばれているのは、監督・選手・チームスタッフも知っているはずなのに…守備に人数をかけて、引いて守るコスタリカに、有効的な攻めが全くできす、まるで苦労した、『アジア最終予選』や『強化試合』を観ているようで、この4年間、何やってたんだ!とTVの前で毒づいてました。
終わったことは、もう仕方ありません。切り替えるしかありません。でもそんなに短期間で切り替えられないのが人間ですが…。3戦目のスペイン戦や、その先の決勝トーナメント、ベスト8を目指すということで、森保監督は、ドイツ戦から選手を大幅に入れ替えたのだと思います。(そう信じたい…)。 難敵スペインに『勝つ』という難しいミッションが残りましたが、あと1試合、日本代表が、どこまでやれるか?奇跡はそんなに簡単に起こせないと思いますが、 高望みせずに楽しみたいと思います。でも、帰国したらマスコミは『ブーイング』ではなく、強国ドイツを破ったことにフォーカスし、きっと『よくやった!日本!』モードなのでしょう。これじゃあ、いつまでたっても、『アジアどまり』でしょうか。今回のワールドカップは、過去の大会に比べ、戦前の予想を覆す『番狂わせ』の多い大会ですね。アルゼンチンに逆転したサウジアラビア。ドイツに逆転した日本。ウェールズに勝ったイラン。世界ランク2位のベルギーを破ったモロッコ。そのままの勢いで、その他の試合にも勝利し、決勝トーナメントにまで進出できれば、サッカー強豪国に、一歩近づけた…といえるのかもしれません。残念ながら、日本はまだまだ…と思います。試合後、ゴミを拾って感謝される日本のサポーターだけが注目されるのは、今大会で終わりにしませんか。(敗戦翌日のため辛口コメントです)
11月 いよいよ、ワールドカップ!
急に朝夕が冷えてまいりましたが、読者のあなたの体調はいかがですか?私はすでに『ヒートテック』を準備し、備えは万全です。昼間の気温が高い日は、少々汗ばむのが難点ですが、齢も50を超え、カラダを冷やすのが、よくないことを自覚してからは、早め早めに『冷え対策』をしております。これからますます寒くなりますよね。コロナやインフル対策として、ご自分の免疫力・抵抗力を上げる、カラダの血流を増やす、すなわちカラダを温める、冷やさない…もちろん、ウイルスや細菌が、最初に侵入してくる、お口の中も清潔に!を、意識してくださいね。
さて、惜しくもJ1に1年での復帰を逃した、われらが『徳島ヴォルティス』。最終戦に勝てば、J1昇格プレーオフに進めたのですが、引分けの試合(勝点1)があまりにも多く(23試合も)、わずか勝点2の差で、プレーオフを逃しました。どこかで1試合、勝っていたら…と、悔やんでも悔やみきれない結果となりました。今シーズンの前半までは、J1への道のりは、なかばあきらめていましたが、後半、盛り返し、終盤はドキドキ、ワクワクさせてくれました。来シーズンこそは、今期の反省を生かし、勝ち切るチームを作ってほしいものです。いろんなウワサが聞こえてきますが、監督と選手の間や、スタッフがお互いを信頼し、どうか同じ方向に向いて、チーム一丸となって『J1昇格』を、目指してほしいものです。
さて、今月はいよいよ四年に一度の、世界のお祭り、ワールドカップカタール大会が開催されます。無事にアジア予選を勝ち抜き、いよいよ本番。これを書いている段階で、日本代表のメンバーは発表されていませんが、サッカーに詳しくないあなたにも、日本代表(FIFAランク24位)の試合日程と、放送予定、見どころを、日本一わかりやすく解説をしていきますね。(日程は、日本時間です)
●1試合目。11月23日 (祝)22時~対ドイツ(FIFAランク11位)。NHKで放送。
ドイツといえば、欧州のサッカー強豪国。過去にW杯の決勝に、8回も進み、4度優勝しています。もちろん今回も優勝候補ですが、近年、ドイツのプロリーグでは、日本人選手も活躍しています。圧倒的なフィジカルと組織力。一昔前なら、敗戦を覚悟すべき相手でしたが、本気のドイツも、W杯の初戦は苦手。今回は、いい試合ができる、ひょっとしたら、勝てるかもしれません。
●2試合目。11月27日 (日)19時~対コスタリカ(FIFAランク31位)。テレビ朝日系で放送。
コスタリカなんて、どこの国?北米大陸と南米大陸とがつながっているところの辺り。パナマ運河で有名なパナマの上です。ランキングは、日本より下位ですが、本番では全くあてになりません。決勝トーナメントに進むには、この試合での勝利、勝点3が絶対条件。油断大敵です。
●3試合目。12月2日(金)早朝4時~対スペイン(FIFAランク7位)。フジテレビ系で放送。
スペインも2010年のW杯で優勝した欧州の強豪国。現在、ヴィッセル神戸に所属するイニエスタ選手などでおなじみの、パスを繋いで攻めるテクニカルなサッカーが持ち味。体格も戦術も日本とよく似ていますが、技術力や判断力が、日本より一枚上でしょう。引分けで十分。
初戦のドイツ戦に、勝利・引分けで、グループ突破がみえてきます。とにかくドイツ戦がカギ!
10月 「夢中」になれることって?
『暑さ、寒さも、彼岸まで…』とは、よく言ったものですね。昔からの『言い伝え』、『先人の知恵』には、納得させられる、今日この頃ですが、あなたはいかがお過ごしでしょうか?お盆過ぎには、県内で3000人を超えた、第七波の感染者数も、数百人の規模に、落ち着いてきましたね。このまま収束してくれることを願うばかりです。先日には、過去に例のない『台風』がやってくるということで、警戒しておりましたが、幸い、自宅が夜中に、数時間、停電したのみで、大きな被害もなく安堵しております。自然災害には勝てませんが、備えることはできるので、『停電』や『断水』にはしっかりと備えておきたいと思います。
さて、50も過ぎて『趣味のない人生』を過ごしていることを後悔しておりますが、あなたには時間を忘れて『夢中』になれることってありますか?『Yes』と答えた方がうらやましいです。少年時代より、食べるのも忘れて『夢中になる』…という経験のない私にとっては、『仕事』が無くなれば、果たして何をして過ごせばいいのやら…。幸いこの仕事に『定年』はありませんし、まだまだ働いて返すべき借入もありますので、当分は仕事を続けるつもりですが、果たして私から仕事をとったら何が残るのか?何も残らない…というのが現実です。仕事を続けるにも『健康』でなければいけません。何でもかんでも、あまりにガマンをするのもカラダによくないですが、少し気遣いながら、過ごしていこうと思っています。
10月に入り、今年もあと3か月となりました。先月お伝えした『W杯カタール大会』が開催されるために、今年のJリーグは、例年より日程が前倒しされています。われらが『徳島ヴォルティス』は、10月に開催される残り4試合で、リーグ戦を戦い終えます。現在の順位は、勝点53の9位 (9/26現在)。昨年、わずか『勝点1』の差で、『J2』に降格して以来、キャプテンをはじめ、レギュラークラスの主力は、軒並み他のチームに引き抜かれ、J2の前半戦は、全くといっていいほど、調子が上がらず、中位~下位を、ウロウロ。しかも『引分け』が、38試合中 (9/26現在)、なんと23試合もあるのです。先制されても、ゴールして、追いついての『引分け』という試合なら、 チームの状態も、よくなりそうですが、先制しても、追いつかれて『引分け』…という、ダメージの残る、あまりにもったいない試合が多い印象です。今期は、J2に降格して1年目。監督が、代わって2年目。そろそろ『チーム』として、まとまってきても、よさそうなものですが…。
すでに、J1へ自動昇格する2位までには、届きませんが、『参入プレーオフ』圏内の、6位の仙台との勝点の差は『6』。残りの4試合、もう絶対に負けるわけにはいけません。何とか『参入プレーオフ』に望みをつないで、意地を見せてほしいものです。『参入プレーオフ』を争う、6位仙台、7位山形、8位長崎も、このところ絶好調!とは言い切れず、チャンスはまだまだありそうです。一発勝負の『参入プレーオフ』では、何が起こるかわかりません。実際、2013年にはリーグ戦を5位で終え、『参入プレーオフ』に進み、勝ち上がって、2014年、四国初のJ1チームとなりました。 ぜひとも『参入プレーオフ』まで進んで、少しでもJ1への望みを、つないでほしいものです。
9月 ダイエットが、成功?
徳島の夏のメインイベント、4日間の『阿波踊り』が開催された『お盆休み』も終わり、診療所前の樹々から、毎朝、聞こえていた『セミの大合唱』も聞かなくなり、少しずつ秋の気配がしてきましたが、あなたはいかがお過ごしでしょうか?予想されていた通り、お盆を過ぎてから『新規感染者数』が、一気に増えましたが、読者のあなたは、大丈夫だったでしょうか?このまま涼しくなっていくのと呼応して、感染者数も減少してほしいものです。手指の『アルコール消毒』と、『リステリンうがい』を続けてくださいね。
さて、ここ数年、長年、来院していただいている患者さまから『先生、痩せたね~』と言われることが、割とあります。自分自身では、そんなことは全く思わないのですが、どうもそう見えるみたいです。これは一度、ちゃんと確かめようと、先日、数か月ぶりに体重計に乗ってみたら、前回(今年の春くらい)よりも +2kg、ちゃんとお盆休み中に飲んだビールの分だけ、きっちり増量しておりました。確かに、髪の毛が中途半端な『グレイヘア』となり、『若さ』というか、『勢い』というか、『フレッシュさ』というものが無くなっており、もうなんだか枯れかかった『中年オジサン』だから、痩せこけてみえるのかもしれません。もしくはマスクによる『小顔効果』ですかね?でもマスクは職業柄、以前から着けているし…
お盆が終わり、9月を迎えると、2022年もあと残り4か月です。早いですよね。今年後半のお楽しみといえば、11月に開催される、サッカーのワールドカップ、カタール大会です。日本代表は、アジア最終予選の出だしにつまづき、本大会への出場が危ぶまれましたが、その後は、勝利を重ね、結果、順当に7大会連続で、出場が決定しました。しかし、本大会の予選リーグでは、欧州の強豪国、過去の優勝経験国でもある、ドイツ&スペインと同じ組になりました。今回の日本代表が目標としているのは、いまだかつて到達していない『ベスト8』、すなわち決勝トーナメントで、1回勝たなければいけませんが、今大会では、さすがに予選リーグを突破し、決勝トーナメントに出ることは、非常に難しい…と言わざるをえません。予選リーグは、各組4か国で、上位2か国のチームが、 決勝トーナメントに出場します。私的には、ドイツ・スペイン・コスタリカ相手に、1勝1敗1分の 勝ち点『4』と予想します。1勝2分の勝ち点『5』なら、大健闘でしょう。
いくらヨーロッパのチームに所属している選手が増えたといっても、強豪チームで、レギュラーを任されている選手は、本当に少ないのが現状です。ですが、いつも屈強な外国人の中でやっていれば、気持ち的には互角で、試合に臨めるのではないでしょうか?以前は、海外のリーグでプレーしている選手は、少なかったですからね。まずは、日本時間11月23日22時~ドイツとの初戦。ここで『引き分け』の勝ち点『1』以上が取れると、(まあ、勝利するのは5~10%くらいの確率でしょうか…)予選リーグ突破の可能性が、グッと上がってきます。4年に1度のお祭りを楽しみましょう。
8月 かわらない カッコよさ!
本格的な『夏』がやってきましたが、あなたはいかがお過ごしでしょうか?これを書いている時点で、新型コロナの新規感染者数が、またまた『過去最高』を更新し、全国で20万人を超えたということです。当院のような、超零細、かつ小規模な『歯科医院』でも、今年に入ってからは、すでに新型コロナに感染し、無事に回復された患者さまがチラホラと、久しぶりに来院して下さったり、家族が感染し、濃厚接触者になったので、『キャンセルします!』というご連絡が、たまにありましたが、最近では、当日に『コロナに感染したので、キャンセルします!』というほど、身近になってまいりました。
感染対策として、個人でできることは、今までと同じなので、手洗い・うがい(リステリンがおすすめ)・アルコールによる手指消毒・人混みを出来るだけ避ける…等々、地道に続けていくしかなさそうです。まずは、自分自身の抵抗力(免疫力)を上げるために、栄養・睡眠・適度な運動などを見直しましょう。
さて、第7波が起こる少し前に、5~6年ぶりに『映画館』に行ってきました。あなたはもうご覧になりましたか?興行収入が、何と日本だけで92億円(7/18現在)を突破した『トップガン マーヴェリック』いやあ、市高3年生、17~8歳で、ウエストがまだ68cmの頃に観た『トップガン』も衝撃的でしたが、35年経ち、メタボ体型の50代のオッサンにも、かなりの興奮を与えてくれました。
いやぁ、トム・クルーズってやっぱりカッコイイですよね。さすがに『トップガン』のころに比べれば、年齢を感じますが、あんなに若い60歳は、もはや反則技です。カワサキのバイクで疾走するシーン、戦闘機に乗り込み、わが子のような世代の部下と訓練するシーン、ヒロインとの洒落た会話の数々…。まさに王道のハリウッド映画。誰が観ても楽しめます。今の若い世代は、前作の『トップガン』を知らないそうですね。ウチのスタッフも『トップガン』を観たこともないし『トム・クルーズ』も、名前だけしか知りませんでした。まだ観ていない方は、ぜひ、前作『トップガン』を観てから『トップガン マーヴェリック』をオススメします。そろそろ公開終了しそうなのでお早めに!
久しぶりに映画を観たら、昔のことを思い出しました。中高生のころ、新町や籠屋町の商店街にあった映画館に、よく通っていましたが、当時は、最新の洋画でも『2本立て』とかで、娯楽の少ない田舎の純粋な(?)アツシ少年は、観た映画に大きな影響を受けたものです。『ロッキー』を観た直後に、シャドーボクシングしながら、映画館の階段を下りてくるみたいな…。旧作なら3本立てで、入れ替えなしで、一日中、映画を観ることもできましたよね。蔵本のアタック平和とかで…
昔のTVは画面も小さく、迫力もなく、一家に一台ですから、見たいものが観れず、映画館に行って、見たい映画を、大画面で観ることは、アツシ少年にとっては、ある種の非日常の体験、テーマパークに行くようなものでしたが、今では、家のTVの画面も薄く大きくなり、動画配信サービスで多種多様な『コンテンツ(作品)』が楽しめる時代(まだ利用してません…)。今回は『夫婦割』を利用しましたがもうすぐ『シニア割』なので、これからはちょくちょく映画館に足を運んでみようと思います。
7月 かわるのよ、私も、世の中も!
知らぬ間に『梅雨入り』したと思ったら、すでに『梅雨明け』のような『暑さ』 が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?50代を迎えて、はや数年。 クーラーの効きすぎには、カラダが順応しないようになってきました。若いころは、ガンガン、冷房が効いていた方が、 『ウーン、涼しくて、快適!』。ひとり暮らしの部屋の設定温度は、22℃!という時代もありましたが、今となれば、26~27℃で、丁度イイ感じです。冷えすぎると、足は寒いし、お腹は壊すし、五十肩にも堪えます。どんどんエコで、メタボな、カラダになってきました。
さてコロナ禍で『家飲み』の機会が増えたのは、私だけではないでしょう。(コロナ前から、ずっと家でも、飲んではいましたが…)これからの季節のお楽しみは、なんといっても冷えたビールですが、私自身は、ここ数年『糖質75%オフ』が定番となっておりました。味はもちろんビールには負けますが、慣れれば、それなりに楽しくいただいておりました。オフが1~2缶空いたら、次は薄めの『麦焼酎』の水割りヘ。このコースが鉄板でしたが、そこへ最近、新たな展開が…。同じ『焼酎』でも、『イモ』の香りが少々苦手で、ほとんど『芋焼酎』を飲むことはなかったのですが、そんな私が、最近、『イモ』を飲み始めました。
焼酎好きの方には『イモ』は定番なのでしょうが、『麦焼酎』の『麦』の香りに比ベると、やはり『イモ』の香りが、強調されていて、どうしても敬遠しておりましたが、やっと見つけました。『イモ』の香りが苦手でも飲める『芋焼酎』、その名は『だいやめ DAIYAME』。創業明治元年、薩摩の濱田酒造さんが製造されています。濱田酒造さんは『赤兎馬』や『海童』、『隠し蔵』でも有名ですよね。この『だいやめ』は『芋焼酎』なのに『ライチ』の香りがします。おすすめの飲み方は、炭酸水で割ったハイボール。食中酒として、味付けの濃い料理との相性は、バッチリです。
そんな『だいやめ』は、なんと2019年に世界三大酒類コンテストのひとつ、『インターナショナル ワイン&スピリッツ コンペティション(lWSC) 』で、焼酎部門の頂点である『トロフィー(部門最高賞)』を受賞。また2020年に『インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(lSC)』で、焼酎部門のダブルゴールドを、受賞しています。
商品名の『だいやめ』とは、『晩酌して疲れを癒す』という意味の鹿児島の方言だそうです。家族や友人と晩酌しながら、一日を無事に過ごせたことに感謝し、リフレッシュして明日を迎える伝統的な食習慣のことだそうです。まさに私のような『家飲み』する方にビッタリ。ということで、この夏は『だいやめ』のソーダ割を、美味しくいただきながら、暑い夏を乗り切っていきたいと思います。
焼酎好きの方、ぜひ一度、お試しくださいね。
6月 いろいろあるよ、五十代!
GWも終わり、早くも『6月』を迎えておりますが、みなさん、いかがお過ごしでしょうか?今年、令和4年(2022年)も、約半分近くが、過ぎ去ったことになります。充実した日々を、過ごせていますでしょうか?まだまだ、どこか遠くへ、気ままにお出かけ…というわけにはいかず、GWは『どこにも、行ってない!』という方が、多かったのが事実です。感染者数も、減少傾向で、そろそろマスク着用の場面が、減っていきそうですね。屋外で、人混みがなく、会話しなければ、マスクなしでOKとのこと。早く、マスクなしで、堂々と外出したり、飲食したり、逢いたい人とワイワイ過ごしたいものです。
さて、五十代の必須アイテム、『五十肩の痛み』とここ数か月間、仲良くさせていただいておりますが、年齢とともに、身の回りにココロが踊る、明るい話題が少なくなってきました。同級生と顔を合わせると、親御さんの介護の問題や、自身の体調不良や、入院・闘病の話題。つい先日には、大阪大学歯学部の同期生(開業歯科医)が、闘病の末、旅立ちました。大阪まで、日帰りで告別式に参加してきましたが、式の最後の喪主の奥さん(奥さんも大学の同期で矯正歯科医)の挨拶のときには、涙腺が崩壊しかけました。出棺を見届け、私を含め同期4人(2人はふさふさだった髪が…)で、久しぶりに食事でも…という流れになり、故人の話や、学生時代のバカ話や、仕事の話、子供の進学の話…等々、語り合いました。
同期4人とも、開業(広島・京都・神戸・徳島)しており、それぞれに仕事の悩みや、家庭の問題を抱え、生きていっていることを、再確認しました。みな五十代中盤を迎え、バイタリティにあふれていた三十代~四十代を過ごし、バリバリ、元気に働けるのも、長くてあと10~15年くらいでしょうか?残りの歯科医師人生、自分の人生を、如何に生きていくのか、改めて考える機会となりました。趣味を見つけ、エンジョイして生きるもよし、『歯科医師』という、とてもやりがいのある仕事に、なお一層の情熱をかけるもよし、子供や家庭のために働くというのも、十分にモチベーションになりますよね。
数年先が見通せなくなってきた、『令和』という時代。何が正解かはわかりませんが、私自身は、まだまだ『人生の答え』を探しながら生きていくことになりそうです。そんなことを考えながら、クルマを走らせ、徳島へ帰ってきましたが、翌日からは、いつもと何ら変わらない自分がいます。
毎朝、診療所にやってきては、診療着に着替え、あらゆる電源のスイッチを入れ、診療の準備をし、診療時間中は、患者さまにバタバタと対応し、その日の診療を、無事に終えると、全てのカルテをチェックし、会計処理を終わらせ、翌日のカルテを確認し、カギを閉めて帰宅する日々の繰り返し…。
これといった趣味もなく、『人生の答え』は、なかなか見つからないと思いますが、自分や家族が健康で、私やスタッフを信頼して来院してくださる患者さまがいる限り、元気に前を向いて、仕事に励みたい…と、思っております。これからも『大杉歯科診療所』をよろしくお願いいたします。
5月 世界の問題は、案外、身近に!
さあ、行楽にはもってこいのシーズンになりましたね。GWはいかがでしたか?徳島県内でも、コロナの感染者数が、100人前後で推移しておりますが、もはや驚くこともなく、ショッピングモールには、人が集まり、学校や職場も、ほぼ『通常モード』でしょうか。いまだ外出時に『マスク』は、はずせませんが、それ以外は、日常を取り戻しつつあるような気がします。まだまだ大人数での集まりや会食は、なかなかできませんが、もうそろそろ、対面しての『人的交流』を再開したいものです。
さて2022年(令和4年)も、約3分の1が、すでに終わりました。どこかへ気軽にお出かけできるわけでもなく、外食もセーブしておりますので、毎日、『職場』と『家』の往復のみとなり、残念ながら、なかなかこの場で語れるような『エピソード』が生まれません。刺激のない毎日、退屈な時間、平凡な日常…と思ってしまうのは、平和なこの国に生きているから。イヤでも目にする戦場の悲惨な光景や、ニュースをできるだけシャットダウンしていますが、ただでさえ閉塞感の漂う日本という場所に、新型コロナという災難がふりかかり、そこに加えてウクライナvsロシア。
ご存じの方も多いと思いますが、歯科治療用の金属が今回の紛争前から、異常な値上がりで、できるだけメタルフリーの治療を、国が押し付けてきています。ただ、すぐに壊れたりする治療では、オススメできません。いまこそ自分の歯を大切に、そのためには、定期的な歯科医院での、予防処置・クリーニングこそ、国が奨励すべきことなのでは…と思う、この頃です。
4月 春、本番!
3月後半の温かい日で、一気に『サクラ』が咲くと思いきや、寒の戻りで、いったんしまいかけた冬物を引っ張り出し、この寒暖差にカラダがついていかない五十肩持ちには、少々、ツライ日々が続いておりますが、あなたはいかがお過ごしでしょうか?いつもより遅く、この原稿を書いておりまして、ここ数日、ご近所の『サクラ』は満開で、お花見にはもってこいです。まだまだ満開の『サクラ』の下で、お弁当を広げて、わいわい…というわけにはいかないかもしれませんが、ピンク色に染まった街の『サクラ』を、通りすがりに眺めるだけでも、なぜかココロ癒されます。嗚呼、日本人でよかった…と思います。
さて私事ですが、息子がこの春から、京都で一人暮らしを始めることとなりました。2月中旬に進路が決まり、それからバタバタと準備に取り掛かり、先日、引越しを済ませてきました。大きな家電等は、配送をお願いしたので、身の回りの荷物を、家族3人(私・家内・息子)で、ウチのミニバンに積んでの引越しとなりました。ガランとした部屋に、段ボールが入っていく光景に、35年前の自分の学生時代の、大阪への引越しの記憶が重なりました。当時、明石海峡大橋は建設中で、両親が、徳島から淡路へ、淡路からはフェリーで、トラックを借りて、荷物を積んで持ってきてくれました。今にして思えば、大変だっただろうと思います。偶然ですが、京都の街は、私が勤務医時代を過ごした場所、家内と出会った場所なのです。何か巡りあわせのようなモノを感じてしまいます。ぜひ息子には、充実した学生生活を送ってほしいと思います。
3月 春は、もう少し先!
つい先日は、徳島市内も6cmの積雪を記録し、今年の冬は予想通り、寒かったですね。『五十肩』持ちの私には、少々、堪える日々が続いております。毎朝、肩の部分には、『貼るカイロ』が欠かせません。春が近づき、暖かくなれば、少しは改善してくれるでしょう。先日の大雪の朝は、ちょうど『木曜日』だったので、午前の診療のみでしたが、ご近所の患者さま以外は、やはり『大渋滞』で、来院できずに、日時変更となりました。診療所前の川沿いの道路も、マリンピア、イオンモール方向から、県庁に向かう『西行き』 の車線は、クルマの長い列が、お昼12時前まで続き、まさに『激混み』でした。『台風』『大雨』『強風』『積雪』で、『末広大橋』が『通行止め』になると、この付近は、いつも『大渋滞』になります。そんな時に、おクルマで通行される方や、通勤・通学の際には、『末広大橋』がキーワードですね。ぜひ、お出かけ前にチェックしてくださいね。もちろん、時間に十分、余裕をもって出発してくださいね。
さて、徳島でもオミクロン株の感染者が、連日、報道されています。子供さんから、ご家族への感染が、中心と思われますが、休校やリモート授業、分散登校など、教育関係者のご苦労は、大変なものと察します。もちろんコロナ患者さんの対応に当たっておられる医療機関のスタッフの皆様のご苦労も、相当なものでしょう。一日でも早く、安全で効果的な『飲み薬』が、服用できるような環境になってほしいものです。
2月 3回目、無事に終了!
『マツケンサンバ』の紅白から、『アッ』という間の1か月。はや2022年も、1/12が終わりました。大方の予想通り、『第6波』がやってきていますね。今回、重症の方は、幸い少ないみたいですが、子供さんから、ご家庭の大人に拡がっているようなので、例年、冬に流行する『季節性のインフルエンザ』のようですね。
私も医療従事者の端くれですので、1月21日に、第3回目のいわゆるブースター接種(ファイザー製)を済ませました。特に副反応もなく、何なら左腕の接種部の筋肉痛のような痛みは、1、2回目より少ない印象です。右肩の五十肩の方がツライせいかもしれません(笑)。翌日、発熱はなかったと思うのですが(体温測定せず)すこし『だるさ』を感じたので、お薬を2度服用しましたが、2日目には全く通常モードでした。
同日に接種を受けた家内は、当日夜より、『だるさ』が強くなり、翌日には39度まで発熱し、2日間くらい苦しそうでした。1、2回目の時は、あまり発熱せず、寝込んだりしなかったので、女性には、やはり強く反応が出るようです。これから3回目を受ける方は、翌日~2日後くらいまでは、十分、お気をつけください。個人差がかなりありますので、一概には言えませんが。
さて、いよいよわれらが『徳島ヴォルティス』も2月19日(土)より、J2のシーズンが開幕します。昨年のJ1最終節の先発メンバー11名のうち、『9名』が他のJ1チームへ移籍し、全く別のチームになったと言っていいでしょう。1年で、J1へ復帰してほしいですが、今の監督で大丈夫か?少し心配です。
1月 2022年も よろしくお願いします!
いよいよ本格的な冬の訪れを感じますが、あなたはいかがお過ごしでしょうか。先月に引いた風邪が、いまだに少し残っています。若い時なら、1週間もすれば、元気に復活できておりましたが、年齢とともに、カラダの新陳代謝が弱まり、ちょっとした風邪などの体調不良や、擦り傷がなかなか治らない…を、身をもって、切実に体感しております。気を付けないといけませんね。無理をしないようにしたいものです。
さて、2021年はどんな一年でしたか?そういわれても、特別、どこかへ行って、何かをした記憶もなく、毎日、診療所と自宅を往復したのみで、あっという間に年末を迎えました。この年末年始は、久しぶりに帰省されるご家族と、顔を合わせる方も多いのではないでしょうか。第6波なんていわれていますが、あまり神経質にならず、やるべきことは今までと同じ。外に出たらマスクをし、人混みを出来るだけ避け、うがい、手洗いを徹底し、規則正しい生活を心がけ、睡眠と栄養をしっかりと取り、免疫力をアップさせて乗り切っていきましょう。
明るい話題で締めくくりたいと思うのですが、この話題だけは、避けて通れません。そうです、残念ながら、最終戦でJ2に降格してしまった、われらが徳島ヴォルティスです。
2021年12月4日。運命の最終戦。しかもホームの鳴門ポカリスエットスタジアム。相手はサンフィレッチェ広島。結果論ですが、勝てばJ1に残留できていたのに…(涙)キックオフから試合終了までの時間、診療中なので、ライブでも観ていません。仕事が終わり、結果を確認すると、やはり残念なスコアが…。悔しくて、いまだにダイジェストを含めて、その試合は観ていません。
今回のJ1では、リーグ戦38試合のうち、10勝したヴォルティス。前回のJ1時代には、わずか3勝だったので、確実に進歩はしています。ですがもっとやれていたのでは…と思ってしまいます。シーズン前には、J1昇格に導いた、ロドリゲス監督を浦和に引き抜かれ、大型の選手補強もなく、新監督はコロナの影響で、合流できず、夏以降の選手の補強も、いまひとつチームにフィットせず…。そんな中、シーズンのどこかで、あと勝ち点を、2or3点、すなわち1勝、または2分けできていれば、残留でした。
過ぎてしまったことは、いくら嘆いても始まりません。来シーズンは、ぶっちぎりでJ2を制覇し、堂々と、J1に復帰してもらいたいと思います。J2は日曜日に試合が開催されることが多いので、私的には、ライブ観戦に行きやすくなりました。スタジアムで、声を出しての応援は、来シーズンもできないかもしれませんが、大きな拍手で後押ししたいです。
12月 今年も ありがとうございました !
そろそろ北国から、雪の便りが聞こえてきましたね。今年もあとわずか。あっという間に、過ぎ去った印象なのですが、読者のあなたは、いかがでしょうか?どこか遠くへ、出かけることもなく、近所での外食さえ、控え続けた一年でした。毎月のように開かれていた会議や、県外へ聴講に行っていた、勉強会やセミナーは、軒並み中止や延期、またはweb開催となりました。毎年、恒例の行事でお会いしていた方々や、同業の先生方とは、ここ約2年、ライブでお顔を合わせていません。来年こそは、直接、会話しながら、いろいろと、知識や親睦を深めたいものです。
先日もzoomで、大阪大学歯学部同窓会の、全国の支部長が集まる会議に、徳島県支部長として参加しましたが、2時間以上、自分の顔が、パソコンの画面上の小さな長方形の中に、表示され続け、改めて実感することがありました。ダラダラと年齢を重ね、くたびれた自分の顔や、白髪の増えた頭…、『これじゃあ、イカン!』と。お肌のお手入れにこだわる『美容男子』が増えている…、『男性用化粧品』の売上が、伸びている…と言われていますが、納得です。パソコンの画面を通して、全国の支部長の先生の前にさらされている自分の顔は、もう、ホント、ただのくたびれて、枯れていく『オジサン』そのもの(悲)。
この冬は、お肌の『乾燥』に気を付けて、バランスのとれた『食生活』や、十分な『睡眠』など、基本中の基本に、しっかりと取り組んでみたいと思います。
さて、この号がお手元に届くころには、決着がついているかもしれません。われらがホームチームの『徳島ヴォルティス』です。J1残留がかかったまさに崖っぷちのここ2試合を、なんとなんと2連勝!(しかもホームでなくアウェー)。4チームが降格する今シーズン、すでに3チームのJ2降格が決まった中、最終節まで、残りの降格1チームをきめるサバイバルレースとなりました。降格を争う、清水エスパルス、湘南ベルマーレに比べ、条件的には厳しいのですが、とにかく次節のホーム最終戦、サンフィレッチェ広島に勝つことが、J1残留の確率を上げてくれます。仮にヴォルティスが勝利しても、その他の2チームも勝利すれば、J2降格となってしまいます。勝利プラス他チームの結果次第という、厳しい条件ですが、ここ2試合でみせてくれた勝利への執念を、最後まであきらめずに戦ってほしいです。
今シーズン、リーグ戦38試合のうち、すでに10勝しているヴォルティス。前回のJ1時代には、わずか3勝しかできませんでした。ですが、今回は、ホームで4勝、アウェーで6勝と、(アウェーでの勝率の方が高いのが気になりますが)10回も勝っています。残留を争うライバル2チームより、勝利数は、上回っています。何とか最終節、ホームのサポーターの前で、歓喜の勝利&残留を決めてほしいものです。残念ながら、仕事でスタジアムに行くことはできませんが、もし、スタジアムに行く方がいらっしゃいましたら、声を出しての応援はできないですが、大きな拍手で、選手を後押ししてあげてください。
11月 今年も あと 2か月 !
先日来より、急に季節が入れ替わり、慌てて冬物衣料を引っ張り出してきましたが、みなさんは、いかがお過ごしでしょうか?剣山では、例年よりも37日も早く、初雪が降ったとのこと。今年の冬は、厳し~い寒さになるのかもしれませんね。ここのところの、急激な新型コロナの感染者の減少が、ほんの数か月前からは、想像できないような、お役所の発表が信じられない(まさかの選挙対策じゃないですよね?)ように思えますが、ワクチン接種の効果ということなのでしょう。後々の専門家の検証を待ちたいと思います。
さて、今シーズンのスポーツ界、海の向こうのメジャーリーグも、プロ野球も、Jリーグも、最終盤になってきました。私的に、今年の最も明るいスポーツの話題と言えば、開催前からゴタゴタ続きの上、1年後に延期され、さらにすったもんだあり、コロナ禍の真っ最中に強行された、オリンピック・パラリンピックよりも、超一流の選手が揃うメジャーリーグの中で、二刀流を貫き、しかも好成績を残し、大活躍した、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手をおいて、他にありません。彼の表情や行動からは、本当にベースボール(あえて、日本的な野球という言葉は使いません)を、一流のアスリートとの対決を、心の底から、純粋に楽しんでいるように見て取れます。あの純朴な少年のような笑顔、グラウンドに落ちたゴミを拾うなど…アスリートとしても、人間的にも超一流。ご両親の話を聴いてみたいものです。
プロ野球では、セリーグで、開幕後から、夏場まで調子のよかった『阪神タイガース』と、じわじわ調子の上がってきた『ヤクルトスワローズ』が、現在まで、優勝を争っています。パリーグでも、『千葉ロッテマリーンズ』と『オリクッス・バファローズ』が、まさかの(ファンのみなさますみません)優勝争い。どのチームのファンも、応援に行きたくても行けない…スタジアムから大声援で選手を後押ししたいのにできない…もどかしさの中、ヤキモキしていることでしょう。どちらが勝っても、せめて日本シリーズは、満員のスタジアムで、応援させてあげたいですよね。
さあ、われらが故郷、ホームタウンのチームと言えば、そう『徳島ヴォルティス』。現在20チーム中、降格圏の17位の勝ち点30。先日のホームゲームで、降格を争う、『大分トリニータ』に無念の引き分けで、勝ち点1の追加のみ。残りあと5試合(ホーム2試合・アウェイ3試合)となりました。そのうち4試合は、実力的に上位チーム(セレッソ大阪12位・ヴィッセル神戸3位・FC東京9位・サンフィレッチェ広島10位)との対戦になり、残留を争う16位湘南ベルマーレとの試合が、ヤマ場になりそうです。何とか、残留ラインといわれている、勝ち点35を目指し、残り5試合を、2勝1分1敗でいけば、勝ち点37となり、悲願の残留となりそうです。前回のJ1のときには3勝しかできず、文句なしの最下位でしたが、今年はまだ十分に、残留の望みがあります。ドキドキが続きます。
10月 秋と言えば!
暑さ寒さも彼岸まで…とはよく言ったもので、最近、過ごしやすくなりましたが、あなたはいかがお過ごしでしょうか。自粛モードで、外出や遠出を控え、ご自宅で美味しいモノ、旬のモノをいただくのが、唯一の『楽しみ』ではないでしょうか?いま、患者さまから『食べれない…』というコトバを聞くのが、この仕事をしていて、最もツライです。一日でも早く、快適に食べれるように…を目指して、治療を進めております。お食事をしていて、『痛み』を感じるような場合は、あんまり我慢せず、早めにご相談くださいね。ただし『ナッツ類』など『固いモノ』を、連続で食べるのは、歯が痛くなるので、お控えくださいね。
さて、秋といえばやはり食欲の秋。わが国、日本には四季があって、国土も南北に細長く、旬の美味しいモノが、各地にたくさんありますよね。最近では、通販がとても充実し、PCの画面を見ながら、ポチポチとするだけで、数日後には、北は北海道から、南は沖縄までの美味しいモノが、自宅に届く…という、世の中になりました。以前なら、現地に行かなければ、食べれなかったモノや、手に入らなかったようなモノまで、PCの画面上で、検索し、お買い物が済む時代ですよね。先日、驚いたのが、注文が殺到し、今、オーダーすると、24年待ちの『神戸牛のコロッケ』を販売していました。(私は、今、注文しても、もしかしたら生きてないかも…と思い、踏みとどまりました。でも一度は、食べてみたい…)
秋の味覚、とくに果物の中で、私の好物は『梨』と『ぶどう』です。どちらも夏の後半から、出回っていますが、初秋ということでお許しください。とくに『ぶどう』は最近、いろんな種類が、売場に並んでいますよね。どれもとても美味しそうです。私が子供のころは、『巨峰』と『デラウェア』くらいしか、見たことがなかったのですが。数ある『ぶどう』でも私の一番の好物は、昔からある、小粒の『デラウェア』なんです。最近は、『ピオーネ』や『シャインマスカット』などの大粒に押され気味で、見かける機会も少なくなりました。今でも『デラウェア』を食べると、子供のころに、たまにしか食べれなかった、夏の余韻の残る初秋の時期が思い出され、郷愁とともに、どこか懐かしい、やさしい甘味なんですよね。年齢を重ねたせいでしょうか。生産者の立場からいえば、大粒で高級な『ぶどう』の方が、イイのでしょうが、ぜひ残していってほしい品種です。
さあ、いよいよJリーグも残りあと8節。われらが徳島ヴォルティスは、20チーム中、4チームが自動降格する中で、現在17位と、まだ降格圏内です。先日、7試合ぶりに、降格争いをしている仙台に勝利し、貴重な勝ち点3をゲットしました。ミスが重なり、なかなか勝ち点を拾えなかった、夏場のイヤなムードが、これで無くなればよいのですが。残りの8試合、上位のチームには何とかくらいついて勝ち点を重ね、下位のチームには確実に勝利し、何とかJ1に残留してもらい、リーグ開始前の下馬評を覆してほしいものです。
9月 残暑お見舞い申し上げます!
お盆前より降り続いた、『長雨』もようやく終わりました。被害に遭われた地域の方々には、本当にお見舞い申し上げます。コロナ禍に加え、水害も加われば、気力も無くなってしまうかもしれませんね。ですが何とか踏ん張って、乗り越えていってほしい…と、思います。
さて、残暑が厳しい中、予想されたように、新型コロナウイルスの変異株の感染者が、全国的に増え続けており、ワクチンの2回接種を終えた方でさえも、重症化は少ないものの、感染する事実もあり、ますます個人の行動が制限され、更なる感染対策を続けなければならない現状に、ココロが追いついていかないのは、私だけではないでしょう。特に、感染が増大している、若年者・子供たちのココロが、心配です。
『インターハイ』や『甲子園』でも、不幸にも感染者がチームに出てしまい、大会に出場できない…などのケースがありましたよね。一生懸命に、競技に打ち込んで、地区の予選を勝ち抜き、ようやく掴んだ、全国の晴れ舞台で、直前になって、参加できない…なんて、あまりにも子供たちが不憫でなりません。せめて、陽性者以外は、試合前の数日間、陰性が続けば、チームとしての参加は、認めてあげるべきではないでしょうか?大人の事情?責任問題?だって、オリンピックはできたのだから。
さて、なし崩し的に、始まって、終わった『東京オリンピック 2020』ですが、あなたはどの競技に、注目されましたか?期待の高かった、陸上の短距離・競泳・バドミントンなどは、メダル確実!と思われていた選手が、思ったような結果が出せず、苦戦されていましたよね。改めて、メンタルや準備・試合勘などの、調整の難しさを感じます。心身ともに鍛えられた、一流のアスリートでさえ、苦労するのですから、私のような小心者のメンタルなんて、吹けば飛ぶようなモノです。柔道・卓球・女子ソフトボール・スケボーなどは、素晴らしい結果で、コロナ禍の、沈んだ気持ちを、少し晴らしてくれましたよね。『天晴』です!
私が最も注目していたのは、もちろん『サッカー』でしたが、結果はまたしても、2012年ロンドン五輪と、同じ4位。世界との差・違いを、改めて感じた決勝トーナメントでした。もう一つ注目していたのは、『ハンドボール』です。日本では、超マイナースポーツですが、欧州などではサッカーに次ぐ人気競技。観ていてとてもスピーディーで、迫力もあり、フェアプレーで、面白いです。ぜひYoutubeで。日本代表は、男女とも出場しましたが、予選リーグで、残念ながら 『1勝を』挙げるのがやっとでした。
オリンピック期間、中断されていたJリーグも再開しましたが、われらが『徳島ヴォルティス』は、いまひとつ、波に乗れません。現在、降格圏内の20チーム中の17位です。案の定というか、定位置というか、やはりというか…シーズン前の下馬評を覆し、J1残留に 向けて、残りの試合での奮起を期待したい…と願います。ファイト!ヴォルティス!
8月 暑い中で、熱き「応援コメント」に、感動!
毎日、30℃越えの猛暑日が続き、エアコンのリモコンが、手放せない日々が続いておりますが、みなさんは、いかがお過ごしでしょうか?もちろん、私は、屋外で仕事をしているわけではないのですが、それでも何となく『カラダ』に、熱がこもるような感じになっております。
かといって、ガンガンに、設定温度を下げると、すぐにカラダのあちこちの動きが、スムーズに動かなくなり、何とな~く、ダル重い。左右の『五十肩』が、ますますツラくなります。ストレッチ等で、ほぐさなきゃ!とは思うのですが、これがなかなか、続きません。『習慣』にするのって、アタマでは分かっていても、ホント難しいですよね。
さて、これを読んでくださっている、読者の方は、先月号に同封した、継続希望のハガキを、わざわざ、暑い中、街中のポストへ投函し、ご返信くださったということ。本当にありがとうございました。ご面倒、お手数をおかけし、誠に申し訳ありませんでした。おかげさまで、今月も送付することができました。あまりにも、返送されるハガキが少なければ、スマイルの『廃止』も考えておりましたが、プロ野球選手なら、余裕で首位打者になれるほど、返送されてきました。
一枚一枚、お名前を確認すると、こちらからお願いしてでも、継続的に来院していただきたい…と思う患者さまばかり。応援コメントには、心温まるコメントの数々…。あぁ、自分の信念を信じ、歯科医療をやってきてよかった!歯科医師として、幸せな人生を送ることができている!と、改めて思わせていただきました。これからも、細々とこの場所で、素敵な患者さまと、スタッフに囲まれて、仕事を続けていこうと思います。どうか今後とも、よろしくお願いいたします。
7月 もうすぐ、オリンピック!
早めの『梅雨入り』から、日中は、30℃近くの日々が続きますが、あなたはいかがお過ごしでしょうか?季節の変わり目には、要注意!とは、よく言ったもので、若い時には、感じることのない、『体調の変化』を、自覚する『年齢』となっております。
例えば、寝苦しい夜に、扇風機をつけたまま、眠ったりするような、少しでも『カラダを冷やす』ようなことをすると、たちまち胃腸の具合が悪くなったり、調子に乗って、お酒を飲み過ぎると、翌日は必ず『二日酔い』のような症状が、なかなか抜けなかったり…。気持ちだけは若いつもりでも、カラダは確実に、錆びついてきている気がします。CMでおなじみの『セサミン』でも飲もうかな?と思っちゃいます。お高くて飲めませんが…。
さて、もうすぐオリンピックですね。中止や再延期の可能性は、関係者には全くなかったようで、着々と、準備が進められているようです。やるならやるで、1年延びましたが、アスリートのみなさんには、無事に、今までの成果を出し切って、悔いのないようにしてもらいたいです。
4年に1度の機会ですから、自分の『体力』や『パフォーマンス』が、オリンピックの開催の時期に、ぴったり合えばイイのですが、今回、コンディション不良となれば、次のオリンピックは、通常なら4年も先になるわけです。4年間も、体力やモチベーションをキープするのは、並大抵ではありませんよね。私だと、お正月から始めた『今年の目標』なんか、2月の節分のころには、キレイに忘れている性格なもので…。競技場やスタジアムの声援は、いつもより少ないかもしれませんが、TVの画面を通して、選手にエールを送りたいと思います。
6月 新型コロナワクチン接種 パート2!
5月も半ばで『梅雨入り』という、『春』が、あっという間に、短い時間で、過ぎ去っていきましたが、読者のあなたは、いかがお過ごしでしょうか?相変わらず『コロナ』による、自粛生活を強いられていますが、ジメジメした気候で、『カラダ』も『メンタル』も不調になりがちですよね。何か上手に『ストレス』を、軽減してあげる方法があれば良いのですが…私はもっぱら、日々の晩酌に頼ってます(笑)。
さて、先月号でお伝えした、コロナワクチン接種体験の1回目のレポートですが、ご参考になりましたでしょうか?今回は、先日接種してきた2回目の体験記になります。『2回目の方が、副反応が出る』とか、『発熱する』とか、『若い人ほど、副反応が出やすい』とか、いろんな情報が飛び交っていますよね。ウチの医院では、スタッフを含めて5名の接種が終わりました。そのうち、接種後、翌日に発熱があったのは、2回目の接種後に、1名のみでした。そのスタッフも、2日後には軽快し、無事に、日常生活に戻りました。
私自身は、初回と同程度の、接種した側、左上腕部の筋肉痛のような痛みが、数日間続きましたが、発熱もなく、翌日もお仕事は可能でした。翌日の午後に、雨上がりの蒸し暑い中、自転車でウロウロしていたときに、『だるさ』を感じましたが、これは、蒸し暑さのせいか、体力的なものかもしれません(笑)。
今後、ワクチン接種を受けられる方は、高齢者が多いし、気温も暑くなってきますので、ワクチン接種の翌日は、ハードなスケジュールは、控えた方がよいでしょう。自治体によっては、予約や申込の方法で、不具合がありますが、数は確保されているので、慌てず、焦らず、確実に、ワクチン接種を受けてくださいね。
5月 新型コロナワクチン接種!
暑くもなく、寒くもなく、行楽にはちょうどイイ、せっかくのGWが2年連続で、自粛モードですよね。当院もカレンダー通りに、お休みをいただきます。かといって私には、何も予定がないので、結局は、診療所にやってきて、普段できない部分を、あちこち掃除したり、経年劣化によって傷んだところを、素人なりに、修繕したり、玄関のお花を植え替えたり…と、雑用している間に、終わりそうです。
さて、明るい話題を…と思い、あれこれと考えてみますが、このご時世、あまり思い浮かびません。ということで、先日、私自身、1回目が終わった『新型コロナワクチン接種』の実体験を、お伝えしますね。現在、自治体によって差はありますが、順次、ワクチン接種が始まっていますよね。私も『医療従事者』に該当ということで、接種したのですが、接種の場所は、近隣の耳鼻科医院を、指定されました。指示された、日時に、耳鼻科に問診表を持って、お伺いしました。
TV報道で、ワクチン接種の映像を見れば、『太い注射針で、二の腕にブスッと刺される』イメージですが、おそらく細い注射針を使っていただけたのか、チクっとすることもほとんどなく、ほぼ無痛に近い、一瞬で、あっけなく終わりました。近年の季節性インフルエンザの予防接種の方が痛かったくらい。その後、15分ほど、待合室で待機。特別、何も起こらず、診療所に車を運転し、無事に帰ってきました。その夜は筋肉痛、翌日は五十肩のような症状でしたが、元々、五十肩のような状態なので、特別、大騒ぎすることなく、3日後には、ほぼ正常でした。あまり副反応を、畏れることなく、ぜひ接種を受けましょう。5月に接種予定の2回目の体験談は、来月、ご報告しますね。
4月 巣立ちの 春!
ようやく寒さも収まり、春本番の季節となってきました。小さいころから来院されていた患者さまが、この春から、『就職』や『進学』で県外へ…というような場面も、年々、増えてまいりました。あんなに治療を怖がって、泣きじゃくって、お口をなかなか開けてくれなかったA君や、いつもニコニコで、学校での出来事を話してくれていたBさんが、立派に大きくなって、巣立つ前に、健診とケアに来院してくれます。
そんな際には、これから起こるであろう『親知らず』などのトラブルや、むし歯予防のための、食生活のアドバイスや、お引っ越し先の近くの歯科医院で、定期的にケアを受けるように、お話させていただいております。日本全国、よほどの過疎地でなければ『歯科医院』はあると思いますので、若い頃から、お口のケアを続けていってほしいものです。
さて、J1に昇格し、新しいシーズンが始まった『徳島ヴォルティス』。3月19日現在、0勝2分3敗となっております。リーグ戦5試合を戦い、未だ勝利なし…と、予想通りの苦しいスタートとなりました。強豪相手に、引いて守るばかりではなく、攻め込むときもあり、イイ試合はするのですが、あと一歩…。結果が伴わず、20チーム中17位です。前回のJ1では、ホームでの勝利がないまま、J2に降格。
今シーズンのスタート前には、どの評論家のJ2降格4チームの予想の中にも、名前があった『徳島ヴォルティス』。新しいクラブハウスも完成し、もうすぐ監督も来日予定。土曜日のゲームが多く、私自身は、なかなか生で観戦できませんが、私の代わりに、ぜひあなたがポカスタで、ホームJ1初勝利を、体験してください!
3月 記念すべき?200号!
早いもので、2021年も6分の1が過ぎ去りました。世の中は、相変わらず『コロナ』で、騒がしいですが、読者のあなたは、いかがお過ごしでしょうか。『花粉症』の方は、ツライ時期になってきましたね。マスクを常時着用しているため、軽く済んでいる…という方、例年と変わらず、目や鼻の症状に悩まされている方もいらっしゃいますね。どうかお大事になさってください。
鼻がつまると、口で呼吸するため、前歯の周囲の『歯肉炎』や、『むし歯』が進行する場合があります。この『口呼吸』の状態は、『花粉症』だけでなく、『マスク』を着用しただけで、よく起こります。『口呼吸』には、害はあっても、メリットはまったくありません。まだまだ『マスク』が必須の今日この頃。マスクの中で『鼻呼吸』を、意識してくださいね。
さて、毎月、大杉歯科診療所より、ご縁のある患者さまに、勝手に送付中の、ニュースレター『スマイル』が、何と『200号』を迎えることができました。足掛け16年と8か月になります。我ながら、よく続いたものだ…と思います。この16年と8か月の間には、『迷惑なので、送付をやめてほしい…』『読んでないので…』『あんな内容のモノは、書かないほうがイイ…』等々、いろいろと、ご意見・ご批判をいただくこともありました。
ですが、少しでも、嫌われモノの『歯科医院』のイメージを変えたくて、患者さま(本当は、来院者さまと表記したいのですが)が、自主的に、かつ定期的に、『笑顔(スマイル)』で来院される、予防型の『歯科医院』を目指して続けてきました。毎月、ページを分担してくれるスタッフにも、本当に感謝しています。『読んでるよ!』と、言ってくださる方が、お一人でもいる限り、続けたい…と、思っています。
2月 2021年は・・・!
『大寒波』とともに始まった、2021年でしたが、みなさまは、どのようにお過ごしでしたか?ふるさとへの『帰省』や、『初詣』等が、例年のようにはできない『お正月』でしたが、せめてゆっくりと、ご自宅で過ごすことは、できたでしょうか?
私も、例年なら開催される、セミナーや講演会などの『勉強会』、忘年会・新年会などの『会食』は、すべて『中止』でした。おかげで、体内に摂取する、アルコールの量は、少なくて済んだはずなのですが、『コロナ太り』の言葉のとおり、ぷくぷくと、脂肪を貯めこんだ、年末年始でした。さらに、年明け早々には、『風邪』を引き、1月半ばまで、『咳止め』を飲みながらの診療となりました。その期間、来院された患者さまには、大変、ご心配をおかけしました。もうすでに回復し、元気に診療しております。若い頃は、こんなにも『風邪』の症状が、長引くことはなかったのですが、これほど体力の回復に、時間がかかるのが、いわゆる『年齢(とし)』のせい・・・というやつでしょうか。
さて、いまだに終息のメドがたたない『新型コロナ』ですが、もうすぐ『ワクチン接種』が始まりそうですね。『ワクチン』が有効に作用し、すこしでも流行を抑え込み、早く普段の生活に戻りたい・・・と。誰もが思っているはずです。都会や流行地域では、再び、緊急事態宣言が出され、外出の自粛や、飲食店の営業時間の短縮などが行われています。何とか、持ちこたえてくれればイイのですが、寒くなれば、再び『感染』が拡大することは、分かっていたはず。行政機関には、もう少し、先を読んだ対応をしてほしいものです。
1月 おめでとう、徳島ヴォルティス!
本来なら『2020年は、東京オリンピック!』で、盛り上がるはずが、世界的な、新型コロナウイルスの流行で、すべてが変わってしまいましたね。もう『コロナ前のようには、戻らない・・・』と言われますが、『テレワーク』にも、『web会議』にも、縁のない私にとっては、いつもと同じように、診療所に通い、患者さまと接する毎日です。『働く』『誰かと会う』『移動する』『買物する』・・・当たり前にできていたことが、不自由さを伴い、どれほど有難いことだったのかを、身をもって感じた『一年』になりました。コロナが落ち着けば、『毎日』の生活を、ひいては『人生』に悔いのないように、大切に過ごしていきたいものです。
さて、最後までヤキモキさせられましたが、われらが『徳島ヴォルティス』が『J1』に昇格しました!前回の昇格は、プレーオフを勝ち抜いて、『J1』に上がりましたが、『実力』よりも『勢い』で、上がったため、わずか『1シーズン』で3勝しかできず、再び『J2』へ降格。でも今回は、コロナ禍での過密日程の中で、この成績ですから、文句なしに『実力』での昇格です。ここ数年、悔しい思いをしてきた、監督・選手・スタッフ・サポーターのみなさんには、本当に『おめでとう!』と言ってあげたいです。
県外に少しでも暮らした方は、体感されると思いますが、『徳島県』の知名度・認知度は、全国的には『最下位』に近いでしょう。『ヴォルティス』のおかげで、『徳島』という地名が、少しでも全国に認知されることを願います。さて、来期『J1』で戦う『ヴォルティス』ですが、『監督』とエースの10番『渡井選手』が、浦和レッズに移籍しそうです。戦力補強のための資金UP『大塚製薬』さま、何卒、お願いします。
12月 いざ「J1」へ、徳島ヴォルティス!
北国からは『雪便り』が、聞こえてくる季節になりましたね。相変わらず、報道では『コロナ』の話題ばかりですが、寒くなれば、また患者数が増加するのは、わかっていたこと。冷静な報道をしてほしいものです。見えない『ウイルス』が相手ですし、『ワクチン』も『特効薬』もない状況では、『不安』になる気持ちはわかりますが、その『不安』を、さらに煽るような報道は、極力、目にしてほしくないものです。毎年、冬に流行する『季節性インフルエンザ』への対応と、同じように気を付けていれば、かなり防げるのではないでしょうか?以前より、『口腔ケア』が有効なのはわかっているので、普段の『うがい』や『歯ブラシ』による『ホームケア』と、歯科医院での『プロのケア』で、乗り切っていきましょう。
さてさて、『明るい話題』としては、われらが『徳島ヴォルティス』。11月27日現在、なんとJ2の首位!あと6試合、このまま2位以内を確保していけば、来シーズンは、J1へ自動昇格です。11月28・29日の第37節、12月2日の第38節で、3位の長崎が2連敗し、首位の徳島が2連勝すれば、最短でJ1昇格が決まります!私が、鳴門のポカリスエットスタジアムに、観戦に行かなければ『勝利』するジンクスからいけば、12月2日(水)は、観に行かない方がよいのでしょう。平日なので、行けませんが…。
ここまで強くなったのは、スペイン出身のロドリゲス監督のおかげですが、どうやら来シーズンはJ1の有名クラブ、浦和レッズで指揮をとることになりそうです。残念ですが、プロの世界とはこういうものと、快く送り出しましょう。新監督には、今の徳島の攻撃的サッカーを、J1でも継続してほしいものです。
11月 好調、徳島ヴォルティス!
金木犀の香が漂い、秋本番となってきましたね。これから少しづつ冷え込んでいくのでしょうが、年々、同じ気温でも寒さを感じるようになってきました。これが『としをとる』ということなのでしょうか。
今年の冬は、コロナの第2波(第3波?)も予想されていますね。欧州では、再び感染が拡大しているようです。この冬はいつも以上に、体調管理に十分な注意が、必要な時期となりそうです。ウイルスは口から入る…といわれていますので、お口のケア(歯みがき&うがい)をお願いします。プロによるケア(健診とクリーニング)もお待ちしております。
さて、地元、『徳島』の明るい話題といえば、『徳島ヴォルティス』です。現在、J2での順位が2位!来期へのJ1昇格圏内で、頑張っています。今シーズンは、J2の1位と2位が、自動的にJ1に昇格し、3位~6位で争う、いつものプレーオフがありません。J1に昇格するためには、何としても1位か2位になる必要があるのです。
先日のホーム新潟戦に、観戦に行こうと思ったのですが、家族より『アンタ、行ったら負けるけん、やめとき!』といわれ、泣く泣く踏みとどまりました。結果は、引き分け。私が観戦に行かなかったせいでしょうか、『負ける』ことなく、『勝ち点1』をゲットしました。ただし、まだあと13試合(10月26日現在)ありますので、J2上位のチームには、昇格の可能性が残されています。何とかJ1に上がって、全国で下から2番目の『都道府県の魅力ランキング』を、少しでも上げてほしいものです。
10月 秋といえば、運動会!
ようやく朝晩、過ごしやすくなってきましたね。梅雨がなかなか明けず、明けたと思えば、酷暑が続き、最後に台風がやってきて、一気に『秋』の気配へ。ここ数年、『春』と『秋』の過ごしやすい期間が、だんだんと、短くなってきた気がします。もうすぐ、『長袖』をひっぱり出してこなきゃいけなくなりそうです。
さて、秋の風物詩といえば、運動会!(少し強引ですが…) すでに我が子たちは、大きくなり、朝早くから『お弁当』と『ビデオカメラ』を用意して、『場所取り』に出掛ける必要もないのですが、あの『ほんわかした雰囲気』は、今思い出しても、本当にいいものです。今年は、『新型コロナ』の影響で、お弁当なしの午前中のみの開催で、観覧できる父兄は『2名』まで…とか、『団体競技』や『ダンス』の中止、地域によっては、運動会自体が、中止されるなど、子供達や、応援を楽しみにしている、父兄や祖父母のみなさんには、残念なことになりましたよね。
私自身、小学生時代の運動会の思い出は、何といっても校庭で、みんなで食べる『お弁当』。おにぎりや卵焼きなど、あまりに食べ過ぎて、午後からは、満足に走れなかったように思います。(決して、足が遅い言い訳ではありませんよ…) 我が子の運動会では、プログラム片手に、ゴール前のいい場面をビデオに収めようと、場所取りに行ったり、数週間前から、一生懸命練習していたダンスを踊る、我が子の表情を、少しでもいい角度から撮影しようと、人混みをかき分けていたことを思い出します。来年はいつものように、何の規制もなく、子供達の『運動会の思い出』が、作られることを、心から願っています。
9月 静かな 夏!
徳島の街が、静まりかえった『お盆』も、とうに過ぎ、『残暑』というには、あまりにも『酷い』暑さが、続いておりますが、あなたはいかがお過ごしでしょうか?暑さで体調を崩してしまい、そのせいで『痛み』や『腫れ』が出る患者さまも、見受けられますので、暑い中では、決して無理をせず、十分な水分補給と、栄養・睡眠をとってくださいね。
さて、地方大会を勝ち抜いた高校が出場する、夏の甲子園に代わって、春の選抜に選ばれた高校で、開催された史上初の『交流試合』でしたが、接戦が多く、TVで観ていても、十分に感動を与えてくれました。
他の競技では、代替の大会が開催された競技もありましたが、各地の県総体や、インターハイが、全て中止となったのに、『高校野球』だけが『聖地』で開催され、全国にTV中継され、報道されるのは、少しおかしい気もしましたが…。きっと完全に中止にはできない『大人の事情』があるのでしょう。もちろん、甲子園を目指してきた、選手・親御さんにとっては、たとえ無観客で、大声を出しての応援ができない中で、1試合だけでも『聖地・甲子園』でプレーできたのは、きっといい思い出になったことでしょう。
現在、徳島県内においても『クラスター』が発生し、高齢者の方が、お亡くなりになっている状況です。『熱中症』と『新型コロナ』の症状がよく似ていて、発熱が続いたら、きっと不安になることと思います。日頃から、手洗い・うがい・人混みでのマスクの着用。当たり前の防御策を続けるしかなさそうです。
8月 この環境に、「適応」するには?
なかなか『梅雨明け』せず(7月25日現在)に、『もう雨は、十分!』という気持ちで、日々過ごしておりますが、読者のあなたは、元気にお過ごしでしょうか?今年の梅雨も、日本各地で、大雨の被害が続いていますよね。毎年のように、この季節、日本のどこかで、川の氾濫や土砂崩れの被害が起こっています。
ここ最近、わずか数年の間に、幾度『数十年に一度の大雨』という言葉を、耳にしたでしょうか?夏の暑さは、年々、厳しくなり、台風はどんどん大型化し、自然の脅威は、私の子供の頃よりも、確実に増してきています。地球環境は、人類の繁栄を、否定し始めているかのように思えてなりません。この環境の変化に、生物の一種として、適応していかなければ、明るい未来は、望めそうにありません。
さて、今や私たちの生活を、大きく変えてしまった、『新型コロナウイルス』。目には見えない、この『ウイルス』は、どんどん『変異』しているそうです。この『ウイルス』が、地球から消えてなくなることは、おそらくないのでしょう。どうやってこの『ウイルス』と、付き合っていくのか?が、問われそうです。
毎年、流行が予想される、インフルエンザワクチンの予防接種が必要なように、今、流行している『コロナウイルス』に対する『ワクチン』が開発されても、毎年のように、『変異』して『姿』を変える可能性があり、それに対応した『ワクチン』が、必要になりそうです。
『人混み』を避け、『手洗い・うがい』を励行し、『免疫力』を上げる…今は、これが精一杯の予防策ではないでしょうか?もし『感染』しても、『重症化しない』ような『お薬』が、一日も早くできることを…!
7月 「コロナ」下での「プロスポーツ」の 役割
梅雨真っ只中で、ジメジメした毎日が続いていますが、読者のアナタは、お元気でしょうか?『TV』も『ネット』も、コロナの話題や、不倫した芸能人の話題など、イヤな、ニュースばかりですよね。私自身、最近では、暗いニュースよりも、空港や駅でのピアノ演奏や、映画を観て、気分転換しております。
さて、明るい話題としては、『プロ野球』が、無観客ではありますが、開幕しましたし、『Jリーグ』も、シーズンが再開されます。変則的で、過密な日程になると予想され、チームの底力が、試されるシーズンになるでしょうね。そこで大きな勝敗の分かれ目といえば、監督の選手起用の方法でしょうか。レギュラー選手を、毎試合、器用し続けることは、今シーズンは、不可能。では、どういう戦術で、どの選手を起用し、いかに疲労やケガを少なくし、変則的なシーズンを戦っていくのか?監督の手腕が、まさに問われます。
もちろん、チームの方針や、統一されたチーム戦術を、全員が理解し、誰が試合に出ても、同じような結果になることが、望ましいのですが。選手同士の相性もありますし、1人のエースが、試合を決めてしまうこともありますよね。無観客となれば、サポーターやファンの声援がなく、ホームチームのアドバンテージが、少なくなると予想されています。大逆転や、番狂わせが、少ないシーズンになるかもしれません。
野球もサッカーも『プロ選手』として、ゲーム(仕事)ができる『喜び』をかみしめながら、審判のジャッジに、クレームなどつけず、正々堂々、『さすがは、プロ!』という、プレーをしてもらいたいものです。
ただでさえ、閉塞感に包まれていた、平成の日本に、ふりかかってきた、令和の『コロナ禍』で、さらに落ち込んでいるこの国の雰囲気を、『プロスポーツ』の力で、少しでも、明るくしていただきたいものです。
6月 「新型コロナ」で世界が 日本が 変わる?
先日、徳島県では、『緊急事態宣言』が解除され、本当に、わずかに、少しづつですが、以前の状況を、取り戻しつつありますよね。読者のアナタの生活は、いかがでしょうか?幸いにも、わが徳島県では、現在のところ、感染者の数も増えず、都会とは、比べ物にならないほど、落ち着いた状況にある…と、いってよいでしょう。
なぜ、四国の中でも『徳島県』だけ、感染者が少ないのかは、きっと今後、検証されていくのでしょうが、ひとまず、多いよりも、少ないことに、こしたことはありません。
しかし、半年にも満たない、わずかこの数ヶ月の間で、わたしたちの状況は、一気に変化しましたよね。『わしゃ、影響なんか、何もないんじゃ…』と、胸を張って言える『ヒト』は、日本国内に、一人もいないでしょう。何かしらの影響を、すべての
国民が受けたのは、太平洋戦争の終結した、昭和20年8月15日以後で、おそらく初めての体験ですよね。昭和から、平成を経て、令和まで続く、現代において、今までになかったことでしょう。目に見えない、小さな『ウイルス』という『敵』は、かなり手ごわそうです。
今まで、普通にやってきたこと、当たり前の日常、平凡な毎日の『有難さ』や、
『幸せ』を、感じずにはいられません。思うように移動できない、外出できない…などの制限の中、『家族』と過ごす時間が増えて、『生き方』や『働き方』を、見つめ直し始めた『ヒト』も、多いことでしょう。
リーマンショックや、東日本大震災を超える、経済のダメージがすでに始まっています。そんな状況の中でも、『ヒト』が、この国が、そして世界が、きっといい方向に変わっていくことを、切に願うばかりです。
5月 大杉歯科診療所における、『新型コロナウイルス 感染予防』への『取り組み』について
- 2週間以内に、海外や、国内の感染者多発地域から、県内に帰省された方や、最近、発熱、倦怠感、咳や、のどの痛み…など、体調不良があった場合には、『診療日時の延期』を、お願いしております。
- 来院時には、できるだけ『密』な空間にならないように、アポイント数(予約患者数)の調整を行っており、待合室等で、『濃厚な接触環境』にならないようにしております。待合室のイスも距離を離し、数も減らしています。ご家族揃っての来院、お子さん等の付き添いの方は、最小限でお願いしております。
- 来院される方全員(患者さま、業者さん等)に、手指消毒アルコールの実施、ならびに、処置の前には『リステリン』等のうがい薬により、エアロゾル感染を減少させる対策を行っております。
- 診療室内・待合室では、空気清浄器を活用し、口腔外バキューム等で、飛沫が飛散しないように、留意しております。また、定期的に、室内の換気を行っております。
- これは従来より、継続していることですが、ディスポーザブル(使い捨て)品を多用し、診療時に、お口の中に入るものは、『高圧蒸気滅菌』ならびに、『薬液滅菌』をしております。
- 院長、およびスタッフは、体調管理に気を配り、不要不急の『外出の自粛』はもちろん、今まで以上に、院内の衛生管理・感染予防対策を行っております。
当院ではできる限りの感染予防対策をとっております。ご理解・ご協力の程、よろしくお願いいたします。
4月 みせましょう、日本のチカラ!
たったこの1か月で、世界を含めた『新型コロナウイルス』を取り巻く状況は、すっかり変わってしまいました。スマイル読者のあなたは、『ココロ』も『カラダ』も、健やかにお過ごしでしょうか?先行きの見えない『不安』がない…と、言ってしまえばウソになりますが、こんなときこそ『冷静』な対応が、必要ですね。
当初は、私自身も、2月の始めの頃は、季節性の『インフルエンザ』と同じくらいか、少し気を付ければ…と考えておりました。中国での大流行は、まさに『対岸の火事』で、国内では少数の発生はあるものの、温かくなり、新年度が始まるころには、終息するかなぁ…と考えておりました。
現在(3月末)の国内や、世界の状況をみれば、どうやら当分の間、最大限の注意が、必要になりそうです。東南アジアの国々でも、感染が報告されており、気温や湿度が上がる、夏場の日本でも、感染が拡がることが十分に考えられます。
未だにこの『ウイルス』は未知の部分が多く、世界各国で、急ピッチでこのウイルスに対する『研究』が進んでいると思われますが、どんな薬で効果があるのか?ワクチンはいつごろ開発され、医療機関に出回るのかが、見通せないのが実情です。
2月末からの小中高の『休校』の決定、各種スポーツ大会や、イベントの自粛。さらに東京オリンピックの延期の決定。Jリーグやプロ野球、大相撲を始め、スポーツ界の試合の延期やイベントの中止。東京など都会に出された外出の自粛。どれも感染拡大を防ぐ効果は、あったのでは…と思います。
他国と比べても、検査数が少ないとはいえ、感染者数も死亡者数も、何とか、低く抑えられているように思います。対応に当たっている、関係の政府機関・行政機関・医療機関の現場のスタッフのみなさんの努力の賜物ではないでしょうか。感染しても『症状』の出ないヒトもいますし、『潜伏期間』にも幅があり、自覚症状のない感染者が、さらなる感染を引き起こし、『感染拡大』が頻発すれば、イタリアのように『医療崩壊』につながっていく恐れがあります。
イタリアでは『医療体制』がもともと十分ではなかった(最近の国の緊縮財政で、医療の予算が削られていたようです)のと、3世代が同居したり、週末には祖父母を訪ねる習慣もあり、高齢化も進んでいたため、感染が拡大したら、手が付けられなくなったようです。もともとイタリア北部の繊維産業の盛んな地域では、中国からの移民が多く、春節で本国に帰った彼らが、ウイルスを持ち込んだ…と言われていますが、そんな検証は、終息してからの話で、感染者が出た初期の対応で、『経済活動』を優先し、ヒトの移動や、『集会』や『イベント』の自粛などを行わなかった『政府』の対応が批判されているようです。
今後、数ヶ月間は、手探りの状態で『ガマン』するしかないようですが、こんな時こそ見せましょう、日本のチカラを。ips細胞で有名な、山中教授のHPが解りやすくオススメです。来年もサクラは咲くのだから。
3月 いよいよ、開幕!
少し『寒波』がやってきましたが、相変わらずの『暖冬』傾向で、もうすぐ待望の、あたたかい『春』が、すぐそこまで来ている感じですね。読者のあなたはいかがお過ごしでしょうか?徳島市の今年の『桜』の、開花予想は3月24日(火)だそうです。例年よりも、1週間くらい早いでしょうか。お花見が楽しみですね。あなたはどちらでお花見されますか?
さて、桜のシーズンよりも、1か月早く『Jリーグ』は開幕します。われらがJ2『徳島ヴォルティス』も、2月23日の『東京ヴェルディ』戦から、11月22日までの長丁場、9か月にわたり、リーグ戦42試合を戦います。評論家の予想では、昨シーズンと同じ順位、昇格プレーオフ圏内の、4位あたりに予想されており、十分に、J1への自動昇格の2位以内が、狙えると思われます。
昨年のレギュラークラスが5人も移籍、元日本代表選手もいませんし、戦力ダウンも否めないですが、戦術家ロドリゲス監督のもと、新加入の選手も、チームにフィットすれば、春から上位をキープしてくれると期待しております。毎年のように、選手が入れ替わる中、チームとしてのエンジンがかかるのが、夏ごろなので、何とか早めにチーム一丸となれば…と思います。昨シーズン、あと一歩、あと1点で、『J1昇格』を逃した『悔しさ』を、シーズン序盤からパワーに変えて、勝ち点を積み上げていってほしいものです。
2月 暖冬だけど…!
この冬も比較的、温かい冬ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。いくら温かいとはいえ、年末から、すでにインフルエンザも流行していますし、最近では『新型コロナウイルス』による肺炎が、中国で爆発的に発生し、世界的な問題になっていますね。まだ日本では数症例のようですが、このままできれば拡散せず、終息にむかってほしいものです。
いまだワクチンもなく、感染しないのが何よりの予防のため、マスク・手洗いに頼るしかないのが実情のようです。インバウンドによる観光需要も、経済的には重要なのでしょうが、バスや飛行機などによる移動など、密閉された空間では、感染を防ぐのは非常に難しそうです。空港等で水際の対策をしているとのことですが、潜伏期間には、発熱しないので、自覚症状もなく入国されたら、食い止めるのは難しそうです。まさに、自己防衛しかなさそうです。
人混みや、外国人がたくさん訪れる観光地には、近づかない。手洗い・マスクはもちろんですが、無理に外出しないようにして、十分な、睡眠と栄養をとって、ストレスを溜めず、免疫力を高めることも大切でしょう。とはいえ、学校やお仕事、お買物等で、外出しないといけないし、接客・サービス業であれば、ヒトと接しないわけにはいかないので、難しいですよね。
『インフルエンザ』や『新型コロナウイルス』など、目に見えない、自然に起因する未知ものには、人間の無力さを感じますよね。今のところ、新型コロナウイルスによる中国での死亡例は、報道が正しければ、基礎疾患を持つ、『高齢者』が圧倒的だそうです。あまり大騒ぎしすぎるのも良くないのかもしれませんが、『備えあれば、憂いなし』。しっかりと自分のカラダは自分自身で守る。そのために、手洗い・うがい等、通常の感染症予防を徹底しましょう。
暖冬で、過ごしやすい日は、ありがたいのですが、暖冬すぎて、困っているところもあるみたいです。まず、一番に浮かぶのは、そう、スキー場。いつもなら、年末からオープンし、1月にはゲレンデの全面滑走が可能になるのですが、この冬は、どこも積雪が不足し、2月前のこの時期でさえ、閉鎖されているところも。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、私の趣味の一つが『スノーボード』。独身時代や、子供が小さかったころには、ゲレンデに出掛けました。最近は、なかなか行けないのですが、『積雪状況』は、気になるもので、チェックしておりました。ですが、この冬は本当に、雪がない!スキー場や、周囲の宿泊施設や、スキー客を見込んだお店なんかは、相当、深刻な状態ではないでしょうか?
また、ある雪の多い地方では、行政より、除雪作業を依頼されている会社が、この冬は雪がなく、稼働日数が極端に少ないため、除雪の待機はしているものの、実際の作業がなく、資金繰りが悪化しているため、前倒しで除雪の委託料を支払ったり、緊急融資を行っているとのことです。
『ウイルス』も『お天気』も、人類ではまだまだコントロールできないことを、痛感します。大昔の日本人は、それを理解し、受け入れて、『自然崇拝』や『八百万神』へと、つながったのかもしれませんね。
1月 J1へ、あと一歩!
さあ、いよいよ、2020年が始まります。この年末年始は、『9連休!』という方も、多いのではないでしょうか。当院も、年末年始は、お休みをいただきまして、1月4日(土)より、診療を開始しております。何卒、今年も『大杉歯科診療所』を、よろしくお願いいたします。ぜひ、『ご家族』や『お知り合い』の方を、当院へご紹介ください。しっかりと、対応させていただきます。
さて、夏には台風の影響で、一大イベント『阿波踊り』が、4日間中、2日間も中止になり、そごう徳島店も、閉店が決定!と、あまりいいニュースがなかった『徳島』ですが、12月には『徳島ヴォルティス』が、J1まで、あと一歩、あと1点、というところまで、勝ち進み、盛り上げてくれましたよね。残念ながらJ1のチームに有利なルールで、『昇格』は叶いませんでしたが、今シーズンは、充分に楽しめました。このままのチーム体制で、2020年も…と思っていたところへ、ロドリゲス監督は、引き続きチームの指揮をとってくれるという、うれしいニュースが!しかし、主力としてチームを支え、守備の要だった、ヨルディ・バイス選手が、同じJ2の京都サンガに、引き抜かれてしまいました。
チーム予算が、あまりないのは、重々承知しておりますが、本気で『J1』を目指すなら、これ以上の主力選手の移籍は、避けて頂きたいものです。毎年のように、チームの得点王や、レギュラークラスの主力選手が、移籍しているので、『チーム』として機能するのが、どうしても遅れがち。調子が上向くのは、いつも夏ごろから。来シーズンは、春から勝ち続け、自動昇格となる1位・2位を目指してほしいものです。
12月 さあ、再びJ1へ!
いよいよ今年も、大詰めの時期になりましたね。あなたにとって今年は、どんな一年でしたか?とても充実し、イイ一年でしたか?それともあまり良くなかったでしょうか?毎年のように起こる『自然災害』が思い出されますが、幸い地元、徳島では大きな被害もなく、『阿波踊り』が二日間、台風で中止になったことが、最大の『自然災害』による影響かもしれませんね。来年は4日間ともトラブルなく、無事に開催されてほしいものです。
さて、われらが地元・『とくしま』を代表する『チーム』といえば、『徳島ヴォルティス』(インディゴソックスのファンの方、ごめんなさい)ですが、夏以降、徐々に調子を上げ、J1へ自動昇格する上位2チームには、入れませんでしたが、22チーム中4位で、リーグ戦を終了し、2013年以来、6シーズンぶりに、『J1昇格プレーオフ』進出を決めました!(11月24日現在)。
『昇格プレーオフ』は、J2の3位から6位の4チームでの、トーナメント方式(12月1日・8日)で争われ、そこを勝ち抜いていけば、J1の16位のチームと、一発勝負の『入替戦』(12月14日)となり、そこでも勝利しないと、J1へは上がれません。かなりハードな道のりですが、『勢い』はあるので、このまま勝ち進んでほしいです。まだまだしびれる戦いが続きますね。全国的に有名な選手や、元日本代表選手もいませんが、チーム、スタッフ、サポーターが一丸となって、何とか、ラグビー日本代表のスローガン『OneTeam』(今年の流行語大賞と予想しています)の精神を借りて、2014年以来のJ1へ!
さて、この昇格プレーオフ進出を決めた原動力の大きな源は、ずばり『監督』の力ではないでしょうか?それは誰かというと、2017年から、徳島ヴォルティスを率いて3シーズン目の、スペイン人リカルドロドリゲス監督。毎年のように、チームの得点源の日本人FWや、助っ人外国人選手を引き抜かれ、レギュラークラスの主力が、入れ替わる中、2017年はプレーオフの一歩手前の7位、2018年は、11位。そして今年の4位と、与えられた戦力の中で、着実にチームの戦術を進化させてきているように思います。
新しくシーズンが始まる春先には、選手の入れ替わりが激しく、なかなかチームが、かみ合わないので、いつも、モタモタする印象なのですが、不思議と夏ごろには、何故かチームの調子が上向いてくる感じです。今期も、8月17日の28節から、11月2日の39節まで、12試合連続、黒星なしの9勝3分けでした。久しぶりに負けた11月10日の横浜FC戦、実は、私、鳴門ポカリスエットスタジアムに、観戦に行っておりました。なので、ホーム最終戦の11月24日は、観戦に行かなかったら、やはり3-0でレノファ山口に勝利!プレーオフも、私が観戦に行ってしまうと、負けそうなので、遠慮しておきたいと思います(笑)
今シーズン終了あたりで、ロドリゲス監督自身が、引き抜かれそうですが、何とか『徳島ヴォルティス』のサッカーは、こういうスタイルだ!というのを、もっと定着させてほしいと思います。いよいよJ1昇格を賭けた、プレーオフのしびれる試合が続きます。もちろん、J1に昇格できれば、最高なのですが、仮にJ1に上がっても、前回、J1に上がったときのように、(J1に昇格した2014年シーズンは、3勝5分26敗の勝点14で、ダントツの最下位)、1年でJ2に降格だけは、避けたいものです。各スポンサーさんには、ぜひとも選手補強の費用を、お願いしたいと思います。特に、頼みます、大塚グループさん!
11月 「ラグビー」も「なでしこ」のように?
秋本番の10月も後半というのに、『大雨』や『台風』による、『大きな被害』が続いていますね。報道で、たまった土砂をかき出す姿や、浸水被害にあった住宅の家財道具を、運び出す姿には、何ともいえない『虚無感』を覚えます。幸いこの台風シーズンは、徳島に大きな被害は、なかったと思うのですが、いつ同じような境遇になるか?河川に囲まれた徳島の街は大丈夫か?心配になりますよね。自然相手なので、防ぎようがないのですが、一応の『備え』と『保険』には入っておかなくちゃ…と改めて思うこの頃です。
さて、目標のW杯の『ベスト8』を、達成したラグビー日本代表。私のような『にわか』も含め、盛り上がりました!『ベスト4』を賭けた、決勝トーナメントの南アフリカとの対戦では、残念ながら、ノートライに終わりました。前回の2015年のW杯の、グループリーグで、まさかの格下の日本に敗れ、ラグビー界における『世紀の番狂わせ!』と騒がれた、南アフリカは、相当、この日本戦での、『リベンジ』に気合が入っているな…と感じました。また、日本の攻め方・特徴をよく研究して、日本のやりたい戦い方を、ほとんどさせてもらえませんでした。このあたりが、優勝を経験している、伝統国・強豪国ということになるのでしょう。ぜひ、ラグビー日本代表も、ひとつ一つ『経験値』と『歴史』を、積み重ねていって、いずれは『強豪国』になってほしいものです。サッカーよりも早く達成しそうで、長年、サッカーを愛する者としては、すこし『ジェラシー』を、感じてしまいますが…
今回の『ラグビー人気』の盛り上がりを、持続できるかが、『強豪国』を目指す上では、必要なことだと痛感します。今後、日本国内の『ラグビートップリーグ』の観客数が増えるのか?ラグビーを楽しむ『子供たち』が増えて裾野が拡がり、『競技人口』が増えていくかが、とても大事なことでしょう。あのカラダとカラダのぶつかり合いが、ラグビーの魅力ですから、ケガがつきもの。子供にラグビーをさせたいけど、ケガが心配…という親御さんも多くいらっしゃることと思います。
転んでも、ケガの少ない、フカフカの『天然芝』のグラウンド。頭を守る『ヘッドギア』の装着。接触プレーによる『歯』の損傷を防ぐ『マウスピース』。指導者の正しい指導…。道は、簡単ではなさそうです。
また、このフィーバーぶりをみていて、『にわかファン』の私が、最も憂いているのは、この国では、こういった、一過性のブーム・フィーバーの、後が続かない前例が、山ほどあること。そのひとつが、2011年女子サッカーW杯で、『世界の頂点』に立った『なでしこJapan』。最近では、メディアに取り上げられることも滅多になく、なでしこリーグの試合も、ほとんど注目されていません。
ブームやフィーバーになる前から、地道に応援している『サポーター・ファン』は、心配ないのでしょうが、『にわか』をどうやって『サポーター・ファン』に育てていくのか?メディアに踊らされやすい国民性だから、仕方ない…とあきらめるよりも、何かできることはあるはず。週末には、仕事を休める環境にして、おらが街のチームのユニフォームを着て、近くの天然芝のスタジアムに足を運び、地元の『サッカー』や『ラグビー』のチームを応援し、『勝った』『負けた』と一喜一憂し、ゲームの後は、近くの飲食店で、美味しいものを、楽しく飲んで食べて…という『スポーツ文化』が、醸し出せれば、最高なんですけど。
10月 ラグビーは、世界の縮図!
『暑さ、寒さも彼岸まで…』とは、よく言ったもので、朝晩が、すごし易くなりましたね。気温の差があるために、『夏の疲れ』が、一気に出てしまい、体調不良で、『ご予約』をキャンセルされる患者さまも、チラホラと、ここ数週間、続いております。あなたやご家族の、体調はいかがですか?私も、数十年ぶりに、口腔内に『痛み』が発生しました。しかも連休中!これを書いている現在も、まだ少し『痛み』と、『腫れ』が残っておりますが、ご心配なく。あと数日で、よくなると思います。
さて、ちょうど日本では、ラグビーのW杯が開催中ですね。始まるまでは、盛り上がるかどうか、心配しておりましたが、日本代表が、初戦のロシア戦に、快勝してからは、一段とヒートアップしてきましたよね。日本代表以外の、各国を代表するプレーヤーの試合でさえ、ルールがよくわからなくても、身長2m近く、体重100㎏を超える大男たちの、ぶつかり合いの迫力には、充分、引き込まれてしまいます。
サッカーのW杯も、観ていてとても楽しいのですが、レフリーにクレームを言ったり、わざと転んだりしている場面をみると、がっかりしてしまいますが、さすがは紳士のスポーツ。ラガーマンは、ひたすら楕円球を追い、チームのために、身体を投げ出し、顔から血が出ていても、涼しい顔で、プレーを続ける姿には、やはり感動してしまいます。試合が終われば、ノーサイドの精神で、敵も味方も、人種も国籍もなく、讃えあう光景は、ぜひ各国の政治家たちに、見てもらいたいものです。
W杯が、始まるまでは、『日本代表』とはいえ、外国人の選手がたくさんいる現状に、違和感を覚え、素直に『日本代表?』と思えない方も、多くいらっしゃったことと思います。私自身もそんな中のひとりです。
でもそれは、国際的にルール上、認められているので、他の国の代表にも、同じことが言えます。外国人選手がいなくて、純粋に、自国の国籍を持つ、選手のみで、代表メンバーとしているのは、今回のW杯では、2か国(ナミビアとアルゼンチン)しかありません。
日本代表の大ベテラン、なんと4大会連続、W杯に出場した、トンプソン・ルーク選手(38歳)は、ニュージーランド国籍でしたが、日本人として戦いたい…として、日本国籍を取得しました。また、代表のキャプテン、リーチ・マイケル選手は、3年以上居住した『日本』、お母さんのふるさとで、ラグビー強国『フィジー』、そして生まれ育った『ニュージーランド』の代表になる資格をもっていました。普通なら、世界最強の『オールブラックス』と呼ばれる、ニュージーランド代表に入りたい・・・と思いますよね。彼には、その力があるにもかかわらず、日本代表を選んでくれたそうです。そんなエピソードを、聞かされると、『そうか、そんな熱い思いで、日本代表になったんだ!』と、応援したくなりますよね。
前回のW杯で、優勝候補、『南アフリカ』に逆転勝ちの『ジャイアントキリング』を起こしてから、4年。今回は、地元開催とはいえ『オールブラックス』を破っている、世界ランク2位『アイルランド』をも倒し、世界のラグビー界を驚かせ続ける、日本代表。『人種』や『国籍』を超えた、この日本チームが、これからの日本の、多様性のシンボルとなり、グローバル化の反動で、排他主義的で、個性を認めない、この国において、『排除』ではなく『融和』の象徴として、記憶されることを、ビール片手に願いたいと思います。
9月 「キカイ」なので!
台風に左右された今年の『阿波踊り』も終わり、毎晩の風が、少し秋の気配を運んできましたが、あなたはいかがお過ごしですか?たまっていた、夏の疲れが出ていませんか?最近、痛くなかったところが、急に腫れて、急患で来院される患者さまも、増えております。規則正しい生活や、充分な休養・睡眠、バランスのとれた食事を心がけてくださいね。もし具合悪ければ、舌で触ったりせず、すぐに『お電話』を!
さて、『大杉歯科診療所』も開院し、17回目の夏。ずっと調子がイマイチでしたが、何度も修理や、整備を繰り返し、大切に使ってきた、アナログの『レントゲンの現像機』が、ついに寿命となりました。すでにこのキカイを製造していたメーカーでは、製造はとうの昔に中止。部品の供給も中止。もちろん修理も不可です。現在、国内で歯科用の『アナログ現像機』を製造しているメーカーは、1社のみ。しかも、いつまで部品や修理の対応をしていただけるかは、未知数。この先の歯科の未来を考えると、いつ、この世から、なくなってもおかしくありません。すでに、レントゲンのアナログフィルムを保管するフォルダーなど、どんどん、カタログから取り扱いが無くなって、困っている状況でした。
そこで、昨年のカルテ用コンピューターシステム、最新の『水浄化システム』を搭載するドイツ製の診療チェアーに続き、レントゲンのデジタル化(画像用デジタルスキャナー・画像処理ソフト・保存用サーバー・説明用ipad)を導入することとなりました。またまた借入金が増え、返済が何年(今回は120回払いです…泣)も続きます。
その他には、歯を削る機械(みなさんから、よくドリルと言われますが…)が回転不良で修理に出したり、ヘッドランプのバッテリーが20分しか点灯しなくなったり…。消耗品とはいえ、1回メーカー修理に出すと、4~5万円の出費となります。交換用のバッテリーも、業者さんに見積をお願いすると、1個50,000円とのこと…。『歯科用』と名の付くものは、本当に高価で困ります。
さらにこの夏の悲劇は、築10年を超えた、自宅でも起こり、梅雨明けの時期に、まず寝室のエアコンが壊れ、客間の和室で何とか熱帯夜をやり過ごしていたら、寝室のエアコンを修理する前に、今度はその和室のエアコンが壊れました。去年は確か、リビングのエアコンが壊れ、買い替えたような…。いやあ、学生時代の下宿生活で、扇風機のみで過ごした夏以来、まさかの扇風機オンリーの生活!
幸い、現在では、寝室ならびに和室のエアコンも一新でき、お盆には、わが娘が悠久連で踊る『阿波踊り』を見るために、大阪から義母が、我が家に遊びに来ることができました。
電化製品の寿命は10年…と、よく言われますが、まさにその通りになっています。あなたのお家の電化製品はいかがでしょう?現在、わが家では、CDコンポが故障中のまま。キカイなので、しゃべってはくれませんが、突然、壊れるのは勘弁してほしいですね。壊れる前に、何か『もうアカン…』とか、しゃべってくれるとありがたいのですが。そういえば最近、普及してきた『AIスピーカー』。話しかけるだけで、音楽をかけてくれたり、電化製品を操作したりと、便利そうですが、あれは壊れる前に『もうそろそろお別れです…』と教えてくれるのでしょうか?今度、電器屋さんで『アレクサ』や『Siri』に聞いてみたいと思います。
8月 備えあれば…!
梅雨も明け、まさに真夏のシーズンがやってきましたね。局地的な大雨が降ったところでは、被害も出ていますが、ここ徳島でも、今後の台風などによっては、被害が予想されます。日頃の備えが大事!と、よく言いますが、なかなかしっかりと、防災用品を準備したり、避難場所や経路を確認したりしている方は、少ないのではないでしょうか?
そういう私もほとんど何も考えていないのが現状です。もし診療中に、大きな地震や災害が発生したら、お隣のイオンさんの立体駐車場に、急いで避難するように、患者さまやスタッフには伝えますが、さあ自分自身はどうする?あれもこれも…と準備している間に、逃げ遅れそうです。
大地震や、大洪水ほどではないにしても、長時間、停電してしまうだけでも、もうパニックでしょうね。この仕事には、『電気』が欠かせませんので、停電になっただけで、もちろん診療は不可能。大きな総合病院のように、非常電源設備があるわけでもなく、復旧するまでは、何もできません。
もし診療中、そのような状況になった際に、どう対処していくのか、スタッフと考えなければと思います。と、同時に、コンセントにつなげば電気が使え、蛇口をひねれば、キレイな水が出てくる…ということ、またそれを維持してくれている方々に、改めて感謝したい…と、思います。
7月 いまどきの若者は?
『令和』になって、はや2か月あまりが経ちましたね。あなたの周りで、何か『変化』はありましたか?『元号』が新しくなって、心機一転、何か『新しいこと』を始めたり、『新たな目標』を、立てた方も多いのではないでしょうか。私自身は、『平成』→『令和』に変わっても、何も変わらず、相変わらず、毎夜、アルコール類を消費し、そのままベッドに倒れこむ生活で、メタボなお腹まわりが、ますますたくましくなってきています。薄着になってくるこの季節、『ポコン』と、出っ張ったお腹が、目立たなくなるように、少しは、控えなきゃ…!寝る『2時間前』には、『飲食』を終わらせなきゃ…!と、思ってはいるのですが、なかなか実現できそうにありません。ダメだコリャ。
さて、今年も半分が終わりそうです。あまり明るい話題は、無かったように思うのですが、スポーツ界では、若いアスリートの活躍が話題になりましたよね。女子テニスの大坂なおみ選手、スキージャンプの小林陵侑選手、メジャーリーグの大谷翔平選手、陸上男子100mのサニブラウン・アブデル・ハキーム選手、プロバスケットの最高峰NBAのチームに、ドラフト1位指名された八村塁選手など、20代の選手の活躍は、私が子供の頃には、想像できないような、世界でもトップクラスの活躍ですよね。今の20代の選手には、世界のトップアスリートとの対戦や、トップレベルのリーグや大会に出たときに、数十年前には、よく聞かされていた『やはり日本人だから…』という、『言葉の壁』や生まれついての『身体能力』・『体格の差』なんていう『言い訳』は、全く関係ないのかもしれませんね。
若い『アスリート』が活躍するようになれば、『ベテラン』は、第一線から退くことになるのは必定。今年、前半には、私よりも年下の選手が、惜しまれつつ現役を引退しましたね。最も『インパクト』を残したのは、やはり『イチロー』選手、45歳でしょう。日米の野球界の歴史に、間違いなく名前の残る選手。また上原選手も44歳。いくらレジェンド級の野球選手でも、40代半ばが、限界なのかもしれませんね。
サッカー界では、元日本代表のGK楢崎正剛選手43歳&DF中澤祐二選手41歳。20代が主力のサッカー界で40歳overは、本当にすごいこと。つい最近、元スペイン代表でサガン鳥栖のF.トーレス選手が、35歳で引退を表明しましたね。やはり30代になると、体力的な面では、キツイのかもしれません。
人類最強女子といわれた、レスリングの吉田沙保里選手は36歳。柔道のメダリスト『野獣』松本薫選手は31歳で、現役を終了。女性のアスリートにとって、30代というのは、男性アスリートの40代くらいの感じかもしれませんね。相撲界では、稀勢の里が32歳。バレーボール女子では、栗原恵選手34歳。
皆さん、私よりもかなり年下で、引退されるわけですが、みなさんその道を極めたアスリートですから、これからの人生も、心配ないでしょう。私はすでに『50歳』超えですが、まだまだ『現役引退!』を宣言できる、たいそうな身分ではありません。あと20年近くは、現役の歯科医師として、体力・視力の『衰え』と戦いながら、さらに歯科医療に励みたい…と、思っております。
唯一、私より2学年も年上で、まだまだ現役バリバリのアスリートといえば、そう『キング・カズ』こと横浜FCの三浦知良選手52歳です。カズ選手には、私と同じくらい『現役』でやってもらいたいですが、さすがにそこまでは、無理と思いますので、ケガに気を付けて、少しでも長くプレーしてもらいたいですね。
6月 そのニュースで、どうなるの?
初の『10連休』となった今年のGWですが、あなたはどのように過ごされましたか?長~いお休みを利用しての、『海外組』ですか?それとも『近場の観光』や、『ふるさとに帰省』した『国内組』でしょうか?楽しい『思い出』が出来ましたか?サービス業等、ずっと『お仕事』で、『お休み』ではなかった方も、たくさんいらっしゃったことと思います。お疲れさまでした。もうこんな長い連休は、要らない!…と思った方も多いのでは。私といえば、前半は、大阪から久しぶりに、義母が遊びに来てくれたので、『美郷』の『日帰り温泉』に出掛けたりしましたが、徳島からは出ず、診療所の床の補修や、排水パイプのお掃除などの、雑務で終了。後半は、体調を崩しながら、両親とともに、告別式に参列するために、兵庫県の山南町まで、クルマで出掛けた以外は、発熱・咳・鼻水とともに過ごしたGWでした。
さて、最近は小さい子供さんが犠牲になる交通事故が、相次いでいますよね。朝、出掛けるまでは、元気だったのに、事故に巻き込まれ、不幸にも亡くなってしまう。ご遺族にとっては、たまらないと思います。しかもその原因が、高齢者が運転するクルマの、『アクセル』と『ブレーキ』の踏み間違いや、前をよく見ていなかった!などの、『不注意』によるものなら、そのニュースを聞いただけでも、腹立たしく思います。そんなやつは、運転する資格はない!と思うのは、私だけではないでしょう。悲惨な事故が起こってから、マスメディアや世論が騒ぎ出し、厳罰化されてはじめて、減少する。『飲酒運転』がまさにそうでしたよね。
これからも悲惨な交通事故が起こるたびに、議論されるのでしょうが、『高齢者』の運転免許は、どんどん規制されていくだろうと思います。バスや地下鉄、電車が数分おきにやってくる、都会の公共交通の整備された街ならば、『クルマ』は不要かもしれません。ですが、徳島のような『田舎まち』で、『クルマ』がなければ、生活が成り立たないような『高齢者』は、どうすればよいのでしょうか?『バス』はあっても、1日に数本。最寄の『バス停』までも、歩くと遠い。『タクシー』は、呼んでもすぐには来ない…等々。
地域によれば、『コミュニティバス』とか『オンデマンドバス』とかが、走っているようですが、それでも、『マイカー』ほどの利便性はないですよね。いくら『ネットショップ』で買物できる…、『とくし丸』さんのような、移動販売のクルマが週に何度か来てくれる…、デイサービスのクルマが迎えに来てくれる…とはいえ、『マイカー』には、かないません。
普段の買物や、病院への通院などのためだけの、近くの大きな町までは、運転可能な『地域限定免許』などの政策は、考えられないのでしょうか?ナンバープレートだけで色分けするとか。もちろん、安全装備の付いたクルマで、半年ごとの認知機能の検査にパスし、ドクターストップがかかっていないヒトで、家族の同意が得られた『高齢者』に限定されますが。
事故を起こした人を、『厳罰』にすることも必要ですが、どうしたら『事故』を防ぐこと」ができるのか?『クルマ』が無くても、生活できる『環境』を整えていくには、どうしたらイイのか。ニュースで事故を糾弾し、TVの中のヒトたちが、コメントしたところで、何の改善にもなりませんよね。スマホを見ながら『クルマ』を運転しているヒトが、たくさんいるこの国では、何を言っても、変わらないのかもしれませんね。
5月 「令和」のスタート!
例年より遅め、ちょうどサクラが満開の時期に、少し肌寒くなり、今年は長く『お花見』が楽しめましたよね。あなたはどこで『お花見』されましたか?私も家族揃って、近所の公園へ。家内の手作りの『お弁当』と少々の『アルコール類』を持参して『お花見』を楽しみました。やはり、満開のサクラの下で飲む『ビール』は、格別です。真夏のビアガーデンの『ビール』もうまい。秋のサンマと『ビール』も相性抜群。冬のアツアツのお鍋と『ビール』もやはり合います。まあ一年中、飲んでいるわけで(笑)…。メタボを改善したい『気持ち』だけはあるのですが、美味しいものと一緒に飲む『ビール』は、止められませんね。
さて新元号が『令和』に決まりましたね。新しい時代の始まりです。『令和』に生まれ育ったヒトから見れば、『昭和』生まれの私は、前々世代の『古い』人間ということになります。『昭和』で約20年、『平成』で約30年の、合計50年(半世紀!)を、無事に過ごしてきました。『昭和』に生まれ、健康に成人し、『平成』で歯科医師となり、結婚をして、子供を授かり、現在地に開業し、いまに至っております。
改めて振り返ってみても、あらゆるものが、いろいろと変わっていくものですね。『街』の風景や、身の回りの『モノ』。生活習慣や、生活様式。人々の考え方や、常識。言葉やコミュニケーションの方法…。こうやってパソコンで文章を書いて、スマホで遠く離れたヒトと、相手の顔を見ながら、TV電話のように、会話できるなんて、まさに小さいころに読んだ、SF小説や、近未来を描いたハリウッド映画のようです。
『昭和』といえば、私の育った40年代~50年代には、『戦争』などの暗い時代ではなく、高度成長が終わり、『国民総中流』と、呼ばれていた時代。どこの家庭にもTVやマイカーが普及し、頑張れば、報われる『雰囲気』が残っていた時代。子供ながらに、まだたくさん『夢』と『希望』が持てた時代だったように思います。いつかは手に入れたい…と思える『モノ』もいっぱいありました。どんどん身の回りに便利な『モノ』が増えていきました。わが家にも『クーラー』が初めてやってきた、幼稚園児のころの記憶が、鮮明に残っています。窓枠に設置されたクーラーの前に、イスを置き、冷たい風が出てくる送風口に、顔を近づけて、『なんて涼しくて、気持ちいい~風!』と、ずっと風に当たっていました。今では『エアコン』は、各部屋に1台が当たり前ですよね。あのころは今よりも『モノ』を大切にしていたように思います。
『平成』に入ると、すぐにバブルが崩壊。右肩上がりだった経済が、一気に崩れます。よく『失われた20年』なんて言われ方をしますが、その後の日本には『閉塞感』が漂い、『昭和』が持っていた、頑張れば『明るい未来が待っている』という『雰囲気』は、一変しましたよね。そこへ『阪神淡路大震災』と『東日本大震災』などの大きな『災害』。毎年のように起こる『天変地異』や、『異常気象』による災害により、ますます『価値観』が変わってきたように思います。
『平成』の時代しか知らない若者を例え、『〇〇世代』とかよく言いますが、そんな時代に思春期を過ごし、世間に対しても、反抗的にならず、成長する可能性の低いこの国の中で、未来に大きな希望の持てない自分たちの生き方に、上手く『折り合い』を付けているなぁと思います。これからの『令和』の時代には、少しでも子供達にとって『希望』が見える時代になればいいのになぁ…と『老いて』いく私は、願っています。
4月 「平成」のスーパースターの引退!
もうすぐ『サクラの開花宣言』が、ニュースになるような、春の陽気が続いていますが、あなたは今年、何処で『お花見』されますか?通勤や通学の途中に、いつもの道に咲き誇るサクラを眺めて、新年度の不安や期待に、胸を躍らせたり、手作りのお弁当を持って、ご家族や友人と、近くの公園へ出かけたり、職場の同僚のみなさんと、夜桜の下で、飲み会をしたり、サクラの名所にバスツアーなどで、少し遠出してみたり…と、『お花見』にもいろいろありますが、もうスケジュールは決まっていますか?私も、ぜひ近所の公園には、出掛けてみようと思っています。もちろん『おつまみ』&『アルコール』を持参して。
さて、『平成』を代表する、スーパースターのひとり、シアトルマリナーズの『イチロー』選手が、メジャーリーグの今シーズン開幕2戦目、東京ドームでの公式戦後に、引退を発表されました。『平成』もあと少しで終わり、新たな『元号』になろうとするこの時期に、まさに『時代』が終わった感じがあります。先々月号で、私が予想した通りの、とても残念な展開となってしまいました。以前より『50歳まで』現役を続けたい…と、イチロー選手本人は、コメントしていましたが、5年も早く、この時がきてしまいました。
昨年のシーズンも、ほとんどゲームには出場できず、チームの計らいで特別補佐としてチームに帯同し、トレーニングを続ける日々。ずっと活躍してきた(しかもレジェント級)のアスリートにとって、活躍する場がない…ということは、とてもツライと思うのですが、イチロー選手にとっては、このトレーニングだけの日々が、どの記録よりも、ささやかな誇りを生んだ日々だった…そうです。
イチロー選手ならではの語り口で、よく『イチロー節』と言われますが、85分にも及ぶ引退会見の中で、もっとも私に刺さった、質疑応答での『名言』を、改めて振り返ってみたいと思います。
Q.決断に、後悔や、思い残したようなことは?
A.(引退を発表した当日)今日のあの、球場での出来事、あんなもの見せられたら、後悔などあろうはずがありません。もちろん、もっとできたことは、あると思いますけど、結果を残すために、自分なりに重ねてきたこと…人よりも頑張った、ということは、とても言えないですけど、そんなことは全くないですけど、自分なりに頑張ってきた、ということは、はっきり言えるので、これを重ねてきて、重ねることでしか、後悔を生まないということは、できないのではないかなと思います。
Q.イチロー選手の生き様で、ファンの方に伝えられたことや、伝わったらうれしいなと思うことは?
A.生き様というのは、僕にはよくわからないのですけど、『生き方』というふうに、考えるならば…先ほどもお話ししましたけども、人より頑張ることなんて、とてもできないんですよね。あくまでも、『はかり』は、自分の中にある。それで自分なりに『はかり』を使いながら、自分の限界を見ながら、ちょっと越えていく、ということを繰り返していく。そうすると、いつの日からか、こんな自分になっているんだ、という状態になって。
だから、少しずつの積み重ねが、それでしか自分を越えていけない、と思うんですよね。
一気に、高みに行こうとすると、今の自分の状態と、ギャップがありすぎて、それは続けられない…と、僕は考えているので、地道に進むしかない。進むだけではないですね。後退もしながら、ある時は、後退しかない時期もあると思うので。でも、自分がやる、と決めたことを、信じてやっていく。でも、それは正解とは、限らないですよね。間違ったことを、続けてしまっていることも、あるんですけど、でもそうやって遠回りすることでしか、本当の自分に出会えないというか、そんな気がしているので。
自分なりに、重ねてきたことを、今日のゲーム後のファンの方の気持ちですよね。それを見たときに、ひょっとしたら、そんなところを見ていただいていたのかなと。それは嬉しかったです。そうだとしたら、すごく嬉しいし、そうじゃなくても嬉しいです、あれは。
いやあ、トップアスリートの『言葉』は、やはり違いますね。言葉の『重み』が。『人よりも頑張っていない』…そんなわけないと、思うのですが。自分なりに、自分なりの『はかり』で、少しずつ、少しずつ、積み重ねてやってきた。前に進むばかりじゃなく、後ろにも進むことも、遠回りすることさえもある。でも、それを地道に、繰り返し、繰り返し、愚直にやってきた。やりつくしてきた。半端じゃない意志の強さを感じます。逆境でさえ、その壁を越えることを信じて、しかもそれを楽しむかのように、毎日、毎日、やってきた。本当に、強いヒトだ…と、思います。
ヒトは、ラクな方へ、変わることを避ける方へ、進みがちなモノですし、トップにもなれば、周囲からチヤホヤされ、現状に満足してしまいそうですが、どのように考えたら、イチロー選手のような、考え方ができるのでしょうか。本当に一度、会ってみたい、会って話を聴いてみたいアスリートです。
私にとって、残るレジェントは、J2横浜FCの『カズ選手』。徳島ヴォルティスとの対戦で、鳴門にやってきてくれたら、必ずこの目に焼き付けてこよう!と、思っています。
3月 節目の検診で、「人間ドック」へ!
ようやく『寒さ』も峠をこえたでしょうか?暖冬予想だったとはいえ、2月はやはり寒かったですよね。私自身も、2月の前半にガラにもなく、体調を崩してしまい、発熱する日もありましたが、おかげさまで大事にはいたらず、仕事を休むこともなく(休めないのですが…)何とか乗り越えました。年々、体力の衰えや、回復力の低下を、実感するようになりましたが、あなたはいかがですか?若いころなら、擦り傷なんか、ほんの1~2週間で、傷跡もなくなっていたのに、50歳にもなれば、年末に、脛を植木鉢にぶつけたときのキズが、今月になって、ようやく治りました。ほんと、加齢とはこういうものか…と、身に染みて感じます。
気持ちは、いつまでも『若い』つもりでも、確実に、カラダは変わってきていることを思い知らされます。
ついに、高校生になる息子に、身長を抜かれてしまいました。体重では、バリバリ勝っていますが(笑)
さて、毎年のように受診している『人間ドック』へ、2月の休診日の、とある木曜日に、今年も行ってきました。前夜21時以降には、何も食べてはいけないし、24時以降は、絶飲なので『水』も飲めません。
いつもより、少し早めに帰宅し、慌てて夕食を済ませました。もちろん、いつものように『アルコール類』を頂きながら、ダラダラ過ごすこともできず、のどが渇いても、水分も補給できないので、夜更かしせずに早めに就寝。で、翌朝、7時30分には、受付開始とのことで、7時過ぎに起きて、着替えて、歯磨きして、すぐに出発。もちろん、絶飲食のまま、O病院の健診センターへ、クルマで向かいます。8時前には、到着しましたが、すでに駐車場は、ほぼ満車の状態でした。
早朝の寒い中、健診センターの建物前で、元気よく案内してくださる高齢の職員さんに、『おはようございます!』と、ご挨拶し、いざ、2Fの受付へ。すでに広い待合スペースのソファが7割ほど、お揃いの健診用ウェアを着用された、受診者の方々で、埋まっています。
受付で『氏名』を伝え、事前に郵送されていた問診票と、2日分の検便サンプルを渡します。すると、番号のついた『名札』を渡されて、受付完了。これからは銀行の窓口のように、各健診項目の際に『番号』で呼ばれます。さあ、いよいよ『人間ドック』のスタートです。
ロッカールームに入り、名札の番号のロッカーの扉を開けると、そこには、キチンと折りたたまれた、清潔な健診用のウェア上下と、靴下と、上着のフリースが。その横には、名前の書かれた検尿用の紙コップがスタンバイ。そそくさと着替えを済ませ、紙コップを持って、トイレに。トイレでコップに採尿したら、トイレ奥の小窓にコップを提出して、まずは尿検査終了。
トイレを後にし、待合室のソファへ。もうすでに、待合室のソファは、ほぼ満席。空席を探すのに一苦労。何とか空いているソファを見つけて、待機していると、すぐに番号が呼ばれます。スタッフさんから本日の健診内容と、簡単な問診、オプション検査の確認や、食事の案内などがあります。もう10回目の人間ドックですから、何の不安もなく、持参した文庫本を片手に、しばし休憩。『ノド、乾いたなー』なんて思っていると、再び『番号』が呼ばれます。小さな個室の中に呼ばれ、まずは、身長・体重・視力・聴力・握力の測定。何の緊張もなく終了。体重測定の時に、少しでも軽くなるように、息を止めてみたものの、おそらく効果なし。しばしソファで待機。
続いて、番号が呼ばれ、『血圧』&『採血』のお部屋へ。昔の散髪屋さんにあるような、大きな椅子に座り、腕をまくって、ジッと待つ。血圧はやや低めでしたが、正常範囲内。採血は上手な看護師さんで、ほんの少しチクッとして、無事に終了。止血のシールを押さえつつ、ソファへ。
しばらくすると、スタッフさんに呼ばれ、階下へ移動。胸部X線と、胃のバリウム検査へ。胸部のX線は何事もなく終了し、最大のヤマ場、バリウム検査へ。『番号』が呼ばれ、撮影室に入ると、紙コップのバリウムをひとくち、ごっくん。味は甘~く、少しとろみのある白い液体。何度やっても『ゴクゴクっと』は、無理。それでも、朝から何も飲んでいないので、何とか完飲。つづけての『発泡剤』これが、いつもキツイ!『ゲップ』を我慢しないといけません。撮影マシーンに乗って、寝転がって、向きを変えたり、寝返ったりしながら、撮影終了。ホッと一安心する瞬間です。胃カメラも選択可能ですが、鼻からの胃カメラを一度体験して、二度と無理!と思ったので、もっぱら私はバリウム派!
その後、『腹囲』と『心電図』のお部屋へ呼ばれます。お腹を引っ込めてみたものの、見事にメタボ確定!ベッドに寝転がって、手足や胴体に、端子を付けて、心電図の測定。続いて、『診察の前に、お食事をどーぞ』と言われ、食堂へ。本日のメニューは『和風ハンバーグ、小鉢2品、汁物、御飯、デザートにコーヒー付』。朝食抜きなので、美味しく完食。食後、ソファで待っていると、診察室へ案内され、ドクターの診察があり、『聴診器』や腹部の『触診』で、すべての健診が終了しました。
たくさん健診に来られてましたが、約2時間半で、スムースに終了。結果は3~4週間後に郵送されてきます。きっと『メタボ・慢性胃炎・肝機能』の3点セットが揃っていると、予想しています。
2月 2019年も、現役!
暖冬傾向とはいえ、寒さ厳しい日々が続きますが、あなたはいかがお過ごしでしょうか?年明けから、勢いを増して『インフルエンザ』が流行しているようです。『予防接種』は、お済みですか?患者様に、お尋ねすると、『予防接種』を受けたこともないし、『インフルエンザ』にかかったこともない!という方も、いらっしゃいました。ご存知の通り『ウイルス』による感染なので、その方は『インフルエンザのウイルス』が体内に入っても、発症しないように、すでに『抗体』をお持ちなのか、ウイルスをやっつけるパワフルな『免疫力』や『抵抗力』をお持ちなのでしょう。うらやましいです。とはいえ、私自身もここ数年、カゼで寝込むこともなく、仕事をすることができています。普段から、『野菜嫌い』で『大酒のみ』の、私の食生活に、気を配ってくれている、家内のおかげですね。ありがたいものです。
さて、私にとって、もうすぐ終わる『平成』のスーパースターのひとりは、先日、J2横浜FCとの、契約を更新し、プロ生活34年目に突入、今年52歳を迎える『キング・カズ』こと、三浦知良選手ですね。ドーハの悲劇や、ジョホールバルの歓喜を、ともに経験した日本代表の選手たちの多くは、現役生活をとうに終え『監督』などの指導者や、『サッカー解説』などに進む中、あくまでも『現役』のプロサッカー選手にこだわる姿には、いつも勇気をもらっています。何も知らない『喝!』でおなじみの『野球解説者』からの『引退勧告』ともとれるようなコメントに対しても、『オトナな対応』で受け流し、『自己の限界』へとチャレンジする姿勢は、われわれアラフィフ世代の憧れです。
少し下のアラフォー世代である、日本代表経験者が、昨シーズン限りで、現役引退を表明しました。鹿島アントラーズの支柱、『ジーコスピリット』を引き継いできたMF小笠原満男選手。日本サッカーのGKの概念を変えた男、GK川口能活選手。その川口選手のよきライバルで、日本代表のゴールマウスを守り続けた、GK樽崎正剛選手。無名の選手から『日本代表のキャプテン』にまで上り詰めた、ボンバーDF中澤祐二選手。明らかに『一つの時代』が終わったな…と感じます。
それでもカズ選手には『ボロボロ』になるまで、まだまだ現役を続けていってほしいと思います。息子ほど年の離れた若い選手たちに混じって、全力でボールを追うのは、相当、厳しいはずです。普段から、肉体のケアに人一倍、気を遣い、専属のトレーナーを常に帯同させて、コンディションを維持し、サッカーにすべてを捧げるその姿勢は、若い選手たちのよき『お手本』になりますし、われわれアラフィフの希望の星。まだまだ若いもんに負けてなるものか!と勇気を与えてくれる存在であってほしいです。なかなか先発で、フルタイム出場はできないみたいですが、スーパーサブとして、ベンチに控える試合は、多いみたいなので、ぜひアウェーの徳島ヴォルティス戦、鳴門大塚ポカリスエットスタジアムにも、今シーズンのJ2のゲームでは、来てほしいものです。
もうひとり、野球界の忘れちゃいけない『平成』のスーパースターは、45歳のメジャーリーガー『イチロー』選手。まさに日米の球界を代表する、レジェンド。プレーも素晴らしいですが、彼のコメントには、いつも感心させられます。ご紹介したい『イチローの名言』が、いっぱいありすぎて困るのですが、(ぜひ一度『イチロー 名言』で、検索してみてください)、少し、ご紹介しましょう。
特別なこと をするために 特別なこと をするのではない、
特別なこと をするために 普段通りの 当たり前のこと をする
壁というのは、できる人にしか やってこない。
超えられる可能性がある人にしか やってこない。
だから、壁がある時は チャンスだと思っている。
どうでしょう、『深い』ですよね。この春からの2019シーズン、イチロー選手の所属する、シアトルマリナーズは、3月20日からのメジャーリーグ開幕戦を、東京ドームで行います。私の勝手な予想では、イチロー選手のメジャー『最後の雄姿』になるのではないか?と思っています。
次の時代、元号は、何になるかわかりませんが、次世代のヒーローたちは、すでに何人か控えていますよね。まず野球界では、間違いなく『大谷翔平』選手。すでにメジャーでは不可能!と言われた『二刀流』にチャレンジしています。ケガが心配ですが、乗り越えてくれるでしょう。テニスでは、『錦織圭』選手。すでに世界のトップ10ですが、次の時代の早い時期に世界4大大会、グランドスラムをとってくれるはずです。心配なのがサッカーです。海外で、そこそこ活躍する選手は、出るかもしれませんが、世界トップのクラブチームで、レギュラーを掴む選手がいるか?と言われたら、残念ながら答えは『No』。スペインのバルセロナの下部組織出身で、現在FC東京の久保建英選手には、期待してしまいますが。やはり個の力ではなく『日本代表』のような『チーム』として、世界と戦うことになりそう。W杯でも優勝は無理でも、ベスト8。できれば、ベスト4までいってほしいものです。
1月 2018年は、平成最後!
やたらと『平成最後の~』というフレーズを耳にしますが、あなたにとって『平成』の30年間は、いかがだったでしょうか?充実した30年でしたでしょうか?早かったですか?アッという間でしたか?『スマホ』はもちろんありませんでしたよね。『パソコン』でさえ一部のマニア向け(たしかマイコンと言われていたような…)で、せいぜい『ワープロ』が普及しはじめたころでしょうか?カーステレオといえば『ラジオ』や『カセット』がまだまだ現役。『音楽CD』はようやくメジャーになってきたころ。『携帯電話』を持っているような、先進的な方は、ほとんどいなかった時代でした。
思い起こせば、『昭和』から『平成』にかわるときには、日本国中が、重たい『自粛ムード』になっていましたよね。すでに、大学生となっていた私は、大阪で一人暮らしのまっただ中。近所の商店や、飲食店が、軒並み休業し、買い物も、外食もできず、お腹をすかせながら、さまよっていた記憶があります。今回は、『自粛ムード』よりも、『祝賀ムード』になりそうなので、街が静まり返ることはなさそうです。しかも、最近では、年末年始や、お盆をこえるほどの混雑が発生する、いつもの『GW』をさらに上回る『10連休』とのこと。観光地付近にお住まいのみなさんや、観光・運輸・旅行等のサービス業に、従事されるみなさんには、大変なことになりそうですね。当院も『日曜・祝日』は『休診』となるため、『9連休』になる予定です。スタッフは今から楽しみでしょうが、私のような極小の零細企業の自営業者にとっては、大変悩ましい問題です。私にとって『平成』は、成人し、大学を卒業し、長男が生まれ…と、人生という『登山』を、一段一段、何とか登った30年でした。次の新『元号』では、きっとゆるゆると、下山することになりそうです。
12月 結婚して20年!
朝晩の冷え込みが、本格的になってきましたが、あなたはいかがお過ごしでしょうか?今日は、コートや手袋、マフラーが必要か?毎日、考えながら身支度をする季節になりましたね。お車で通勤されている方は、あまり厚着は、必要ないかもしれませんが、徒歩や自転車で通勤・通学されているヒトや、屋外でのお仕事の方々は、『冷え』対策を、万全にしてくださいね。
身体を冷やしてイイのは、アスリートが、筋肉をアイシングするときと、抜歯当日の患部だけですよ!抜歯、翌日からは、もう冷やさないでくださいね。
さて、私事で恐縮なのですが、この秋に、結婚20周年を迎えました。
こうして、毎月、のんびりと、しょーもない原稿を書き、毎日、朝から診療をこなし、仕事の後は、ちょいと一杯(一杯どころではないですが…)いただけるぐらい、健康でいられるのは、家内のおかげだと思います。
この場を借りて、『感謝の気持ち』を伝えたい…と思います(わが家には、このレターは届かないので、この原稿を目にすることは、きっとないのでしょうが…)。
20周年記念というわけでもないのですが、ハネムーン以来となる、夫婦二人で、東京へ『オトナの修学旅行』へ行ってきました。
JR高松駅から、寝台特急で上京し、上野公園で開催中の『フェルメール展』を鑑賞し、西郷どんとご対面。その後はメトロに乗って、明治神宮方面へ。外苑の銀杏並木を散策し、表参道へ。
表参道ヒルズで買物することもなく、明治神宮本殿へお参りし、記念写真を撮ってもらいました。その後、恵比寿で食事をし、宿泊するホテルへ。翌朝は東京タワーを見ながら、増上寺へお参りし、羽田から富士山を見ながら、徳島へ帰ってきました。
セミナー以外に、東京をウロウロするのは、高校の修学旅行の時以来。
次々にやってくる電車、見上げる高層ビル、外国人を含め、たくさんのヒトが行き交う街並み。
五輪を控え、活気に満ちた都会を体感した『オトナの修学旅行』になりました。
11月 秋の日に、想う!
秋の行楽シーズンですね。いささか昔より、過ごしやすい『秋』が、短くなった気がしますが、あなたはどこかへ『お出掛け』の予定は、ありますか?休日の『紅葉スポット』などは、『ヒト』や 『クルマ』が多そう。出かける前から、疲れちゃいそうで、私的にはNGです。のんびりと露天の温泉に浸かりながら、ゆっくりと景色を堪能し、秋の味覚(カニとかマツタケとか…)と、美味しいお酒(もちろん日本酒)で、楽しい宴なんて、夢のまた夢。いつか叶えてみたいものです。
さて、この秋に、無事50歳を迎える私ですが、おかげさまで両親も健在。先日、二人そえおって78歳になりました。二人とも、とりあえず元気に自宅で、田舎暮らしをしています。交通の不便なところですので、クルマがないと、買物、役所や病院、銀行も行けません。アマゾン等のネット通販など、きっとやったこともないでしょうから、必要なモノは、自分たちで買いに行く、または、生協等のカタログ販売や、たまにやってくる、鮮魚の移動販売のお店から、手に入れるようです。2日に1度は、クルマで15分ほどにある、いつものショッピングセンター(小松島にあるルピアさん)へ、買出しに行っているみたいですが、母は免許を持っていないので、父が運転し、二人で仲良く?日々の食料品や、日用雑貨等を、購入しているみたいです。田舎暮らしとはいえ、言えの前の県道の交通量は、意外に多く、信号がないので、スピードが出ますし、見通しの悪いカーブや、対向車がギリギリのところもあって、事故を起こさないか、とても心配になります。しかい、父はまだ、運転免許を返納するつもりはなさそうです。
最近では、頻繁に、高齢者の運転による事故が報告されていますね。『アクセルとブレーキを、踏み間違えた』とか、『気が付かなかった』とか、『譲ってくれたものと、勘違いして』とか、『高速道路を逆走して、そのまま走行してしまう』とか…数え上げると、キリがありません。運悪く巻き込まれ、死亡してしまうケースなども見受けられます。危ないので、家族が、クルマの『キー』を隠していたのに、探しだして、強引に運転し、登校中の学生にぶつかったケースもありましたね。こんな『ニュース』を耳にするたび、とても、やりきれない想いになります。
一度、便利な『モノ』を使ってしまうと、ヒトは容易には、もう元には戻れないでしょう。今さら『スマホ』はやめられないのと同じ。自分の好きな時に、好きな場所へ、自由に移動できる『クルマ』は、本当に便利。特に『公共交通機関』が発達していない、地方では、日常生活に欠かせない『ツール』です。年齢などによって、法律で、一律に『運転免許を規制する』のはどうかと思いますが、高齢者の運転免許の更新は、『毎年』や『6か月』に一度として、基準も厳しくなっていくのは、仕方のないことでしょう。
安全装置や速度制限、自動運転が付いた高齢者専用車を開発し、それ以外は乗らせない。もちろん、高速道路は走行不可。GPSと連動し日常の生活圏内でのみ、エンジンがかかるクルマや、ある地域内や、最寄り駅や街の中心部までは運転できる…というような、運転できる地域が限定された、シニア免許の制度などはいかがでしょう。コミュニティバスの事業もなかなか普及しませんし、オンデマンドバスといっても予約が必要とか、すぐには来てくれませんよね。タクシーもやはり料金が割高ですし。お仕事をリタイアし、まだ運転はできる元気な60代くらいのボランティアドライバーが、マイカーをバス代わりに、お小遣い程度の報酬で、地域の『アシ』として活躍できれば、イイかもしれません。でも『有料』となれば『規則』もあるし、万が一事故を起こした場合の、責任・補償とかが問題です。さて今後どうなっていくのでしょうか
10月 まだまだヴォルティス!
『暑さ、寒さも、彼岸まで…』と、よく聞きますが、まさにその通り。朝夕は過ごしやすくなりましたが、あなたはいかがお過ごしでしょうか?平成『最後の夏』だからでしょうか、豪雨による甚大な被害、連日の40℃近くの酷暑、スーパー台風が上陸し、関空の連絡橋を破壊し、北海道ではまた大きな地震&停電…、『人間の無力さ』を、思い知らされる『夏』でしたね。(平成なのは日本だけですが…)。『明るい話題』といえば、行方不明の2歳児を発見したスーパーボランティアのおじさんくらいでしょうか。それ以外思いつきません。金足フィーバーは秋田ですし。そういえば阿波踊りのゴタゴタもありましたね。来年の夏は、暑いけれど、明るい話題ばかりが、ニュースになることを願ってやみません。
さて、いま、徳島で『明るい話題』といえば、われらが『徳島ヴォルティス』。今シーズン前半は、主力選手の移籍や、ケガで出遅れましたが、後半戦は絶好調!ホームゲームのポカリスエットスタジアムでは、6月30日以来、8連勝中!8月22日のアウェイの岡山戦では、黒星を喫したものの、以降、8試合連続で『負けなし』で、順位も8位まで急上昇。プレーオフ圏内の6位のチームとは、勝ち点の差は、わずかに3点(9月22日現在)。2位までのJ1自動昇格には、少し苦しいかもしれませんが、十分に、J1昇格プレーオフを狙える位置まで、上がってきました。毎年、後半になって、ようやくチーム力が上がってきますが、今年は特に『勢い』を感じます。夏の補強が大正解!ではこれからのリーグ戦、残り8試合で、特に注目していただきたい、新加入の外国人選手をご紹介します。
まずは、サッカー通なら、ご存じ、ピーター・ウタカ選手。34歳。背番号は50。アフリカの強豪ナイジェリア代表にも選ばれたFWです。6月にヴォルティスに加入後、10試合で6ゴール。ウタカ選手が加入してから、チーム力がアップしたのは間違いありません。2016年にJ1のサンフィレッチェで33試合に出場し、19得点で得点王にもなったストライカー。得点力不足だったチームを救う大活躍です。このままの調子をキープして、プレーオフに向けて、どんどん点を取ってほしいですね。
続いては、リカルド・ロドリゲス監督と同じ、スペイン出身のFWバラル選手。35歳。背番号は26。スペインの名門レアルマドリードの下部組織出身で、スペイン2部のチームより7月に加入しました。監督や元U-21スペイン代表経験MFシシーニョ選手とも、コミュニケーションは、ばっちり(のハズ)。スペインコンビの、華麗なパスワークからの得点に、期待が膨らみます。スペインからの移籍といえば、J1神戸のイニエスタ選手や、鳥栖のFトーレス選手が注目されていますが、ぜひこの選手にも注目してください。
この夏の移籍で獲得した2選手の、強力2トップが、残りの試合で、何点取ってくれるのか?今後の残りのリーグ戦では、上位との対決が続きます。相手もこの2選手には、厳しいマークを付けてくるでしょうから、周りの選手がいかに得点に絡めるかが、プレーオフ進出のカギ。残り8試合で、ホームゲームはあと4試合あります(9月23日現在)。ぜひ、ポカリスエットスタジアムに足を運んで下さい!生でサッカーを観たことがない方、ぜひ一度、スタジアムへ行ってみましょう。暑くもなく寒くもなく、サッカー観戦には、ちょうど良い季節となりました。一番オトクなホームの自由席で、前売り大人2000円。小中高生はなんと500円のワンコイン!当日券でも大人2500円。小中高生700円。駐車場も、なんと無料。ぜひ!
9月 「酷暑」に、想う!
まだまだ残暑が厳しいですが、あなたはいかがお過ごしでしょうか?今年の夏は本当に、いろいろとありましたね。まずは、100年に一度、あるかないかの『豪雨』による被害に遭われた方に、心よりお見舞い申し上げます。報道で見る限りですが、自宅や職場が、水に浸かり、途方に暮れている映像を見ると、何とも言えない気持ちになります。再建の見通しの立たない中、土砂を運び出す姿には、『やるせなさ』を痛感します。徳島も、台風直撃でしたが、大した被害もなく、今は安堵しておりますが、いつ何時、同じような境遇になるかもしれませんよね。心より少しでも前に進んでいただければ…と思うばかりです。何か、毎年のように、大きな災害がありますよね。社会全体が、『不安』に包まれていくような気がします。そんな気持ちを、紛らわすかのように、みんな『スマホ』に夢中なのかもしれませんね。どうか平穏な日々が、続きますように願ってやみません。
続いて、気象庁も『災害級』と認めた、この『残暑』。徳島も『37℃』ぐらいまで上昇し、本当にまいりました。日中、ほとんどエアコンの中で、過ごす私ですが、それでもカラダのダルさを感じ(年齢のせい?)、水分を摂らないと、軽い頭痛が起こることもしばしば。何人かのジャーナリストたちの指摘にもありますが、TVや新聞で『不要な外出は、控えてください』と、呼びかけておきながら、『酷暑の日中』に行われる、スポーツイベントを主催し、放送し、盛り上げて『感動』を演出し、利益をあげるこの国は、どこかおかしい…と思うのは、私だけでしょうか?『日程ありき』で進んでいくイベント。確かに会場の確保や、他のスケジュールとの兼ね合いで、この時期しか、開催できないのでしょうが、もうそろそろ『臨界』にきているのでは…と思います。主催する、偉いヒトたち、大人が考える必要があるのでは。まあ、どんなに一部の方が、現状の気候変動を踏まえ、常識的な『提言』をしても、過去からの『習慣』にとらわれている『大人』を変えることは、難しいかもしれませんね。もはや閉塞感が漂って久しい、この国全体を、覆っているのは、『変化』を嫌うオトナたちの『老害』といってもいいかもしれません。おそらく真夏の甲子園や、インターハイのピッチ上で、『最悪の事故』でも起こらないかぎり、当分、このままなのでしょうが。学校の行事、部活やスポーツの大会が、あまりにも多すぎる…と感じるのは、子育て中の私だけではないはずです。
続いて、この夏、地元でも、全国的にも、大きな話題となり『汚点』もしくは、逆にイイ『宣伝』になってしまった『阿波踊り』。内部的なことは、私のような『部外者』にはわかりませんが、どうにかならないものでしょうか?徳島、唯一とっていい『観光資源』の評判を落とした責任は、いったいどこにあるのでしょうか?どちら側にも言い分があるのでしょうが、何とかならなかったのでしょうか?江戸の街のように『大岡裁き』ができるヒトが、この街にはきっといないのでしょう。誰もが自分たちの権利(というか利権)を主張し、ゴタゴタが続いたまま開催し、不評を買い、自ら『観光資源』の価値を下げていく悪循環。
少し前まで、日本のバスケットボール界には、2つのリーグがあり、互い反目しあい、バスケット界の先行きには、『暗い見通し』しかありませんでした。国際的に問題となり、オリンピックへの、出場資格が無くなりかけてたときに、2つのリーグを1つにまとめ、『Bリーグ』として再スタートさせたのは、プロサッカーの『Jリーグ』を誕生させた、初代チェアマンの川渕さんです。子供たちの年代では競技人口の多い、バスケットボール。バスケが好きな子供たちが、スター選手を夢見て、現役の選手がオリンピックを夢見て、活躍する『場所』を設け、地域に『チーム』を根付かせようとしています。『阿波踊り』が好きなヒトのことを、まず考えてくれる、『川渕さん』のような方が、こんなド田舎には、まず現れてくれないですよね‥?
8月 予想外!
台風に続く、記録的な大雨のあと、酷暑が続き、早々とグロッキーな日々を送っておりますが、あなたはいかがお過ごしでしょうか?数十年に一度、あるかないかの『大雨』により、被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。現地では、大規模な土石流や、堤防決壊による大浸水などが起こって2週間。TVでは、報道されることも少なくなり、すでに片付いたかのように思いますが、実際は、まだまだこれからでしょう。現地で、行方不明者を捜索する、警察・消防の方々。ガレキを片付けている自衛隊の隊員。民家の片付けを手伝うボランティアの人達。本当に頭が下がります。『東京オリンピック』にかける国家予算(税金)があれば、どれだけの命が救われたのか?残念でなりません。2年後の夏、このような酷暑の中で、果たして開催する『意味』があるのでしょうか?『秋』にすればイイのに・・と思うのは私だけ?東京都の予算だけで、やるなら、何も文句は、言いませんけど・・・。
さて、話題を変えて、いつもの『サッカー談義』へ。まずは、私の予想を信じ、いろんな所で、優勝は、『ドイツ』か『ブラジル』なんて言ってしまった方、申し訳ありません。また、日本代表は3戦全敗で、グループリーグ敗退でしょう・・・と、ドヤ顔で、周りに言ってしまった方、本当にすみませんでした。いやぁ、今回のW杯。観ている方は、本当に面白かった!あと少しでベスト8の日本にも驚かされましたが、それ以上に、強豪国といわれるチームでさえも、コンディションの調整や、戦い方、一つのミスや、ファウルによって、崩れていく恐さがありましたね。 物議を呼んだ、ビデオ判定もありましたが、以前よりは、公平なジャッジになったのではないでしょうか。すごいスーパースターがいたとしても、いくらスター選手を並べても、簡単に勝てないのが、現代のサッカーなんだ・・・というのが、よくわかりました。
さて、今回のワールドカップはフランスの2回目の優勝となりましたが、もっとも世界中のTV中継で、その名前が絶叫された『選手』と言えば、『メッシ』でも『ロナウド』でもなく、『エムバペ(ムバッペと表記される場合もあり)』でしょう。弱冠19歳のスピードスターは、フランスリーグ王者のパリサンジェルマン(ネイマールもこのチーム)に所属しています。これから最もブレイクしていく、フットボーラーでしょう。ところで、私の注目株だった、エジプト代表の『サラー』選手は、ケガの影響もあり、あまりインパクトを残すことなく、あえなくグループリーグ敗退。つくづく素人の予想は、当たりません。
個人的な『ベストマッチ』といえば、決勝トーナメント1回戦のフランスvsアルゼンチンの試合でしょうか。『エムバペ』のスピードに度肝を抜かれ、両チームのミドルシュートにしびれた試合でした。中には日本vsベルギー戦を挙げる方も、多いと思いますが、日本代表の試合は、感情が入り込み過ぎて、客観的に観ることができませんので、除外させていただきます。
惜しくも『ベスト16』で、敗退した西野ジャパン。アジア勢で唯一、グループリーグを突破しました。いままでの『ベスト16』とは、明らかに手応えが違いますよね。優勝候補のベルギーを、あと一歩まで、追い詰めた、ゲームでした。でもアディショナルタイムに、あの高速カウンターを仕掛けて、ゴールを決めるベルギーは、やはり流石。最後の最後、2-2のまま、延長戦に持ち込もうとせず、最後まで攻めて、そこからのカウンターで、敗戦した日本に対して、批判もあります。でも選手にしてみたら、直前のポーランド戦で、時間稼ぎ『負け』を選択するプレーがありました。選手は、本当は、攻めたかったはず。でも決勝トーナメントに行くために、あのような消極的な試合の終わらせ方になりました。相当、悔しかったはずです。なので、ベルギー戦では『やってやる!』という思いが強かったことと思います。最後まで攻めに行ったのは、前の試合の影響では・・・と、ひとり考えています。つくづくポーランド戦が悔やまれます。
7月 忖度、ジャパン?
早めの梅雨入りとなり、スッキリしないお天気が続きますね。若いころは『雨』がキライで、通学や通勤の際に、濡れたつま先の感覚が、午前中ずっと残る不快感に、ほとほと困っていましたが、もっぱら雨の中の移動手段が、『クルマ』となってしまった今では、そんなに、ずぶ濡れになることもなく、あの不快感が、すこし懐かしい感じさえします。あなたは『雨』は、おキライですか?
さて、いよいよ2018ロシアW杯が始まりました。この原稿を書いている時点(6/15)では、われらが『忖度ジャパン』(←しかし、ひどいネーミングですね)は、まだ『本番』を、戦っておりません。直前のテストマッチの最終戦、パラグアイ戦で、『西野ジャパン』は、ようやく勝利し、チームの雰囲気も、少しは良くなってきているところでしょう。かといって、そう簡単に勝てる相手ではないことは、スマイル読者の方なら、おわかりですね。もちろん、日本代表を応援しますが、別のごひいきの『チーム』をみつけ、決勝トーナメントまで応援する『楽しみ』も、W杯の楽しみ方の一つでしょう。
2002年の日韓大会のときのビッグスター、ベッカム率いる『イングランド』のように、イケメンのいるチームを、応援するのもアリでしょう。今大会、注目のイケメン選手といえば、『ポルトガル』のクリスティアーノ・ロナウド。『ブラジル』のネイマール。『コロンビア』のハメス・ロドリゲス。『フランス』のジルー。『スペイン』のモラタ。『ドイツ』のフンメルス。『メキシコ』のエルナンデス。『アイスランド』のマグヌソンあたりでしょうか。小柳ルミ子さんイチオシの『アルゼンチン』のメッシは、残念ながら、イケメンには、入れません(個人的見解です)。
さて、ここからは私の個人的な『注目ポイント』となります。今回、世界的にブレイクする選手の最右翼は、イングランドのリバプールで、今シーズン大活躍し、得点王にもなった、エジプト代表モハメド・サラー。5月に行われた、ヨーロッパチャンピョンズリーグの決勝戦で、負傷し、W杯に間に合うのか心配されていましたが、どうにか間に合いそうで一安心です。『エジプトのメッシ』と呼ばれ、そのスピードと得点感覚は、スーパースターになる素質、充分です。日本代表での注目選手は、本田でも、香川でもなく、乾貴士選手。滋賀県出身。野洲高校時代に、全国大会で優勝し、横浜Fマリノスに入団。その後、セレッソに移籍し、活躍。2011年に、ドイツへ。その後、念願のスペインリーグに移籍し、チームの中心として、現在も活躍中。セレッソ時代には、香川とチームメイトで、代表でも息の合ったプレーが期待されます。
続いて、最も難しい優勝国予想!前号でもお伝えしましたが、おそらく、過去に優勝経験のある国(ブラジル・ドイツ・アルゼンチン・スペイン・フランス)のどこか。この中では、ドイツが大本命で、対抗がブラジル。次点でアルゼンチン。大穴で、優勝未経験国ですが『ベルギー』を推します。タレント揃いのベルギーですが、中でも、アザールとデブライネの両選手は、すごい。サラーとともに、今大会の結果次第では、ワールドクラス(メッシ・ロナウド・ネイマールなど)の、スーパースターになるかもしれません。
決してルミ子さんほど、メッシのファンではないのですが、大会を盛り上げる意味でも、クラブのタイトルは、いっぱい持っているけれど、国の代表になると、タイトルと縁のない、メッシ率いる『アルゼンチン』に頑張ってもらいたいでです。『ドイツ』のサッカーが勝っても、なんか、まじめすぎて、当たり前すぎて、面白くないんですよね。決勝戦が『ブラジル』対『アルゼンチン』で、ネイマールが1点、メッシが2点とって、アルゼンチンが優勝!といのが、シナリオライター、大杉敦の脚本です。さて、私の予想が、当たったかどうかは、来月のこのコーナーで、きっとお伝えできることでしょう。
6月 いよいよ、本番!
『最長9連休』といわれた今年のGWですが、あなたはいかがお過ごしになられましたか?もちろん、祝日も関係なく、お仕事の方もいらっしゃったことでしょう。当院では、カレンダーどおりに、お休みをいただき、4月末の前半は、診療チェアーの入れ替え&配管・床工事を行い、5月に入ってからの後半は、家内の実家である大阪へ、帰省してきました。ぜひ、新しいチェアーを体験された方(院長の治療を、メインに使用中ですが…)寝心地を、お聞かせくださいね。
さて、いよいよ4年に1度、サッカーファンが一気に増える時期がやってきます。そうロシアW杯です。出場各国の代表メンバーも、続々と発表になり、開幕が待ち遠しいです。今回の大会は、涼しいロシア。選手のコンディションは、前回の、猛暑のブラジル大会よりも、きっとイイはず。『番狂わせ』は、あまり起こらず、『勝ち方』を知っている、『サッカー強豪国』が、順当に勝ち上がるのでは…と思います。その中でも、ずばり優勝の『本命』は、2大会連覇を目指す『ドイツ』か、王国復活を目指す『ブラジル』のどちらかでは…と、予想します。『対抗』としては、メッシ次第の『アルゼンチン』か、総合力の『スペイン』。W杯では、いつもしぶとく勝ち上がってくる『イタリア』が今回、出場しないので、『大穴』として『フランス』。以上、5か国の優勝の経験国から、今回も、優勝国が出るのではないか…と。
では、われらが『日本』は、どうでしょう。監督が代わり、イキのいい若手の台頭もなく、結局、『本田』『香川』『長友』『長谷部』『川島』…。お馴染みのメンバーが出るのでしょう。何かインパクトを残すことができればいいのでしょうが…。では今月は、3戦目の『ポーランド』をご紹介。
グループリーグの3戦目の相手 ポーランド
2018年6月28日(木) 23時 キックオフ
3大会ぶり8回目の出場。 FIFAランク 10位
欧州のW杯常連国ポーランド。2016年のヨーロッパ選手権でも『ベスト8』に進み、今大会の欧州予選でもE組を8勝1敗で、堂々1位通過。あまり有名ではないけれど、欧州の強豪国(ドイツ、フランス、イタリア、スペインあたり)とも、対等に勝負できる力をもったチーム。もちろん、日本が簡単に勝てる相手ではなく、『引分け』でも大健闘といえます。お互い2戦を消化し、どういう結果で対戦するか…で、ゲームの内容は変わってきそう。ここまでの2戦で、日本が1勝していたら、引き分け狙いもありえます。しかし、ここまでに、2分、もしくは、1敗1分なら、ポーランドに勝たないと、決勝トーナメントは絶望的。守備を犠牲にして、超攻撃的に攻める以外になく、大量失点で敗退することもありえます。逆に、ポーランドがここまで2勝していたら、サブの選手を使い、日本戦は消化試合かも。主力を休ませ、若手に経験を積ませる、絶好の機会。互角の勝負か、ひょっとしたら、日本が勝てるかも…しれません。
ポーランドでもっとも注目すべき、かつ警戒し、何が何でも、抑えなきゃいけない選手は、ドイツリーグ(ブンデスリーガ)の絶対的王者チーム『バイエルンミュンヘン』のエースストライカーである、ロベルト・レバンドフスキー。とにかく、レバンドフスキーに、ボールが渡らないようにしなきゃいけません。左右の両方の足で、強烈なシュートを放ち、身長185㎝ながら、ヨーロッパの2mクラスのDF(ディフェンダー)とのヘディングにも競り勝ち、FK(フリーキック)のキッカーとしてもトップクラス。さらにDFとの駆け引きにも優れ、味方を生かすプレーもできる、まさに欠点のない『点取り屋』。決勝トーナメントに備え、日本戦では、ベンチに座っていてくれることを、ただただ、願うばかりです。
5月 ハリル、青天の霹靂!
つい1ヶ月ほど前までは、診療所も、まだ『暖房』が、欠かせない日々でしたが、その後、一気に、春の陽気となり、サクラの花も、『パッ』と咲いて、『アッ』という間に、散ってしまいましたね。私も今年は、ゆっくり『お花見』もできず、慌ただしく、『新年度』を迎えましたが、アナタは、お花見できましたか?
さて、ご存知のように、サッカーW杯2018ロシア大会開幕まで、あと2か月!という、この時期に、日本代表を、2015年3月から率いてきた、ヴァヒド・ハリルホジッチ監督が、突如、解任されました。マスコミや、サッカー関係者からは、かなり前のアジア最終予選の頃から『辞めさせるべき!』という声が上がっていたことも、事実です。しかし、私個人的には、本大会終了まで『ハリルJAPAN』で、いくのだろう…と思っていました。このままのチーム状況で、6月のロシアの本大会にいっても、おそらく苦戦するだろう…と、予想し『予選リーグ3戦全敗も、ありうる』と、『覚悟』はしていましたが…。
『なぜ、この時期に…』とか、『だったら、もっと早くに…』とか、『後任は、西野監督で、いいのか…』とか、いろいろと、騒がれていますよね。解任の理由も『親善試合の結果が出ていない…』『コミュニケーション不足…』『監督と選手の、戦術観の違い…』『監督に直談判にいったら、次回から代表に呼ばれない…』『スポンサー絡み…』と、いろんな事が、まことしやかに漏れてきます。真実は、当事者本人たちにしか、分からないのですが、『ハリル』を選んだヒト、日本へ招聘した協会の責任が、問われることはない。こういう事態は、いかにも、『日本的な組織だなぁ…』と思いますし、大抵こういう場合、エラい人達は、責任取って辞めることがないんですよね。では今月は、2戦目の『セネガル』をご紹介。
グループリーグの2戦目の相手 セネガル
2018年6月25日(火) 0時 キックオフ
4大会ぶり2回目の出場。 FIFAランク 27位。
アフリカ代表のセネガル。おそらく日本が、もっともやりにくい相手。情報量も少ないことが予想され、どういう対応をするべきか、非常に試合展開が、予想しにくいと思います。アフリカ特有の身体能力の高さ・スピードに、果たして対応できるのか?仮想セネガルとして、3月に親善試合で対戦したマリに1-1で引き分けた日本代表。マリは、セネガルより数段劣るチームだったはずなのに、あの時の試合では、何もいいところがなく、ハリルホジッチ解任の決定打になったとも思える試合内容でした。
本大会までに、どの程度、チームとして対応できるのか?あまりにも未知数な部分が多すぎます。前回のブラジルW杯では、初戦で、同じアフリカ勢、コートジボワールと対戦。前半、本田のゴールで先制するも、後半、コートジボワールの英雄ドログバが投入されると、一気に流れが変わり、あっという間に逆転され、1-2で敗戦。苦い思い出がよみがえります。
セネガルでもっとも注目すべき選手は、イングランドのリバプールで活躍する、サディオ・マネ。爆発的なスピードと、シュート力の持ち主。いかにシュートを打たさないように抑えるか。その脇を固める攻撃陣が、ケイタ(仏:モナコ所属)やサコ(仏:レンヌ所属)など、フランスのリーグで活躍する、アタッカーも、要注意。守備では、センターバックのクリバリー(伊:ナポリ所属)。195cmの長身だが足下の技術も持ち合わす。フランス生まれのフランス育ちながら、自身のルーツ、セネガル代表を選んだ選手。
監督は、02日韓W杯で、初出場ながらベスト8まで進み、旋風を巻き起こした時のキャプテンのシセ。組織力よりも個人の力で、戦ってくるので、監督がいかにチームとしての、結束力を高められるか!
4月 オリンピックの後は、W杯!
まさに『三寒四温』の日々が続きますが、読者のあなたは、いかがお過ごしでしょうか?『花粉』も盛んに飛ぶ季節となり、入試・卒業のシーズンも、もう終盤。年度末で、何かとお忙しくされていることと思います。中には、『お引越し』や、『職場が変わる』など、環境が著しく変わる方も、いらっしゃることと思います。
『人間は、変化を嫌う動物である…』と、何かの本で読みましたが、最初は、戸惑うことも多い『新しい環境』に、一日も早く、慣れていただき、体調を崩すことのないように…と、願っております。
さて、何かと心配されていた、お隣、韓国ピョンチャンでの『オリンピック&パラリンピック』が無事に終わり、次の大きな『スポーツイベント』といえば、そう、『2018FIFAワールドカップ ロシア大会』ですね。ハリルホジッチ監督率いる、われらが、サッカー日本代表は、苦難の末に、アジア予選を突破し、6大会連続で、ロシアでの本大会に、駒を進めました。といっても出場国の中では、実力的には、残念ながら『最下位グループ』にあるのは、間違いありません(笑)マスコミでは、これからいろいろと『十分に勝てる!』というような、報道がなされるでしょうが、『グループリーグ』を突破できれば御の字、ここが現実的には、最大の目標となります。なので、たとえ日本代表が、『グループリーグ』で敗退しても、一喜一憂せずに、国を代表する選手たちが、その国の『プライド』をかけて戦う、4年に一度の、真剣勝負を、ぜひ、最後の決勝戦まで、楽しんでいただければ…と思います。それでは今月から、日本代表が、グループリーグで対戦する『3か国』を、順に、ご紹介していきたい…と、思います。
まずは、グループリーグの初戦の相手、コロンビア
2018年6月19日(火)21時 キックオフ
2大会連続 6回目の出場。 FIFAランク 13位
ご存知、南米のW杯の常連国。前回、2014年のW杯『ブラジル大会』でも対戦。その時には1-4で、完敗した相手です。今回のW杯に向けては、強豪国ひしめく南米予選を7勝6分5敗の4位で通過。この大会でも、優勝候補のブラジル、アルゼンチンに、総合力では及ばないが、決して見劣りする戦力ではないことを、証明しようとするはず。
前回のW杯では、グループリーグの3戦目に対戦し、それまでの2戦を1分1敗で、あとのない日本代表は、グループリーグ突破には、勝利が絶対条件の状況で、前がかりになり、カウンターでやられて、あえなく、惨敗。今大会では、初戦に対戦し、お互いに『負け』て、勝ち点0だけは、避けたい状況。コロンビアは、決勝トーナメントを見据えて、コンディションを作ってくると思われます。すなわち、コロンビアは、慣らし運転の状況。逆に、日本は、この初戦で、勝ち点1(引分)、または運良く、ハリルの采配が、的中し、勝ち点3(勝利)をとれるかどうかが、カギ。ここでもし『負け』たら、ほぼ95%の確率で、グループリーグでの敗退が決まると、私的には、予想します。
コロンビアの中心選手は、前回のW杯で、一気にスター選手となった、ハメス・ロドリゲス(独:バイエルン所属)と、経験豊富なベテランFWのファルカオ(仏:ASモナコ所属)の二人。この二人が、そろって調子を落としてくれていたら、日本にも勝機あり。引分でも『OK』とし、守りを固めて、この二人に仕事をさせない戦術を、ハリルも考えるはず。もしここで勝利できれば、チームは一気に上昇気流に乗り、グループリーグ突破が、見えてくるのでは。なので、日本にとっては『初戦』で、今大会が決まりそう。
3月 「最強の寒波!」に、ふと思う
今年の冬は、数年に一度の『大寒波』が、やってきたようです。ようやく温かい布団から抜け出し、窓の外を眺めてみたら、辺り一面の『雪景色』…と言う朝を、徳島市内でさえ、この冬、何度迎えたことでしょう。50年近く生きてきて、こんなに、何度も積もったのは、記憶にありません。ここ最近は、せいぜい、一冬に一回、うっすらと、雪化粧する程度でしたから。
粋なヒトなら、『ここで一句』、雪景色をみながら、『風情を楽しむ』のでしょうが、そんな余裕があるはずがなく、朝から、パソコンやスマホで、道路状況や、渋滞情報と、にらめっこ。
『末広大橋は、通行止めか?』
『バイパスのクルマは、動いているか?』
『スタッフや、患者さまは、来院できそうなのか?』など、
落ち着いて、俳句をひねる余裕もなく、ソワソワしっぱなしで、『雪』に、はしゃいで、興奮する子供のように、落ち着きがないのが、雪の朝の私の定番です。
ちょうど、『最強の寒波』のときに、わが家の寝室の、エアコンの室外機が、寒すぎて(?)不具合を起こし、慌てて『電気ストーブ』を買いに走りましたが、幸い、大きな事故や、雪の影響もなく、無事にやりすごせました。でも、北陸では、ほんとうに、ご苦労なさったことと思います。雪には慣れている地方とはいえ、あれだけ積もると、まともにお仕事や、日常生活ができそうにありませんよね。
雪国の歯科医院の先生は、あんな状況なら、診療なんて、できないしょうし、患者さんも、スタッフさんも、出入りの業者さんも、まず来れないですよね。
雪国の診療所で、『大雪で休診』しようが、南国の診療所で、『台風で休診』しようが、保険点数は、全国一律です。患者さまに、来院していただかないと、収入は全くありません。当院みたいな、超零細、極小規模の診療所にとって、2、3日も、予期せぬ休診が続くと、もう大変です。
幸い、多少、台風の影響は、毎年のようにありますが、温暖で、過ごしやすい『徳島』。雪国のようなことはありませんが、『自然災害』だけは、人間のチカラでは、どうにもならないですよね。昔から、『大雪』や『大雨』の被害を受けやすい地域では、『明けない夜は、ない…』『止まない雨は、ない…』 『時がたてば、何とかなる…』と、『前向き』にとらえていくしか、希望が持てず、その土地で、生き続けていくには、そう考えていくしか、なかったのではないでしょうか?
厳しい自然環境の中で、生まれ育ち、そこで暮らす人々には、じっと耐えていくことができる『DNA』が、昔から脈々と、受け継がれているかもしれませんね。以前、どこかのセミナーで聞いたか、あるいは、何かのコラムで読んだかは、忘れましたが、ある企業の人事部では、新入社員の採用に際して、同じ評価なら『雪国』で育った方を、採用するそうです。なぜなら、社会に出たら、会社の中や、仕事の上で、理不尽なことも、きっとある。それに耐えて、乗り越えて行ける、社会人になるには、雪国の寒さのような、厳しい環境で育ってきた、粘り強い性格のヒトが、『有利』だからだそうです。
これが本当なら、南国、徳島県の出身者は、就職に際し、とても『不利』となりますが、徳島でも、山間部などでは、毎日、山道を、何キロも歩いて通学する小学生や、自転車で1時間以上かけて通う中高校生も、いることでしょう。そのような環境で、通学している子供たちに、言ってあげたい。今はきっと、ツライかもしれないけど、社会に出たら、その経験や、その環境で育ったことが、あなたの『強み』になるし、決してムダじゃない。田舎の環境は、都会に比べて、不利なんかじゃない、夢を持ち続けてほしい…と。
2月 2018年、「天命」とは?
ここ数年、『地球温暖化!』と言われ続け、極地の『氷』が溶けるイメージ映像を、TVで何度も見たことによって、温暖化によって、寒い冬も、気温が上昇し、過ごしやすくなるのか…?と思いきや、今年はとても寒く、例年になく、アラフィフの身体に堪えますが、あなたはいかがお過ごしですか?
そういえば2018年は、2月に、平昌オリンピック&パラリンピック。そして6月には、ロシアで、サッカーのW杯が、開催される年。イベント大好き、オリンピック大好きの、日本国民にとっては、2020年の東京オリンピック&パラリンピックに向けても、『スポーツの話題』で、盛り上がることは、間違いなさそうです。何かまた、新たな『ブーム』が、起きそうな予感ですね。
さて、私事にはなりますが、1968年生まれの私にとって、今年は、『50歳』を迎えるという、節目の年。徳島市在住の大杉家の父、文夫、母、節子の『長男』として、この世に誕生し、いやはや、半世紀も生きてきたことになります。幼少時代や、若かりし頃の、『定かな記憶』がある『過去』を、振り返ってみても、家族や、友人など、周りの人たちに対する、言葉や、態度等で、度重なる、不快な思い、ご迷惑や、ご心配をかけ、未だに、それが続いており、『イイ齢をして…』と、反省を繰り返す毎日です。あまりに、お粗末で、恥ずかしい、とてもこの場でお話しできないような、失敗の数々や、経験を、重ね続けて、50年、よくまあ、無事に生きてこれたなぁ…と、神様、仏様に、感謝するこのごろです。
あと何年、神様に生かしていただけるかわかりませんが、死ぬ間際に、振り返ったときに、50歳以降の人生では、できるだけ、周りのひとたちに『マイナス』の感情を与えず、逆に『プラス』のエネルギーを与えてあげられるような『人間』でありたいと思います。これが、私に与えられた『天命』ですかね。
1月 2017年は、勝負年?
いよいよ2017年も、あと少しとなりました。あなたにとって、今年は、どんな一年だったでしょうか?
では、私的に、『北』に振り回された2017年を、振り返ってみたいと、思います。
1月、トランプ大統領が、就任 & 稀勢の里が、横綱。今となっては、どちらも、波乱の予感。
2月、プレミアムフライデーが、スタート。月末の金曜日、それがどうした?
3月、連日報道!森友学園。『忖度』が、流行語になりましたね。
4月、体操の内村選手が、10連覇。お母さんも、最近、TVでおみかけします。
5月、佐藤琢磨選手が、インディ500で優勝。不倫の方が、ニュースになったかも。
6月、藤井四段が、連勝。『ひふみん』活躍。羽生さんは後に永世7冠に。パンダのシャンシャン誕生!
7月、都議会選挙で、小池代表の都民ファーストの会、躍進!その後、小池さん、すぐにコケましたが…。
8月、サッカー日本代表、2018年ロシアW杯出場決定!やはり、真剣勝負の予選は、ドキドキ!
9月、桐生選手が、陸上100mで9秒98。『世界との身体能力の違い』が、言い訳になりませんね。
10月、神戸製鋼、日産、スバルで不正。ウーン、大企業もたいへん。現在、日産車、乗ってます。
11月、日馬富士、引退。その後も、相撲協会と、貴乃花親方との、ゴタゴタが続く。興味なし。
12月、大谷選手が、二刀流で、日本ハムから、エンジェルスへ移籍!ケガなく、ファイト!
今年をまとめると、『トランプ』に始まり、『将棋』をさして、『相撲』に終わる…。何だか、『勝負事』ばかりですね。パンダのように、勝ち負けの『シロクロ」が、はっきりする一年だったというでしょうか。
『勝負運』の全くない私にとっては、髪の毛がさらに、シロくなってきた一年でした。シャンシャン。
12月 昇格ドラマは、まだ続く!
いやぁ、急に『冬』がやってきてしまい、慌ててコートを引っ張り出してきました。手袋やマフラーもついでにひっぱり出してきて、一気に、『引き出し』や『クローゼット』の中が、モコモコ状態です。北風が吹く中、薄着で出歩いている、若人を見ていると、年齢差を、感じずにはいられない、今日この頃です。
さて、われらが徳島ヴォルティス、『J2』での順位は、5位(11月17日現在)。自動で『J1』に昇格する2位以内には、届きませんでしたが、残りの1チームを賭けた、昇格プレーオフ圏内の3位~6位には、十分、可能性を残したまま、最終節を迎えます。最終節は、アウェーで、現在6位の東京ヴェルディ戦。勝利で昇格プレーオフ進出が決まります。引き分けの場合は、他のチームの結果によりますが、可能性は大。毎年、『J1』に上がるか?上がれないか?こういうワクワクしたシーズンが、最も楽しいですね。
一度、勢いだけで、間違って『J1』に上がったときには、ほとんど勝てず、苦しいシーズンでしたし。大した戦力補強もなく、『J1』に挑み、無残な、負けっぷりの、ゲームしか記憶にありません。
もし、今回も、勢い余って、短期決戦の、昇格プレーオフを勝ち進み、晴れて『J1』に昇格したなら、メインスポンサーの『大塚製薬』さまには、ぜひとも、『資金』を出していただき、戦力のUPをお願いしたい。大物タレントを起用したり、すごい費用を掛けたと思われる、TVCMの、製作費や、広告宣伝費、その費用の一部でも、我らが『徳島ヴォルティス』に、回していただけないか…と。
こういう事を、言っていると、『なんも知らんのに、ごじゃぁ言うな!』と、関係者のみなさまから、お叱りを受けそうですが、個人サポーターの数も少ないし、中小企業も、頼りにならない、この徳島においては、メインスポンサーさまに頼るしかありません。ぜひ、ご一考を!アラフィフサポーターの戯言でした。
11月 秋の夜長に、海外ドラマ!
最近、急に寒くなり、私は、冬服に『衣替え』がまだできてなくて、いまだに、半袖が、クローゼットの中に並んでいます。毎朝、押し入れの衣装ケースから、『秋物の服』を引っ張り出しておりますが、みなさんは、『衣替え』は、もう終わりましたか?
さて、秋の夜長は『読書』もイイのですが、目が疲れる。気楽に観れて、一話完結!といえば、そうシリーズものの『海外ドラマ』。帰宅し、お風呂に入って、食事を終えて、さあ『リラックスタイム!』。でも、ここで地上波TVをつければ、『暗くて』『先行きの不安をあおり』『さらにストレスのたまる』ニュース番組か、健康・グルメの『プチ情報』を提供し、『不倫』を報じる情報番組か、芸人さんが、やたらリアクションしている『くだらない』バラエティ番組ですよね。『スポーツのライブ中継』『ガチの旅番組』『ドキュメンタリー』『歴史を検証』系の番組は、見ることはあるのですが、放送自体がとても少ない。
そこで、ケーブルTV徳島経由で、視聴している方には、おなじみのBSチャンネル『Dlife』(無料放送です)。各プログラムの最新シーズンではなく、少し前のシリーズにはなりますが、話題の海外ドラマが、放送されています。私が今、観ているのは『スコーピオン』。社会性には欠けているが、IQの高い天才チームが、様々な難事件を、解決していく物語です。(かなりツッコミどころ満載で、B級の展開ですが…)あとは、『BONES シーズン11』。女性の天才法医学者が、被害者の『骨』を詳細に分析し、同僚たちと、その他の分析証拠も集め、夫のFBI捜査官とともに、殺人事件を解決していくシリーズ。沢口靖子さん主演の人気ドラマ、科捜研シリーズの『アメリカ版』といえばわかりやすいでしょうか。なーんも考えずに、リラックスタイムに、海外ドラマは最適。欠点は、1話完結にならず、続く時。次回が気になっちゃって…。
10月 祝!6大会連続出場!
ようやく朝晩が、過ごしやすくなりましたね。『暑さ寒さも、彼岸まで…』と、言いますが、まさにその通りで、気象予報の人工衛星もない時代、自然と調和して生きてきた、先人の知恵を感じます。涼しくなってきたので、『暑さ』のせいにして、さぼっていた『ゆるゆるランニング』を、再開しなくては。
さて、先日行われました、W杯アジア最終予選、われらが日本代表は、無事に、ホーム埼玉で、オーストラリア代表に、2‐0で完勝し、アウェイのサウジアラビア戦、1試合を残して、2018ロシアW杯出場を、決めました!本当に、ホームで勝っておいて、良かった。もし、オーストラリア戦に、負けor引き分けて、サウジでの最終戦にまでもつれこんでいたら 、アジア代表プレーオフの方に、まわっていたかもしれません。そうしたら、きっと出場は、危なかったと思います。案の定、完全アウェイのサウジアラビア戦では、暑さで、足が止まった後半に1点取られ、敗戦。眠い目をこすりながら、TV観戦していた私にとっても、最悪な結果でした。勝負事に、『…たら』『…れば』はありませんが、ハリルさんは『強運』ですね。
来年6月のロシア大会まで、楽しみが続くので、よかったのですが、果たして、来年の本大会で、『日本』は勝てるのか?前回の2014年ブラジルW杯を、あなたは覚えていますか?大会前に、本田選手が『目標は、優勝!』と公言したにもかかわらず、『1勝』もできずに、グループリーグで、敗退!かなり帰国後、バッシングされました。その後、海外の強豪リーグで、レギュラーとして活躍する選手も増えていません。『日本のレベル』は、上がったのか?『世界との距離』は、縮まったのか?現在のチーム状況なら、グループリーグの『組み合わせ』にもよりますが、決勝トーナメント(ベスト16)に進めたら、大成功でしょう。ぜひ、国のプライドをかけて、本気で戦ってくる、欧州や、南米の強豪相手に、『番狂わせ』を期待します。
9月 「高校野球」は、イイ!
お盆の阿波踊りの期間には、大きな天気の崩れもなく、例年同様、徳島のもっとも暑い夏が、アッという間に、終わりました。あなたは、どのように過ごされましたか?久しぶりに、実家に帰省された方や、ずっと休みなく、お仕事だった方、4日間、踊る阿呆で過ごされた方、いろいろと、いらっしゃることと思います。疲れが溜まる、このお盆明けの時期、子供たちは、まだまだ夏休み中、さらに残暑も続きます。『熱中症』や、『夏バテ』には、十分、ご注意くださいね。
さて、先月は、『サッカー』の話題だったので、今月は、『野球』です。私自身、『プロ野球』の試合を、TVで観戦することは、めっきり少なくなり、というか、ほとんど観なくなりました。私が子供の頃は、TVは『一家に一台』の時代で、父親が観ている、巨人戦のナイター中継を、仕方なく、観ているうちに、選手の名前や、ルールを覚えたものでした。今では、地上波のTV放送で、プロ野球の中継自体が、ほとんど無いですよね。今となっては、最初から、試合終了まで放送されるのは、『オールスターゲーム』と、『日本シリーズ』くらいでしょうか。あとは、国際試合の『侍ジャパン』?それに比べて、全国放送で、しかも、NHK&民放の両方で、全試合、生放送、最後まで生中継なのが、そう『甲子園』の『高校野球』です。『プロ野球』は観ない私ですが、『高校野球』は、ここ数年、(失った感動する心を求め)よく観ています。
公立よりも私立の野球学校が多い!とか、真夏の連投は、ピッチャーが壊れる!とか、県の代表なのに、地元の出身者がいない!とか、いろいろ言われています。でも『野球』が好きで、普通の高校生のように遊んだりもせず、毎日、練習して、予選を勝ち抜き、憧れの甲子園でプレーしている選手には、アルプスのチームメイトや、応援団、支えてくれた親御さんの前で、悔いのないプレーをしてほしいものです!
8月 夏、盛り上がり、本番!
夕方になると、街のあちこちから、阿波踊りの練習の音が、聞こえる時期となりましたね。中には、『うるさい!』と、苦情を言う方もいらっしゃる…と聞きましたが、『騒音』ととらえるか、『風物詩』ととらえるか…の違いだと思います。夜、遅くまで、『太鼓』や『鐘』の音だけが、やたら響くような(本番でも、やたらと、太鼓と鐘を打ち鳴らす、強面の連もありますよね)無粋な、連の練習は、本当に『うるさい』でしょうが、ちゃんとした『連』の練習風景は、『徳島の夏の名物』として、残していきたい…と思うのは、私だけでしょうか?
では、久しぶりに、サッカーの話題を。J2で熱い戦いを繰り広げている、われらが『徳島ヴォルティス』ですが、シーズンの約半分が終わり(7月13日現在)、22チーム中、昇格プレーオフ圏内の、現在3位につけています。監督が、スペイン出身のリカルド・ロドリゲス監督となり、チームの戦い方も、ガラッと変わりました。途中、アウェーゲームで、ボールボーイに対する不適切な行為で、話題になることもありましたが、何とか盛り返し、ここ最近は、4連勝!ここまでのリーグ戦では、総得点は、リーグ2位と、攻撃力は、過去にないほどで、多くのゴールが生まれています!やはり、サッカーは、点が入らなきゃ、観ていても、面白くない!日本代表クラスの、スター選手はいませんし、地方出身の選手も、少ないのですが、もっと地元が盛り上がってもイイはずです。2013年度に4位で、昇格プレーオフを(たまたま偶然)、勝ち抜き、翌年、J1に昇格したときも、最後は、かなり盛り上がりましたね。翌年、すぐに戻ってきましたが…。今シーズンも、このままいけば、最後まで、ドキドキ、ハラハラできそうで、楽しみです!
7月 行ってきました、「広島」へ!
梅雨入りしたとはいえ、まずまずのお天気が、続いていますね。このまま雨が少ない…というわけではなく、後半になれば、『大雨』や、『ゲリラ豪雨』の毎日かもしれませんね。『お出掛け』するなら、今のうちに…ということで、『土日の休み』を利用して、大学時代の同級生に会いに、広島へ行ってきました。
徳島から、たまに休憩を入れながら、車で約4時間。途中の小谷SAで、ご当地グルメ『尾道ラーメン』を堪能し、渋滞もなく、無事にカーナビの案内で、ホテルに到着。
仕事終わりの同級生と、ホテルのロビーで合流し、さっそく近くの居酒屋へ移動。広島での彼の結婚式で、下手なスピーチをして以来、15、6年ぶりに、お互い対面し、第一声は『お互い、齢、とったよなぁ!』
私といえば、白髪アタマで、彼はといえば、おでこの面積が拡がり、身体的には、過ぎた年月を感じさせますが、『ビール』で乾杯したあとは、学生気分に戻り、『おバカな、昔話』で盛り上がりました。お互いの近況や、悩みを話せて、とても楽しい『一夜』となりました。
翌朝は、ホテル近くの『平和記念公園~原爆ドーム』まで、ランニング。祈りをささげた後、ホテルに戻って、朝食を済ませ、ホテルをチェックアウトし、一路、呉に向かいます。40分ほどで、呉港にある、『大和ミュージアム』と『てつのくじら館』に到着。『宇宙戦艦ヤマト』世代の私にとっては、『戦艦大和』の10分の1の模型は、迫力満点!てつのくじら館では、何と入館無料で、実際の潜水艦の内部を見学することができました。帰りも小谷SAで、お土産に広島名物、定番の『もみじまんじゅう』を購入し、帰路につきました。子供たちも大きくなり、たまには、こういう『気ままな一人旅』もイイもんですね。
6月 連休が「苦手」です!
GWは、お天気も良く、あちこち『おでかけ』された方も多いのでは。私も遠くに、『おでかけ』したなら、この場で、ご紹介できるのですが、ほとんど遠くに、行くこともなく、前半は、お昼過ぎから、自宅に、友人夫婦をお招きし、ビール&シャンパン&ワインで、大宴会。後半は、友人宅にお邪魔して、広~い、お庭でBBQ。診療所の床のワックスがけ。別の日には、息子の部活の遠征に、朝から夕方まで、付き添って、最終日は、シニアサッカーのリーグ戦と、近場で過ごした『連休』でした。
いつのころからか『次のお休み』に『どこかへ、お出掛けしよう!』という、わくわくドキドキする感じが、少なくてなってきました。行ってみたい観光地や、絶景などに興味もなく、人混みも苦手で、特別に訪れたい場所もなく、渋滞もキライで、もうこうなってくると、わざわざ出かける『モチベーション』が、見当たりません。唯一、美味しいものは『食べてみたい!』と思うのですが、並んでまでは『食べたい』とは思わないし、困ったものです。かといって、家でゴロゴロ…も、できない性分なのです。
普段、お仕事で、ストレスの続く毎日を、過ごされている方や、定休日の無い主婦の方は、日常から離れ、リフレッシュするには、『連休』が、大切なのでしょうね。ですが、私的には、どうも普段通りの生活が、もっともペースが乱れず、結果、身体の調子も、イイような気がします。ただでさえ、『連休』の過ごし方が、下手な私には、逆に『飲み過ぎ』たりして、体調を崩すことも、しばしば。
せめて、この5、6月の『土日連休』を、有意義に過ごせるように、もう一度、プランを練ってみたいと思います。『美味しいお店』や、『おすすめスポット』があれば、ぜひとも、教えてくださいね。
5月 駅前が、心配!
今年は、サクラの開花が遅く、『お花見』の予定が、ズレてしまいましたね。あなたは、どこで『お花見』されましたか?『お花見』が終わると、次は『GW』です。当院も、カレンダー通り、4月29・30日と、5月3~7日まで、『休診』させていただく予定です。私は、特別、何も予定は入っていないのですが、ダラダラと過ごし、食べ過ぎ、飲み過ぎには、注意したい…と、思っています。
さて、ここ最近の徳島の『ビッグニュース!』といえば、『イオンモール徳島』さんのオープンでしょうか。『そごう徳島店』さん、『アミコとくしま』さん、また『クレメントプラザ』さんからも、全国規模のチェーンの店舗が、移転し、ますます『駅前は、どうなるのか?』と、ご心配の声が、あちらこちらから、聞こえてきます。
確か『そごう徳島店』がオープンされたのは、30年以上も前、私が高校生の時でした。用事もないのに、『そごう』のショーウインドーの前で、同級生とウロウロしていたのを、思い出します。それまでは、東新町周辺が、いわゆる『街(まち)』でした。その後の、新町周辺の変わりようは、みなさんも、ご存知のとおり。次は、JR徳島駅前が、だんだんと、さみしくなってしまうのでしょうか?
駅前に、徳島ヴォルティスの『ホームスタジアムを!』というのは、私の儚い夢なのですが、試合の日には、5,000人以上のサポーターが集まる!というのは、とても魅力的だと、思いませんか?『徳島市立文化センター』の後継施設、1,000人規模の『ホール』を作るのにも、もめている現状では、とても無理な話でしょうが、このまま『イオンモール』さんや、『ゆめタウン』さんのように、『商業施設』で、勝負しても、勝ち目はなさそうです。『感動・一体感を、体験』できる施設として、ぜひ『スタジアム』を!
4月 世界遺産、姫路城!
花粉の時期で、つらい方も多いと思いますが、あなたはいかがですか?
さて、いよいよ年度末。卒業・入学や、お引越しのシーズンです。当院でも、定期的な、健診とクリーニングを、続けておられた方から、『引っ越します。今までお世話になりました!』と、ご挨拶をいただくことも、増えてまいりました。お引越し先に、大学の同級生や、知り合いの先生のいる場合には、ご紹介させていただくこともできますので、お尋ねください。また、見知らぬ場所で、新しく『歯科医院』を探す場合は、今ではHPを、参考にされることも多いと思います。ぜひ、『予防』に力を入れている『歯科医院』をみつけてくださいね。
さて、先日、両親を連れて、世界遺産『姫路城』に行ってきました。朝、8時に徳島を出発。途中、加古川付近で、渋滞に巻き込まれ、10時半ごろに、『姫路城』に到着しました。『休日』ということもあり、多くの観光客で、外国の方も多く、とても賑わっていました。午前11時ごろには、すでに駐車場待ちの長い列。さあ、入場料を払い、立派な門から、中に入って、いよいよ『天守閣』を目指します。が、しかし、その手前で、混雑により、ストップ。『天守閣』の上まで登るには、2時間程度みてください!とのこと。『天守閣』は、外から眺めるだけにして、お城の周囲のお堀を、和船に乗って、遊覧してきました。
白く輝く『姫路城』は、確かに迫力がありました。『絶対、天守閣の上まで、行きたい!』という場合には、できれば平日の、朝早くから、行かれることを、オススメします。かなり中の階段も、急勾配らしいので、足腰に自信のあるかたは、時間に余裕をもって、ぜひ、上をめざしてきてくださいね。城内には、桜もたくさん植えてあり、これからの、お花見の時期には、とてもキレイだそうです。徳島からは、渋滞がなければ、クルマで、約2時間。また、行かれた方は、ぜひ感想など、教えてくださいね。
3月 残された、時間!
この冬は、確か長期予報で『暖冬!』って、聞いていましたが、とてもそんなふうには思えない、寒い毎日が、続いていますね。確かに、昨年末から、年始ごろまでは、各地のスキー場は、雪不足で、営業できない…なんてニュースもありました。でも、毎年、受験生の最も大切な時期、『センター試験』の頃に、寒波がやってきて、しばらく、凍える日が続き、3月前半ごろから、ようやく一段落(徳島限定ですが)って感じですよね。『インフルエンザ』や、『ノロウイルス』などで、体調を崩された人も、多かったのでは?
幸い、私はカゼなどで、寝込むようなことは、なかったのですが、数年ぶりに、胃の具合が、悪くなり(きっと、年末年始の暴飲暴食が、たたったせい…)、少しマシになったと思ったら、今度は、口唇に、ヘルペスができて、ガスタ―(胃薬)と、抗ヘルペス薬(軟膏)の、お世話になりました。(もう、若くはないことを、実感!)
さて、来年の誕生日で、『50歳』となる私ですが、半世紀近くも、のらりくらりと、生きてきて、いつの間にか、折り返し地点も通りすぎ、人生のラストスパートに、入るチョット手前…と、いったところでしょうか。残された時間は、あとどのくらいあるのか?最近では、逆算して、物事を考えるようになりました。あと何年、無事に、働くことができるのか…。健康に、アクティブに、過ごすことができるのか…。
子供にも、あまり手がかからなくなり、家族揃って…というよりは、フットワークの軽い、今のうちにできることからやっていこう!と思っています。幸い、両親がまだ二人とも、健在なので、どこかへ連れていく…とか、遠くに住む、学生時代の友人たちに、会いに行く…とか、趣味のスノーボードのために、まとまったお休みを、取れるように、がんばってみる…とか。今のところ、思いつく事は、その程度なのですが、早速、来月、両親を連れて、1泊2日の旅へ。初夏には、広島の友人を、訪ねる予定です!
2月 便利になった、お正月!
2017年が始まりました。イイお天気続きで、温かいお正月でしたね。あなたはどのように過ごされましたか?当院も、年末年始、お休みをいただき、私も、久しぶりにのんびりと、過ごすことができました。その分、アルコールの量も、例年以上。未だに正月太りが、解消されていません(笑)。今年は酉年、商売繁盛の一年!だそうです。イオン渋滞にも負けず、頑張りたいと思います。
さて、元旦から、オープンしているお店。いまでは当たり前になってきました。24時間、消えることのない、コンビニや、飲食チェーン店の灯り。深夜に、買物や、飲食できるのは、ありがたいときもありますよね。でも、どんなお店にも『ヒト』はいます。その『ヒト』たちが、お正月に、休まず働いてくれているおかげで、デパートには、福袋が並び、コンビニに、おにぎりが並び、ほかほかの肉まんがあり、つゆだくの牛丼が食べられるわけです。お正月や、深夜の時間帯に働く代わりに、別の日や、時間に、きちんと、休めていればイイのですが、無理に働いている方も多いのでは…と、心配してしまいます。
もちろん、昔から、お正月でも、バスやJRは動いていますし、飛行機も飛んでいます。警察や、消防、大きな病院、老人ホームや、介護施設なんてのは、盆も正月も関係ありませんよね。何かあったときに、必要なのですから。でも、デパート、スーパーや、飲食店は、お正月がお休みでも、そんなに困らないと思うのですが…。誰かが無理をして、便利な街になるよりも、少々、不便ですが、お正月くらいは、家族と過ごす時間がとれる方が、いいのではないでしょうか。もちろん、帰省する田舎もなく、独り身で、お正月手当も付くし、働いてもいいよ!という方もいらっしゃるでしょう。『働き方』を議論する前に、もうこれ以上、便利すぎる世の中やサービスを、私たち自身が求めないように、考えていくべきなのでは。
1月 2016年を、振り返る!
さて、2016年も残りあとわずか。スマイル読者のあなたも、何かとお忙しくされていることと思います。今年もいろんな出来事が、起こりましたが。あなたにとって、思い出深い、出来事はいったいどんなことですか?当院では、現スタッフが2人、結婚式を挙げ、おめでたい、一年となりました。
私、個人的に、今年のベスト3を、あげさせていただきますと、
第3位 男性アスリートの活躍。
まずは、イチロー選手。日米通算4,257本安打達成&メジャー通算3,000本安打!言わずと知れたスーパースター。多くを語らず、道を究め、言葉を発すれば、名言ばかり。リオ五輪では、男子4×100mリレーの銀メダル!体操の内村選手も、すごかったですが、やはりチーム一丸での勝利!が、心を震わせます。カズの49歳5ヶ月での、Jリーグ最年長ゴールも、外せません。
第2位 ポケモンGO騒動。
子供向け、若者だけか…と思いきや、大のオトナが、スマホ片手に、ウロウロと…。ウーン、こんなことで、この国の未来は、大丈夫なのでしょうか。ほんと、平和ですよね。
第1位 世界が、大きく変わっていく予感。
6月に、英国でEU離脱が決まり、11月に、アメリカでは、トランプ候補が当選!どちらも、前評判を覆す、結果となりました。今後も、この流れが加速しそうです。世界的に見れば、格差社会は、どこも日本以上で、若者の失業率なんか、EUでは8.5%と、日本の3%より、はるかに高い。既存の政治や、社会を変えてくれ!という、強い願いの結果なのでしょう。日々の暮らしで、精一杯なら、他人のことなど、考える余裕なんて、ありませんよね。もちろん私自身も、毎日、いっぱい、いっぱいの一年でした。
12月 「便利さ」の裏側で!
早いもので、今年もあと、ひと月と少しになりました。師走に向けて、何かと忙しくなり、寒さも、本番モードとなり、体調が下がり気味になる時期ですね。あなたも、『手洗い』『うがい』『十分な睡眠』を、とってくださいね。昨日、私も『インフルエンザ』の予防接種を受けてきました。何とか、トラブルなく、寒い冬を、乗り切りたいと思います。
さて、この頃では、『当たり前』になった、『24時間営業』や、『年中無休』。サービスを利用する側としては、非常に便利なことなのですが、そこには必ず、誰かが、休まずに働いてくれているわけですよね。『社会の仕組み』が、変わった…と言ってしまえば、それまでなんでしょうが、本当に、『24時間営業』や『年中無休』が、必要ですか?もちろん、『救急医療』や『警察』『消防』は、必要でしょう。でもね、『日用品』や『食料品』は、翌日まで、ガマンすればイイことなのでは。残業で遅くなっても、せめて22~23時ころまで、開いてくれれば、大丈夫でしょう。
『百貨店』や『ショッピングモール』も、『年中無休』が当たり前。週に一度くらい、『定休日』あっても、誰も困らないと思うのですが。これだけ『ネットショッピング』が普及したら、競争も大変でしょうが、中で働く、スタッフさんの疲労も、貯まる一方で、結果、サービスの質も下がるように思うのですが。
『ネットショッピング』が増えれば、たいへんなのは、配達のドライバーさんですよね。時間指定ができる昨今、時間通りに、届けないと、クレームだし、時間通りに、配達に行っても、不在が多い。これじゃあ、再配達ばかりで、とてもじゃないけど、やってられません。時間指定を指示しておいて、不在…となれば、再配達は、『有料』にでもしたほうが、いいのではないでしょうか?
便利な世の中になったなぁ、と思う前に、ここまで便利になる必要があるのか?と考えさせられます。
11月 ガンバレ、地元!
10月も、後半というのに、昼間は、『半袖』で過ごせるような日もあり、なかなか『衣替え』が、進みません。そうはいっても、確実に『寒さ』は、やってきているようで、北海道では、平野部でも、今日は『積雪』とのこと。日本は『広い』ということを、改めて実感します。
さて、私どもの診療所のすぐ横で、巨大なショッピングモール『イオンモール徳島(仮)』が、着々と建設中です。『ジャスコ徳島店さん』が、閉店して以来、ずっと更地のままでしたが、すでに、末広大橋を超える『高さ』まで、その巨大な骨組が、姿を現しています。気になるオープンは『来春』とのこと。楽しみにされている方も、多いと思います。今までは、ゆめタウンの『1強』の時代でしたが、(フジグランもあるじゃない!との声もいただきますが…)今後は、『イオン』VS『ゆめタウン』ということのになり、JR徳島駅前や、東新町商店街などが、いったいどうなっていくのか、心配な所です。
お隣『高松』では、商店街の再開発の成功例として、しばしば、マスコミにも取り上げられていますが、徳島に比べ、商店街に、まだまだ『活気』がありますね。歩いているヒトも、まだまだ多い。(あくまでも、徳島と、比べてですが…)新町西地区の再開発も、市長さんが変わり、白紙に戻って、いまだ、何も具体案は出ず。みんなが納得する名案は、なかなか生まれないと思うのですが、『徳島ヴォルティス』のホームスタジアム(陸上競技用のトラック無し)&芝生広場&遊具のある公園&陸上競技場(もしくは体育館)なんてのは、いかがでしょう。渋滞も、もちろんあるでしょうが、『お盆』の『阿波踊り』の時期に比べたら、おそらく大丈夫。試合や、大会のある、土日祝の日中は、JR徳島駅前辺りから、市内中心一帯を、『阿波踊り』のときのように、『歩行者天国』にすればOK。まさに、毎週末『お祭り』状態。空いた公園・校庭が、臨時駐車場でPTA・学校の資金に。マルシェも、毎週開催。どうですかね、このプラン(笑)
10月 島国、日本!
台風情報が、気になる時期になってきました。数日前より、かなり正確に、進路や、風雨の予想がされますが、いくつかの要因が重なって、想像以上の被害になることもありますね。今年は、すでに、北海道や、東北に、大きな被害が出ました。被害に遭われた方々が、一日も早く、日常生活を取り戻せるように祈るばかりです。幸い、徳島には、現在までは、大きな被害もなく、逆にダムの貯水率が低下し、水不足が心配されています。自然災害だけは、自分でコントロールできるものではなく、常に『備える』ことしかできません。あなたはどんな『備え』をしていますか?私自身も、保険に入る程度の、『備え』しかできていません。
太古の昔から、日本は、地震国であり、津波が押し寄せ、火山が噴火し、毎年のように、台風がやってきて、梅雨前線や、秋雨前線が、大雨を降らせ、川が氾濫し、雪国では、何メートルも積雪する、自然災害の『宝庫』のような土地。それでも人々は、知恵を絞り、自然と向き合い、この国で命をつないできた。昔の人達は、今のように、科学技術の発達していない状況の中で、みんなで、力を合わせて、いくつもの大きな困難を乗り越え、生きてきた。本当に、たくましく思います。日本人が『和』を尊び、みんなで力を合わせるのが、得意なのは、こういった自然条件の国で、育ったからなのでしょう。オリンピックでも『日本』というだけで、無条件に、どんな競技でも応援してしまう。個人種目よりも、リレーとか、団体戦とか、チーム戦など、とにかく『団体競技』が大好き。
暮らしていく条件が悪ければ 、陸地を移動して、適した土地を探すことができた欧米では、きっとこういう感覚には、ならないと思います。『島国根性!』といってしまえばそれまでですが、年齢を重ねた今は、やはり『和』の感覚が、しっくりきます。ですが、トイレだけは『洋式』が、ありがたいですね(笑)
9月 オリンピックのメダリストって、やっぱりすごい!
大きな混乱もなく、リオデジャネイロオリンピックが終わりましたね。ちょうど12時間の時差があり、ライブで、観戦できないことが多いのですが、日本女子選手の活躍には、『あっぱれ』を、たくさんあげても、イイのではないでしょうか?女子の競泳、レスリングや、柔道、バドミントンに卓球、シンクロと、世界の身体の大きなアスリートに比べても、遜色ないし、このまま、人気が出て、競技人口が増え、さらにレベルが上がれば、イイですよね。しかも徳島出身の松友選手の金メダル!バドミントンを始める、女の子が増えてくれたら…。男子のバカな選手のおかげで、バドミントンのイメージが悪化した中、頑張ってプレーし続けた、松友選手の苦労も、報われるのではないでしょうか。
男子では、体操の団体。中でも内村選手が、やはりすごい!個人総合でも2連覇。柔道、競泳も、よくがんばった。卓球の水谷選手も、個人と団体の両方で活躍し、『勢い』を感じました。錦織選手も、オリンピックでの、銅メダル!そして400mリレーの銀!あのボルトと競り合いを演じ、感動しました!
チームスポーツでは、男子の7人制ラグビーが、がんばりましたが、女子のラグビー、バレーやバスケットにホッケー、男子の水球など、やはり、残念ながら、予選リーグ等で、敗退する事が多かったですね。私の好きな『サッカー』は、オリンピックよりもワールドカップが、世界最高峰の大会ということで、23歳以下という制限があり、世界の超一流のプレイヤーたちは、ほとんど参加していません。そういえば、ゴルフや、テニスも、世界トップレベルの選手が、全員参加しているわけではなく、少し物足りなく思いました。このあたりは、プロ選手の参加に、制限をかけて、アマ選手の大会にした方が、イイかも。
あと4年後に迫った、東京オリンピック。早くも、次のオリンピックでのメダルを、期待させる報道もありますが、まずは、『お疲れ様!よくやった!』って、言ってあげましょう。
8月 またやるの、都知事選!
梅雨が明けていないのに、30℃越えの日々が続き、早くも夏バテ気味ですが、あなたは、いかがお過ごしでしょうか?今年の夏は、過去最高の暑さになる!と予測されてます。『暑さ、寒さも、彼岸まで…』と、言われますので、ここから、あと2か月、何とか無事に乗り切りたいものです。台風もいまだに、『1号』しか発生しておらず、この先、一気にやってきそうですね。被害が無いことを、祈るばかりです。
ケチなお金(公金)の使い方をして、それを素直に謝罪せず、みなさんから袋叩きにあった、都知事さんが、やっと辞職されましたね。マスコミでは、次の知事選に向け、だれが立候補するのとか、与党が分裂選挙!などと、報道されています。四国の片隅で暮らす私には、まったく関係のないハナシなので、スルーしているのですが、結局、誰がやっても、何か不都合なことがみつかれば、一斉に攻撃されるわけで…。
最近、吊し上げ?のターゲットにされる『有名人』の方が、増えていますよね。TV番組で、解散騒動を否定して、公開裁判のようだった中年アイドルグループ。好感度が高く、CMでも有名な、女性タレントが、ミュージシャンと不倫した…。こんな個人的なことが、こんなに報道されるほど、社会的に重大なニュースでしょうか?その原因は、もちろん、ご本人たちに非があるのですが…。何も、そんなに追求しなくても、そこまで書かなくても…と、思うのは私だけでしょうか。売上や視聴率が上がれば、それでイイのでしょうか?
もちろん、税金で賄われる、政治資金の使い道や、別荘に公用車で行くことが、不適切なら、それを報道することは、大事でしょう。でも、公私の区別ができないようなヒトを、選挙で選んだのは、都民の皆さん自身ですよね。マスコミに期待するのは、もっと大事なこと。これから避けて通れない問題、介護・医療・年金・超高齢化社会・少子化問題などに、ヒトとお金と知恵と時間をかけて、いまの現実と、将来の見通しがどうなのか?現在の政治家や、お役所で大丈夫なのか?真実を、伝えてもらいたい…と、願います。
7月 ヒトは、誰でも…!
梅雨入りしてから、お日さまが出れば、じっとしてても、汗ばむほど暑く、雨の日は、ジトジトと、何となく、肌寒い感じもして、体温調節が、難しい時期になりましたね。大杉歯科診療所にも、抵抗力・免疫力の低下による、慢性病変の急性化(要は、無症状だった悪い部位が、免疫のバランスが崩れ、急に、痛んだり、腫れたりすること)の患者さまも、増えてきました。あなたはいかがですか?無理していませんか?ストレスたまっていませんか?こんな時期こそ、睡眠・栄養・休憩をしっかりと、お願いしますね。
さて、『人生』というマラソンの折り返し点を、確実に、通り過ぎた私ですが、世の中には、『人生のゴール』まで、まだまだ現役で、走り続けていらっしゃる、私よりも、ご年配の方が、たくさん、いらっしゃいます。
総務省の統計によると、H27年9月の段階で、65歳以上の『高齢者』が日本には、3384万人!(ちなみに、徳島県の人口×43)いるそうです。総人口に占める割合は、26.7%と、日本人の4人に1人以上は、高齢者!ということになります。今も相当、ニュースになっていますが、これから20年後には、確実に、高齢者の仲間入りをする私にとって、明るい未来が待っているとは、なかなか思えません。充実した、残りの人生を過ごすためには、今から、こんな私に、どんな準備ができるのか?
事業で、『大成功!』を収め、有り余るほどの、『老後の資金』を稼ぐ…なんてのは、歯科医師になった時点で無理。(少なくとも、私の開業スタイルでは、ムリ!大きな歯科医院、自由(自費)診療のみの医院なら、可能かも…)じゃあ、『お金』が、無理なら『健康』は、どうか?今から、頑張れば、何とか、そこそこの『健康』は、手に入るかもしれません。『人生のゴール』まで、無事、健康に完走できるように、診療後の、疲れた身体ですが、今夜も4kmのスロージョギング&糖質75%offビールで、乾杯!
6月 まず、考えてみよう!
GWも終わり、ようやく世間も落ち着いて、あなたも日々、お忙しくされていることと思います。日中、お天気がいいと、夏のような気温となり、朝夕との温度差の調節が、たいへんですよね。急に暑くなると、カラダがついていかず、熱中症や、紫外線によるダメージも、この時期から始まっています。くれぐれも体調管理には、十分、お気を付け下さいね。
さて、国民的中年アイドルグループの『解散騒動』、あるミュージシャンと、女性タレントの『不倫騒ぎ』がおさまったら、今度は、都知事の『金銭問題』。どうでもいいような小さなことに、どうしてマスコミは、大騒ぎするのでしょうか?もちろんこの種の話題が、もっとも大衆受けするからなのでしょうが。もっと報道されるべき、大事なことがあるはず!…と、思うのは、私だけでしょうか。
もちろん、どんな人にも『表』と『裏』の顔があり、ちょっとした失言や、態度が、すぐにネットや、SNSを通じ、一瞬で、世間に拡散していく。有名人は、ほんとに気が抜けず、たいへんだろうなぁ…と、田舎の一歯医者は、思うわけです。何でもスマホで、写真に撮ったり、つぶやかなきゃイイのにね。
熊本の地震に際しても、政治家の問題発言や、マスコミの過剰な取材や、現地の人々の感情を無視した行動が、問題になりましたよね。『いい大人が、何やってんだ!』という、ツッコミをいれたくなります。
『ひとのふり見て…』じゃないですが、イザ、自分に置き換えて、考えてみると、そういうお前は、正しい行動ができている?他人からみて、世間の感覚と、ズレていない?ちゃんと、『いいオトナの男』になっているのか、反省させられます。世間のヒトたちから、後ろ指をさされないように、正しく生きている背中を、子供たちには見せたいものです。不意に、何かが起こったときに、どう行動すべきか?よくよく考えて、行動に移すようにしなきゃ…と、改めて思う、今日この頃です。
5月 新生活の時期に、想う!
春の新生活の時期ですね。大杉歯科診療所にも『お引越し』のご報告を、たくさんいただきました。今まで、年に何回か、健診&予防ケアに、定期的に、来院いただいていた患者さまが、転勤等で、来院できなくなる…と、言われたときには、スタッフ一同、とても寂しい気持ちになります。ですが、日本全国に、歯医者さんがない街は、ない!と言っていいでしょう。(よほど過疎の地域は別ですが…)ぜひとも、あたらしい街で、今までのように、『歯を大切にしたい!』という『想い』を続けていただき、お近くの、『予防歯科』に熱心な、歯科医院に、通っていただければ…と、切に願っております。
さて、『引っ越し』といえば、私自身も、何度か『引っ越し』を経験しております。今から、20年以上前の、大阪での学生時代や、京都での勤務医時代のことですが、その際には、徳島から両親が、時には親類からトラックを借りて、朝早くから手伝いに来てくれました。当時は、まだ明石大橋はなく、淡路島から本州へは、フェリーに乗る時代です。今思えば、仕事の休みに、早朝からトラックを運転し、渋滞する高速に乗って、手伝いに来てくれた両親には、頭が上がりません。到着するやいなや、荷物を積み込み、引っ越し先へ移動し、再び、荷物を新しい部屋に運び入れ、夕方には、また徳島へ運転して帰る…。ちょうど当時の父は、いまの私と同じ年代です。今の私に、休日の早朝から、県外に住む、子供の『引っ越し』を手伝いにいくか?と問えば、『業者さんに、頼んだら…』と、答えるでしょう。
新生活のこの季節、荷物を積んだ引越しのトラックを見るたびに、当時のことを思い出し、そういえば『手伝ってもらった、感謝の気持ちを、ちゃんと、伝えていただろうか?』と、振り返ります。少し腰の曲がった、最近の父親の姿を見るたびに、両親に、苦労と、心配をかけ続けていたことを、反省します。なかなか、『感謝の気持ち』は口にしませんが、少しずつ親孝行して、返していければ…と思ってます。
4月 お問い合わせのあった、「1万円選書」の続き!
いやあ、春の陽気と思えば、冷たい雨…と、春の移ろいやすい天気に、体調を崩された方も多いのでは。温かくなれば、花粉が多くて大変だし、寒くなると、インフルエンザや、感染性胃腸炎などの、ウイルス性の疾患にも、まだまだ油断できないようです、くれぐれも、体調管理には、お気を付け下さいね。
さて、前回のスマイルの、このコーナーでお伝えした、『1万円選書』の話題ですが、『いったい、どんな本が、届いたのか教えてほしい!』という声に、お応えして、遠く北海道は、砂川市、北の街の本屋さんから、私、大杉敦宛に届いた本を、まとめてドーン!と、ご紹介しておきます。
① 『きみのためのバラ』 池澤夏樹 著 新潮文庫
② 『もう年はとれない』 ダニエル・フリードマン 著 創元推理文庫
③ 『向田邦子の陽射し』 太田光 著 文春文庫
④ 『降霊会の夜』 浅田次郎 著 朝日文庫
⑤ 『中国化する日本 増補版』 與那覇潤 著 文春文庫
⑥ 『K氏の遠吠え 誰も言わへんから言うときます』 江弘毅 著 ミシマ社
⑦ 『人生最後のご馳走』 青山ゆみこ 著 幻冬舎
⑧ 『出星前夜』 飯島和一 著 小学館
⑨ 『はやくはやくっていわないで』 益田ミリ 作 ミシマ社
⑩ 『手から、手へ』 詩 池井昌樹 写真 植田正治 集英社
⑨と⑩は、子供さん向けの、絵本のような本で、待合室に置いてあります。大人の方でも。十分に楽しめますので、また来院の際には、ぜひ読んでみてくださいね。
3月 寒い時には、温かくして、読書!
まだまだ寒い日が続きますが、あなたはいかがお過ごしですか?先日の大寒波のときは、国道が朝から大渋滞で、診療所の前の川沿いの道も、県庁方向に向かう方は、クルマが激混みで、まったく動いておらず、末広大橋も通行止めとなり、午前中は、みなさん、お仕事にならなかったのでは。幸い、私の自宅から、診療所へは、逆方向だったので、ほぼ渋滞もなく、朝の8時過ぎに出勤してから、午前の患者さまに、確認や、日時変更のお願いの電話をしていました。始業時刻ころには、スタッフも雪の中、駆けつけて来てくれて、いつもと変わらぬ診療所内でしたが、外は11時くらいまで、大変そうでした。
雪国に比べれば、1cmの積雪で、このありさま。慣れているとはいえ、雪国の方は大変だろうな…と思います。そんな雪国、北海道の砂川市の小さな街の書店から、先日、荷物が届きました。もちろん中身は、本です。
ここの書店主さんが、私が事前に、メールで答えたアンケートをもとに、おすすめの本を10冊選んでくれて、郵送してくれたのです。『1万円選書』といって、1年近く前に申し込んでいたのが、ようやく届いた!というわけです。あまりに多くの注文が殺到し、現在は、申込も中断されているそうです。本屋と言えば、街の小さな本屋さんがなくなっていっていますよね。大型店や、ネット通販に押され、たいへんな業種なのは、容易に想像できます。店主さんは、生き残るためにいろいろ考えた末、お客さんにオススメの本を選ぶ…というアイデアが浮かんだのでしょう。すでに半分近く読み終えましたが、自分では絶対手にすることのないジャンルの本もあり、とても新鮮でした。10冊の中には、素敵な絵本が2冊含まれていました。私の仕事柄、待合室に置かれてあったらステキだな…と思って、選んでくれたそうです。顔を合わさずとも、今までの読書歴や、人となりのアンケートをもとに、きっと私の人生に、プラスになる本を選んでくれたことが、同封されたお手紙からも、十分、伝わってきます。北国から届いた、ココロを温めてくれる絵本、待合室でぜひ読んでみてくださいね。
2月 アー、映画って、本当にイイですよね!
2016年は、暖冬で始まりましたが、1月も半ばから、例年通りの寒さになってきましたね。雪不足のスキー場も、これで一安心といったところでしょうか。気温が下がると、インフルエンザが心配ですね。手洗いや、うがい、人混みにお出かけの際は、マスク着用…と、できるだけ、予防してくださいね。
さて、年末の映画の話題を独占した『スターウォーズ』ですが、すでにご覧になられた方も、多いと思います。私も、子供のお供で、かれこれ15~6年ぶりに、映画館に足を運びました。もちろん複数の作品を上映する『シネコン』に入るのも、北島のシネマサンシャインに入ったのも、初めて。実に『徳島ホール』で、新婚当時に、家内と観た『タイタニック』以来です。こう見えても、割と映画好きで、というか『映画』くらいしか、娯楽がなかったものですから、中学生のころには、新町あたりの映画館に、友人達と自転車で、よく行ったものです。高校生にもなれば、デートに誘うといえば、『一緒に映画に行こう!』みたいな時代でしたよね。『ロッキー』『バック・トゥー・ザフューチャー』など、未だに、心に残る作品もあります。当時は、最新のロードショーでも2本立てとか、少し古い作品は、シリーズを、一気に3本立てとかをやっていて、一日中、映画館にいたこともありました。私が小学生ころには、今の『渭東コミセン』のあたりに、小さな劇場もありましたよね。
ところで『スターウォーズ』の最新作ですが、当時、OSグランドで上映されていた、最初の公開作品で、ルークが操る、Xウイングが、銀河帝国のデススターをやっつける姿に、ドキドキしている小学4年生の僕を、思い出させてくれました。映画に感激した、大杉少年は、R2D2とC3PO(映画に出てくるロボット、CMでもおなじみ)の『下敷き』が欲しい!と無理を言って、買ってもらい、使っていました。
診療所のお隣に、イオン(工事中)ができれば、シネコンも入るとのこと。今から、楽しみです!
1月 今年の気づき!
季節外れの大雨のあと、ようやくクリスマスらしく、寒くなりましたが、いかがお過ごしでしょうか?この冬は、『暖冬』の予想で、まさに今のところ、予想が当たっている感じですが、これからは例年通り、きっと寒くなることでしょう。寒いのが苦手な、私にとっては、朝目覚めて、布団から出るまでの時間が、日に日に、長くなっていきます。あなたはいかがですか?スッと、起きれる派?それとも、温かい布団の中で、まったり派?温かい布団から、スッと抜け出せる、イイ方法があれば、ぜひ教えてくださいね。
さて、今年もあとわずか。終わりよければ、すべて良し!じゃないですが、できればイイ感じで、新しい年を、迎えたいものです。最近になって、遅まきながら、ようやく気付いたことが、2つあります。もちろん、髪の毛の、白い面積が、増えてきたのと、メタボ腹が、無くならないのは、数年前からの常識、今年になって、改めて発見されたわけではありません。
1つめは、学生時代からの定番、『ラーメン』と『チャーハン(もしくはギョーザ)』のセットが、私の胃の中で消化する…という作業に、無理がかかるようになってきたこと。ほんの数年前までは、両方とも、余裕で、『ペロリ!』と、いけたのですが…。2つめは、アルコールが過ぎると、翌朝、『カラダ』がとっても、ツラ~くなってきたこと。20代の頃は、少々、飲み過ぎで、睡眠不足でも、何とかなっていたのですが…。気持ちは若くても、『カラダ』は確実に、老いてますよね(悲)。
でもね、『脳』は『ラーメン』と『チャーハン』を、一緒に食べたい!と命令するし、楽しく飲んでると、もっと『飲める!』って、思っちゃうんです。来年は、少し反省し、『脳』と『カラダ』を一体化させるように、気を付けたいと思います。(単に、『老い』を自覚すればイイ…という問題ですが)また、来院してくださる患者さんや、家族、スタッフが、健康に笑顔で、過ごせるような、一年にしたい!と、思います。
12月 「走る、走る、俺達!」
今年もあと1か月余りとなりました。あなたにとって、2015年(平成27年)は、どんな1年でしたか?私にとっては、風邪や、インフルエンザで、寝込むこともなく、持病の腰痛(過去に何度も、罹患している、ギックリ腰)で、診療するのがツライ…という状況にもならず、無事、健康に過ごせた、穏やかな『一年』でした。まあ、少しでも『カラダ』がおかしいなぁ…と感じたら、すぐに、『M整骨院』に、駆け込んで、『カラダ』のバランスを整えてもらうのですが…。私の場合、不調の原因は大抵『飲みすぎ』と『ストレス』で、『腸』のあたりから、おかしくなるのだそうです。(M整骨院 院長先生 談)
少しでも『ストレス解消』になれば…と、数年前より、診療所の前の『みなと公園』の『ウオーキング』から始め、今では、ほぼ毎日、約4kmの『ランニング』を、続けています。ほんとにゆっくりしたペースで、明らかに、私よりもご年配の、女性ランナーに、ぶっちぎられているのですが(笑)
たまに、患者さまから、『先生、走んりょん、見かけたよ!「とくしまマラソン」出るん?』な~んて、聞かれることがありますが、42、195kmのフルマラソンを、完走するほどの、体力と根性は、あいにく、待ち合わせておりません。日頃の『運動不足』と、『メタボ解消』になれば…と思い、お昼休みや、診療後に、好きな音楽を聴きながら、マイペースで、ヒザを壊さない程度に、走っております。
学生時代の部活動や、体育の授業で、『走らされた』ときには、『走る』ことは、大の苦手で、イヤイヤ『走って』おりましたが、今では『走る』ことが、気持ちイイことの『ひとつ』になっています。他人から『やらされる』のと、自分から『やる』のでは、同じ『走る』ということでも、こんなにも。感じ方が、違うんだ…ということを、47歳で、初めて体感。どんなことでも『自分からやる!』ことが、大事なんだ…と、気づかせてくれた一年でした。来年は、あなたも、自ら、何か『好きなコト』始めませんか?
11月 「ラグビー」は、「ブーム」で終わるのか?
朝晩が、めっきり寒くなり、朝、目覚めても、なかなか布団から、抜け出せない季節になってきました。あなたは、どんな季節も、『パッ!』と、すぐに起きれる派?私は目覚めてから、しばらくは布団の中で、ゴ~ロコロ。二度寝しようと試みるも、起きなきゃいけない時間になって、ようやく、『エイヤッ!』て、起きるタイプです。
さて、今回もワールドカップの話題ですが、いつもの『サッカー』ではなくて、ラグビーのお話。日本代表、グループリーグで、3勝もしたのに、決勝トーナメントに進めず。ただただ、残念です。この大会前までは、TVなどのマスコミに大きく、取り上げられることは、ほとんどありませんでした。大苦戦が予想された、グループリーグの初戦、サッカーW杯に例えれば、『ブラジル相手に勝つ…』と、同じようなインパクトをもたらした、『南アフリカ』に勝ってから、いつものように、マスコミの『ラグビー』フィーバーが始まりました。『五郎丸フィーバー』と、言い換えることも、できるでしょう。『なでしこ』の時もそう…『錦織くん』の時もそう…
予想外の結果が、ついてきてから、今まで、見向きもしなかったヒトたちが、手のひらを返すように、一斉に注目し始めます。もともとのファンじゃないので、その時だけ…。『ブーム』が終われば、また別のジャンルへ…。日本人特有の感性なのでしょうか?でも『ラグビー』は、次の2019年のワールドカップが、日本で開催なので、それまでは、何とか持ちこたえるかもしれませんね。
お笑い芸人さんの『一発屋』じゃないですが、このごろは、世の中の『ブーム』が、目まぐるしく、アッと言う間の短い期間に、変わっていきます。
その中で、雑誌や、マスコミ等に、大きく取り上げられ、宣伝され、注目され『ブーム』で終わるのか?目につくような、派手な活動はしてないけれど、地道に『ファン』を増やしていくのか?
『大杉歯科診療所』は、いつまでも、後者の方で、ありたいと思います。
10月 「自然災害」に遭ったときに
さて、今年も台風や、ゲリラ豪雨のニュースが、いくつも話題になりましたね。昨年の広島の土砂崩れや、最近では、鬼怒川の堤防決壊による大浸水。徳島では、那賀川の氾濫(ダムのせい?)による、鷲敷・阿南市加茂谷地区の浸水被害など…。被害にあわれた方には、お見舞い申し上げます…としか言えません。
現代までに培ってきた、土木技術や、観測技術等を駆使して、災害を防ぐために、いろいろとやってきたのに、このように、深刻な被害が、毎年のように、出ているという現実があります。もはや、自然の力は、われわれの想像。想定をはるかに超えるパワーとなり、一昔前とは違い、どんどん悪い方向へ、変わってきているように、思えてなりません。
大昔には、地震計や、気象衛星や、アメダスなどもなく、風向きや、川の流れ、波の様子、空の変化など、普段とは違う、自然の変化を、敏感に感じ取り、昔からの言い伝えを、大切に後世に伝え、大災害に備えていたのではないでしょうか。それでも、時として、大きな災害による被害は免れず、命からがら生き残ったり、犠牲になった方も、多かったことと思います。でも、被災した場所、先祖代々からの、同じ土地に留まることを、再び選択し、また、一から生活を築いていく…という『DNA』が、私たち日本人には、脈々と受け継がれているように思います。
でなければ、こんなに災害の多い国には、生きていけません。日本という国に住む限り、いつでも災害に遭うことを覚悟し、できるだけ、行政などに頼ることなく、自分たちで、その時に対して、十分に備え、準備し、お互いに助け合い、前を向いてやっていく、生きていく…しかないように想います。
『防災』というよりは『減災』。いかにして、災害が起こったときに、冷静に対応できるか、家族みんなが、数日分、生きていけるように、準備をしとかなくちゃ…と、改めて思うこのごろです。
9月 阿波踊り♪
さて、先月には、台風が3つ連なってやってきて、やっと通り過ぎたと思ったら、8月に入り、猛暑というより、まさに、酷暑の日々が続き、本当に40代後半の中年のメタボには、こたえます。といっても、屋内で、空調の効いたところで、仕事しているので、かなり恵まれているとは思いますが…。
徳島の夏といえば、何といっても『阿波踊り』ですね。夏のこの4日間だけ、人通りの少なくなった、徳島の街に『活気』や『エネルギー』が、あふれ出る季節。老若男女、地元のひとも、観光客も、踊るアホウも、見る阿呆も、何だかウキウキ、ワクワクする、ぞめきのリズム。日頃のストレスや、イヤなことなど、忘れさせてくれる、まさに『お祭り騒ぎ』。
お祭り騒ぎが、苦手な方には、本番前の、『阿波踊りの練習の音』さえ、クレームの対象になるご時世。もう少し、ココロに余裕を持つというか、大らかな気持ちで、『祭り』 を応援できないものでしょうか?
確かに『大太鼓』と『鐘』を、打ち鳴らすだけで、コワモテのみなさんが多く集まった、ただただうるさい、踊りのグループ(あえて、連とは呼びません)もありますね。演舞場には、入らず、街中で、突如として、『ドドドド、ドドドド、カンカンカン』あれを『阿波踊り』とは、認めたくもないし、とても県外の観光客のみなさんに、自慢できるような『祭りの景色』ではありません。
本来、形など自由で、踊り方も、適当に、ただ二拍子のリズムにのって、だれでも気軽に参加できるのが『阿波踊り』のイイところではありますが、あのような『グループ』は、いかがなものでしょう?そう感じているのは、私だけでしょうか。かといって、もちろん法的になど、締め出すこともできず、踊るな、タイコ叩くな、鐘ならすな!とは、言えないですし。私自身にも、彼らのようなグループを受け入れる、ココロの余裕や、大らかな気持ちが、不足しているのかもしれませんね。
8月 おじさんも、頑張る!
暑さの堪える季節になりましたね。あなたは、いかがお過ごしですか?暑さのせい…ではないかもしれませんが、学生時代からお世話になり、結婚し、開業後も、診療所のスタッフルームの冷蔵庫の上で活躍していた、シャープ製の『電子レンジ』が、ついに『寿命』となりました。一人暮らしの、淋しい食生活を支えてくれ、開業後は、スタッフの、お昼の手作りお弁当を温め続け、トータル30年近く、現役バリバリで、頑張ってくれました。このレンジに負けないよう『シャープ』という会社自体も、何とか、頑張ってほしいものです。
さて、頑張ったといえば『なでしこ』。チームが一体となって、勝ち上がっていくあたり、男子と違い、TVで観ていても、心に『グッ』とくるものがありましたね。まさに『あっぱれ!』の準優勝です。欧米の他の代表チームの選手に比べ、彼女たちのサッカー環境からすれば、もっともっと、賞賛に値する好成績ではないでしょうか。
その『なでしこ』たちが、今度、9月13日(日)に、ヴォルティスのホーム、鳴門ポカリスエットスタジアムで、『徳島ヴォルティス』対『V・ファーレン長崎』戦の前に、澤選手をはじめ、多くの代表を擁する『INAC神戸レオネッサ』対、こちらも大っ表、石清水・有吉選手の所属する『日テレペレーザ』の試合があります。TVではなく、ライブで、なでしこのゲームを観戦できるチャンスです。ぜひ、スタジアムへ。ついでに、その後始まる、われらが、徳島ヴォルティスも、応援してあげてください。
暑い中でも頑張っている、私にとってヒーローである2人。
まず、横浜FCのキングカズは、48歳4か月で、Jリーグの最年長ゴール記録を、またまた更新。キレキレのカズダンスも披露!
イチロー選手も新しいチームで、レギュラーではない中、チームのために、やるべきことを、手を抜かず黙々と。どちらもイイおじさんが、がんばっています。私も2人に負けないように、バテずに、ファイト!!です。
7月 ジンクス健在?
先日、今シーズン初めて、鳴門のポカリスエットスタジアムへ、足を運びました。『東四国クラシコ』とネーミングされた対決、おとなり香川県のJリーグチーム、カマタマーレ讃岐vs徳島ヴォルティスとの試合を観戦するためです。NHKでのTV中継もあり、ご覧になられた方もいらっしゃることと思います。カマタマーレ讃岐は、昨年J2に加入してきた、新参者。(ちなみに、われらがヴォルティス。昨年は、J1でした。)しかもJ2リーグでの成績も振るわず、J2~J3入れ替え戦の順位となり、あわやJ3に、降格しかけたチームです。
『いくらなんでも、ここには勝てる!』と予想し、試合開始の90分前には、スタジアムに到着!ホームサポーター席の最上段に陣取り、キックオフまで、途中のコンビニで買ったおにぎりを食べたり、読書で時間つぶし。さあいよいよキックオフ。前半は、両チームともにたいした見せ場もなく、0-0。いよいよ後半に試合が動きます。なんとアウェー、しかも昨年J3に降格しかけたチーム、カマタマーレが、後半6分ミドルシュートで先制!その後もヴォルティス、いいところなく、敗色濃厚。後半も残り10分となったところで、帰りのクルマの大渋滞をさけるため、早々にスタジアムを退散。その後、なんとたて続けに2点をとり、逆転したとのこと。普通のチームなら、そのままの勢いで、わずかな残り時間を逃げ切り、勝ちきれるものですが、なんと終了間際に追いつかれ、初の『東四国クラシコ』は、結局、2-2のドロー。嗚呼、もったいない。
やはりジンクスは健在。私が生で、ポカリスエットスタジアムで観戦すると、公式戦は、なんと勝利なし。でもTV中継に、チラッと映ったみたいなので、まあいいか。カマタマーレのサポーターは、数は少ないながらも、大きな声で応援も揃っていて、徳島のサポーターにはない『熱さ』を感じました。
6月 それで、活性化できる?
GWも終わり、ようやく日常生活の『ペース配分』ができてきた、今日この頃。あなたは、いかがお過ごしですか?さて、今年の9月には『シルバーウイーク』なるものがありますね。多い方なら、5連休になります。すでにどこかへ、お出掛けの『計画』が、あるかもしれません。あれこれ『プラン』を立てているときが、もしかしたら、『一番、楽しいとき』かもしれませんね。
さて、『地方の衰退』が叫ばれ、『限界集落』などという、耳にしたくない言葉も、連日のように、報道されています。この冬の、県西部の山間部を襲った、大雪で孤立した集落の様子は、記憶に新しいところですよね。人口減少、過疎対策、地方の活性化、シャッター商店街でのイベント、特産品の開発など、いろいろと、行政や、地域で、アイデアを絞り、試みられていると思うのですが、たくさん補助金(=税金)を使い、結果として、成功しているケースは、果たしてどのくらいでしょう。
われらが地元、徳島で、有名なのは『上勝町の彩』『神山町のサテライトオフィス』くらいでしょうか。どれも行政が主導した…というよりは、町や村のことを想う、個人のパワーから、始まったことではないでしょうか。どうあがいても、この少子高齢化の進む、地方の田舎では、同じような問題が、次々に起こってきます。『B級グルメ』が、話題になれば、どの地方も、それを売り出そうと、お金をかけて、都会にプロモーションしに行ったり、マスコミに取り上げられるように、マスコミ関係者を、ご招待したり。
『ゆるキャラ』が流行れば、特産品や名物を『キャラクター』にした、『着ぐるみ』を作り、コンテストまで開かれる…。そんなことより、生まれ育った地域で、安心して生活できるように、道路を整備したり、崩壊している『過疎地の医療』や、順番待ちの『介護施設』、疲弊している『介護職員さんへの給与』、女性が、安心して、働いて子育てのできる『保育所』の整備などに、有意義に使ってほしいものです。
5月 「オトナ」こそ、道徳教育!
この春のお花見の時期は、ちょうど、お天気が不安定でしたね。年度末や、新年度の疲れと、寒の戻りもあり、体調を崩された方も、多かったのでは。あなたはいかがでしたか?さて、もうすぐ行楽には、ベストシーズンの『GW』ですね。どこかへ、お出掛けされると思いますが、おクルマなら、事故や、渋滞には、十分ご注意くださいね。
さて、先日、ちょっとした買い物で、近所のドラッグストアに行ったときのこと。広い駐車場には、3~4割くらいクルマが、駐車していたでしょうか。私も、入口からは少し離れた、空いているスペースへ、クルマを停めました。ほんの数十m先の、入口手前まで、歩いてきたときのこと。入口付近の1台分の『車イスマークの優先駐車スペース』へ、1台の軽自動車が。お年寄り、身体の不自由な方、もしくは、妊婦さんでも、降りてくるか…と思いきや、降りてきたのは、4~5歳の元気な男の子を連れた、20代の母親らしき女性。男の子は、元気に走って店内へ。母親の方も、どうみても、歩く姿は、健康そのもの…。『優先スペース』と知らずに、停めた?絶対にそんなことはなく、確信犯。もう、あきれるのも通り越して、情けなくなりました。
徳島の、広い駐車場のある店舗でよく見かける、不快なシーンですが、こんなモラルのない、母親に育てられた子供も、また思いやりの足りない『オトナ』になるのでしょう。『県民性』といってしまえばそれまでですが、青信号で、横断歩道を渡ろうとしているのに、右左折するクルマは、突っ込んでくるし、広い幹線道路の流れを気にせず、マイペースで走るし、ウインカーも出さず、急に曲がり、住宅街の細い道路でも、ビュンビュンと…。『自分さえ…』という『オトナ』がこの街に多すぎる(怒)
4月 人生の「ご褒美」
今年のNHKの大河ドラマは『花燃ゆ』ですね。時代は、江戸時代の後期、幕末から明治維新へ。
主人公は、井上真央さん演じる、吉田松陰の妹、文。ちょっぴりキャラクターは、地味ですが、毎週、楽しみしています。当時の時代は、異国の脅威が、いよいよ日本にも迫ってきたころ。清国のように、欧米による、植民地化をさけるため、如何に、この国を守っていくのか、この国ははどうあるべきか、そのために、自分はどのように、『志』を立てて、生きていくのか…。自身の生活より、そんなことを真剣に考え、松下村塾で学び、やがて、明治維新へと、行動していく若者たちが描かれ、それを支えていく、主人公の活躍が、ドラマの中心です。
『ドラマやがな…』という、ツッコミは別にして、水道も電気もない150年も前の人達が、ここまで、この国の未来のため、何かを成す為に、一生懸命なのに、戦後の平和な時代に生まれた自分は、今まで、何を成し、残してきたのか?恥ずかしいエピソードばかり残してきた、メタボなオジサンは、考えてしまいます。いまでも家族を養い、小さな診療所を、運営していくのに精一杯。とても、社会全体や、この国の未来のことまで、考える余裕もなく、生きてきたように思います。
歯科の先生方の中にも、ボランティアのような、歯科医師会の仕事や、地域の歯科医療に、多大な貢献された先生には、『勲章』が授与されます。『勲章』が欲しくて、活動されている先生は、いませんが、もらった先生は、どこか誇らしげで、嬉しそうです。一生懸命、誰かのために、やってきたことが認められた、ご褒美が、『金銭』ではなく、きっと『勲章』なのでしょう。
歴史に名を残す…そこまで大した野望は、持ち合わせていませんが、せめて社会の役に立つ、誰かに必要とされる人間(=歯科医師)でありたい…と、最近は、思うようになりました。
3月 いつも、右肩上がり?
毎日、暗いニュースばかりで、ほとんどTVのニュース番組(特に全国ネット)や、ワイドショーを、見ないようになりましたが、あなたはいかがですか?同じニュース番組でも、地方の笑えるローカルなニュースや、ドキュメンタリー、もちろん、明日のお天気&Jリーグの結果などのスポーツは、一応チェックします。
比較的、経済ニュースが中心の、テレビ東京『ワールドビジネスサテライトWBS』は、夜11時スタートなので、いつもウトウトしながら見ています。ほとんど自分の仕事には、あまり関連のない、ビジネスや、大手の企業の話題が多いのですが、地方の商店で、お客さんに、こんな商品や、サービスが受け入れられている…というような話題は、参考にさせていただくこともあります。過疎化が進む、地方の問題の特集や、人材確保に知恵をしぼっている、中小企業などのニュースは、他人事とは思えません。
もちろん、景気が、右肩上がりで、上昇していたときには、きっと明るい未来が待っている…と、希望を持つことも、できたでしょうし、年々、お給料も上がっていくもの…と、何も心配しなくてもよかったでしょう。が、しかし、バブルの崩壊後、『失われた20年』を過ぎ、昨今のアベノミクス効果も、大都会の富裕層に限定的で、もはや息切れ寸前…ような気がします。ほんとにこの国の未来はいったいどうなるのでしょうか?明るい未来像が、想像できないのは、私だけではないでしょう。
よく近頃のニュースでは、企業の業績に対して『前年比、○%ダウン』なんて、言い方をしますよね。しかも、わずか四半期(3か月)ごとに、上がった、下がった…と、評価しています。もちろん、前年よりも、業績が上向きなのが、理想なのでしょうし、それを目指してやっていかないと、ビジネスが成り立たないということも、わかっているつもりです。
ですが、人口が減り、高齢化が異常なスピードで進み、子供がいないこの国で、業績や売り上げの、対前年比よりアップ!を、常に義務付けられるということは、『経営者』や、『労働者』のどちらも、『働く人』すべてにとって、ものすごい『ストレス』なのではないでしょうか?そんな、短期的な成長や収益ではなく、長期的なものの見方で、商品を開発したり、サービスを提供できれば、理想だと思うのですが…。『現実は、そんな甘くないよ…』という声が、聞こえてきそうですね。
そういう私も、小さな歯科医院の『経営者』で、かつ、毎日診療している『労働者』でもあります。『現状維持でイイ!』なんて、いっていたら、日本一の歯科医院過密地区の徳島市で、どんどん、じり貧に右肩下がりになるのは、目にみえています。スタッフのお給料も、少しずつでも、UPしなきゃ、働く意欲に関わります。また、歯科の保険点数の伸びない中、材料や、医療機器のコストは、ますます増加中。『このままで、イイのか?』と、常に自問自答し、悩む毎日です。
でも、いつかは、右肩下がりに、縮小する世の中を、受け入れなきゃいけない時期が来る…と、思うのです。その時まで、あまり『泳ぎ』は、得意じゃないのですが、『ストレス』という海の中でも、溺れないように、一生懸命、対岸を目指し、泳ぎ続けていくしかない…と、思うこの頃です。
2月 年の始めに、想うこと!
寒い寒い、年末年始でしたが、あなたは、いかが過ごされましたか?患者さまの中には、『徳島』から、『九州』まで、10時間かけて、クルマを運転して、ご家族そろって、帰省される方も、いらっしゃいました。みなさん、それぞれに、お疲れになられたことと思います。普段、遠く離れて、暮らしている、ご家族にとっては、帰省して、お互いに、『元気な顔』をみることが、何よりの『楽しみ』で、『幸せなひととき』なんだなぁ…と、思います。
お盆や、年末年始の、帰省ラッシュや、Uターンラッシュの、ニュース映像なんかを、TVで見ていると、『こんな混んでいる時期に、大変だなぁ…』と、思うのですが、帰れる『故郷や家』がある、待っててくれる『ヒト』がいる…、ということは、本当に、幸せなことなんだ…と、思います。
そんなニュースを見ていると、私もできる限り、『親孝行』しておかなきゃ…と思うのですが、思うばかりで、ちっともできていません。私の両親は、徳島市内からクルマで30分、勝浦の少し手前に、家内の両親は、大阪なので、クルマで2時間半、十分、日帰りできる距離なのですが…。幸い、どちらの両親も、今は、元気で、過ごしてくれていますので、今のうちに…と、思っています。
しかし、目先の、自分たちの生活に追われ、ついつい、後回し。今年は、少しでも、できる範囲で、『親孝行』していきたい…と思っています。でも、はてさて、何から始めればよいのやら。
一緒に旅行に出かけたり、食事に行ったりする、時間とお金が、いっぱいあれば、イイのでしょうが…。まずは、家族を連れて、できるだけ、ちょくちょく顔を出して、みんな笑顔で、食卓を囲むようにしたい…と、思います。
1月 この国の、ミライは?
すでに年末も押し迫り、お忙しくされていることと思います。そんなせわしない、年の瀬のさなか、わざわざ『スマイル』を手に取り、目を通してくださっている、あなたへ、大杉歯科診療所を代表して、『ありがとう!』と言わせていただきます。あなたはこの一年、どんな年でしたか?
さて、選挙も終わり、政治の上では、与党圧勝(予想ですが…)なので、たいした変化もなく、新年を迎えることでしょう。アベノミクスで、景気がイイのは一部だけ…というのが、実感ではないでしょうか。これから、就職や、就活される学生さんは、さぞ大変だろうと思います。
いまや大学生の、2人に1人が利用している、『奨学金』。大学を無事に卒業し、就職し、働いて返済していく『貸与型』が、日本では一般的です。返済の義務がある人は、約323万人。で、この奨学金の返済を、3ヶ月以上、滞納している人が、19万人以上。返したくても、返せない…状況なのです。先進国で、卒後、奨学金を返済する必要のない『給付型』を設けていないのは、異例だそうです。現在、有識者会議で提言している、返済不要の『給付型奨学金』の予算は、わずか380億円(約6万3千人対象)。財務省は、そのわずか380億円の財源を、確保するのは難しい、将来的には、検討する…と答えたそうです。一方、今回の選挙で使われた税金は、700億円。八ツ場ダム事業費4300億円。あなたは、これを聞いて、どう思いますか?
この国のミライは、若者たちにかかっているはずですよね。意欲のある若者が、経済的な理由で、教育の機会を失っているとしたら、この国にミライはあるのでしょうか?この国は『教育』に投資しません。国が、教育にかけるお金は、世界的にみて日本は最低レベル。GDPに占める公的支出の割合は2011年で、たったの3.8%。目先の政局より、ミライのことを考える政治家は、いない…か。
12月 シーズン終了へ…
今年の春に始まった、長いシーズンもあとわずか。予想していたとはいえ、ホームで勝てぬまま、徳島ヴォルティスのJ2降格が、早々と決定しました。いかんせん、J1で戦う戦力不足は否めず、ワールドカップ期間中の長い中断期間も、効果的な補強や、チーム戦術をつきつめられず、監督やフロントの刷新もなく、四国初のJ1チームは、ダラダラと、ニュースにも取り上げられることなく、シーズンを終えようとしています。
今シーズンのサッカーは、W杯ブラジル大会で、日本代表もイイところなく敗退、ヴォルティスはJ2降格、各ユース年代の日本代表は、アジアの予選を突破できず、世界大会への出場権を得ることができませんでした。唯一、『なでしこ』が、がんばってくれたことが救いです。
さて、サッカーへの関心が薄れていった、シーズン終盤、久しぶりに『プロ野球』の結果に熱くなりました。特に、『阪神タイガース!』3位広島の自滅のおかげで、何とかペナントレースを2位で終了。迎えた、クライマックスシリーズで、まずは甲子園で、広島を破り、ファイナルステージへ。そこで、宿敵、読売ジャイアンツを、敵地、東京ドームで、なんと4タテして、日本シリーズへ出場。いやあ、こんなに強い阪神、何十年も見たことない!っていうくらい、スッキリさせていただきました。(巨人ファンの方、ゴメンナサイ)もう、日本シリーズは、おまけみたいなモン。それくらい巨人戦4連勝は、よかった。個人的には今年のスポーツ大賞です。
Jリーグと同じころ始まった、私自身のシニアサッカーチームも、今年は、残すところあと2戦。現在まで、リーグ戦は3勝3敗1分けです。前回の10月のゲームでは、相手チームのシュートミスにも助けられましたが、相手より、1人少ない10人で勝つことができました。ひとり少ない分、相手チームにボールを回されて、ほとんどの時間が、相手ボール。いつも以上に、ディフェンダーの私は、ヘロヘロでした…。
来シーズンも、イチロー選手や、カズ選手は、現役バリバリでしょう!ケガしないよう、私も頑張ります!
11月 ビデオ係も…
二週続いて週末の台風で、『運動会』や、『秋祭り』が開催できるか、気を揉んだひとも、多かったことと思います。まあ何とか開催できたところが、多かったのでは。『お天気』だけはどうしようもありませんが、昔は天気予報もなく、ましてや人工衛星からの画像もなく、『カン』と『経験』が、頼りだったのでしょう。その分、五感を働かせて、空や、雲や、風や、生き物たちをよく観察し、対応していたのではないでしょうか。もちろん、今よりも、周りの自然や、生き物を、きっと大切にしていたことでしょう。
さて、わが家も台風の進路に、一喜一憂していました。『今年最大級の、スーパー台風がやってくる!』と、一週間前より報道され、三、四日くらい前には、日本列島直撃コースが予想され、延期の可能性も…と思っていました。幸い、台風のスピードが遅く、当日朝に、小学校よりメールで開催することが、保護者あてに一斉に送信され、(便利な世の中です)プログラムを短縮して、始まりました。途中、晴れ間もみられ、風も強くなく、何とかPTAの種目以外は、すべて開催することができました。子供たちも、一生懸命練習した成果を、披露することができて、とてもよかったと思います。
毎回、思うのですが、『運動会の雰囲気』って、なんかイイ感じです。早朝から、学校の先生方や、PTAの係の方々、もちろん、お母さんたちは、お弁当で大変でしょうが…。おじいちゃん、おばあちゃんが、お孫さんの姿を見に来ていて、お父さんはビデオ係、お母さんもカメラや携帯を片手に、大きな声で『がんばれー!』。
一生懸命、走ったり、踊ったりする、わが子の姿は、何より『子育て』の幸せを感じる瞬間です。悩むことの多い『子育て』ですが、この日ばかりは、どの『親御さん』もニコニコしていらっしゃいます。運動会で、難しい顔している方はいませんよね。『負』のエネルギーがなく『笑顔』あふれるグラウンドは、風が強くなってきた午後も、イ~イ雰囲気でした。小六の息子は、最後の運動会。私のビデオ係も何とか無事に終了しました!
10月 この国には…?
9月に入り、急いで『秋』がやってきている感じですね。この夏もやはり『異常気象』。これから『夏』といえば、『猛暑』か『経験したことのない豪雨』になるのでしょうか?たかだか100年の地球の平均気温をもとに、『地球温暖化』と定義づけ、人々を煽り、『エコ』と称し、さまざまな企業・政府の思惑に、のせられてはいないでしょうか?何億年もの地球の歴史の中では、ひとりの人生、100年ほどの期間は、一瞬の出来事で、本当に『CO2』だけが『悪』なのでしょうか?もっと大きな『地球の変化の一部』のような気がしてなりません。
さて『暗い』ニュースばかりの『豪雨の夏』でしたが、9月に入り、明るいニュースが。そう、テニスの4大大会の『全米オープン』で、錦織圭選手が、ファイナリストになりました。サッカーの日本代表が、ワールドカップで、決勝戦に進む以上の快挙だと思います。まさにあっぱれ。熱しやすい日本のマスコミは、準決勝あたりからヒートアップ。それまでにテニスに無関心なヒトまで、『日本人としてうれしい…』なんてコメントしたり、『ユニクロ』のウエアを購入したり…。まったくもって『もうイイよ…』って感じです。このまま錦織選手が、世界のトップを維持したとしても、数年後には、このブームはきっと下火。『なでしこ』の例をみれば、明らかですよね。しかもこの『準優勝』と言う結果は、決して『日本』にいては、できなかったこと。2003年から、アメリカのテニスアカデミーに行き、世界中から集まった、優秀な若い選手たちの中で揉まれ、プロに転向し、世界中を転戦している結果だと思います。
断言します。この国で競技生活を続けても、世界中で名前を知られるような『スター』は絶対に生まれません。世界でも有数の経済大国でありながら、スポーツの環境は貧弱で、世界と戦える、有望なアスリートにさえ、ろくな支援もない。そのくせ、大きな大会や、オリンピックでは『メダル、メダル…』。有望な、若者よ!行け、海外へ!ブラック企業で働く年収と、同じレベルの年俸のJリーガーばかりのこの国に、『夢』はないゾ!
9月 TVが不要な日!
あなたは一日に、どれくらいの時間、TVを観ていますか?現在の私は、1時間くらいでしょうか?正直、仕事が終わり、家に帰って、晩酌&食事を済ませたら、午後22時ごろ。日付が、変わるころには、すでに、夢の中なので、観る時間もあまりないのですが…。
私の少年時代は、TVが、一家に一台の時代で、当然のごとく、茶の間のTVのチャンネル権は、父親のものでした。ナイターがあれば、イヤでもプロ野球を観る他になく、おかげで、野球には、ある程度の知識ができました。その他、親が好んで観ていたのは、ニュースや、素人参加型のクイズ番組や、時代劇が多かったように思います。流行の歌番組や、バラエティは、あまり観せてもらえなかったので、クラスでの友人同士の会話に、ついていけなくて、せつない思いをしたこともありました。
ようやく、自分がTVのチャンネル権を持ったのは、一人暮らしを始めた、大学生時代。今のように、インターネットやスマホもなく、ほとんどの情報は、TVから。いま思えば、いちばんTVが面白かった時代かもしれません。毎日、深夜まで、TVの電源が、入ったままでした。
観る時間がない…とはいえ、ぜひとも観たい番組は、録画して、時間のあるときに、観るようにしています。ドキュメンタリー、大河ドラマや、旅番組が多いです。ライブで観るのは、サッカーの試合と、天気予報くらいでしょうか。夜のニュース番組さえも、事故や、犯罪や、紛争や、泣きながら釈明会見する、政治家などの『暗くなる』話題ばかりで、ほとんど、観なくなりました。
情報はすでに、ほとんどネットから。しかも自分で選んで。学生時代、あれだけ観ていたのですが、今の私にとっては、お気に入りの番組を再生する、モニター画面となっています。最低限の情報(災害の情報など)以外、必要性を感じなくなったTVですが、子供たちにとっては、まだまだ必要なようです。
8月 ショック、サッカー王国の崩壊!
さきほど、ドイツvsアルゼンチンの決勝戦が、終わりました。結果は、みなさんご存知のように、延長後半に、ドイツのゲッツェ選手(香川選手のドイツ時代のチームメイト)が1点を先制し、そのままアルゼンチンのメッシ選手は、沈黙したまま、終了。南米開催のW杯で、初めて欧州の国が、優勝しました。先々月号で、私の予想した優勝国、地元『ブラジル』は、準決勝で、なんと、ドイツにまさかの7-1で惨敗。前半の0-5になった時点で、『ブラジルでさえも、こんなことが…』と、今大会、最も印象に残った試合でした。サッカーをやった方なら、わかると思うのですが、ある程度、似たようなレベル同士のチームの試合で、こんなスコアは、普通、考えられないものです。私が参加している、ヘロヘロの40歳以上のシニアチームでも、よほどの力の差がないと、ありえないスコアです。実際に、やっていたブラジルの選手の精神的なショック、ダメージは、相当なものだったと思います。(スペインvsオランダの1-5も、相当びっくりしましたが…)
王国らしからぬ、ギリギリの戦い方(王国らしいパスワークもない、ネイマール頼み)で、1次リーグを戦い、決勝トーナメントでも、らしくない勝ち方が続き、エース&キャプテン不在で迎えた、準決勝。改めて、勝負とは、怖いものです。スペインをはじめ、イングランド、イタリアなど、欧州の実力国や、わが日本など、期待されていた国々が、ベスト16に進めませんでしたが、今回の大会で、またサッカーが進化したように思います。
これまでは、スペインのパス(ボール支配率が高い)サッカーが、世界の憧れでしたが、ドイツのような、個人技のあるパスワーク、最後まで走り切る走力、守備面でのハードワーク、身体的な高さや強さ、組織的なチーム戦術、すべてに完成度を上げないと、世界では、勝てないことがよくわかりました。どの試合も感動もなく、散々だった、われらが日本代表。これから、どのような『日本らしいサッカー』を目指すのか、楽しみです。
7月 初戦は、逆転負け!
現在、この原稿は、6月15日の、大事な初戦、コートジボワール戦の翌日に、書いているのですが、どんよりとした空模様が、いっそう心を重くします。本田の先制ゴールまでは、よかったのですが…。後半はもう、一方的に、相手のペースの試合といってもイイ状態。特に、逆転されてから、日本が、このあと2点をもぎとって『勝てる』雰囲気は、観ていて、まったくしませんでした。
世界で勝ち抜く『経験』の違い、格の違い、絶対的なエースがいるかの違い…。まあ敗因は、いろいろとありますが、済んでしまったことは、仕方がありません。次のギリシャ戦に、期待しましょう。
さて、ワールドワイドな話題から、地元チームのお話しへ。現在、J1で、ダントツ最下位の、われらが『徳島ヴォルティス』。W杯期間中で、リーグ中断のこの時期、戦力補強の声も、ついに聞こえず、どうやら、現有の戦力で、J1最初で、最後(?)のシーズン後半を、戦うみたいです。
ところで、あなたは、鳴門の『ポカリスエットスタジアム』へ、観戦に行かれたことはありますか?ぜひ一度、スタジアムへ、足を運んでみてください。『生』で観る、サッカーはイイものです。7月23日(水)19時~開催の、浦和レッズ戦のS席自由席は、すでに完売したみたいです。夏休みの思い出に、ぜひご家族揃って。おそらく来年は、再びJ2に降格です。J1最後の年の記念に、レプリカユニフォームを、買うかどうか、真剣に悩み中です!(ケッコウイイお値段するんですよ、これが…)
6月 四年に一度の、お楽しみ!
さあ、いよいよ6月です。毎年、『雨』が、大キライな私にとって、梅雨入りし、だんだん気温も上がっていく6月は、決して、快適な時期ではありません。しかし、今年は、そう、四年に一度のW杯ブラジル大会が、開かれます。先日、日本代表メンバーも決まり、(細貝選手の落選と、大久保選手の選出には、ちょっと驚き!)寝不足の日々が、続きそうです。さあ、月刊atsu誌、恒例の、対戦国の分析と、ザックjapanの勝敗&優勝国を、勝手に予想します。(日時は、すべて日本時間)
第1戦、コートジボワール戦。6月15日(日)10時。
アフリカ選手特有の身体能力の高さに、ヤヤ・トゥーレ選手に代表されるような、技術もしっかりしたチーム。ただチームとして、まとまるかどうかが、カギ。ここで『勝ち点3』なら、日本の予選突破の可能性、大。
第2戦、ギリシャ戦。6月20日(金)7時。
ヨーロッパの中でも、安定した『守備』のチーム。スーパースターはいないけど、身体も大きく、セットプレーやカウンター攻撃には、苦しめられそう。あまり若手がいないので、スタミナ切れの後半まで、0で抑えれば何とか。引き分けで『勝ち点1』
第3戦、コロンビア戦。6月25日(水)5時。
ファルカオという、世界的なストライカーがいるチーム。相手がすでに2勝していて、『勝ち点6』なら、コロンビアは引き分けでOK、気持ちはすでに『決勝トーナメント』…と言う、試合運びをしてくれる可能性大。そうなれば、日本が、偶然にも勝つチャンスが、わずかにあるかも。でも普通にやったら、0-2で『勝ち点0』と、予想します。この結果、日本は、1勝1敗1引分で、勝ち点4.グループリーグ突破は、他のチームとの、得失点差の争いまで、もつれるのでは…。ちなみに優勝は、開催国の『ブラジル』と予想します。
5月 チャンス、到来?
お花見も終わり、世間の話題は、GWですね。あなたはどこかへお出かけになりますか?今月は、予想通りJ1で、連敗を続けるチームへの辛口コメントは、控えます。現在の選手層でJ1残留は、厳しいかも。W杯でのJ1中断期間の戦力補強に期待です。メインスポンサーの、大塚製薬さま。CMに『有名タレント』を起用するなら、ヴォルティスにも、『イイ選手』を、ぜひお願いします。
さて、なでしこの妹分、『リトルなでしこ』こと、17歳以下の女子サッカー日本代表チームが、3月に行われた、FIFA U-17 W杯女子コスタリカ大会で、世界一となりました。オリンピックでもそうですが、最近は、『女子アスリート』の活躍が目立ちますね。負けるな!『日本男児』!
5月に入り、GWが終わると、いよいよブラジル大会への、ザックJAPANの、代表メンバーが発表されます。サプライズな、選手選考は、果たして、あるのかどうか?いままでのレギュラー選手の中に、ケガ人(キャプテン長谷部・吉田・内田など)が、続出しているので、国内で活躍する、Jリーガーにも、チャンスはありそうです。
特に期待は、徳島県出身、徳島商→国士舘大→水戸ホーリーホック→現在、J1上位でJリーグ3連覇を目指す、サンフィレッチェ広島。そこで大活躍の、塩谷司選手(25歳)です。先日の国内組で行われた、日本代表候補の合宿にも呼ばれ、ザッケローニ監督にも、アピールできたようです。かつて徳島ヴォルティスで活躍した、柿谷選手ともども、ブラジルでの活躍を、観てみたいですよね。
4月 予想通り?
ようやく寒さも一段落。お花見モードに水を差す、消費税の増税。何かと忙しいこの季節、花粉症の方はタイヘンですが、あなたはいかがお過ごしでしょうか?私はいまだ『花粉症』と診断されてはいませんが、今の時期、鼻がムズムズ、ノドがイガイガ…。はたして『花粉』なのか『PM2.5』のせいか、はたまた深夜まで、飲みすぎたせいで、単に『カゼ』なのかは不明です。不明と言えば、こんなに科学技術が発達しているにもかかわらず、マレーシア航空370便は見つかっていません(3月18日現在)。いったいどこに消えたのでしょうか?テロ?ハイジャック?『なぞ』は深まるばかり。
『なぞ』といえば『STAP細胞』の騒ぎも、『なぞ』だらけですよね。あの世界的に、権威のある科学雑誌『ネイチャー』が、厳しい審査をして、ようやく掲載された『論文』が不備だらけ…とは。
どうしてそこにたどりつくまでに、十分な精査が、できなかったのでしょうか?IPS細胞にも、匹敵するような大発見なら、各方面から、かなり注目を浴びるのは、わかっていたはず。なら、なおのこと、慎重に公表しないと、もしそこに『やらせ』や『コピー』などがあれば、つっこまれるのは、明らかですよね。ああいう研究の世界は、きっと『論文』の数や、どんな雑誌に掲載され、その『評価』がものをいう世界なのでしょう。『リケジョの星』と持ち上げておいて、一気に叩く、この国の『マスコミ』には、もうあきれるばかり…。『リケジョ』とは『理系の女子』の略なのですが、では、あなたは『セレジョ』ってご存知ですか?わかったひとは、サッカー通。そう『セレッソ大阪ファンの女子』のこと。3月8日の徳島新聞朝刊には、セレッソの柿谷選手が、一面広告に。
3月8日には、われらが徳島ヴォルティスのホームJ1開幕戦が、鳴門のポカリスエットスタジアムに、『セレジョ』を、たくさんお迎えして、開催されましたが…。結果はご存知のように、0-2で完敗。18日現在、開幕から3連敗で、勝ち点0、得失点ー10、総得点0、という結果で、もちろんJ1最下位です。『予想通り』と言ってしまえば、それまでなのですが…。
長いシーズン、まだまだ先がる…と、思いたいところですが、J1チーム相手に勝てる気がしません。開幕5試合で、勝ち点5が、取れなかったチームは、J2に降格するというジンクスがあるそうです。そうなると、リーグ戦あと2試合で、2勝(1勝=勝ち点3)が、必要です。運命の2戦の相手は、柏レイソル、サンフレッチェ広島と、上位チームと当ります。
評論家の予想も、ほぼ降格圏内の、われらが『徳島ヴォルティス』。意地を見せて、勝ち点を取ることができるのか?それとも、開幕からの、連敗記録を更新か?もし連敗が続き、勝ち点を積み上げることができなければ、海外リーグや、Jリーグの上位チームなら、『監督交代論』や、『選手のテコ入れ』が、叫ばれる状態です。戦力不足は否めず、大きな補強ができなかったフロントの責任問題や、スポンサーの力の無さを、痛感するシーズンになるかもしれません。
ホーム開幕戦は、チケットは完売。満員御礼だったみたいですが、夏場以降、スタジアムに、閑古鳥が鳴かないように、四国初のJリーグチームが、わずか1年で消えないように、ぜひあなたも一度スタジアムへ。もし、その試合に、ヴォルティスが勝てば、『宝くじ』なみかも!
3月 何のために、仕事するの?
寒さが一段と、今年の冬は、堪えます。この程度の寒さで、こんなことを言っていては、雪国の方に怒られそうですが、南国育ちには、毎朝起きるのが、本当にツライ。ずっと、この温かい布団の中で、まったり~としていたい…と誰でも思うのですが、お仕事や、学校に行かなくてはなりません。お母さんならば、家族のために、朝ご飯やお洗濯などの家事が、早朝から待っています。
雪国ならば、『雪かき』しないと、車も出せない…なんてこともありそうです。『寒い』とはいえ、まだまだ冬の徳島は、温暖で、恵まれていますよね。そして電車やバスなどの、公共交通機関もあまりないので、寒い中、駅やバスまで歩く!しかも、駅から満員電車に揺られて、1時間以上…なんてのはなくて、自宅の玄関から、たいてい、職場までクルマで通勤。(自転車や、バイクの方もいらっしゃいますが…)そりゃ、歩かないので『糖尿病』も、全国1位のはずです。みなさん歩いてますか?
さて、『就活』や『就職ガイダンス』何て言葉が、あちらこちらから、聞こえてくる季節と、なってきました。もし、就活中の学生さんに『何のために、仕事していますか?』と尋ねられたら、あなたは、なんと答えますか?もちろん『生活』や『お金』のためと答えるヒト、ずっとやりたかった、仕事に就けて『やりがい』を、感じておられるヒト、実家の『ご商売』『家業』などを、親御さんから、引き継いでおられるヒト、自分のお店を持つためや、独立・起業のために『修行中』のヒト…さまざまな、答えが返ってくるに違いありません。
私自身は、『歯科医師』という仕事しか、したことがないので、あまり大したことは、言えません。大学を卒業し、勤務医として働いていたころなら、いつか自分の医院を持つために、仕事をしていた…と思います。そのことが、唯一で、最大の目標であり、やがて勤務先から独立し、自分の『想い』のつまった『歯科医院』をつくることが、目の前の仕事に対する、モチベーションだったと思います。
その後、何とか、無事に自分の『歯科医院』を開院することができましたが、案の定、思うようには、いきませんでした。開院前に、思い描いていたような、順風満帆に、患者さまが増えて、医院経営は、右肩上がり、いいスタッフも、自然と集まり…なんて、夢物語でした。
開院後、しばらくは、『どうして、患者さまが来ないのか?』『なぜ、治療を中断するする方が、多いのか?』『どうして、定期的に来てくれないのか?』『スタッフを募集しても、なぜ応募がないのか?』…。悩む日々が、続きました。(今でもですが…笑)この時の私は、『何のために、仕事をしているか?』と、いえば、『自分の歯科医院のため』だったように思います。
そうじゃなくて『仕事とは、世のため、ヒトのために、するもんだ』…と、思い始めたのは、開院後、数年たち、いろんな経験をし、本を読み、セミナー等に参加してからです。誰かの役に立ってこそ、どこかで、感謝されてこそ『仕事』をする意味がある…と。どんな仕事でも、きっと、誰かの役に立っていると思います。ファイト、就活!くじけるな、新・社会人!
2月 みんな齢をとる!!
いよいよ、2014年が、スタートしました。わりと温かい、年末年始でしたが、あなたは、いかが過ごされましたか?例年より、お休みも長めで、の~んびりと、できたでしょうか?私の年末年始といえば、例年、『暴飲暴食』の時期となり、『メタボ』に拍車がかかり、体重アップ!となるのですが、自分では、今回は、ちょっぴりセーブしたつもり?です。それでも、目の前の『ごちそう』をみると、どうしても、手が出ちゃいますし、アルコールもキライじゃないので、ついつい飲みすぎ…。家族に言わせると、例年通り…なのでしょうが、本人的には、少し控えたつもりの『お正月休み』でした。ちなみに、今年になってから、恐くて、いまだに体重計には、のっていません。
さてあなたは、今年はどんな一年にしたいですか?私的には、家族・スタッフ・患者さまが、みんな健康で、笑って、毎日を過ごせるように…と、願ってやみません。当たり前のことのようですが、これが一番、難しいかな…と、年齢を重ねるごとに、思ってしまいます。この年齢になってくると、仕事のこと、家庭のこと、子供のこと、親のこと…さまざまな事柄が、自分の生活に関わってきますよね。子供のころや、若いころには、『こうしたい…あーなりたい…』などと、いろいろと、無邪気に考えていた夢や、欲がありましたけど。
若いときには、平凡で、退屈に思えた日常、何不自由なく、健康に生活できる、笑って過ごせる、当たり前の毎日…が、最近は、かけがえのないモノなんだなぁ…と思えてきました。
40代も半ばになれば、いろんな経験を、見聞きしてきました。しかし、周囲の人たちや、知り合いや、患者さまから、もっと、切実なお話を、耳にする機会が、増えてきました。それは、厳しい仕事の現実であったり、ご家族のお世話や、親の介護のために、仕事を辞めざるをえない…とか、介護のために、自分の時間が取れない…とか、介護している方が、体調を崩してしまったり、ご自身の闘病生活であったり…。
本当に大変な経験や、現在も、その渦中にいらっしゃる中、何とか時間を作って、来院くださっている、患者さまもいます。本当に、頭が下がります。貴重な時間です。無駄にはできません。大杉歯科診療所では、時間通りにスタートし、時間通りに終了することを、今以上に、心がけて、やっていきたいと思います。
幸い、私の場合は、自身の両親も、家内の両親も、現在、元気で暮らしており、今は、こうやって、『歯科医』という仕事に、集中できる、境遇にいます。休日には、家族そろって出かけたり、たまに家内と外食する時間がとれるのも、自分や、家族が健康であればこそですよね。
『両親と、歯のありがたみは、失ってからわかる』なんて、聞いたことがありますが、どちらも、大事にしていきたいものです。『親孝行、したいときには、親は なし』にならないように、少しずつでも、親孝行しなきゃな…と、年の始めに、思ったのでした。
1月 悲願、達成!四国初のJ1へ!!
もうすぐ東京五輪に向けて、改修予定の国立競技場に、タイムアップを告げる、主審のホイッスルが鳴った、最後の瞬間、私は、おそらく一人で観戦していたなら、国立競技場に乗り込んでいたなら、ポカリスエットスタジアムのPVで見ていたなら、絶叫し、興奮し、号泣していたことでしょう。
おめでとう!『徳島ヴォルティス』。四国初のJ1チーム、誕生の瞬間です。
まさか今シーズン序盤には、来シーズン、J1の舞台で戦うなんて、想像もしていませんでした。おととしの2011年シーズン、現在では、ザックジャパンの期待の星、一躍、全国区の有名人、年賀状のCMにも出演する、現セレッソ大阪の『柿谷』が、徳島に在籍していたシーズンでは、昇格まで、あと一歩の4位でした。次こそ!と臨んだ、昨シーズンは、監督交代、ケガ人続出で、まさかまさかの15位。大きな戦力補強もなく、今シーズンも、おそらくイイとこ、プレーオフ圏内ギリギリ。普通にやっていたら10位前後かなぁ…と予想しておりました。
案の定、春先は、勝ったり負けたりで、波に乗れず、今年もダメかと思っておりました。ですが、阿波踊りの練習の音が、あちこちから聞こえてきた、夏場。7月3日のホームでの札幌戦から、なんと、連続12戦負けなしと、一気に、順位を上げてきたときには、『もしやこれは…』と思いました。しかし、自動昇格の上位2チームは、神戸&ガンバ大阪で、ほぼ決定。実際には、残り1枠をかけ、プレーオフに出場できれば、今シーズンは、『最後まで楽しめたなぁ』となるはず。
でしたが、終盤、粘って、なんとプレーオフ圏内の4位を確保。今シーズン、ここまで楽しませてくれました。さあ、ここからは、いよいよJ1をかけた、ギリギリの戦いです。4位のアドバンテージを生かして、ホームでの決勝戦。千葉を相手に守り切って、引き分けで、決勝進出。相手は3位の『京都』。決戦の舞台は、日本サッカーの聖地『国立競技場』。(クウー、カビラ風)
私の予想では、徳島のサポーターの数は、きっと少なく、一部だけで、大きな、国立のスタンドには、空席が目立ち、京都のサポーターに圧倒されているのでは…と思っておりました。
しかし、中継が始まり、アウェー側の徳島のスタジアムの観客席が、映し出されると、ホーム鳴門のポカリスエットスタジアムでは、見たこともないような光景が…。
地元徳島から、東京から、関東から、多くの徳島サポーター、駆けつけて、スタジアムを埋め尽くしていました。その映像が流れたときに『いっぱいや…いっぱい…』意味不明につぶやきながら『涙が出そう』になるのを、必死でこらえていました。このとき、私の想いは『国立』のサポーターと一体化!前日の、忘年会のお酒が残る、二日酔いの中、キックオフ!
わが家で一緒に観戦していた、友人家族ともども、ビール片手に『よっしゃー!』『キャー!やめて!』の繰り返し。前半の先制点から、津田の2点目で、わが家のTVの前は、大興奮の状態。そのあとの後半の、長いこと、長いこと…。よかった、本当に。
ジンクス通り、私が生で観戦しない方が、結果は『吉』と出ました。来シーズン、やっぱり観戦に行かない方が、勝つのでしょうか?それもちょっぴり、切ない(笑)
12月 考えされられる本、パート2!
突然『郷土愛』に目覚めたわけではありませんが、ここ最近、わが『徳島』をホームとする『徳島ヴォルティス』と『徳島インディゴソックス』のゲームを、たて続けに観戦してきました。どちらも結果は『徳島の負け』。私が観に行くと、かなりの高確率で『負け』ます。ギリギリJ1昇格争いのプレーオフ圏内にいる、われらが『徳島ヴォルティス』。明日のホーム最終戦、行くべきか…(悩)
さて、このスマイル8月号でご紹介したベストセラー『医者に殺されない47の心得』。この本への反論として書かれているのが『「医療否定本」に殺されないための48の真実』という本です。ぜひこの本も読んでいただきたいです。相変わらず『47の心得』の方は売れ続けているみたいですが、その内容の『すべて』を信じてしまうのはいかがなもんでしょう。それは極端な症例や、抗がん剤や手術などの医療を、否定している部分もあるからです。
大きな『総合病院』や『大学病院』、『がんセンター』のエライ先生ではなく、かかりつけの『町医者』という、一番身近なドクターの目線で書かれた『48の真実』の本の中には、『本に書いてあったから…』という理由で、手術すれば確実に治るほどの『早期の胃ガン』の手術を拒否される、まだ若い50代の方や、血圧が250mmhgもあり、めまいもしているのに『血圧を下げてはダメ…と本で読んだので』と、降圧剤を拒否する患者さんもいるそうです。もちろん年齢や、進行具合によっては、投薬しない、手術しない…という選択肢もあるでしょう。
本や雑誌、新聞、TVや、インターネット…何でもそうですが、情報を正しく読み取って、理解して、自分の行動・判断の基準とすることは容易ではありません。ましてや、自分自身に知識のない、病気のことなんかなら、なおさら、その判断は難しくなります。いったい、その情報は正しいのか、自分に合っているのか、今後、自分はどうしていくべきか…。
昔のCMでありましたが、まさに『人生は、選択の連続です』。
誰しも齢をとります。高齢になれば身体のアチコチが、思うようにいかなくなります。仮に大きな病気になったときに、まず、アドバイスしてくれて、信頼できるかかりつけの総合医のドクターがいるかどうか?歯医者さんもそうですが、信頼できるかかりつけの先生がいれば、その先生のコトを信じてそのアドバイスにしたがって、治療したり、リハビリしたりする以外にないのではないでしょうか。
医者も人間です。よい信頼関係が築けないヒト(患者さん)とは、あまり付き合いたくないなぁ…と思うものではないでしょうか。せっかくアドバイスしたのに、リハビリしない、薬を勝手に飲まない、治療を継続しない、生活習慣などを変えようとしなければ、『言ってもムダ』と思ってしまいますよね。『かかりつけ医』を、選ぶことは、『結婚相手』を、選ぶことと同じ。相性のイイ相手を自分で探して、出会って、よいヒトを、見つけるしかありません。しかも命にかかわるわけですから、結婚相手より、難しいかもしれませんね。
11月 運動会にて!
半袖を引っ込めたら『真夏日』がやってくる…という10月でしたが、あなたは無事に季節の変わり目、この『温度差』を乗り越えることができましたか?この原稿を書いているのは10月半ばですが、いまだに『台風』がやってくるという、変な気候ですね。ちょうどイイ時期など、あっという間に過ぎてしまい、来月に入ればすぐに暖房が必要なほど寒くなりそうです。カゼなどひかれませんよう、お気を付けくださいね。
さて、わが家の秋の一大イベント、風物詩といえば、そう小5になる息子の『運動会』。幼稚園のころからやってきた『ビデオ係』も、残りあと2回です。幸い、天候に恵まれ、朝から雲一つない秋晴れの陽気でした。何百人もいる生徒さんの中で、わが子を探すのは大変ですが、最近は事前に、この種目の時はここら辺で踊るよ…とか、この競技のときは、本部の方から、何番目にスタートだよ…とか、プリントで教えてくれます。(学校の先生には、ほんとに頭が下がります…)
私も、相当ベテランのビデオ係ですから、しっかり事前情報をたたきこみ、息子の種目が始まるころには、絶好の位置でスタンバイ。でもこの日は、お天気が良すぎて『逆光』と『老眼』で、ビデオカメラのモニターが、見にくくて仕方がありません。ただでさえ、何百人の生徒さんの中から、ゼッケンを頼りに、遠くの『息子』を探すのですが、ベテランらしからぬ、なんと『徒競走』で『スタートの瞬間』が撮れていない…という大失態!!帰宅後に行われた、ビデオの観賞会で、周りから非難の声が上がったのは、言うまでもありません。
高学年にもなると、運動会でも何らかの『係』があるそうで、息子は『決勝係』を選んだそうです。そう、『徒競走』や『リレー』の、ゴール地点の両端でテープを持つ『係』です。各学年に1つ、2つくらいは『走る』競技がありますから、この係は、忙しい!他の生徒さんのようにテントの中の日陰で休む暇もなくて、暑くてタイヘンだ!なんて、運動会前にこぼしていました。
がしかし、本番ではプログラムに沿って、先生の指示にしたがって、一生懸命に与えられた係を、同じ係の同級生と笑顔でこなしていました。その姿を後ろからちょこっと見ていたのですが、低学年の生徒さんが走ってくると『ガンバレ―!』と、声をかけてあげ、タイミングを見計らって一生懸命ゴールテープを上げ下げしている息子の顔は、家では決して見せない『お兄さん』の顔をしていて『大きくなったもんだ…』と、ちょっぴり親として嬉しく思いました。リレーを無事に走り切ったことよりも、誰かのために、何かを一生懸命している、ゴール付近の決勝係の息子の姿の方が印象に残っています。
息子も学校ではいろんなことがあるでしょう。イヤなことや、集団の中では、自分の思い通りにいかないことも、きっと多いはずです。友達でさえも、自分自身とは考えも違うし、いろんな『人』がいます。そういった『人』と『ヒト』との『つながり』や、付き合い方、勉強以外のいろんなことを、学んでほしいと思います。
社会に出れば、もっと厳しい環境や、人間関係に苦しむことは、目に見えています。学校は、勉強よりも、そういうことを社会に出る前に『経験』し、『学んでいく』場所なのだから…。
10月 院長、ビルの街へ?
暑かった夏が、ようやく一段落してきましたね。それでも、暑がり院長の大杉歯科診療所内では 、昼間はまだまだエアコン全開ですが…。朝夕が、過ごしやすくなるのは。イイのですが、季節 の変わり目ですので、読者のアナタも、十分、体調管理にはお気を付け下さい。
さて、9月のとある日曜日、小雨交じりの中、日帰りで『東京』に行ってきました。休みの日に『東』といっても、家族そろって『ディズニーリゾート』でも『スカイツリー』でもありません。
『歯内療法(歯の根の治療)のセミナー』を受講すためです。なかなか、四国の徳島にじっとしていても、最新の知見や、臨床の技術などの情報に触れることはあまりありません。歯科医師会主催の勉強会もありますが、なかなか日頃の私の悩みに、『ズバリ』答えてくれるテーマのモノは少ないです。また本や、インターネットや、業者さんからの情報では、腑に落ちないこともよくあります。やはり、直接、その道に関して、著名な講師の先生から、『ライブ(生)』で、知識・情報を得て、患者さんのためになるか、自分なりに判断して取り入れていくことが大切だと思っています。
大学を卒業して、すぐに歯科臨床の世界に飛び込んで、もう20年になろうとしています。大学で教わったことの中には、すでに、『臨床的に常識』ではなくなったことも、たくさんあります。お薬なんかは、次々と新製品が出てきますし、医学の進歩についていくためには、『ハイ、ここで終わり…』なんてありません。かといって、『最新のモノが、もっともイイ…』とも限りません。
朝、10時開始のセミナーに向け、徳島空港を7時過ぎに出発。機内は、家族連れや、大きなカバンを持ち、仲間とワイワイしている観光客などでほぼ満席でした。出発も少し遅れ気味だったので、案の定『羽田空港が混雑』と機長からのアナウンスもあり、りんかい線に『天王州アイル』で乗り換えて、本日の目的地、『大井町』へ。ビルの街の中を、汗だくになりながら15分前に 、何とかセミナー会場に到着。いつもなら30分前には、会場に到着し、最前列に陣取るのですが 、その日はすでに埋まっていて、仕方なく、後ろの席へ。
参加されている先生たちの平均年齢は、自分よりも10歳くらいヤング(死語?)でした。徳島で開かれるセミナーのように、メタボなシニア先生は少なく、スリムな若い先生に交じって、夕方まで、しっかりと、勉強してきました。
セミナー終了後は、朝のルートを逆戻りして、再び羽田空港へ。すぐに手荷物検査を済ませ、スタッフと、家族に『お土産』を選んでいたら、もうすでに、搭乗案内の時間。機内で読もうかなと思っていた、雑誌購入をあきらめ、搭乗口へ。最終便の一つ前の、夕方の便でしたが、機内は、やはり満席。いやあ、案外、みなさん、飛行機、利用されているんですね。
時間的にはタイトなスケジュールでしたが、たまには『ビルの街』で、若い先生方に交じって、より良い知識や技術を、吸収していかなくちゃいけないよなぁ…と、あらためて思いました。
9月 ギャップのある街?
8月に入り、『暑い!暑い!』を連呼する日々が続いていますね。あなたは、いかがお過ごしでしょうか?これほど暑いと普段通りの体調を維持することが本当に難しいですよね。『適度な休息・水分補給』と『十分な睡眠』が欠かせませんが、最低気温でも27℃!とかの寝苦しい熱帯夜ではそうもいきませんよね。かといって、エアコンを一晩中つけっ放しだと、カラダがダル~くなりますし…。ホント、そろそろいい加減この『暑さ』も、一段落してほしいものです。
雨が待ち遠しくて、毎年被害に苦しめられる台風でさえ早く来てほしいくらいです。
さて、今年も徳島の最大かつ唯一のイベントの『阿波踊り』が行われましたが、あなたは『踊るアホウ』でしたか?それとも『みるアホウ』?誰がどのように教えたか知りませんが、期間中の4日間で123万人の人出だったそうです。
今年は大阪から、義理の妹夫婦がお盆に遊びに来てくれ、来る直前に、桟敷席から阿波踊りを観たい!とのリクエストがあり、急いでチケットを用意。さすがに18時スタートはまだ昼間の日差しも残るため、第二部の20時30分開始のチケットを求め、前日にセブンイレブン(ファミリーマートでは前日に指定券はムリでした)へ!
店頭の端末を
、ピピッと操作し、指定券をゲット。最前列でした。便利ですがお年寄りにはコンビニ購入は難しいかも。もちろん当日に演舞場の近くの販売所で、当日券の購入もできるみたいです。
大阪から大渋滞で1時間遅れの高速バスにて来徳した、妹夫婦&わが家4人の計6人で、腹ごしらえと水分(ビール)補給を終えてから、歩いて市役所前の演舞場へ。
街が近づくにつれ、いつも人影もまばらな中心街に明るい提灯が灯され、笛やタイコや三味線のお囃子の音が聞こえてきます。この独特の『ぞめき』のリズムが聞こえてくると、何となく『阿波っ子』の血が騒ぐというか、ワクワクしてきますね。さっき飲んだビールが、汗にかわったころ無事に市役所前の演舞場に到着。
最前列にドーンと陣取り、うちわと缶ビール片手に阿波踊り鑑賞です。二部制のせいでしょうか、桟敷席は、4~5割のお客さんの入りでした。陽も暮れているのに、街の熱気と、踊り子さんの熱気、さらに熱帯夜のせいで、21時前というのに、座っているだけでも汗がにじんできます。
有名連、企業連、大学連など、みんな楽しそうに、汗だくになりながら笑顔で踊っています。小五の息子はさすがに途中で飽きたらしく、空いている上の席にいってみたり、場外へ買い物に行ったり…。中二の娘は、もともと阿波踊りが大好きで、最前列で食い入るように観ています。妹夫婦も、そろって三線(三味線の沖縄版)が趣味なので楽しんでくれたみたいです。
ふだん、本当に何もない(?)寂れていくばかりの、おとなしい街が、一年にわずか四日間だけ、街全体が、これだけの熱気を帯びた街に変貌する…ということは、日本全国のたくさんのお祭りの中でも、なかなかないのではないでしょうか?このギャップがすごいですよね。
映画『眉山』でも有名になった、南内町演舞場のフィナーレに行われる、有名連の総踊り。同じように、市役所前の演舞場でも、毎晩ラストに有名連の総踊りが行われていました。やはり、揃っていて、情緒もあって、迫力もあって、しかもリズミカルで、何とも『イイね』ですね。
こんな伝統や文化は、ホントに大切にしたいものです。じゃないと未だに、阿波踊りの本場が、東京の『高円寺の阿波踊り』だと思っているヒトも、関東方面には、たくさんいるのですから。
8月 考えさせられる本!
先月号で、もしかしたら3連敗も…と予想したコンフェデ杯。1勝どころか引き分けもままならず、来年のW杯に向けて心配事ばかりが増えてしまいましたね。本大会では強豪国と同じグループにならないよう祈るばかりです。サッカーにご興味のない方にはどうでもいい話ですが…。
さて、今月は読者のみなさん、どなたにも興味を持っていただけるよう、最近読んだ本についてお話ししようと思います。『ベストセラー』にもなっていますので、手にされ、すでにお読みになった方も多いのでは。
そのベストセラーのタイトルは、ズバリ『医者に殺されない47の心得』。サブタイトルは『医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法』。著者は、近藤誠先生。慶応病院の放射線科の先生です。
お医者さんが書いた本だから中身が難しそう!と思ったあなた。大丈夫です。医学的知識がほとんどなくても理解しやすく、要点をまとめてあって読みやすく、一般の読者向けに書かれていますのでご安心ください。
著者である先生は、有名な大学病院『慶応大学病院』という大きな組織の中で、乳がんの患者さんの切除療法に疑問を持ち、外科的な『切除』が一般的だったころから、患者さんの側に立ち、放射線治療などで、保存的な『乳房温存療法』を提唱されていた先生です。
今までにも現在の日本の医療制度や治療法についての問題を発表したり、著作のある先生ですから、過去にも相当の『嫌がらせ』『圧力』等が、先生ご自身や周囲にかかっていたことは容易に想像できます。このような勇気ある行動は、人間的に強くて信念がないとできません。私には無理です。
この本の中で、とくに私の中で共感できる部分は、高血圧に関する記述です。20数年前、私が学生時代に教わった高血圧の診断の『基準値』は、最高血圧が160mmHgでしたが、2000年に140、2008年のメタボ元年には、130mmHgになりました。一気に30mmHgも『基準値』が下がりました。
中高年になると、血圧は自然と高めになり、130なんてふつうですよ。それが基準値以上だからといって降圧剤をすすめられて飲むようになる。また日本人は心配性で『お薬』も『病院』も大好き!そうなると血圧の薬は一生飲み続けることになります。降圧剤の中には副作用で『歯肉炎』を引き起こす種類のモノもあります。内科の先生にはあまり知られていませんけど…。
ちなみに、降圧剤の売り上げは、1988年が2000億円でしたが、2008年には1兆円を超えているそうです。いくら高齢化社会だといっても、中高年・高齢者の人口が、10年で5倍になったのでしょうか?明らかに『基準値』の引き下げの効果ですよね。ちなみに、国民の年間の歯科医療費(保険診療分)は、2007年の1年間で、約2兆5000億円です。降圧剤の売り上げのたった2.5倍。『おくすり、おそるべし!』おそらく、高コレステロール薬、高血圧の薬、血をサラサラにする薬、この3つの合計ともなれば、歯科医療費をはるかに超える売り上げなのでしょう。
もちろん、高血圧やそれに伴う何らかの身体症状があって苦しんでおられるのなら、薬は飲んだ方がイイ。でもね、数値が基準オーバーで、『ハイ、お薬出しとくね!』は、どうでしょう。自分のカラダは自分が一番よくわかるはずです。大幅にオーバーしているなら問題ですが…。
知らない間に『メタボ』だの『トクホ』だの、皆さんメディアから発信される『言葉』に踊らされていませんか?信頼できる『かかりつけ医』や『家庭医』と出会うことができるか?これも、『健康で、幸せな人生』を過ごせる条件のひとつ、ではないでしょうか?
7月 ブラジルへ!
いっこうにチーム力の上がらないJ2『徳島ヴォルティス』はさておき、われらがザックJAPANは、2014年ブラジルW杯の出場を無事に決めました。アジア各国のレベルが上がる中、最後の方はヒヤヒヤもしましたが、すんなりと本大会出場をホームで決めてくれました。ふだんなじみのない、中東独特のアウェーの環境や、なぜかアジアサッカー連盟に加入してきた、体格差のあるオーストラリアに苦しみながらも、ほぼ行けるだろう…という、この安心感は予選の間ずっとありましたよね。ドーハの悲劇(ロスタイムでの同点劇、ピッチに倒れこんだラモスの姿や、ベンチで崩れるゴンの姿はわすれられません)や、ジョホールバルでの死闘(延長でもなかなか決まらず、ようやく中田のミドルシュートのこぼれを、野人岡野が押し込んでゴールデンゴール!初の本大会出場)のころに比べたら、隔世の感があります。あのころは本当に苦しかった!
さて、今月はW杯の前哨戦ともいわれるコンフェデ杯が、来年の本大会と同じブラジルで開催されます。アジアのチャンピオンチームとして参加するこの大会ですが、なんと本大会よりも厳しい『戦い』が予想されます。予選グループの相手は、サッカー王国で、ホームの『ブラジル』。昨年のロンドン五輪の金メダルチームがベースの『メキシコ』。欧州の伝統国であり、日本代表を率いるザッケローニ監督の母国『イタリア』です。なかなか真剣勝負してくれる場で対戦することのないチームばかり。過去の対戦もありますが、親善試合や強化試合は、あくまでも練習試合。日本ごとき相手に、なかなか本気モードになってもらえません。ですが、今回は相手も本気。
まずは6月16日(日)早朝4時~ブラジル戦です。ホームのブラジル。来年のW杯を控え、メンバー争いも、選ぶ監督も大変です。ブラジル出身で、プロサッカー選手なら、来年に行われる母国でのW杯代表に選ばれたくないわけがない。タレント揃いの中でも、注目はやはり、ネイマール。メッシと同じ、スペインのクラブチーム『バルセロナ』に移籍も決まり、これから世界的な『スーパースター』になろうとする若者です。日本のディフェンス陣は彼を止めれるのか?
20日(木)は、午前7時~イタリア戦です。現在、来年の本大会のヨーロッパ予選で、この間、日本が苦戦したブルガリア、チェコ、デンマークと同じB組。そのB組の首位をがっちりキープする、サッカー大国。昨年のヨーロッパ選手権では、スペインに次いで準優勝、人気、実力ともに申し分ありません。中でも司令塔のピルロ。この選手を抑えられるかが、カギになりそう。
続けて、中2日の23日(日)早朝4時~メキシコ戦。昨年のロンドン五輪の、金メダルメンバーをそろえ、昔から素早いパスワークと、手堅い守備を武器に、世界的な大会で何度も強豪国に真っ向勝負を挑み金星をあげるチーム。とびぬけた選手はいないけど、みんなホントに上手い。香川と同じ、イングランドのマンチェスターUで活躍する、エルナンデスを調子に載せると危ないですね。
さて、現時点の私の予想ですが、日本代表、グループリーグは、2敗1分け。良くても1敗2分けで、下手をすると(本田がケガするとか)3戦全敗もありえます。この『本気モード』の3チーム相手に、勝利することは本当に『難しい』と、読みます。世界レベルはそんなに甘くないでしょう。
早朝、眠たい目をこすりながら見る『負けゲーム』ほどツライものはありません。おそらく『守備的な戦い』になるのですが、その中でも相手のゴール前で。自分たちから攻撃を仕掛けて相手ディフェンスを崩すような『日本らしい、パスワークやアイデア』が見られるかどうか、注目です。
6月 同窓会!
みなさんGWはいかが過ごされましたか?もちろん、あちこちお出かけされた方、いや、いつもと同じように、お仕事だった方、さまざまだったと思います。例年、暑くもなく、寒くもなく、まさに『行楽シーズン』というイメージですが、北国ではいまだに『雪』景色になるなど、今年は、季節(気温)が本当に不安定ですよね。それでも、南国徳島をはじめ、西日本は、雨もあまりなく、行楽地などはかなりの人出で、渋滞に巻き込まれたお父さんはさぞ大変だったことでしょう。お疲れ様でした。
さて、そんなGWの初日の4月27日(土)、私事ですが、卒後25年あまりのこの時期に、徳島市立高校の『同窓会』が、ホテルクレメント徳島で開催されました。当時の市高は、今のようなきれいな校舎ではなく、もちろん教室に冷暖房設備もなく、人工芝のサッカーグラウンドもなく、土のグラウンドで、公団住宅のような校舎でした。私の学年は10クラスもあり、各クラス40人以上いましたので、同級生は合計400人以上でしょうか。そのうちの80~90人あまりが参加しているようでした。卒後、25年も経ち、なかなか連絡が取れない同級生が多い中、幹事さん、ならびに世話役さんの力と、FB(フェイスブック)の力はたいしたものです。(※フェイスブックには、卒業した学校・年度を登録すれば、同窓生と簡単にコンタクトがとれるような機能があります。ぜひあなたもお試しを!)本当に、25年ぶりくらいの、懐かしい顔をしたクラスメートにもたくさん会えました。
ちょくちょく地元で顔を合わす(たいてい夜の街で、偶然再会!)同級生もいれば、名札を見てようやく思い出す人。『あれ、誰だっけ?』と、友人に尋ねないとわからなかったヒト。さまざまでした。逆にみんなは『わたし』のことは、一目で分かったのでしょうか?(今のようなメタボ体型ではなく、高校生の時は、もっとスリムだったもので…)
当時の教頭先生や、担任して下さった先生方も数人来て下さり、思い出話に花が咲いているようでした。何年たっても、同級生と再会すると当時の記憶がよみがえってきます。あの頃、何であんなことや、こんなことで真剣に悩んでいたんだろう…とか。今にして思えば、笑えるようなことばかりで、たいしたことではありませんが、当時の高校生の私にとっては、きっと一大事だったのでしょう。
二次会に進むころには、だいぶ酔いもまわってきて、どうしてあんなことやっちゃったのかな?と思えるような赤面するような話とか、消しゴムで消してしまいたいような恥ずかしい行動ばかりが、酒席の話題になったのは言うまでもありません。
40代も半ばとなり、みんなそれぞれの人生を送っています。学校の先生や、会社の社長。親のお店や会社の跡を継いだひとや、自営業。ラーメン屋さんに、警察官。参議院議員に、税務署や郵便局の職員。バーのマスターに、病院の事務長。電力会社を早期退職しハンバーグ屋さんになったヒト。もちろんふつうの会社員や、専業主婦etc…。どの顔も、年齢を重ね『イイ顔』をしていました。
同級生の活躍や行動は、私にとって、とても『イイ刺激』になります。新聞・雑誌・風の噂で、同級生のお店や、人物が紹介されたり、活躍されている話を聞くと、『よーしガンバろう!』という気持ちになりますよね。また、5~10年後くらいには、再び『同窓会』があればイイのになぁ。今回、子育て中で参加できなかったり、『県外』の同級生たちにも会いたかったなぁ…と思います。10年後に『アイツ、誰だっけ?』と言われないように、体型維持ならびに『イイ顔』に、なっていたいものです。
5月 いまどきの若いやつは!って言うけれど…
比較的長く楽しめたお花見も終わり、もうすぐGW(ゴールデンウイーク)ですね。ついこの間まで『寒い、寒い』と言っておりましたが、時間だけは待ってくれません。今年のGWは前半が『3連休』で、その後の『3日間』は平常通り、そして後半の『4連休』というパターンの方が多いのでは?みなさんは、どちらにお出かけになりますか?
例年、GWは『混雑』というイメージなので、遠出しない『大杉家』ですが、できれば日帰りで近場には出かけてみようか…と思っています。おすすめスポットがあればぜひ教えてください。
さて、4月になり、都会から地方の代名詞『徳島』に引っ越してこられた方も多いと思います。徳島の自慢できることといえば、『たべもの』が安くてオイシイ!と、個人的には思っています。まあ、都会にもオイシイものや、珍しいものはありますが、それなりに、イイお値段だったり、行列に並んで、何時間も待って、ようやく食べれる…って感じでしょうか。
逆に恥ずかしいのは、公共のマナーの低さです。特に、交通マナーや、社会一般の常識のなさ、しかも、若者ではなく、私よりも上の世代で、いいご年齢をされた方の中にもいらっしゃいますよね。車いすマークの駐車スペースに平気で停めて、スタスタと歩いてお店に入っていく方。青信号の横断歩道を渡ろうとしているヒトがいるのに、止まらない右左折する車。延々とマイペースで3車線の幹線道路の一番右のレーンを走る車etc。数え挙げればキリがありません。
まあ、ひとことでいえば、徳島人には『身勝手』『自分勝手』なヒトが多い…ということでしょうか。
とにかく周りのことは気にしない。自分さえ…という人が、目立つ気がします。
もちろん、徳島人の全員がそんな『身勝手』で『自分勝手』なヒトたちばかりではありませんが、都会と比べ、街の規模も小さく、人口も少ないので、そういうヒトがよく目立つのかもしれません。
でも、ほんの『ひと握りのヒトたち』の行為・行動が、いかにもその年代を代表してしまう…ってことないでしょうか?
人間は本来、ひとり一人、違うはずです。考え方や育ってきた環境も。マスコミや、評論家が、『〇〇世代』って、勝手に『ひとまとめ』にしてしまうと、もう、あちこちで『ゆとり世代だから…』『団塊世代の…』『新人類は…』と、個人を知る前に、その年代のひとたちを勝手に『決めつけて…』しまいます。
私たちの世代は、よく言われるのが『バブル世代』でしょうか。確かに、景気のいい時期に青春時代を送りましたが、その後ちょうど大人になってすぐバブルが崩壊!その後はずーっと、不景気だ!と言われ続け、『失われた20年』なんて言い方をされます。そう言われても、この20年間、ぜいたくはあまりできないけど、何とか家族幸せに暮らせている人たちの方が多いのでは?
何も失ったモノなどないのが私たちの実感です。(株などやってた投資家さんは、失ったかもですが…)
世界中を見渡してみても、この国は平和で、まあ安心して暮らせ、異なる民族や、宗教上のトラブルなどが少なく、崩壊し始めてはいますが、医療制度や、社会保障も充実していますよね。もっと国民は自信をもってイイのではないでしょうか?『幸せ』って『景気』が良くなること…『円安』になって、輸出企業の業績が回復したら、それが『雇用UP』『景気UP』で、『幸せ』なのでしょうか?
今度また景気が悪くなれば、『誰か』のせいにして、『ヒーロー』『特効薬』が現れるのを待つ…。
『アベノミクス』という言葉に踊らされることなく、『デフレ』なんてマスコミが言い出したことなんですから、気にしないで、日々の暮らしの中で、感謝の心をもって、笑顔で生きていきましょう。私自身、これからどう生きていこうか。40代半ばとなり、昨年、今年と、続けて、祖父、祖母を亡くし『幸せな人生』って何、考えさせられます。人に迷惑をかけず、モラルをもち、カッコよく年をとる、生きていく。自分の子供たちや、他人から見て恥ずかしくない生き方、大人になろうと、あらためて思います。社会や他人から必要とされ、家族を幸せにできれば、サイコーです。
4月 4年ぶりに「ライイバル」と再会!
突然ですが、あなたにとって、同年代の『スター、憧れ、目標、ヒーロー、ライバル…』の『有名人』は、誰ですか?メディアなどで同年代の『有名人』が、若い世代に負けず、現役で、しかも第一線で活躍している姿を目にすると、『よーし、オレ(私)も!』って、勇気づけられませんか?
ちなみに、私(44歳)にとっての『スター』といえば、もちろん横浜の『キング・カズ』こと、三浦和良選手です。学年でいうと2つ上です。いまだにピッチの上を走りまわり、Jリーグで最年長ゴール記録を、更新し続けるカズさんは、ほんとに『カッコイイ』。
あろ、『憧れ』というと、同じ学年でもあり、俳優や、ミュージシャンとしてずっーと活躍されている、福山雅治さんです。文句なく『ステキ』ですよね。演技や演奏だけでなく、トークも上手い。
ちなみに、まだ『独身』です。(先生と同い年には見えない!って聞こえてきそうですが…)
また、私自身が、勝手に『ライバル』と思っているヒト。それが、学年でいえば1つ下の、Mr.Children(ミスチル)のボーカルでもあり、すべての楽曲の作詞作曲を担当する、桜井和寿くんです。
夫婦そろって『ミスチル』の大ファンなものですから、ドライブのBGMはほとんどミスチルのCD。(歌詞が、グッとささります)今では子供たちも歌っています。さて、そんな『ミスチル』の4年ぶりのライブが『アスティ徳島』にやってきます。ファンクラブの先行予約で、無事にチケットをゲットし、さあ、いざ『ライバル』と4年ぶりに、徳島の地でご対面!
ライブ当日の1週間ほど前に郵送されてきた『チケット』は、25列目。当日、ワクワクしながら渋滞もなく、交通費もかからない、エコな『自転車』で会場へ!チャリンコで、観に行けるコンサート!!
『アスティ徳島』を造ってくれてありがとう…。
さあ、そして、いよいよライブがスタート。手を伸ばして、人差し指くらいの長さで『ライバル』桜井くんを確認。(2年前の、大阪の『京セラドーム』のライブでは、58列目でしたから、まあ良しとしよう)
ライブの前日に、43歳を迎えた『ライバル』は、同じ40代とは思えない、相変わらず、圧巻のパフォーマンスでした。約3時間、ほとんど休みなく、ギター片手に、歌い、踊り、走り…。いくらカラオケ好きな方でも、20曲以上も歌えば、翌日はまともな声なんて、出ないですよね。アスティ2日公演の初日だったのですが、翌日に備えセーブする気配も、一切なし。シャウとしてましたね。
ライブの演出や、歌のうまさ、演奏自体も、さすがの『ミスチル』ですが、私的には、桜井くんの体力に、圧倒されました。たった30分くらいのジョギングで『ハアハア』いってる、歯医者とは、雲泥の差!月とすっぽん!天と地ほどの違い…があります。完全に、私のKO負け、ライバルに完敗です(泣)
25列目からでも、メタボなお腹周りをしていないのは、はっきり確認できました。ほんと『ライバル』なんて呼ぶのが、おこがましいくらいです。桜井くんに勝っているのは、身長(もちろんウエストサイズもね)と、髪の毛の量と、年齢くらいなものです。ちなみに、ライブスタート時から、となりで、家内は、もう完全に、桜井さんの姿を目で追っかけて、瞳は少女マンガのような♡マーク。
最初から最後まで、立ちっぱなしで歌い、踊り、ノリノリで楽しみ、アッという間の3時間でした。
ライブの帰り道、疲労のたまった足で、自転車をこぎながら、20代と同じ体型をした、1つ下の『ライバル』は、かなり先にいることを、実感したのでした。まだまだ、アイツには負けん(笑)
3月 憧れの田舎暮らし?
先日、久しぶりに何気なく『TV』を見ていると、考えさせられる番組がありました。それは、岡山県美作市での『とりくみ』です。過疎化と高齢化が進む山間部のムラに、20代くらいの若者たちがムラの空き家で共同生活をしながら、手入れをしなくなって荒れ放題になっていた森の間伐や、美しい棚田を再生するために、雑草を刈り取って野焼きをしたり、ムラの炭焼き名人と一緒に竹炭を作ったり、空き家になった古民家をカフェに改造したり、地域のイベントの手伝いをしたり…と、いろんな形で、過疎の進む『ムラ』に元気を与えているのです。
その若者たちは『美作市地域おこし協力隊』といって、ボランティアではなく、準公務員としてお給料があり、日本全国から集まってきているようでした。中には何年も『ひきこもり』を続けていた若者が、その活動を知り協力隊に参加していました。彼がムラの小川に覆いかぶさるようにうっそうとしげっていた雑草や雑木をキレイにして、薄暗かった小川に『太陽の光』が射し込むようになった。その作業を終えたときに、その『ひきこもって』いた彼はこう思ったそうです。『川が、一面キラキラと輝いて、キレイになったなぁ!これはオレがやったんだ!!』
仲間たちと、近所の方が分けてくれた新鮮な『シカ』の肉を、みんなでワイワイ、ガヤガヤと食べながら、シャイな表情をしながらそうつぶやいた20代前半の彼は、とても何年間も『ひきこもって』いたとは思えない、充実したイイ顔をしていました。
先日の新聞記事によれば、玄田有史・東大教授のグループが調査したところ、20歳~59歳の、働き盛りで未婚(いわゆるニートや、ひきこもり)が、2011年現在で、162万人(徳島県の人口の2倍以上!)だそうです。景気低迷の影響で『就職難』や『リストラ』などが響き、5年前の2006年の112万人と比べ、4割も増加したとのこと。そのうち職を探しているのはその半分とのこと。
もちろん、本人の病気や、家族の介護、個々の事情等で、働きたくても働けない方もいらっしゃるでしょう。ですが、働けるうちは働いた方がイイに決まっています。働くことは、お金を稼ぐだけではなく、社会との接点を持つことだ!と思うのです。どんな仕事も、直接的や間接的に、誰かのためや、社会の役に立っている…そう思えることが人生にとって大切、いわゆる『生きがい』につなるのではないでしょうか?
ヒトは、誰からも必要とされていない…と思うことがもっとも悲しいこと。自分は何のために生きているのか?誰かの役にたっているのか?社会との接点も無く引きこもってしまうと誰でもそう思ってしまうのではないでしょうか?
毎年、3万人以上が『自殺』により、命を絶つ国、日本。交通事故による死者は5000人未満なので、約6倍です。死亡原因の1位は『悪性新生物(ガン)』ですが、6位が『自殺』です。とくに20歳~30歳代では、死亡原因のトップです。どうしてこんな国になってしまったのでしょうか?
『アベノミクス』によって景気が良くなり、企業が雇用を増やし、労働者の賃金も上がっていく!という成長戦略も、株価を上げるにはイイのでしょう。国の借金を増やして、公共事業を増やすなら、道路や建物を作るばかりでなく、過疎の進む地域で、そこに住む高齢者も喜び、若者にも『雇用』と『生きがい』を与えるような『事業』にお金を使ってほしいものです。今の若者は、ネット環境の発展で、都会と田舎の『格差』を感じることは少ないように思います。若者よ、田舎をめざせ!
2月 「もち」がつける幸せ…日本人っていいな。
年が明けて、数週間も経つのに『正月太り』に苦しむ私ですが、あなたは年末年始、どのように過ごされましたか?ご家族水入らずで、の~んびりされたり、カワイイお孫さんと遊んだり、ご実家に帰省され、おふくろの味や、おせち料理を堪能されたことと思います。
さて、大杉家では、毎年恒例、年末のお楽しみ、昔ながらの『もちつき』が、雨模様の中、12月30日に行われました。飯谷町の実家で行うのですが、寒さのせいか?はたまた老朽化のせいか?朝から水道管が破裂し、実家の庭が水浸しとのこと。あわてて業者さんに電話して修理してもらう、というトラブルがあったものの、無事に『もちつき』がスタート。親族が大集合し、大盛り上がり。
上は96歳(私の祖母)から、下は1歳(私のいとこの子供)まで。遠くは滋賀県草津市から、私のいとこも家族で帰省してくれ、総勢24名での『もちつき』となりました。今回は、私よりも若い男性の「つき手」が、3人も参加してくれて、本当につく方は楽勝でした。例年、最後の方は、握力も無くなり、肩は痛いし、フラフラになりながら(飲みすぎ?)杵でついているのですが。
モチ米は、うちのオヤジが田んぼで育てた自家製のモチ米。それを蒸し器で蒸して、臼に投入。塩を適当に入れて、杵でこねこね。ほどよくなったところで、男性陣がぺったん、ぺったん。ちょうどよくつきあがると、今度は女性陣にバトンタッチ。温かいうちに手早く、丸めたり、四角くのしたり。毎年やっていることなのでみんな手慣れたものです。
この年末恒例、大杉家の伝統行事、杵と臼による本格的『もちつき』は、私が物心ついた時より、当たり前のように、毎年12月30日に行われており、少なくとも40年以上続いていることになります。大したものです。
もちろん、つきたての『おもち』の美味しさは格別ですし、久しぶりに、家族、親族が集まり、お酒も入って楽しい『イベント』だから続いているわけで…。ツラかったり、面倒でイヤなことなら『餅つき機』という便利なモノもありますし、もちろん『おもち』を買うことだってできるでしょう。
でも、96歳のばあさんや、会社を定年リタイヤして以来、毎日のように田んぼや川に出かけていくオヤジが元気なうちは、この『もちつき』は、きっと続けていくし、続けたいんだろうなあ…と思います。実際に『もちつき』をやめよう!なんて聞いたこともありませんし。私の世代では『もちつき』は楽しい『イベント』にすぎないのですが、生まれついての百姓である、祖母や、父にとっては、一年の収穫の恵みに感謝し、来年もいい年になるように…というような『想い』、きっと大きな『意味』がある大切な『行事』なのでしょう。
そうはいっても、オヤジも齢ですから、いつまでも『田んぼ』で『米作り』ができるわけではありません。本来の跡継ぎである私には『米作りの経験』は一切ないので、オヤジが倒れでもしたら、米は作れません!したがって、こんな『もちつき』も残念ながら自然消滅してしまいそうです。年始の腕の筋肉痛が懐かしく思える日が、遠からずやって来そうです。
私の子供たちや、いとこの子供たちには、楽しい『思い出』として、生涯忘れてほしくない『伝統行事』です。あと何回、こんな『もちつき』ができるでしょうか。
日本人っていいな!と思えるのと同時に、これが『幸せ』ってことなんだろうなあ…と、感じた年末でした。
ところで、あなた『おもち』ついたこと、あります?『尻もち』じゃないですよ(笑)
1月 つい忘れてしまうこと、決して忘れてはいけないこと
このスマイルが到着するころは、ちょうど『忘年会』のシーズンですね。あなたは、食べ過ぎ、飲みすぎ、大丈夫ですか?
さて、『忘年会』とは『年末に、その一年の苦労を忘れるために行われる宴会』とのこと。あなたには、忘れたい出来事が、今年いくつありましたか?
ちなみに、大杉歯科診療所では『忘年会』は今までやったことがありません。私はじめ、スマイルスタッフが、決して今年一年苦労していない…というわけではないですよ。うちの女性スタッフも、何かと、クリスマスや年末は忙しいだろうし、わざわざ仕事終わりに、業務命令のような宴会を開くこともなかろう!との考えで、毎年、新年になったら、『食事会』を開いています。
いくら不景気だとはいえ、やはりこの時期は宴会が多いですよね。『パパ、また飲み会?』と、家族からは、冷たい視線を浴びながらも、『おつきあいは大事だから…』と、いつも楽しく飲みにでかけます。だって『忘年会』っていうのは、『今年もいろいろあったけど、まあ、来年もよろしくお願いします…』という感じで、新しい年に向かって前向きに進んでいくための『宴会』ですよね。ということで、私は、毎年、前向きになれるように、たくさん飲んでます(笑)。
最近は、酔っ払いすぎると少々記憶があやしかったりするのですが、もともと人間って忘れっぽいモノですよね。特に、最近の日本にはその傾向が強い気がします。誰でも、イヤこと、悲しいことは、少しでも早く忘れたいモノです。
でも、中には決して忘れてはいけないこともありますよね。
例えば、被災地のいま。復興はいったいどれほど進んでいるのでしょうか?実際、報道されることも以前より少なくなりましたよね。TVに映るのは一部の姿だけなのでは。新しい土地や、新しい仕事に向かって、前にすすんでいく被災者の方々を見てしまうと『ガンバレ!』と、応援したくなる気持ちとともに、被災地全体の復興が、かなり進んでいるかのように勘違いしそうです。
また、福島の原発の問題は、いまだに何の解決策も無いまま、時間だけが過ぎているのではないでしょうか?何の罪も犯していないのに、いままで住んでいた土地には、もう住めない…と言われた人たちが、同じこの国に何万人もいるわけです。
地震国の日本に『原発』を何か所も作ったのは、いったい、どこの誰だったのでしょうか?
もし仮に、原発を廃止(廃炉)にするとしても、これから大変なコストと年月がかかりそうですよね。いったい誰が、そのコストを負担するのでしょうか?今、日本に暮らす私たちや、私たちの子供や、孫の世代にまで続くこの問題は、電気を使って生活をし、その恩恵を受けているすべての日本人が、背負っていくべき問題で、忘れちゃいけませんよね。
最近になって、ようやく私も物事について判断するとき、これ(この商品)は少しでも、地球・環境・地元・ヒトetcに、やさしいかどうかを考えるようになりました。
今の世の中便利になり、売ってない『モノ』や『サービス』はありません。ですが、生きていく上で本当に必要かどうか?また、捨てる(処分する)ときのことを考えてから、『モノ』を買うよう心掛けています。
ドイツの心理学者である、エビングハウスは『人間は、忘れる生き物である』と言っています。いつまでも、この気持ちは忘れないようにしたい…と思っています。
12月 今年のサッカーを振り返って!
香川がケガでチームにいなくても、無事に、見事、アウェーでの『オマーン戦』に勝利し、またまた、2014年のブラジルW杯に一歩近づいた、われらが『日本代表』。 出場がかかった最終予選だ…というのに、なぜか、過去の最終予選と違い、安心して観ていられます。それだけ、日本が強くなってきた…ということでしょう。
さて、今年もサッカー好きの私にとっては、思い出の多い1年となりました。最も印象に残った出来事は、フットボールの本場、イングランドのプレミアリーグに移籍した、『カガワ』ではなく、フットサルW杯に日本代表として出場した、45歳の『カズ』でもなく、もちろん、J1への昇格争いの話題にすら上がらなかった、『徳島ヴォルティス』でもありません。
やはり『なでしこ』です。
昨年のFIFA女子ワールドカップに優勝した『なでしこ』。でも、女子サッカーの歴史においては、ワールドカップよりも、オリンピックのタイトルの方が『重み』があるそうです。昨年、アメリカを破って、世界一になった『なでしこ』。(男子の世界では想像もできないほどの、偉業なんですが…)
世間では、ロンドンオリンピックでも、勝って当たり前!と思われていて、選手のみなさんには半端じゃないプレッシャーがかかったであろうことは容易に想像できます。
ついこの間まで、『サッカー』だけでは食べていけず、バイトしながら選手生活を続けていた『なでしこ』の選手もいたと思います。男子に比べれば、世界的な成績のわりに、普段のプロリーグの待遇は、本当によくありません。
そんな中、昨年のワールドカップ優勝で火がついた『女子』サッカーの人気を、維持、拡大するために、このオリンピックに賭ける気持ちは、男子とは比べ物にならなかったのではないでしょうか?体力的にはかなりハードな日程の中、決勝までしぶとく勝ち抜いていった女子。予選リーグのスペイン戦にすべてをかけてしまった感があり、その後、準決勝、3位決定戦と破れてしまった男子(しかも相手は、宿敵、韓国)。オリンピックに向かうときの、飛行機の座席じゃないですが、選手たちの『背負っているもの』が、違っていたのかもしれません。
日本の女性は、ホント、強い!
このような、今のサッカー環境を作ってくれたのは、やはりJリーグ。1993年5月15日に誕生し、もうすぐ20年。プロ化なんかできっこない…と、言われていた「サッカー」。もちろん、4年に1度のオリンピック以上の、世界一のスポーツイベント、サッカーの『ワールドカップ』は、深夜のNHKのTV中継で観るものであって、まさか、自分の国の代表がアジアの予選を勝ち抜いて出場するなんて、まさに夢物語でした。
土のグラウンドでしかサッカーをしたことがなかった、私たちの年代にとっては、プロ化、ワールドカップ出場、日韓W杯の大会の開催、ナデシコの世界一…、夢のような20年でした。
キレイなグリーンのピッチを、スタジアムという、老若男女の地域の人が集える場所を、地元に、応援できる、Jリーグチームがあるという喜びを、サッカーという、言葉を超えた世界共通のスポーツ文化を、ぜひ、子や孫の世代まで続けて、拡げていってほしいものです。
11月 百里の道も一足から!
台風が過ぎるとともに、急に季節が変わりましたね。あわてて長袖を引っ張り出しました。暑すぎず…、寒すぎず…、わたくし的には一番好きな季節『秋』本番。行楽シーズンなので、どこかへお出かけの方も、多いと思います。またあなたのおすすめのスポットを、ぜひ教えて下さいね。
さて、毎月お届けしている、この『スマイル』も今号でなんと、めでたく100号!となりました。パチパチ!足かけ8年以上も、続けている計算になります。早いものです。私自身、連続100回も続いたことといえば、小学生の時の縄跳びくらいです。自分でも信じられません。毎月の『月刊アツシ』の『ネタ』に苦労するのにも、すっかり慣れてしまった自分がいます。本当に、締切ギリギリになってから、PCに向かうことが多いのです(笑)。
文章のクオリティも、あなたがいつも読んでいる、新聞、書籍、雑誌、メルマガ、ブログ等にはかないません。その上、私のヘタクソな手書きの文字では申し訳ない…ということで、今後も原稿はPCで作らせていただきたく思います。もっと字がうまけりゃ、手書きにしてお届けするのですが…。
100回も続けていると、たまに『ご感想』をいただきます。『先生、毎月、スマイルを楽しみにしています!スタッフさんのページはとても楽しいですね。おすすめのお店とかが載っていて!先生のところは、あんまり読んでないかな…』と、素直すぎる方も、チラホラ…(悲)。
そりゃそうです。過去の99回分を思い返してみると、ほとんど私の『グチ』にしか聞こえない内容の時もありますし、読者の方が読んでいても、『コイツ、いまごろ、な~に言ってんだか…』と思われるようなことも、しばしばあったでしょう。
それでも、こころよく(?)懲りずに、毎月『スマイル』を受け取っていただいている『読者』のあなた、あなたが、私のヨタ話に付き合って下さったおかげで、なんとか100号まで続けることが出来ました。ほんとうにありがとうございます。
これからも、決してあなたのタメにならない、ムダ話や、何の科学的根拠もない、私自身の独断に満ちた文章にも、空のように大きく、また、海のようにひろ~い心でお付き合いくださいね。
あと、100号まで続けてこれた、もうひとつの要因は、スタッフのおかげです。歴代のスタッフには、本当に感謝しています。毎月、締め切りまでに原稿を考え、手書きで書いてくれるスタッフには、頭が上がりません。
たとえ、読者のみなさまから、『もういいヨ!』と言われたとしても、200号めざして、これからも『たわいのないこと』を、この『月刊atsu誌』のコーナーで、書き記していきたいと思います。
末永く、よろしくお願いします。
大杉歯科診療所 院長 大杉 敦
10月 久しぶりの都会に、なじめず!?
いつの間にか診療所の前の庭の主役が、朝からやかましいほど、にぎやかだったセミたちから、夕暮れ風流な音を奏でる、秋の虫たちに変わっていました。スマイル読者のあなたたちも、夏の疲れがたまって体調の変化が現れたりしていませんか?
さて9月の連休、カトリーナ並みの台風が近づいてくると報道される中、家内の帰省&セミナー参加の為、家族そろって診療後、車で関西方面へ。高速道路を走っているときの風の強さに、台風接近を感じながらも、雨には降られることもなく無事に関西へ上陸し、実家に到着。
翌朝はセミナー参加の為、私は神戸のポートアイランドへ移動。台風の影響など微塵も感じさせない、朝陽がまぶしい早朝(まだ6時台)に、家内の実家から最寄りの駅まで徒歩で向かいます。とってもイイお天気で、駅に着くころには、すでに汗だく。さすがは都会、待ち時間もなく、すぐに次々と電車がやってきます。私が関西で過ごした15年前には無かった、女性専用車両には、決して乗らないように注意して電車内へ。
すでにJRの車内には、日曜の朝7時だというのに、多くの乗客の方が…みなさん、お仕事?レジャーでしょうか?改めて、都会の朝が早いことを、また、歩くことの少ない、クルマ社会の徳島では、糖尿病の罹患率が高いことを実感しました。車窓の景色や、車内広告など眺めていると、三宮に到着。ここからポートライナーに乗り換え、ポートアイランドへ。
初めて乗ったポートライナーは、遊園地のモノレールみたい。神戸空港の手前の『医療センター駅』で下車し、またまた歩いて会場へ。もうすでに一日分の汗を流したような状態で、身体もシャツも、ヨレヨレで到着。
都心で開業され、俳優さんや外国人の患者さまが多数来院されている、高名な先生の症例を見せていただき、夕方までしっかりと勉強してきました。
セミナー終了後は、来た道をそのまま戻り、再びポートライナーの駅へ。そこから、三宮へ向かいます。少し、ショッピングでも…と、三宮をブラブラしようかと思ったものの、近づく台風のために湿った空気に満たされた港町、神戸の残暑と、あまりの人の多さに断念。歩く足取りも重くなり、すぐに休憩スポットへ。今日一日、休憩するたびに、やたらアイスコーヒーばかり飲んでしまい、胃も重たくなってきました。ブラブラは早々に諦め、電車で大阪方面に向かいます。
休日の夕方、駅の構内や車内は、久しぶりに体感する満員電車状態。座れる席など皆無。三宮から大阪まで、約30分立ちっぱなしです。ですが、車内の他の乗客のみなさんは、平気な顔。
普段でも仕事中でも、30分以上もずっと立ち続けることなど、ありえない私にとっては、慣れない革靴のせいでできた靴ズレも痛みが増してきて、もう早く帰りたい!モード。
ようやく、大阪に到着。新しく昨年できた大阪駅の『三越伊勢丹』のデパ地下にて、何とかスタッフへのお土産を買うことが出来ました。結局、自分のものは何一つ買わずじまい。
外の暑さと建物内の空調との温度差、それと、普段経験しない、あまりの人の多さにやっぱり、平日の『ゆめタウン徳島』くらいのコンパクトさが、自分にはちょうどイイよな…ということを実感した、久しぶりの都会体験でした。
9月 『ロンドン』が終わって
真夏の暑さとともに始まった『ロンドンオリンピック』。ようやく、夏バテと睡眠不足の、ダブルパンチに悩まされる日々が終わりました。あなたも、深夜や早朝、手に汗握って、TVをご覧になったはず。どの競技が、もっとも印象に残っていますか?
なでしこ?女子の卓球?女子レスリング?(女子ばっかり…)。女子ばっかり、がんばったイメージですが、38個のメダルのうち、女子の種目は17個で、男子が21個。いやいや、日本男児も、今回、なかなかがんばりました。体操の内村選手、メドレーリレーに代表される競泳陣、フェンシングや、レスリング、ボクシング…。期待されて結果の出た選手も、あまり注目されていない中、活躍し、メダルを取った選手。また、残念ながら結果の出なかった選手…。と、さまざまでしたよね。(個人的には、男子サッカー3位決定戦の、日韓戦に負けたことが、一番悔しい!)
国?からいただける、金メダルの報奨金は、確か300万円と、聞いたことがあります。とてもじゃないですが、世界一になった努力に、ふさわしい金額なのかどうか…。選手のモチベーションは、決して、お金だけではないでしょうが、メダルが確実!なんて、期待されている選手には、地元、国民、マスコミ、スポンサー、所属する企業・・・ets からの、精神的なプレッシャーは、半端じゃないでしょう。とくにスポンサー企業もなく、プロ化もされていないような、恵まれない環境でも、がんばっているマイナースポーツの選手が、メダルを取ったら、もう少し、国からのご褒美があってもイイのでは…と個人的に思います。例えば、マイナー競技のメダリストの選手が、引退後には一般的な住宅が与えられ、その競技の、指導者としての道が約束され、年金の支払いも免除され、それでも60歳くらいから、十分な年金が支給され、安心な老後が保証されるとか…(笑)
以前なら、オリンピックのようなスポーツ中継を観ていても、こんな風には思わなかったのですが、最近、親の立場、目線で、画面の中の選手を、我が子の様に観てしまいます。そりゃそうです。選手の皆さんは、自分よりも、一回り以上も若い、20代のアスリートが多いわけですから。
ここまで来るのに、選手の親御さんは、小さいころ、どういうふうに子育てしたのだろう?…とか、同世代の若者でも、チャラチャラ遊んでばかりのようになるヤツと、インタビューに、立派なコメントを残す選手たちは、どこが違うのだろう…とか、スポンサーがあまりいないような、マイナー競技の選手なら、海外遠征の費用なんかは、自分自身で、スポンサーに頭を下げに行って、お金を工面して、ご両親からもサポートしてもらって、大変だろうな…とか、想像しながら見ています。
てなもんで、以前に、苦労話を聞いたことがあるような選手なんかを応援するときには、『ここで、着地に失敗しちゃダメ…』 もう、完全に親目線、まともに目を開けて、見てられない…って、感じです。
国を代表し、その競技や、種目を代表する選手には、それぞれに、このオリンピックに出るまでに、さまざまな、他人には言えない、苦労があったと思います。メダルに届いた選手や、届かなかった選手にも。代表には選ばれたけど、チームの中で、ずっと出番がなかった選手にも。
また、同じように、このオリンピックを目指していても、最終選考で、結果が出ず、出られなかった選手も、きっとたくさんいると思います。すべての選手に、言ってあげたい『よくやった』と。
でも、そういう選手たちは、今後どうするのか?その競技を続けていく『モチベーション』は?不景気を理由に、企業がスポーツを切り捨てる国で、どういう競技人生を送ろうとしているのか?どうやって生活していくのか?
ホント、余計なお世話で、私が心配することじゃない…かもしれません。でも、親としては、子供って、いくつになっても、心配じゃないですか。アスリートに限らず、若いときに、何かにひたむきに取り組んだひとが、報われる世の名、『日本』に、少しでもなっていってほしいものです。
8月 節電の夏
さて、そろそろ梅雨も明けて、私の最も苦手な時期がやってきます。
そう、『夏』。たしかに、夏に飲む『ビール』は、とってもおいしいのですが、(年中、ウマイ!って飲んでるくせに…)やはり、このねっとりした、湿気を帯びた空気、といいましょうか、ナマケモノの様に、動かずただジッと座っていても、ひざの裏あたりから流れる汗の感じ、といえば、わかっていただけますでしょうか、とにかく不快なのです。
エアコンの効いた診療所で、いつも仕事しているくせに、オマエは、何を言っているんだ!と、お叱りの声も、いただくかもしれませんが、明るい照明の下で、マスクにメガネに手袋に…と、結構、重装備なのです。 しかも、姿勢も決して一定でなく、指先や、腕の力が、必要なことも多いのです。
いつも、顔から出る、自分の熱気で診療用の拡大鏡やメガネは、曇り止めも効かず、くもりまくり。マスクの下では、汗がタラタラと、滝のように流れているのでございます。
そこにやってきました、今年の『節電の夏』。さて、節電のため、エアコンの設定温度を1度でも上げようものなら、そこに待っているのは、私にとっては、炎天下のマラソンランナーのような、マスクの中の、流れる汗。
本来、歯科治療は、小手術の連続みたいなもの。実際に手術を受けられたことがある方は、病院の手術室を思い出してみて下さい。完璧な空調の中で、たいてい執刀医や、アシスタントの先生、看護師さんたちは、半袖のオペ着。それで、少し肌寒いくらいに設定します。それほど、人間は、集中すると、熱くなる動物。TVドラマや、映画だったらオペ中に、きれいな看護婦さんが『先生、汗が…』なんて、やさしく拭いてくれるんですが(笑)
また、たいていそういう場面では、オペを受けられている患者さまは、全身麻酔中で、意識はありません。しかし、歯科治療では、局所麻酔で、しかも意識は、普段よりも敏感!さらには、私の身体のすぐ近くに、患者さまのお顔があり、ニオイを感じる鼻も、当然近い。万が一、汗のニオイで、不快な想いをさせてしまっては…。この流れる汗が、患者さまのお顔にかかってしまったら…。と、いつも緊張しながら、診療しています。
ですので、この夏、来院されたら、当院でのエアコンの設定温度は、少し効きすぎ…なくらいに、お感じになるかもしれませんが、ご了承ください。じっと診療チェアーで横になっていると、冷えてきますので、特に女性の方は、ひざ掛け用のバスタオルをご利用くださいね。
現在までは、行われていませんが、もし、四国電力管内で、『計画停電』が実地された場合、当院のような小規模な医療機関には、もちろん、自家発電の設備もありませんし、優先的に、電気が復旧されるわけでもありません。
歯科治療のほとんどすべての治療に、電気が必要です。
その電気が、中断する場合、治療を進めることは不可能です。もちろん、パソコンや、電話機も使えませんので、TELやFAX、カルテの入力や、治療費の精算…等の受付業務もできません。まさにこれぞ開店休業という状態でしょう。幸い、現時点では、何とかなりそう…との予測ですが、九州の大雨のように、不意の事態が発生し、一部ので発電所がストップ!ということにでもなれば、『計画停電』が、現実味を帯びてきます。
事前に、『計画停電』の時間帯が、わかっている場合は、こちらから、お電話にて『日時の変更』のご連絡をさせていただきます。どうか、ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
7月 10年間を振り返って
いまだに、初めて来院されるご近所の方から、『いったい、どこにあるの?』といわれる『隠れ家』の歯科医院『大杉歯科診療所』ですが、この4月をもちまして開院10周年となりました。
早いものです。
ずっと定期健診に通って下さる患者さまからは、『もう、そんなになるの!』と驚かれますが、私も10歳、年を重ね、髪の毛には『白い』毛が、かなりの割合で混じってしまい、『先生の髪も、白くなったね!』と、よく言われるようになりました。
30代前半の『若さ』がなければ、『歯科医院の開業』という、『歯医者』という職業を選択した人間にとっての、『最重要』かつ『失敗できないプレッシャー』に、チャレンジする『パワー』は出なかったと思います。今思えば、ほんとに『若さの勢い』だけで突き進んだだけのような気がします。
さてさて、10年間、いろんな患者さまが来院してくださり、いろんなことがありました。
私の顔をチラッと見ただけで号泣する小さな子供さんから、杖をつきながら来院されて、診療台に座るのもよっこらしょ…、と大変そうなご年配の方まで。
そんな子供さんも、10年の間に、いつの間にか成長し、大きくなって、泣かずに口を開けてくれるようになったり、学校での出来事なんかを聞かせてくれるようになっています。
また、新しい総入れ歯を作ったばかりなのに、その数週間後に、その患者さまの突然の訃報を聞いたこともありました。
いろんな年代の方が、しかも男女を問わず、来られるところで、こんな小さな場所(お店等)は他にはないんじゃないでしょうか?(うちの医院が、狭いだけかも…)。
しかも、ふつうは『できれば歯医者なんか、行きたくない!』場所ですよね。
ここが、キレイになれる美容院や、美味しい!と評判の飲食店とは、違うところ…。
『行きたくない!ところ』から『また、行きたい!と、思ってもらえる場所』へ!
そう思いながら10年間、やってきました。
でも、まだまだです。
ふつう、歯科医院は、患者さまに来ていただかないと収入を得ることができず、成り立ちません。(当たり前ですが…)
この『スマイル』を読んで下さっている、患者さま、また、定期的に予防ケアに来て下さる患者さまには、本当にありがたい感謝の気持ちでいっぱいです。
また、出来の悪い院長に代わり、よく患者さまにほめていただくスタッフのおかげで、何とかウチは、やっていけてるのかな…と思います。スタッフには、頭があがりません。あともちろん、ウチの家内にも(笑)
これからも、ぜひ『また、大杉歯科診療所に行きたい!』と思ってください。そして、あなたの周囲の方々へ『隠れ家、大杉歯科診療所』をご紹介ください。その節は、場所の詳しい説明をお願いしますね。
6月 ご家庭でも有効な、コミュニケーション術
徳島では、大荒れのお天気の中、震えながら『とくしまマラソン』を走る初心者ランナーがそろそろリタイアを考えそうな、ちょうどそのころ、私は今にも雨が落ちてきそうだけれど、傘の必要のない大阪の心斎橋にいました。
あるセミナーを受講するために、前日の土曜日18時過ぎに仕事を終え、いったん帰宅しスーツに着替え、徳島駅前19時発の高速バスに乗り込み、前夜、大阪入りしたのでした。
今回のセミナーは、CHP(クリニカル ヘルス プロモーション)セミナーといって、歯科医療のテクニカルなセミナーではありません。数年前に、スタッフとともに見学にいった大阪の歯科の先生が立ち上げた研究会のセミナーです。
以前から受講したかったのですが、なかなかスケジュールが合わず(言い訳ですが…)ようやく重い腰を上げて、大阪までやってきました。
いつものセミナーのように開始30分前に会場入りし、まずは講師の先生に、ご挨拶。
本日の講師は、岡山県倉敷市で開業されている藤井先生でした。
技術的なセミナーではなく、主に患者さまとの『コミュニケーション』や『コーチング』に関する内容でした。これは、われわれ医療従事者と、患者さまとの間だけでなく、家族や友人、親と子、さまざまな人間関係の上で有効な内容でしたので、その内容の一部を、ご紹介しますね。
① 笑顔は伝染する…動物で笑うのは人間だけだそうです。犬が笑ったような表情をするのは、いつも笑顔の飼い主のマネなんだそうです。笑顔には、相手を受け入れるという意味があります。赤ちゃんの笑顔は、周りの空気をハッピーにしますよね。あなたは、職場や、家庭で笑っていますか?
② ヒトと仲良くなるには、世間話が一番…電話やメールもいいけれど、やっぱり直接、話すのが、コミュニケーションとしては最高。雑談も回数を重ねると、一気に新密度がアップします。
③ 伝わらないと嘆いてはダメ…伝わらないのは、伝える側に責任があり。わかってもらえない!というのは、相手にわかるように説明していないから。たとえ話や、比喩を使って伝えましょう。
学生時代、親御さんから『勉強しなさい!』と言われて、シブシブ、机に向かっても、あまり成果が上がりませんでしたよね。
そういう言い方よりも『なぜ勉強が必要か? 』を、お子さんにも理解できるように伝えてあげて、お子さんが自分から行動するようになれば、ほっといても『勉強する』ようになるそうです。
本当かどうか、レッツ・トライ!!
④ 『イイところ』をみていこう…人間、どうしても欠点に目がいきます。でも、見方を変えれば、欠点も長所に変わります。
例:あの人は、いつも、のんびりしている→あの人は、慎重に行動するタイプだ。
いかがですか?ぜひ、ご家庭や職場で、こ4つのポイントを意識してみてください。
ヒトはいくつになっても、人から認められたい…、必要とされたい…と思うもの。
『他人と過去は、変えられない。自分と未来は変えられる。』
5月 「歯科衛生士」という、職業選択
新年度の4月となり、あたらいしスーツに身を包み、フレッシュなパワーを発しながら新人研修に励む新入社員のニュースを、見る時期となりました。『就活』という新しい言葉が、メジャーになり、『超』がつくほどの『就職氷河期』を乗り越えてきただけあって、画面の中のどの顔にも自信があふれているように見えます。ぜひ、社会人として、少々のことではくじけずに、どんなときも前向きに、生きていってほしい…と、思います。
『働く』ことは、お金を得るだけでなく、その仕事が社会や、誰かの役に立っているんだ…と思うことが『仕事のやりがい』ではないでしょうか。
さて、われわれ業界でも、4月は新人さんのシーズンです。私のような臨床歯科医にとって、欠かすことのできないパートナーが『歯科衛生士』さんです。
未だに『看護師さん』とか『歯医者さんの女の子』と呼ぶ方もいますが、彼女たちは、3年以上専門学校や、大学へ通い、国家試験に合格し、国家資格を持つ『スペシャリスト』たちなのです。
ややこしいのは『歯科助手』という立場の仕事もあり、一般の方には、歯科医院で働く女性はどちらも同じように映るかもしれません。たいていユニフォームも一緒ですから。しかし、働く仕事内容は、大きく違います。
歯科衛生士さんは、専門学校を卒業するころには、就職先を複数から選択でき、就職率もほぼ100%だと思います。
というと、夢の様な仕事!と思いますよね。
歯科医院の経営者としては、恥ずかしい話なのですが、実は離職率が高く、長く続かない方が多いのです。もちろん、退職する理由は、金銭的な問題や、院長や、他の女性スタッフとの人間関係によるものなど…さまざまでしょう。
でも、私が考えるに、続かない本当の問題は、歯科衛生士という仕事に『やりがい』を見いだせないことや、子供を預ける保育園等の問題で、出産後に常勤でなかなか復帰できない…ということではないかと思います。
同世代の先生とお酒を飲むと、毎回この話題です!
自分の医院から、少しずつでも変えていこう!と、思っています。
4月 「夢見よう 明るい 未来?」
『三寒四温』の言葉通り、ゆっくりですが、温かさも感じられ、待ち遠しい、春の声が、もうすぐ聞こえてきそうです。
先月号では、当院の『10周年応援FAX』をお願いしましたところ、たくさんの方から、ハートフルで心温まる、『FAXメッセージ』を頂戴しました。
定期健診や、治療の日時でもないのに、わざわざ診療所まで『メッセージ』を、直接届けて下さった方まで…。本当に、ありがたいことです。
外ではまだまだ上着が手放せないときもありますが、スマイルスタッフをはじめ、私の心の中は、みなさまからの『あたたかいメッセージ』のおかげで、ポカポカ陽気、半袖のTシャツでOK!なほどです。
薄着で風邪引かないように、気を付けます(笑)。
今月号では、『メッセージ』の、ほんの一部を、ご紹介させていただきますね。
3.11前後の『震災1周年モード』も終わり、世間では、また何事もなかったような『日常』に、戻りつつあります。そして、そこにはTVや新聞の『震災』『原発』関連の記事を、無意識に避けている自分がいます。
後手後手に回った政府・東電の対応。遅々として進んでいない復興。家族を失った悲しみが、未だに癒えないことを伝える記事。震災前と後では、手のひらを返したような報道ばかりのマスコミ。
この期に及んで、政策よりも政局に終始する政治家や、国民のことより、自分の省庁を優先する霞が関。何のリーダーシップも、発揮しないこの国の『リーダー』と呼ばれるヒトたち。
とにかく、記事やニュースを、見たり読んだりしてしまうと、『怒り』『失望』『涙』のような『マイナス』の感情しか、出てこないのです。
戦後の平和な『日本』に生まれて良かった…と、今までずっと思っていましたが、神様はやはり、『イイコト』ばかりではなく、ちゃんと『試練』も与えて下さいますね。徳島にも『ゆめタウン』は、できましたが、今の日本で果たして『夢』を持てるのか?
若者たちよ、夢を持て!中高年がいくら叫んでも、こんなに閉塞感漂う『日本社会』にしたのは、アンタたちだろう!と言われてしまうと、反論はできませんよね。
3月 「10年ひと昔」ってよく言ったもんだ!
寒いですね、今年の冬は、格別。すでに報道されることが少なくなっていますが、(私がTVを見ていないだけかも…)被災地は、どこまで復興しているのでしょうか?
あの3.11の震災・原発事故以来、あなたの『考え方』や『生活』に、何か変化が、ありましたか?
『絆』という言葉だけが連呼され、社会・家族との『つながり』や『生活スタイル』というものを、本当に見つめ直した人は、被災地より遠く離れたこの街で、どれだけ多くいるのでしょうか?
さて、難しいことは置いといて、2012年の4月で、大杉歯科診療所は『10周年』を迎えます。
思えば、10年前の2002年は、『日韓W杯』の年。
この時、日本代表でブレイクした、バットマンマスクの選手、元ガンバ大阪のDFでジーコジャパンのキャプテンを務めた宮本恒靖選手(35歳)が、つい先日現役を引退しました。(三浦カズ選手(44歳)は、いまだ現役ですが…。ガンバレ、カズ!)
華やかなプロスポーツの世界ですが、20代、30代で戦力外となり、現役を引退せざるをえない選手はたくさんいます。
本当に、人間、10年後にどうなっているかなんてわからないモノ。今を懸命に、悔いなく生きていくことが大事だ…ということを、痛感します。
今回、何とか無事に『10周年』を迎えることができそうな『大杉歯科診療所』ですが、これも来院して下さる患者さま、明るいスマイルスタッフ、支えてくれる家族のおかげ…と思っております。
起業して10年続く企業は、たったの5%だそうです。
コンビニの数よりも、はるかに多い歯科医院。特に徳島市内は、日本有数の歯科医院激戦区。
これからも細く長く、日々是精進。一日一日を悔 いのないように。いつも『スマイル』で、患者さまと真摯に向き合っていきたい…と思っております。
アスリートならとっくにピークを過ぎた43歳の中年院長ですが、どうかこれからもよろしくお願いします。
さて、2022年の『大杉歯科診療所』は、どうなっているでしょう?楽しみです。
2月 街中スタジアム構想!
久しぶりに紅組の勝った紅白歌合戦を見終え、例年通りカウントダウン番組を観ながらの年越しでした。
明けて元日の朝、前夜のアルコールが抜けきらないまま分厚い徳島新聞に目をやると、1面のトップ記事に『徳島駅北にスタジアム』と書かれているではありませんか。一気に目が覚めました。
記事を詳しく読むと、まだ現時点では、ゆめ物語。経済団体による構想の段階とのこと。でも、一昔前なら、このような提案は、考えられないことです。
私的には、このアイデアは大歓迎。実は、徳島市の中心部にスタジアムを作る!というアイデアは、このコラムで、そもそも私の方が先に提案しております。(2008年8月号参照)
その時は、西新町の再開発に『スタジアム』を!と、場所が少し、ズレちゃってますが…。徳島市の中心部に…というコンセプトは、違いありませんよね。
『ハコモノ』反対!というご意見もあるでしょうが、『ゆめタウン』をごらんなさい!魅力的な施設には、人は必ず集まります。
天下りのための建物や、建設業界などの利権者だけが潤うような、従来の『●●会館』とか『◯◯センター』なら、わたしも当然、大反対です!
ですが、スタジアムは違うと思います。年に4日間の阿波踊りだけでなく、週末ごとに、徳島の人が、一体となって、熱くわがチームを応援できるスタジアム。しかも駅から徒歩数分。イベントやコンサート、もちろんヴォルティスのホームゲーム、また地震・津波の際の避難所にも、役立てるとのこと。まさに欧州のようなホームタウン構想。
なぜポカリスエットスタジアムには、観客が集まらないのかといえば、そのアクセスの悪さ・駐車場不足・渋滞があるからです。徳島駅前なら、JRも、高速バスも、お店もすべて集まっています。
人の流れが、経済が、ヴォルティスのゴールに一喜一憂する、あなたの週末が劇的に変わる可能性があります。
このアイデアにかけてみましょうよ!
1月 あと、一歩!
先月の原稿を書く時点では、『徳島ヴォルティス』のJ1昇格はほぼ間違いない!と、みていましたが…。やはり、現実はそう甘くないですね。予想外でした。悪夢は、起こってしまいました。
振り返ってみると、11月以降は、5戦で、2勝2敗1引き分け。特に、11月6日の『愛媛FC』との四国ダービーで、後半ロスタイムまで2-0で、勝っていて、そこからまさかの2失点で引き分け。その後の、アウェー2連戦は粘って2連勝し、これでもう一度勢いがついた!と思ったのですが…。
そして、運命の11月27日(日)。昇格を争うライバルチーム『サガン鳥栖』とのホームでの直接対決。
今回は目の前で、J1昇格が見られるかも…と『チケット完売のウワサ』がとびかい、初めて数日前に前売り『チケット』をファミリーマートで買って(今まではいただきモノとか、当日券でした)張り切って息子と2人、マック片手に、1時間以上前にポカリスエットスタジアムへ到着しました。
さて、スタジアム周辺はいままでのヴォルティスのホームゲームではありえないほどの観客です。
緊張感がピリピリ漂うサポーター席を避け、芝生席に陣取った大杉親子。1時間待ってようやくキックオフです。すでにこの頃には、息子は退屈し始め、開始すぐに相手に先制され意気消沈。
続いて得たPKもあっさり相手GKに止められ、終始サガン鳥栖のペース。目の前でもう1点追加され、いいところなく0-2で前半終了。後半も見所も少なく、ついに0-3へ。息子の『帰りたいモード』も、ヒシヒシと伝わってきて、混雑を避け試合終了を待たずにスタジアムを後にしました(悲)。
最下位争いのチームを、昇格圏内にまで引き上げた美濃部監督が辞任するヴォルティス。チームの攻撃の要だった柿谷選手は、移籍濃厚。
さて来期以降、昇格争いをするチームでいられるのか?
私の夢。『日本代表がW杯で優勝する』のと、『ヴォルティスがJ1で優勝する』のと、どちらが先に実現するのか?ぜひ、どちらも私の生きている間に、みてみたいものです(無理かな?)!
12月 「ごひいきチーム」ってあります?
先日、夜帰宅して何気なくTVをつけると面白い番組をやっていました。それはイングランド・プレミアリーグ(日本で言うJ1)のサッカーチーム『マンチェスター・シティ(マンC)』の熱狂的なサポーターのドキュメンタリー番組でした。
聞いたことない、チーム名でしょう。
以前2002年の日韓W杯の時に、イングランド代表のスーパースターだった、ベッカムが所属していたチーム『マンチェスター・ユナイテッド(マンU)』と同じ街にあるチームです。
マンUの方は全国的・世界的に有名なチームでサポーターも世界中にいます。現在のファーガソン監督になってからは、常にイングランドを代表するトップチームで、2000年以降、6回もリーグ優勝をしています。かたやマンCは、リーグ優勝は2回のみ。最後のリーグ優勝は1967~68シーズン。その後は、降格争いの常連となり、1998~99シーズンには、実質3部のリーグに降格した経験を持つ、弱小チームでした。
そのチームが、昨シーズンでは念願のタイトル(FAカップ)を獲得。リーグでも3位と大躍進しました。なぜ急に強こうなったのか?
そのキーワードは『オイルマネー』です。2008年にオーナー権が元タイの首相、タクシンさんからUAEの投資グループに変わりました。それからの3年間にかけた、選手の移籍金の総額はなんと『500億円』。マンCのサポーターは強くなったごひいきチームを応援することが本当に楽しそうでした。
そこで、私のごひいき『徳島ヴォルティス』。現時点(11月15日)ではJ1昇格圏内の3位。今年を逃すと、おそらくJ1にあがるチャンスは二度とないような気がします。ですが、仮にJ1に上がったあと、ずっとJ1でいられる?
強くなるには、イイ選手を揃えるために、やはり、ある程度の『お金』が必要です。強力なスポンサー企業の少ない『とくしま』。
もっと徳島県民にとって『徳島ラーメン』や『フィッシュカツ』『すだち』のような身近で愛される『チーム』になり、個人サポーターを増やさないと!
わずか1シーズンでJ2に降格?ってことになりかねません。ぜひ、あなたも一度、スタジアムへ!
11月 日本の標準?ってドコ
今年は『災い』の一年でしょうか。
われわれ日本人の生き方が、地球に対して、何か恨みでも、かっているのでしょうか?
3月の大震災に始まり、7月の酷暑があり、9月には、2度の台風による記録的な大雨&大洪水&異常潮位。
みなさん、被害・影響はなかったですか?
川沿いにある、当院も大雨の後などは、よく患者さまからご心配いただきます。
幸い、水に浸かることもなく、雨漏りすることもなく、大きな被害もなかったのですが、スタッフの自宅付近が冠水し、雨は上がっているのに、クルマで出勤できない…と、2名ほど、遅刻してきたくらいで済みました。
『トクシマ』は、まさに『クルマ社会』ですからね。エコな『自転車ブーム』の都会と違い、『クルマ』がないと身動きがとれません。でも、昔から自転車の数も多いのは、電車やバスなどの公共交通が発達していないからですが…。
最近、『若者のクルマ離れ』や『エコカーブーム』や燃費・維持費の割安な『コンパクトカー・軽自動車』がよく話題になります。都会で暮らす人たちにとって、もはやガソリン(資源)を浪費する『クルマ』は、悪であり、必要ない…と、TVで発言するコメンテーターをみると、『一年間、徳島で生活してみろ!』と、叫びたくなります。
日本国中、法律(ガソリン税・自動車税など)や、制度(車検等)は同じですが、人が移動する利便性は明らかに都会が有利です。
『ヒト』が動くと『おカネ』が動く。都会では『おカネ』が回り、地方には、ますます回ってこない。
いつから、都会の生活が『日本の標準』となり、地方での生活が不自由になったのか。
都会の若者が『クルマ』を持たないのは。買いたくても『買えない』から。
ガソリン価格の上昇は、どうしようもない側面もありますが、地方で生きていくにはまだまだ『クルマ』は必要です。
たまには、田舎がトクをするような、『田舎はガソリン半額』なんて制度はどう?
10月 「老いて(置いて)いく」ということ
この間、久しぶりに大阪の大学時代の同級生から、メールが転送されてきました。
そこには、学生時代の『バカ話』ではなく、『近況の報告』でもなく、京都で開業している同級生のお父さんが、『亡くなった…』という内容でした。京阪神に住む同級生は、お通夜・告別式に、参列したようですが、徳島からは、さすがに出席できず、広島の同級生に久しぶりに電話し、連名で『弔電』を送らせていただきました。
そして先月には、大阪に住む、家内の祖母が95歳で亡くなりました。
13、4年前、家内と結婚した当初は、まだまだお元気で、おひとりで、バス&電車に乗って外出もされていました。
80代後半より、やはり足腰が弱り、転倒からの骨折等の手術を重ね、ここ数年は、自宅での介護に始まり、状態の悪化により、設備とスタッフの整った施設へと入所し、余生を送られていました。
いままでは、私の祖父・祖母の世代が、『病気で入院した』とか、『亡くなった』という知らせを聞くことが多かったのですが、最近では、自分たちの親の世代が病気をしたり、亡くなったりすることが多くなってきた感があります。それだけ自分も歳をとったということなのですが…。
いつまでも、自分の親だけは元気でいるような気がしますし、ましてや自分自身にいたっては、未だ成長中の半人前で『いいオトナ』にはなれていないなぁと思います。外見だけは、もうすでに十分りっぱな『メタボオヤジ』なのですが…。
これからは『老いていく』ことが『素敵』に思えるような『人生の後半』を歩んでいきたい…とビール腹をさらに膨らませた、残暑の中で、思う今日この頃です。
そのためには、親孝行はもちろん、まずは身近な家族や家内の心の中に、素敵な思い出だけを『置いていこう…』と思っています!
9月 日本人は「ブーム」がお好き?
さあ、自他共に認める、コアなサッカーファンとしては、書かずにはおれません。
私自身が生きている間に、日本の代表がW杯の決勝の舞台に出ることは不可能だろう…と思っていましたから。
では、どう書こうか?たしかに『感動した』『勇気をもらった』『おめでとう!』って書くと、土俵の上で『感動した!』と、アピールする政治家や。急に選手を『ちゃん』付けするコメンテーターみたいで、何かイヤなのです。
国民栄誉賞よりも、サッカーだけで食べていける環境にしてほしいものです。そうじゃなきゃ『夢』がない。『夢』がないと子供たちは憧れません。すると、どんどんマイナーになっていくように思います。
カズ→ヒデ→シュンスケ→ホンダorカガワというように、澤選手以降のスター(ヒロイン)が出てくるか?女子サッカー人気が持続できるかどうかは、次のヒロインにかかっているのかも。来年の今頃、なでしこジャパンの可憐な花は、咲き続けているのでしょうか?
ロンドン五輪の結果次第では、本当に『ブーム』で終わってしまうかも…と、心配しております。
さて、話題を変えて、今度は我らが『徳島ヴォルティス』。
現在(8月15日)の順位は2位千葉と、勝ち点同じの3位です。J1昇格がいよいよ現実のモノとなってきました。『クー(カビラふうに)』!
J1に上がれば日本代表クラスの選手(例:ガンバの遠藤)や、大量のサポーター(レッズサポ)が、鳴門のポカリスエットスタジアムにやってきます。その経済効果は、J2時代とは比べ物にならないでしょう。
来シーズンはプレーオフが複雑になりそうなので、何とか今シーズンで昇格して欲しいものです。みなさん芝生で寝そべって観戦できるのは、今だけかも!ぜひスタジアムへ!
またザックジャパンは、ホームでの日韓戦に、3-0で完勝!バース、掛布、岡田のバックスクリーン3連発くらい(阪神かい!)スッキリ!9月には次のW杯3次予選がスタート。アジアの中でも簡単には勝てないでしょう。ヒヤヒヤするのも、熱くなるのも、公式戦ならでは。がんばろう、日本!
8月 かわらなきゃ
『東北関東大震災』で亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りするとともに、
被災された方々に、心からお見舞い申し上げます。
将来的には『自然エネルギー』の方向へ向かわざるをえないと思いますが、すぐさま、太陽光・風力・地熱などの『自然エネルギー』での、電力供給のメドが立つはずもなく、原発の運転再開を認めるのか?それとも、便利な電化製品の少なかった『昭和』の生活に戻るのか?
今後の日本の生活様式や、個人のライフスタイルまで、決めてしまいそうな、我々日本人、ひとりひとりにとっても、重要な問題ですよね。
おそらく『政府(政権・既存政党すべて)』や、『現行の行政』に任せていては、遅々として『エネルギー改革は進まない』と思います。
ですが民間企業の血のにじむような、開発努力・技術革新による画期的な発明、家庭や個人での取り組みの拡散、小さなコミュニティ(村のような)単位での、循環型社会などにより、この10年で、日本に劇的な『変化』が起こるのを期待しています。
高度経済成長までは機能していた仕組みを否定し、失われた20年を経て、そろそろ本気で、この国の『システム』や、日本人の『ライフスタイル』を見直す、良い機会と捉えましょう。そうしないと、被災した人に申し訳ない。
これ以上電力を必要とする都市の『利便さ』『快適さ』は、不要なのでは。
先人たちの『暮らし』や『知恵』から、日本人の『環境適応能力』がスゴイことは明らかです。
進化論のダーウィンは、こう言っています。
『生き残る種というのは、最も強いものでもなければ、最も知的なものではない。最も変化に適応できる種が、生き残るのだ…』と。
7月 ニホンノナツ
『東北関東大震災』で亡くなられた皆さまの、ご冥福をお祈りするとともに、
被災され、今も困難に直面している皆さまへ、心よりお見舞い申し上げます。
『節電モード』が予想され、わが家でも『エアコン』の温度は高めに設定され、『暑がり』の私には、厳し~い『夏』になることが決定的。たっぷり汗をかいて、代謝がよくなり『メタボな体型』が、少しでも改善するなら『節電モード』も大歓迎なのですが…。
夏の休日には、ちょっとでも汗をかいたり、風呂あがりに、ノドが乾くと必ず『冷蔵庫』に手が伸びて350mlの缶ビールを『プシュ!』と開けてゴックンと飲み干し、『プハ~!』と…。
まさに『イキてる…』って感じです。
こんな『メタボ』な私を心配し、夏場は家内も気を利かして、冷蔵庫の中に『ビール』を大量には入れません。せいぜい1~2本。それは、冷えていれば冷えているだけ私が飲みほしてしまうから…。
でもね、暑い夏ほど『ビール』が美味いのよ!(当たり前ですが…)。
この夏は『エアコン』の設定温度が高めの室内より『キンチョウの夏、日本の夏』のCM(古い)のように、風流にベランダにデッキチェアーを準備して、夜風に吹かれながら、乾杯!もちろんビールに合う『おつまみ』や『うちわ』、『虫よけスプレー』&『蚊取り線香』を準備して。
でも、結局、アスファルトに囲まれたわが家のベランダでは、日が沈んでも残る『ヒートショックの熱』に耐えることができず、30分ももたず、『エアコン』の効いた室内へ逆戻りしてしまいそうです(笑)。
6月 ご報告です!
『東北関東大震災』で亡くなられた皆さまの、ご冥福をお祈りするとともに、
被災され、今も困難に直面している皆さまへ、心よりお見舞い申し上げます。
あまり報告されていませんが、私の仲間(県歯科医師会の先生方)が、実際に被災地に支援に行っていることをご報告させていただきます。
徳島県歯科医師会には『診療バス』があり、徳島県との間に『大規模災害に対して使用する』取り決めがありました。
4月7日には『診療バス』が先行して、フェリーにて被災地に向け出発。4月8日には『支援チーム』として、県歯科医師会会長の和田先生、以下3名の歯科医師と、2名の歯科衛生士が、仙台に向け出発しました。
4月9日より、石巻市万石浦中学校にて診療を開始。引き続き、4月10日、4月11日と、数十人の診療や、口腔ケアを終え、東北大病院の歯科医師、京都府歯科医師会の歯科医師へ『診療バス』を引き継ぎました。『診療バス』は、この後も1ヵ月間、石巻市や、女川町で被災者の歯科診療に役立てられる予定です。『支援チームは4月12日、帰徳しました。
そして、今度は5月10日より、岩手県へ、身元不明のご遺体の『検視チーム』として、徳島県歯科医師会より4名の歯科医師が派遣されました。5月11日より3日間、4名の先生方は。2名づつ二手に分かれ、法医学の先生1名と、警察官2名の1チーム5名で、盛岡市から2~3時間かけて各施設へ赴き、運ばれてくるご遺体の、口腔内情報、レントゲン、写真などを、詳細に記録・確認していったとのことです。
原発のニュースや電力不足ばかり報道され、決して報道されない、現地での自衛隊・警察官・消防・医療・自治体などの関係者の方の活動には、本当に頭が下がります。
今、この国の在り方、産業構造、生活スタイル、行政組織を変える『チャンス』なのに、リーダー不在のこの国に『明るい未来』はあるのでしょうか?
5月 政治も報道も、批判・検証より、いまからどうするかを!
『東北関東大震災』で亡くなられた皆さまの、ご冥福をお祈りするとともに、
被災され、今も困難に直面している皆さまへ、心よりお見舞い申し上げます。
最近は、ほとんどTVのニュースを見ておりません。いったい何が真実なのか?誰が、本当のことを言っているのか?誰の言うことを信じて、行動すれば良いのか?私のような小さな庶民には、わかりません。
大惨事が起こるたびに、繰り返される責任の転嫁。専門家の発する『想定外』というコトバ。報道によって、さらに不安を煽られた民衆による買占め、デマ…。『冷静な対応を!』と叫ぶアナウンサー。あなたより、観ている私たちの方が、ずっと冷静です。で、結局、しわ寄せは、いつも庶民です。
作業服でTVに映る政治家。空調が効いて照明の明るい部屋で物事を決め、何の肉体的な作業もしない、停電の心配もなく、東京のド真ん中にいるあなたたちに作業服は似合わない。
この未曾有(みぞゆうって読んだ政治家がいましたが)の震災を、『天罰』という、感受性を疑うような言葉でしか表現できない元『作家・小説家』が、また都知事に再選されるのでしょうか(4/5現在の予測です)。もしそうなれば、東京の方々は、私のような地方の小さな庶民と違い、良識があり、分別もある方が多い…と思ってましたが、残念です。強引に、プロ野球を開催させようとした『老人』もいましたね…。
私の個人的な感想はこれくらいにして、被災していない私たちは、以前と変わらぬように、前を向いて行きましょう。そしてしっかり、生産・消費・納税していきましょう。決してムダはいけませんが…。
外国からの圧力や、戦争でしか変われなかったこの国が、老害の政治家や専門家には隠居してもらい、きっと、今度こそこの国は生まれ変われる…と信じて、前に進んでいきましょう!
上がらない雨はないのだから…。
4月 どうすることもできない、無力感。
今回の『東日本大震災』の被害にあわれた方々へ、
こころより、お見舞い申し上げます。
3月11日(金)の午後の診療が始まって、しばらくのことでした。それは、1本の患者さまからのお電話でした。地震により『大津波警報』が出ていることを知り、『診療に行ってもイイのか?』という、お問い合わせがあったのです。ここではじめて、大杉歯科診療所のスタッフは、この『大災害』を知ることになります。
その後、市の広報車や、防災スピーカーからの『避難勧告』のアナウンス。立て続けに、患者さまからの、お問い合わせの電話。16時40分ごろ、津波到達!の予報に、診療所内は慌ててしまい、処置中の患者さまは、早めに切り上げて速やかにお帰りいただき、スタッフも、帰り支度もほどほどに避難させ、私一人は診療所に残りました。
ひとりで後片付け中に、スタッフルームのTVをつけると、そこには『大津波』で流されている家の映像が飛び込んできました。言葉を失いました。すでに16時20分過ぎ。津波到達まで、あと20分しかない中で、できることは何か?
自問自答しながら、1Fの診療室から、持ち上げられるものはどんどん2Fへ運んでいきました。携帯は発信できず、メールにて家族の安否を確認し、TVで状況を確認しつつ、汗だくで作業を続けます。そうこうするうちに、小松島に津波が到達予定の17時10分となりました。幸い、その後も、診療所の前の新町川に大きな変化もなく、津波が押し寄せてくることもありませんでした。
ですが…このとき東北地方の太平洋沿岸では…。
警報の中、来院下さるも、お帰りいただいた患者さまには、ご迷惑をおかけしました。
あんな津波に襲われたら、いくら2Fに運んでも…。
被害が少しでも少なくなるよう祈るのみです。
3月 ザックJAPANの「可能性」
今回のアジアカップ。2010年W杯南アフリカより、個人的には盛り上がりました。
ザッケローニ監督になって、初めての公式戦で、まさかの『優勝』。しかも、韓国、サウジ、イランなど、アジアの強豪国を迎え、最多の4度目の優勝。
初優勝は、オフト監督がカズ、ラモスらを率いた1992年の広島大会。2度目は、鬼のトルシエ監督が、名波、俊輔らを率いた2000年レバノン大会。3度目は、ジーコ監督が、宮本、川口らを率い、きわどいPK戦で勝ち上がった、2004年中国大会。どの大会も、楽な優勝ではなかった…と、記憶しています。
毎回、アジアカップは、W杯とは違った『ドラマ』がありますね。アジアのライバル国同士の『真剣勝負』はやはり面白いです。次の2014年W杯ブラジルの『アジア予選』をにらんで、代表を強化させるためのゲーム…とか、若手へ切り替えるにはちょうどいい…とか、国際経験を積ませる場…とか、ナンダカンダ言ってても、やっぱり、ライバルたちに勝つと、スッキリします。特に国際大会のような場で、『サル』の真似をするような、程度の低い選手のいる『韓国戦』に勝つと、超~スッキリです。
今大会、個人的なベストゲームは、ベスト8の『カタール戦』。香川が大活躍した試合です。決勝でも、香川を観てみたかったのは、私だけではないはずです。今回のアジアカップでは、先のW杯と違い、攻撃面での成長と、控え選手のやる気が感じられましたよね。思うように攻撃できたのは、アジアレベルだからかもしれませんが…。でも、深夜に観ていても、眠くならない『楽しいサッカー』をしてくれたような気がします。
長友が、延長後半になっても、タッチライン際を猛然とダッシュする姿に感動し、キャプテン長谷部&ベテラン遠藤の、献身的な守備や前線への飛び出しに、涙が出そうになり、川島のスーパーセーブに、ホッとしたのは一度や二度ではありません。
最初の成績が、あまりに良かっただけに、今後のザックJAPANが心配です。あくまでも、本番は次の2014年のW杯。そこで勝利しないと、世界には認められませんから…。
余談ですが、いまだに『オーストラリア』が、『アジア』なのは、納得がいきません…。
2月 たまには…「ぷち温泉」
ようやく、お正月気分も抜け、長かった学校の『冬休み』も終わり、、普段の日常生活に戻った『大杉家』です。年明けに、家内が実家の大阪に、子供たちを連れて帰省した3日間、仕事から帰っても『食事』の用意はもちろん、『お風呂』の用意も、何もありません。学生時代から10年あまり、単身生活を送ったことがあるので、『カレー』や『チャーハン』などの超簡単なモノなら作れるのですが、結婚してからはさっぱりです。
そこで、空腹を満たすために、『外食』や『お弁当』となるのですが、『おひとりさま』の食事って場所が限られますよね!コンビニ弁当もあんまり美味しくないし!明日も『仕事』ってなると、わざわざ夜の町方面に飲みに出て行く『パワー』も残ってないし!わたし、一人の『外食』って苦手です。
結局、毎食『吉○屋』さんで『牛丼』とか、『CoCo壱○屋』で『ビーフカレー』って感じでした。若いころなら、肉食系の私はこれがむしろ楽しみ…と思うのですが、先月号でもお話ししたように、『胃もたれ』するようになってきた四十男には、さすがに『油モノ』が続くと何か調子がイマひとつです。
また、寒い時期はお風呂でしっかり温まって…と思うのですが、わざわざ私ひとりのためにお湯を張るのは不経済。シャワーで済ますのは風邪の元。結局、仕事帰りに『日帰り温泉巡り』となりました。どちらも平日の夜、21時前後と、遅めの時間でしたが、駐車場は6~7割程度埋まり、多くの入浴客の方がいらっしゃいました。
普段、家での入浴時間は、『10分』も入れば長い方で『カラス』なみなのですが、『入浴料』分の元はとらなきゃ!とばかりに、1時間近く、打たせ湯に、ジェット風呂、泡風呂、露天風呂にサウナまで、いろんなお風呂を楽しんできました。やっぱり大きなお風呂ってイイですね。
普段にぎやかな我が家が『シーン』と静かすぎて、逆に寝付けないこともあるのですが、『温泉』であたたまっていたせいか、すぐに『熟睡』することができました。
たまには『ぷち温泉』もイイものです!『睡眠不足』や『冷え性』のアナタ、ぜひぜひ!
1月 人生初!胃カメラごっくん!!
『食べる物』の好みって、変わりますよね。昔は、『にく・ニク・肉!』の典型的な『肉食系』だったのですが、40歳を過ぎてから、油っこいモノや、ちょっと調子にのって、満腹まで食べ過ぎると、すぐに胃がもたれ、『胃薬』が欠かせなくなってきました。『メタボ』なうえに、この夏のビールが過ぎたのかもしれませんが、ここ最近は、『胸やけ』がひどく、なかなか寝付けない夜もありました。
オイシイものが食べれないのは、本当にツライッす。食べることが生きがいみたいな私にとって、食べられないのは『人生をムダに過ごす』ことのように思えます。実は過去の『人間ドック』では、毎回『慢性胃炎』で、ひっかかっているのです。再び元気な『胃袋』を取り戻すため、いつかはやらなきゃいけない日がやってくる…と覚悟していた『胃カメラ』による検査を受けてやる!と決意したのでした。このまま食欲が、落ちた方が『メタボ』は改善できるかもしれませんが…
さて、決意したのはイイのですが、実は私は『胃カメラ』を想像しただけで、『ゲゲゲ~』となるのです。ですから、今まで『人間ドック』では常にバリウムでの『胃のレントゲン』を、選択していました。でも、このままじゃ、イカン!もし私が病に倒れたら、家族や診療所(患者さまやスタッフ)はどうなる!家族も、まだまだ養わなければいけないし、診療所の借金もたくさん残っているのだから…と、一人でモチベーションをアップ。
常に、楽な道ばかりを選んできた人生を反省し、今度こそ、胃カメラで、胃の中までちゃんと、診てもらおう!と思ったのですが…やはり、楽な方へいっちゃいました。口からよりも、鼻からの方が楽…ということで、鼻からの胃カメラを受けるため、『K内科消化器クリニック』を受診しました。鼻からノドへ入るときに、やはり『ゲゲゲ~』となりましたが、何とか無事に終了!
先生から一言『胃が荒れてるね~!』。診断は『慢性胃炎』。ピロリ菌の除菌をすすめられました。ピロリ菌の結果は、またご報告させていただきますね。
12月 エコな生活とは!
いま流行の『エコ』ですが、補助金をアテにして、つぎつぎに新しい『モノ』へ買い換えていくことが、本当の『エコ』なのでしょうか?
頭のイイ、お役人が定めたエコカー補助金を始め、家電のエコポイントや、さらに住宅にもエコポイントがありますよね。確かに、古いエアコンを真夏に一日中つけていれば、電気代は相当なものでしょう。エコポイントつきの最新エアコンの方が電気代はお得かもしれません。
今更、エアコンなしだと、今年のような酷暑の中では家の中でも熱中症!熱帯夜の中で、十分、眠れるわけありませんから。
でもね…最新式に買い換えるだけが本当に『エコ』なのでしょうかね?電気代がもったいないからタイマーで…っていってたヒトが、電気代が安いなら、朝までエアコンつけっぱなし!ってなりませんかね。
エコカーでも、走れば走るほど、ガソリンは必要です。(電気自動車を除く)
ガソリン代や、減税分の浮いたお金で、以前よりドライブに行けば、ガソリンの消費量は増えるのでは?まして休日は高速千円でしょ?
一番エコなのは、徒歩&自転車ではないでしょうか?自転車の専用レーンとかにお金を使ってほしいものです。また、鉄道やバスなどの公共交通機関の利用の促進が大事なのでは?ローカルな四国では、ムリでしょうが…。
ちょっと立ち止まって考えてみませんか?『エコ』と言う言葉に、踊らされていませんか?
レジ袋の削減も大事でしょうが、そんなことより、モノをもっと大切に、長く使うことのほうが『エコ』に思えてなりません。
直せるものは修理して、気に入ったモノを長く使い続けていく…。ちょっと昔までは、そんな社会だったのではないでしょうか?壊れてしまったり、不用になって、捨てればゴミですが、直してまた使ったり、リサイクルしたり、リユースしたり…そういう技術革新や、社会を目指すために、補助金や税金を使ってほしいものです。
でも、現実には、便利な世の中から、不便な生活の戻ることは、不可能でしょうね。
11月 「キカイ」ってやつは!!
仕事やプライベートで『パソコン』を利用するようになってはや十数年。こんな便利な『キカイ』はない…と、ビル・ゲイツさんに感謝する一方、ひょんなことから不意に『トラブル』にみまわれ、パソコン知識に疎い40代の中年おじさんは、マイクロソフト社を呪いたくなる(笑)ことが最近起こりました。
今回のことの発端は、windows update の確認ができません…と、たびたびエラーメッセージが出ていたものの、日常ではさほど困ることもなく放置していたことに始まります。(おそらくですが…)
そのうち、ウイルスソフト更新時期となり、毎年払いよりオトクな3年分料金の支払いをカードで済ませ、最新バージョンに更新しようとしたら、インストールできず…。どうする3年分!
ウイルスソフトの会社にメールで問い合わせると、windowsの方に問題があり…とのこと。(何のこっちゃ…たらいまわしか?)
ということで今度はwindowsのサポートの親切な方と、数日間対応策をメールでやりとりしたものの、結局改善できずに、初期設定(購入した時点に戻る、つまり今までのデータは消去)から、やり直すハメに…(泣、涙、悲、トホホ)。
悲しむ前に大事なデータをバックアップしなきゃ…ということで、あわてて外付けのHDD(ハードディスク:データを記憶する装置)を購入するために、ケーズデ○キさんに、お昼休みにバイクを飛ばしました。
特売のHDDを購入し、パソコンに接続すると、どうも勝手にバックアップが始まったみたい…(不安)。数時間後、おそらく(?)無事にバックアップが終了したもよう(大丈夫か…)。
数日間思うようにならない『キカイ』に振り回されて、もうこの段階ではヘロヘロ、もうどうにでもなれ!
ようやく初期化をして、保存したデータを復元しようとしたら、…エラー、失敗。
も~う、自分では限界!
ヘルプミー!!会計事務所のIT担当のSさんへSOSを発信して、来てもらいました。数時間かけてようやく初期化前のデータへ復旧させてもらい、元通りに使えるようになりました。Sさん、ありがとう!
後厄のせい?最近バイクのバッテリーが上がったり、診療チェアーが突然誤作動したり…と『キカイ』に振り回されっぱなし。『キカイ』はいつか壊れるモノとはいえ、修理代がかさむのは…(痛イッス!)
10月 すごいぞ!吉野川!!
郷土のシンボル、四国三郎こと吉野川。その吉野川には小さいころからお世話になっております。
水道の蛇口をひねって、出てくる水の元は吉野川の水。
少年時代にはその広ーい河川敷のグラウンドでサッカー大会。
また毎年夏には、里の祖父と吉野川の鮎の塩焼きを肴に、ビールをグビッと。
初秋には、河口の干潟付近で子供たちと、ハゼやキスを釣って、テンプラでまたビールをグビッと。グビッとばっかりですが…。
今回は、吉野川の上流(大歩危小歩危)で、お世話になってきました。
それは「ラフティング」。あなたは「ラフティング」ってご存知ですか?
激流をゴムのボートで下っていく、スリル満点、USJやディズニーランドの絶叫マシーンも敵わない、まさに自然のアトラクション!のことです。
先日、三好市を本拠地にする日本人女子チームが世界大会で優勝しましたが、実は吉野川の大歩危小歩危の付近は、日本のラフティングのメッカなのです。
以前、新婚旅行先のバリ島でも、体験済みでしたが、今回初の吉野川デビュー!
休日の朝、お仕事関係のお仲間と、7時すぎに出発→9時すぎ、現地の集合場所に到着。10時ごろよりガイドさんの説明があり、その後ウエットスーツ(レンタル込)&ライフジャケット&ヘルメットなど準備万端。いざスタート地点へバスで。スタート前にも注意事項のレクチャーがあって、11時頃、川下りのスタートです。
雨が少なく、水量がないので水深が浅く普段よりもコース取りが難しいとのこと。途中、激流の中をずぶぬれで、必死にボートにしがみつきながら、乗り越えたり、岩から飛び込んだり、川面に浮かんでプカプカしたり、約10キロ、吉野川を満喫してきました。
休日で、多くのボートが出ていたため、時間待ちもあり、ゴールは17時前。
今回は、最も激しい大人向けの「小歩危1日コース」で、簡単なランチ付き。おだやかな半日コースもあるそうです。1日中遊べたのですが、体力的にも来年はおだやかな半日コースをファミリーで…と思いました。
9月 すごいぞ!阿波踊り!!
いまさらですが、「阿波踊り」は、すごい!
徳島に生まれ育ち、40ウン年間。高校卒業後、11年ほど、大阪・京都で暮らしていましたが、盆、暮、正月は、必ず、帰省しておりました。すなわち、お盆には40年以上毎年ちゃんと「とくしま」に居たわけです。
でも今年ほど、ちゃんと「阿波踊り」を、体感した年はありません。
来年、夏、あなたも私と同じ「感動」をぜひ体感して下さい。そこへ行けば必ず体感できます。
その場所とは、老朽化で外壁がうす汚れ、くたびれ感のある「徳島文化センター」。そこで行われる「選抜阿波踊り」です。ちなみにあわぎんホール(郷土文化会館)でもやってます。
ウワサには聞いていましたが、オープンエアの桟敷席や、街中で繰り広げられる踊りとは違い、ショーアップされたステージで観る「阿波踊り」は、まさに郷土の誇り、スペインのフラメンコ、ブラジルのサンバにも勝るとも劣らない徳島が誇る「エンターテイメント」。
選抜された有名連の踊り子達の熱気が座席まで伝わってきます。初めて観ましたが「嗚呼、とくしまに生まれ育ってよかった…」と思えた瞬間でした。私が家族で行った日も、6つの連が1ステージ、約10~15分くらい、休憩を挟みアッと言う間の、約80分間のステージでした。
チケットはローソン、サンクス、ファミマなどのコンビにでも手に入り、インターネットでも購入可能。当日券もあります。私が見たステージも、前売り指定席部分は満席。後ろの方の、当日購入可能な自由席には空席がありました。1人1800円(前売り価格、当日は200円UP)と有料桟敷席とほぼ同額。ビール片手に…というわけにはいきませんが、エアコンの効いた室内なので暑がりの私には、非常に助かります。
最近では、子供にせがまれて、街中を缶ビール片手にウロウロするだけの阿波踊り鑑賞でしたが、体力のない私には室内が向いているかも。県外の方はもちろん、徳島県民にもオススメです。
8月 岡田監督、ゴメンなさい!
前回ドイツ大会のオーストラリア戦で、先制したのに大逆転され、打ちひしがれ、リベンジを誓ったあの日から4年間。われらが日本代表を愛するが故に、先月号では、岡田監督の守備的な采配を批判しました。で、結果はみなさまご存じの通り、予選リーグを2位で通過、決勝トーナメントで、PK戦にまでもつれこむ接戦。最後は、駒野が、外して、涙・なみだ・ナミダ…。
日本全国、「感動をありがとう」モード!マスコミは名将、岡田監督!よくやった、サムライジャパン!って、正直、期待していなかった分、喜びはとても大きかったですね…。
3連敗の予想が、2勝1敗。岡田さん、ゴメンなさい。素直に謝ります。ですが、あなたほど、日本人らしくない「決断力」をもつヒトはいない。98年フランス大会のときも、大会直前に、日本サーカーの功労者、「カズ」をメンバーから外し、今回は、「ナカタ」なきあと代表の中心で、アジア予選でもあんなに頼りにしていた「中村俊輔」を、ベンチに座らせ水分補給係へ。
4年後の主力、若い「森本」「内田」らに結局、経験を積ませることもできず…。目先の勝利にこだわるが故に、「情」に流されず、ここまで、超・現実的になれる、日本人指揮官は、なかなか、希有な存在なのではないでしょうか?
もし私が監督だったなら、先発を固定せず、いろんな選手を使ったかも。
まあ、初戦のカメルーン戦がたまたま上手くいって、そのままの流れで、結果オーライ。すごい強運!
大会直前に、戦術&フォーメーションの変更なんて、ふつうの神経じゃできません。主力選手や、数年間続けてきた戦術を、こうも簡単に変えてしまう岡田監督は、すごいヒトかもしれませんね。
結果がすべてかもしれませんが、世界に「日本のサッカー」は、「おもしろくない」という代名詞を与えたことも、忘れてはいけません。ウルグアイに自分たちのスタイルで、チャレンジし続けた韓国の方が、評価は高いと思います。
欧州王者「スペイン」の初優勝で、幕を閉じた2010年W杯、南アフリカ大会。日本代表の「戦い方」に、日本サッカーの未来が見えず、素直に喜べないのでした。
7月 「4年に1度」の、お楽しみなのに!
いよいよワールドカップが開幕しました。現在、6月14日(月)の20時すぎ、日本の初戦、カメルーン戦の3時間前です。すでに、アルゼンチン、イングランド、韓国などのゲームを毎晩TV観戦し、早くも寝不足気味です。やっぱり、メッシはすごいし、サッカーの母国、優勝候補のイングランドや前回の準優勝のフランスでさえ簡単には勝てないのがワールドカップ。韓国は2004年のヨーロッパチャンピオンのギリシャを圧倒!同じアジアのチームとしてこの差はいったいどうしたことでしょう?
4年に1度しか開かれないので、どんなに上手いサッカー選手でもその時期に結果を出さないと代表には呼ばれません。また、地区予選で活躍しても本大会に選ばれるとは限りません。
代表監督の戦術に適応しなければ、クラブチームでどんなに活躍しても選ばれないことも多いです。
だから、選ばれた選手は、国を代表している…という「プライド」、選ばれなかった選手の「思い」、サポーターの「夢」…すべてをかけて、戦ってほしいと思います。
日本中が、2006年ドイツ大会の、半分も期待していない?今回の岡田ジャパン。目標は「ベスト4」ですが、直前の格下との練習試合でさえ、ほとんど攻撃の形ができません。いったいどうやったら、あのチームで1点がとれるのでしょうか?偶然、相手のハンドなどで、PKをもらう!とか、日本のセンタリングか、オウンゴールでラッキーな点が入る!など、本当に「神頼み」や「偶然」の得点イメージしか、私のアタマには浮かんできません。
あと、2時間ちょっとしたら、日本の初戦が始まります。おそらく守備的な選手を多用し、面白みのない、日本のサッカーが繰り返されます。すでに、3戦全敗のショックを受け止めるだけの心の準備はできていますが、ドイツでの悔しさが晴れるのをこの4年間ずっと待っていた私のこの「心のモヤモヤ」を、せめて「本田」か「森本」のゴールで、吹き飛ばしてほしいものです。
6月 Woard cup 2010 南アフリカ 観戦ガイド!
いよいよ4年に1度の世界的なイベント、ワールドカップです。最近の日本代表の、情けない試合のせいなのか、カズ、ヒデなどのスター不在のためか、いまひとつ盛り上がりません。『目標は、ベスト4!』といわれますが、現実はそんなに甘くありません。『サッカー』にあまり興味のない方でも、日本の試合はTV観戦されることと思います。そこで、簡単に予選リーグの対戦国をご紹介します。無事に決勝トーナメントに進んでも、相手は前回優勝のイタリアかも?
日本 | カメルーン | オランダ | デンマーク | |
---|---|---|---|---|
出場回数 | 4大会連続4度目 | 2大会ぶり6度目 | 2大会連続9度目 | 2大会ぶり4度目 |
FIFAランク | 45位 | 19位 | 4位 | 35位 |
最高成績 | ベスト16(02年) | ベスト8(90年) | 準優勝2回 (74年、78年) |
ベスト8(98年) |
前回成績 | 1次リーグ敗退 | ベスト16 | ||
TV放送 日時 |
6/14(月) NHK総合 23時~ |
6/19(土) テレビ朝日系列 20時30分~ |
6/24(木) 日本TV系列 深夜27時30分~ |
|
主力選手 | 中村俊輔(横浜M) 本田圭佑(モスクワ) |
エトー(インテル) カメニ(エスパニョール) |
ロッベン(バイエルンM) ファン・ペルシー(アーセナル) |
トマソン(フェイエノールト) ベントナー(アーセナル) |
上記のように、『格上』のチームとの対戦ばかりで、簡単に勝ち点3を取ることはできそうにありません。また、『代表チーム』としての『まとまり』も、イマイチ…という評判も聞きます。ですが、何が起こるかわからないのが『フットボール』です。ガンバレ、サムライジャパン!
5月 「スマイル」リピーターの「アナタ」に、感謝!
もうすぐ、GWですね。ご予定はお決まりですか?
お仕事がお休みとはいえ、家でゴロゴロもできず『家族サービス』のお父さん、お疲れさまです。お互い、愛する家族のため、渋滞や人混みにも負けず、ファイト!ですよ。
前号の69号の『スマイル』にて、今後も『スマイル』を送り続けてもいいですか?と、送付継続の確認アンケートハガキを同封いたしました。(『スマイル』は、すべての患者さまにではなく、ぜひ定期健診を続けていただきたい方(約400世帯ほど))のみ、毎月お送りしておりました。)
中には、少なからず開封もされずに、ゴミ箱へ直行する『スマイル』もあるでしょう。現代人は忙しいですから、わざわざ時間をとって読まなきゃならない重要な書類じゃないですから、『もう、こんなん、いらんのに…』と思ってた方も、いることでしょう。またニュースレターを送ったら、『迷惑です!』と、お叱りの『お電話』をいただいたことも、一度や二度ではありません。
ですから、きっとあんまり返ってこないだろう…と想像していたのです…。そんでもって、あまりに数が少なければ、『スマイル』の発送を全面的に中止することまで、実は考えていました。
うれしいことに、現在までに約150通もの継続希望のおハガキを、いただきました。
本当に、ありがとうございます。中には『メッセージ』や、『かわいいイラスト入り』のもの、わざわざ当院までおハガキをお持ち下さった患者さまも、いらっしゃいました。
先日、診療後改めて、そのおハガキを1枚1枚確認しながら、パソコンにそのデータを入力していると、患者さまの『お顔』が浮かんできて、思わず涙がこぼれそうになりました。家内からも『そんなに、読んでもらっているとは…、想像してなかったワ!』と言われました。
『楽しみにしてくれる読者の方が、これだけいるんだ!』ということを心の支えに、これからもスタッフとともに、より一層楽しい『スマイル』をお届けします。これからも、よろしくお願いします。
3月 「悪人顔」は、やっぱり、ソン
『人は見た目が、9割』なんて本もありますが、人間、顔や、身なりや、その方の職業などのイメージで、損をすることも、トクをすることもありますよね。『歯医者』というだけで、優雅な暮らしを想像されている方も多いと思いますが、現実は全く違います。最近では、歯科医は『ワーキングプア』の代名詞です。若者は、よく知っていて、歯科大学への進学希望者は、定員割れが続出です。
イメージだけで、余計に世間から『反感』を買っているよな…ソンしてるよな…と、思う方が二人います。その二人とは、民主党幹事長の『小沢一郎』さんと、引退した横綱『朝青龍』関です。
お二人とも、直接お会いしたことも、お話したこともありません。実際に、どのような方なのかを判断するのは、会ってみて話してみないとわからないですよね。
TVでは、ものすごい感じのいいタレントさんが、プライベートではムチャクチャ愛想が悪かったり、こわもての俳優の方が、実はとってもお優しい、なんていうことはよくあることです。
私たちは、放送する側に都合よく編集された『小沢さん』や『朝青龍関』のコメントを聞いて、その『人となり』を想像します。また、事実かどうかは確認する術もない新聞・雑誌・ネットの報道によって、勝手に『イメージ』を膨らませてしまいます。
これって、とても怖いことだなあ…と、最近、思うようになりました。確かに、今までの『朝青龍関』の態度は褒められたものではないですし、小沢さんもいろいろ説明不足かもしれません。でも、あの二人が、イメージ作りのためだけに、平気で無礼なこともきいてくるマスコミに対してもにこやかに対応し、愛想良く振る舞っていれば、あそこまでバッシングされたでしょうか?
日本人に受けるためには、どうしても『悪役』が必要なので、お二人ともそのイメージにぴったりなのでしょう。もし『朝青龍』が、日本人なら?『小沢さん』が、いつも笑顔で誠実そうな二枚目なら?
『ホリエモン』のときもそう。モノゴトを、冷静に見ることも、大人のオトコには、必要ですよね。
2月 ヒトのふりみて…
この秋冬は、TVをようやく『地デジ化』したせいでしょうか、数年ぶりに『連続ドラマ』に、ハマっています。昨年の大河ドラマ『天地人』のあとに始まった『坂の上の雲』、ベストセラーのドラマ化『不毛地帯』、それに、もちろん『相棒season8』、そして今年の大河『龍馬伝』。
どれも同年代のオトコ前が主演(坂の上はモックン、不毛は唐沢さん、相棒はミッチー、龍馬伝は福山雅治)です。
みなさん『スリム』で、『シュっと』していて、男の私から見ても、足は長いし、お腹は出てないし、顔は文句なく『オ・ト・コ・マ・エ』、うらやましい限りです。
しかも、ドラマ以外に、それぞれに、映画・舞台・ミュージシャン…など、あらゆる方面で、活躍されています。いったい、その『パワー』は、どこからくるのでしょうか?
同年代の私としては、あのように、多忙な撮影を乗り切るためには、そうとう『体力』も、『精神力』も必要でしょうし、普段から食事などの節制をし、身体を鍛えているに違いありません。また、長~いセリフを覚えるためには、普段から相当頭も鍛えておかなければ…。
若いころには、このような視点で、TVを観ることなんて、ありえませんでした。ドラマの中のストーリーに、憧れることはあっても、それを演じる側の立場になって、物事を考えるようになったのは、やはり、自分が年を重ねたためなんでしょうねぇ。
『あんな長いセリフ、よう覚えよんなぁ!』『う~わ!腹筋が、われとんで~、ビールや飲んみょらんのちゃうん!』『スーツがよう似合とんな!高い会費払って、ジムとかに行っきょんだろうな!』と、正月太りのまま、戻らないお腹、昨夜のメニューも忘れてしまうような記憶力、ジムに通っても、サウナだけ…の自分のコトは棚に上げ、『やっぱ☆スター☆は、ちゃうなぁ!』ストーリーとは一切関係なく、『地デジTV』に映る、主演俳優のスタイルに、ツッコミを入れている私でした。
1月 何か変わった?
劇的な『変化(Change)』の年、2009年が終わろうとしています。あなたにはどんな変化がありましたか?
大杉歯科診療所では、2009年サッカー新しくスタッフも加わり、また女性専用の予防ケア専用スペースの登場、新しいカルテ用コンピューターの導入と、開業以来劇的に中身の濃い変化の年でした。
人間は『変化』を嫌う『生き物』かもしれません。今のやり方でうまくいっているなら、、わざわざはえる必要はない…と考えるのが普通です。ですが、『現状維持』を願うばかりでは必ずや何でも落ちていくのが世の定めかもしれません。すこーしUPするくらいの目標を立て、それに向かってがんばって、ようやく『現状維持』ができるのではないでしょうか?
以前、修業時代の勤務医のころ、同じ医院にいた、私より少し先輩の歯科技工士さんによく言われました。『先生もいずれ開業するだろう、その時に来年は現状維持でOKなんてことを目標にしたら必ず数字は下がる!必ず今よりもUPすることを目標にすべきだ!』と。
その先輩の歯科技工士さんは、私がその医院を退職する前に独立され、今もバリバリです。私も2002年に独立、開業してはや8年。この初夏には3回目ののワールドカップ(2002年日韓共催・2006年ドイツ・2010年南アフリカ)が開催されます。
その間目標だけは毎年前年よりもチョット上を目指してきました。が、なかなか目標通りにはいってません。(悲)私のメタボ指数だけは右肩上がり!
『一年の計は元旦にあり』といいます。あなたは来年どんな目標を立てますか?でも計画通りにいかないから人生は面白い、何でも自分の思うようにならないのがこの世の常かもしれませんね。その辺は大人になってうまく『目標』と『現実』の『折り合い』をつけて、ストレスをためないようにしたいと思います!
12月 院長、釣りにハマる!?
先月、このコラムで吉野川での『親子ハゼ釣り』について書きましたが、その後も何度か吉野川へ、『釣り』に出かけました。なんせ、自転車やバイクで、お手軽にすぐに行けちゃうところがグッドです。
先日も、休日の朝から、親子3人自転車で吉野川へ出かけました。前日より、風が強く、晴れていたのですが、体感温度はかなり寒い。1時間もしないうちに、子供たちは2,3匹ハゼを釣り上げると、『寒い、寒い…』を連発。『せっかく連れて来てやったのに…。アウトドアは、寒くて当たり前じゃ!』と、大人げなく『逆切れ』しつつ、『新型インフルエンザ』も流行っているし、風邪を引かせても大変だ…ということで、家内に電話し、車で子供たちを迎えに来てもらうありさま。
竿が2本しかなく、2本とも子供が使っていたため、自分は1匹も釣り上げていないうちに、オメオメと帰るわけにはいきません。ここから、寒さに負けぬよう、気合いを入れなおし、ひとりフィッシング開始!
きれいな川面、海から打ち寄せる波の音、川の流れ、秋晴れの空の下、陽も高くなり、あまりアタリもなく釣れませんでしたが、日頃のストレスも忘れいい気分転換になります。
1,000円高速を使って、遠くに行かなくても、近場で楽しめるエコなレジャー!!『徳島ってイイじゃない…』と、思える今日この頃です。
で、釣果は、親子3人でハゼ5匹(15cmくらい3匹と10cmくらいを2匹)。お昼ごろまで粘ったのですが、もう帰ろうと思い、釣ったハゼをリリースしようか?と子供に電話すると、『食べるから、持って帰ってきて!』と言われ、その夜の我が家の食卓には、ハゼのから揚げが1人1匹ずつ並んだのでした。
その後も、吉野川河口付近へ、ひとりで釣りに行ったときには、『15cmほどのキス1匹』と、「20cmほどの小さなヒラメ?」が釣れました。なかなか、お腹いっぱい食べれるほどは釣れませんね(笑)
11月 吉野川って楽しい
ここ徳島のシンボル『吉野川』。わが家の周囲にも川が流れ、まさに徳島は『水の都』。診療所の前を流れる新町川でも、小さい魚や、時には『エイ』の姿も目にします。
先日も、子供たちと近所へ散歩に行くと、徳島中央公園の横の助任川で、親子連れが楽しそうに『釣り』をされていました。しかも、10匹以上の『ハゼ』を釣り上げていました。
それを見たわが子たちは、『釣りがしたい!』と、釣り経験のほとんどない素人の私にせがみます。普段、父親らしいことが全くできていない私としては、ここで『釣り』を体験させてやれば、『パパ、すごーい!』となり、父親としての面目も保てます。
ということで早速、近所の釣具屋さんに行き、特価格980円の釣竿とリールのセット、ハゼ釣り用の仕掛けや疑似エサ(生きているエサはどうも…)などを購入し、初めての『親子釣り大会』に向けて、意気込んでおりました。インターネットなどで、早速、釣り場のポイントや、釣り方などの情報を収集し、先日の日曜日、朝から自転車にバケツや釣竿をのせて、吉野川の河川敷に向かいました。
足場の悪い所は避け、安全な浅瀬のポイントに到着。長女の竿に仕掛けを取り付けて、長男の竿に仕掛けをセットしている、ほんの数分に、『パパ、釣れた!』と、初めて長女が体長10cmほどのハゼを1匹ゲット!続いて、長男も次々とハゼをゲット。合間に私も子供の竿を借りて、数十年ぶりのフィッシング!さて、釣果は?私は、父親としての面目を保つことができたのか?
結果、3時間あまりの間に、親子3人で9匹のハゼを釣り上げました。生きたまま持ち帰り、唐揚げにしておいしく頂きました。一応ボウズは免れ、面目を保つことができ、ひと安心です。これからも、海・山・川に囲まれた徳島で、身近な自然を、体験させてやらねば…と思った、秋晴れの休日でした。
10月 改めて思う、石と木のちがい?
以前から思っていたことですが、あまりにも急激な経済のグローバル化や、交通手段の発達に伴う異文化の流入のもとで、あらゆることが変わってきていると思います。それは単に、海外旅行が便利になったとか、海外から安い品物が入ってくるようになったとかではなく、もっと根底にあるもの。
日本人なら、ずっと昔から大切にしてきた価値観や道徳観とか。
西洋や古代文明の建築に欠かせないのが、『石』や『レンガ』。常に、異教徒や外敵の脅威にさらされていれば、身を守るためには、より強固な『建物』が必要でしょう。しかし、日本では『木造』の建物が代表的。火にも水にも弱い『木』ですが、日本の風土には合っていたのでしょう。
自然を人間の力で征服しようとする西洋人。
自然の中で人間は生かされている…と考えて、うまく折り合ってきた日本人。
西洋の考え方の根底には、『個』の尊重があります。先日の新聞記事には、北欧の教育事情の様子が掲載されていました。
ずばりタイトルは『みんな違って、みんないい』。学校の授業中でさえも、課題が終われば、他のことをやっていても先生から注意されることもないそうです。しかし、日本では『みんなそろって…』とか『クラス全員で…』ということが多いですよね。周りとの『和』を尊ぶ、日本人ならではの考え方でしょうか。
どちらもあまりに極端だと、やはり上手くいかない。(出る杭は打たれる?)
現在の日本の状況は、『個』を急激に取り入れたために、自分さえよければ…という考えをもつ人が目立つようになってきている気がします。他人との調和よりも、自己がまず優先され、マナーや、モラルのない『大人』が増え、それを目にする『子どもたち』にも、イイ影響があるとは思えません。
一昔前の隣近所の付き合いや、田舎の村のような濃い人間関係の方が、日本人には合っているのでは…とさえ思います。
9月 『趣味』って、必要?
40歳を過ぎたせいでしょうか、このところこれからの人生の過ごし方についてふと思うことがあります。
仕事をし。借り入れを返済し、家族を養い、生活していくだけで、じつのところはいっぱいいっぱいなのですが…。
でも、それだけで、人生が終わっていく…というのも、ちょっぴり寂しい。
何を隠そう、実は、私には、『趣味』がない…。
『スノーボード』という、唯一の趣味は、季節も場所も限定され、南国徳島から、気軽にホイホイと、出かけるわけにもいきません!(高速が無料化されたら、回数は増えそうですが…、いかんせん、ゲレンデまでが遠い…しかし、腕山では、物足りない…)
せっかく、海・山・川などの自然に恵まれ、近場に、お値打ちなゴルフ場がたくさんある、『徳島』に住んでいるのだから、釣りか、ゴルフか、サーフィンか、阿波踊り?とかしていないと、もったいないよなあ…と、よく飲み会の席で、友人と話します。趣味に熱中しているヒトを見ると、ホントに、うらやましくなります。『休日』が充実していると、何かイイですよね。
小学生の頃、川でジャコ釣りはしたことがありますが、結局、モノにはならず。
ゴルフも数回、コースには出たものの、性格が曲がっているせいでしょうか、止まっている『ボール』を、まっすぐとばすことができず、ひらすらコースでジョギング状態。一緒にラウンドするメンバーや、後ろの組にまで、気を遣い、ただ疲れに行っているだけ。
サーフィンは、泳ぎに自身がないのと、クラゲが怖くて、チャレンジも出来ず…。
残る阿波踊りも、腰痛持ちには、ちとつらい…と。
現在ウオーキング(ただの散歩?)は続いていますが、これはとても趣味とはいえませんよね(笑)。
今年の下半期の目標は、自分にあった、『趣味』を見つけることにしようと思います。
8月 『高速1,000円』『エコカー減税』『エコポイント』って本当に『エコ?』
最近になって、週末の鳴門付近の県外ナンバーの多さに驚きました。けっこう、県外からやって来ているのですね。数ヶ月前には、ETC車載器はどこも売り切れで、ようやく最近装着された方も多いのでは?
さて、高速料金を1,000円にしたのは『景気対策』でしたが、果たしてその効果は?なぜ、土日祝限定?ETC付きの自家用車だけ?
平日しか休めない人には、恩恵は皆無。
週末の渋滞で迷惑し、CO2をまき散らしながら走る自家用車は、いくらハイブリッドでもエコにはほど遠いかもしれません。
それならば平日も『1,000円』、トラックや、高速バスも『1,000円』で乗り放題!のほうが平等な気もします。
高速1,000円で、潤うところ(ETC関連の天下り企業とか…)もあるでしょうが、反対にフェリーなどはひどい落ち込みです。こうなることは、賢いお役人さまなら想定の範囲でしょう。そして今度は『補助金で、航路を確保し、雇用を助ける…』ということに、なるのでしょう。がしかし、その『補助金』っていうお金は、結局はわれわれの『税金』?ですよね。
もし、高速料金1,000円でも、この先のやっていけるのであれば、従来の料金は何だったのか?
また、エコカー減税・エコポイントの予算は、いったいどこにあったお金なんでしょう?税金ですか?それとも借金(赤字国債)ですか?今まで、教育や、社会保障や、医療の予算を削っておいて…。
目先のバーゲン価格には、だまされないようにしないと…
減税で、エコカーを購入し、週末に高速道路で渋滞し、まだ使える家電をエコ家電に買い替えるヒトは、決して『エコなひと』ではない!と思います。
そんな予算があるなら、もっと安価で、効率の良い太陽電池パネル開発や、燃料電池の開発。荒れた田畑や森の再生や、コンクリートジャングルじゃない河川改修。水資源や、食糧問題を解決する方法にお金を使ってほしい…と思います。
みなさん、もうすぐ選挙ですよ~
7月 「新型インフルエンザ」はブームで終わる!?
GW以降の最大の話題と言えば、『新型』のニュースでしょうか?
昨日、徳島でも初の『感染者』が出た(6月4日現在)ため、6月7日(日)開催予定の『歯の健康フェア』が『中止』となりました。メキシコから始まったこの騒動。成田空港などでのものものしい検疫を、TVの映像でご覧になった方も多いのでは。
さて、明らかになりつつあるこの『新型ウィルス』の正体ですが、こんなに『大騒ぎ』する必要が果たしてあるのでしょうか?(最も振り回されたのは『修学旅行生』!)
割と早い段階で、『タミフル』や『リレンザ』が有効であることが判っていました。また、季節性の『インフルエンザ』と比べて少し感染力は強いかもしれないが、かなりの濃密な接触(2m以内)でないと感染せず、しかも、『弱毒性』であることなどが報道されていました。
このような事実を、冷静に判断すると『季節性のインフルエンザ』に準じた対応で十分ではないのか?と思います。すなわち、ひとゴミはなるべく避け、『手洗い』と『うがい』をしっかりする。
毎年、冬になれば今回の『新型インフルエンザ』よりも、はるかに多くの『感染者』が出ますよね。で、不幸にもお亡くなりになる方(高齢者や乳幼児が多い)もいらっしゃいます。果たして、毎年冬に『政府』や『マスコミ』は、これだけ『大騒ぎ』するでしょうか?国内で初の感染者が出て、ひと月以上たった現時点でも、幸いにもお1人も死亡者は出ていません。
どうも『マスコミ』が『ニュース』を拡げ、政府が『危機管理だ…』と、選挙対策用にあまりに過剰な対応を指示し、それがさらに大げさな『ニュース』となり、成田空港などでは、現場の職員が疲弊し、大きな病院では発熱外来を慌てて立ち上げ、一般の診療所では『熱がある…』だけで、受診拒否!
何かがおかしいこの国。ブームが大好きな国民。周りには感染者がいない徳島で、急にマスクが売り切れ!本来、必要な医療機関などが、マスクを注文しても、すでに在庫がないこの国。マスコミのニュースには冷静な判断が必要…と、考えさせられる出来事でした。でも、心配なのはこの冬ですね!
6月 あなたは、「体力の限界」って知ってます?パート2
ETCの1,000円効果で大渋滞のGWも終わり、もうすぐ夏!って感じですが、今月も『北海道研修旅行(スノボーツアー)』のはなしです。季節感ゼロですね。
さて、11年ぶりのゲレンデで転げまくった40歳のオッサンの私でしたが、初日は肩慣らしやから『こんなモンちゃうで』と、自分に納得(本当は怖かった?)。
で、2日目も朝から絶好のコンディション!初日の午後、回数券で数本滑った結果の筋肉痛や足先の痛みは忘れたフリで、今日こそ滑りまくる!と意気揚揚でした。が、しかし、昼食後の頃にはすっかりアタマと身体が一体化せず、ターンでエッジが流され、転倒続出!『まあ、今日のところはこれくらいにしといたるわ!』と、またもひとり納得し、2日目も終了。
ご想像通り、3日目はほとんど滑る気ナシ!子どもの面倒を十分にみることができました。横綱千代の富士の引退時のように、『体力の限界』を実感いたしました。
さて、宿泊した『ルスツリゾート』はとにかく『デカイ』。国道の下をくぐって、ホテルとタワーホテルをつなぐモノレールまであります。で、レストランは各ホテルに、3~4か所あります。ホテル周辺にはほとんど飲食店は無いので、朝夕ホテル内での食事(少々割高)になりますが、さすがは北海道!おいしいものがたくさんありました。特に朝食バイキングは、ボリューム満点!
お土産屋さんも、ホテル内にいっぱいあって、『北海道おみやげ抽選会』の品々も、ほとんどここで揃えました。なかなか院長賞が出ず、スタッフに『先生、ちゃんとくじ作った?』と疑われましたが、終盤でちゃんと当選者が出たのでホッとしました。
77名のみなさん、おめでとうございました。みなさん、小さなお菓子の詰め合わせのようなモノでも本当に喜んで下さって、やって良かったです。ラッピングでがんばってくれたスタッフも一緒に楽しんでくれて、いい『思い出』となりました。
5月 あなたは、「体力の限界」って知ってます?パート1
ご存知のように、3月末に「北海道」へ『研修旅行』に行ってきました。念願の北海道ツアー!夢にまで見たパウダースノー!!
開業し、がむしゃらにやってきた『ごほうび』とでも言いましょうか、ここ数年、スタッフ&家族を、どこにも連れていっていない私としては、本当に願いが叶った『研修旅行!?(あくまでも研修です、院長の趣味のためではありません)』でした。
毎月こつこつと、数千円づつ、旅行資金を積み立てて、ようやく実現したこの研修ですが、期間中は『休診』とさせていただき、来院中の患者さまや、留守中お電話して下さったみなさまには、大変ご迷惑をおかけしました。
さて、さすがに北海道は遠い!徳島空港から、朝一番の飛行機に乗り、羽田で乗り換え、新千歳へ。そこからさらに、バスに揺られて、目的地『ルスツリゾート』に到着したのは、午後2時少し前くらいでした(徳島空港から約7時間、ほとんど無駄な待ち時間なしで)。
さすがに、少々、お疲れのはずが、白一色の広々したゲレンデを目の前にして、寝不足のはずの身体が、ウズウズして、仕方がありません。そこへ、荷物をほどいていた、家内のダメ押しのひとこと。『滑りに行ってきたら!子供たちはプールに連れていくから』さすがは、10年連れ添った間柄。心の中が見えているようです。『じゃあ、ちょっとだけ…』と言い残し、11年ぶりに北海道のゲレンデへ!
『午後券』を買う勇気もなく、『回数券』を買いました。リフトを降り、いよいよコースへ!滑る前のイメージでは、颯爽と滑る『チョイ悪おやじボーダー』でしたが、実際には、自分の身体すら、思うようにコントロールできず、雪まみれになるただの『40歳のオッサンの姿』がありました。…つづく
4月 世界一幸せな国 ブータンって知ってます? パート2
さて先月からの続き。アンケートで、国民の95%が、『いま、幸せである』と答える国『ブータン王国』。国民の9割は、『農業』に従事しているので、決して、経済的に豊かな国…とはいえないかもしれません。でも、医療と教育は、無料なのです。
どうしてか?それは、ヒマラヤ山脈の急斜面を利用しての、水力発電で得た電力をインドに売って、『外貨』を獲得しているからなんです。それに、きっと無駄な税金の使い方をしていないのでしょう。
前国王自身が、国民のことを熟慮し、35年以上も前の1972年に考えた国家の究極の目標が、『国民の幸せ』なのですから。
どこかの島国と違い、自分の党の権益や、自身の選挙の当選のために、一部の利権業者にのみ、公共事業という名の税金で利益誘導する政治家や、リタイヤ後に、関連する財団法人に天下って、税金からいっぱい退職金がいただける官僚などのような、ご立派な指導者は、きっといないのでしょう。
1989年、昭和天皇の大喪の礼に参列するため、前国王が、数人の伴を連れ、来日したとき、まさに日本は『バブルの絶頂期』でした。来日する他の諸外国の首脳の真の目的は、『日本からの経済援助』のためであり、政府の関係者と盛んに『葬儀外交』を行いました。
しかし、ブータン前国王は、一切の『葬儀外交』を行わず、大喪の礼のみを行って帰国しました。新聞記者がその理由を前国王に尋ねると、当時34歳の前国王は『日本国天皇への弔意を示しに来たのであって、日本に金を無心しに来たのではありません』と答えたそうです。
まあ、何と清々しいエピソードでしょう。こんな指導者が率いる国なら、老後、医療、教育、雇用などに、何の不安もなく、マジメに働けば、明るい将来が待っていそうですよね。
3月 世界一幸せな国 ブータンって知ってます? パート1
最近、何かと話題の『ブータン王国』。みなさんは、ご存じでしたか?
アンケートで、国民の95%が、『いま、幸せである』と答える国です。(日本で、同じようなアンケートをとったら、いくらくらいですかね?おそらく20%くらいじゃないでしょうか?)
現在の国王は、若く、つい最近、即位した、まだ20代の青年です。
私も、『ブータン』に興味を持ったのは、つい最近です。ある新聞の読者コーナーで、『ブータン王国は、素晴らしい国だ…』という、記事を目にして以来、われらが徳島を代表するタレント、板東英二さんが、レギュラー出演中のTV『世界ふしき発見!』や、インターネットで調べた程度ですが、いろいろと、参考になる国です。
『中国』と『インド』という大国に挟まれ、面積は、ほぽ九州と同じくらいの小さな国です。
20世紀の後半まで、鎖国に近い政策をとってきましたが、前の国王が、1972年、6歳で即位して以来、ブータン独自の文化を守りつつ、近代化をすすめてきました。前国王が、提唱した、『幸福こそ人のそして国家の究極の目標…として、国民総生産(GNP)よりも、国民総幸福量(Gross National Happiness)を大事にしよう』という、概念に基づき、国創りをしている国です。
公用語が、ゾンカ語と英語なため、小さな小学生でも、不自由なく、英語でのコミュニケーションが可能です。確か医療(手術も)と、教育は、無料だったと思います。就労人口の9割を占める農家のうちの、TVで紹介されていた家族は、ほとんどみんなが(子供まで)携帯電話を持っていました。その家族は、みんな明るく、本当に幸せそうなのです。(ヤラせっぽくは、なかったです)みんなが国王や、チベツト仏教の偉いお坊さんを、本当に尊敬しています。
まだまだ、いっばいお伝えしたいのですが、紙面の関係上、続きは次回へ…お楽しみに!
2月 年末年始に、毎年くり返される「大杉家の行事」
みなさま、2009年はどのように迎えられましたか?
今回の年末年始はお休みも長く、帰省先のご実家や、温泉やリゾート地、または海外でのんびり…というセレブな方も、いらっしゃったのでは?
私ども大杉歯科診療所も、12月28日(日)~1月4日(日)まで、『8日間』という、長~い、『お休み』をいただきました。
明けて新年の診療中、ある患者さまより『先生、どっか行っとったん?ハワイにでも行ってたんちゃうん?』というご質問も受けました。が、しかし、徳島県より一歩も出ておりません(悲)
ちなみに、どのように過ごしたか?というと(大杉歯科マニアの方は、よ~く、ご存じですよね)
27日は、診療(午前)&大掃除(午後)
28日は、診療所で、残りのあと方づけ&年賀状書き。
29日は、母方の実家(鴨島町)に『おもち』を、いただきに行く。
30日は、父方の実家(飯谷町)で、大杉家親戚一同勢ぞろい、毎年恒例キネ&ウスによる『おもちつき大会』&祖母の『米寿のお祝いの会』。
31日は、全身筋肉痛の中、『しめ縄』を買いに中洲市場へ&紅白鑑賞!ミスチル、最高!
元旦は、父方の実家へ顔を出して、『新年のごあいさつ』。
2日は、母方の実家で、『祖父の96歳のお誕生日会』。
3日は、父方の実家で子供をみてもらい、夜は久しぶりに自宅でのんびり過ごす。
4日は、母方の実家で、叔母(習字の師範)に、子供の宿題の『書きぞめ』の手ほどきをお願いし、『8日間の休み』が『アッ』という間に終了。
お正月に、ハワイorゲレンデは、夢物語!
例年、このような感じで、年末年始が、『近距離の移動』と『祝宴』と、『ビール』によって、過ぎ去っていきます。嗚呼、こんなことでは、更なる『メタボ』に向かって、今年も一直線!!!
1月 2008年は?
あなたの2008年はいかがでしたか?
この1年は、イヤでも世界経済(とくにアメリカの影響と、原油価格や、穀物価格などの上昇による物価高)と、日本国の『あなたとは違う総理&マンガ総理』に、振り回された感じがします。
どちらも私の力ではどうしようもないコトなのですが、何とか悪い影響を最小限に食い止め、『イライラ』することなく、生活していきたいものです。
とはいえ、やきとりを買いに行ったら、去年よりも上がっているし、気晴らしにドライブに行くにもガソリンが高くて遠くに行けず…。じゃあ、仕方なく家で過ごそう…と、TVをつければ『バカな政治家』や、『おバカなタレント』が出てきて、もっとイライラ!
いったいどうすりゃいいの?ということで、今までのように、歯医者の本ばかりじゃなく、一般書を読む時間が、今年は増えました。
そこで、今年、読んだ本の中で私に大きな『インパクト』を与えた本、ベスト3(独断)を発表します。
- 第3位
「サブプライムローン後の新資産運用」中原圭介 著(フォレスト出版)
運用するほどの資産はありませんが、自営業の私には、ボーナスも、退職金もありません。年金はあてにできないし、今から老後に備えて勉強し、銀行・証券会社の営業マンや、マスコミに影響され、損をしないためには、必読の1冊!リーマンショックを予見したFPによる、世界経済のわかりやすい解説本。 - 第2位
「ルポ 貧困大国アメリカ」 堤 未果 著(岩波新書)
あなたはご存知でしたか?ニューヨークの乳児死亡率のほうが北京より高いという事実を!入院出産費用が15,000$かかるということを!映画やドラマから想像する、豊かな国アメリカ、観光では決してわからない、格差の国「アメリカ」の現実が報告されています。とくに優秀でも貧困のために大学に進学できず、その費用を捻出するために軍隊に入る若者がいることは、ショックでした。
- そしてもちろん 第1位
「夢をかなえるゾウ」 水野敬也 著(飛鳥新社)
150万部を突破した大ベストセラー。読んだ方も多いのでは?笑いながら一気に読める自己啓発本です。ガネーシャの教えは、今でも私の心のバイブルです。20代で読みたかった…と強く思う1冊!!!
12月 『オバマ大統領誕生!』で思うコト
4年に1度の、世界的な『イベント』が終わりました。でも、今回は、オリンピックや、ワールドカップの話ではありません。そう、アメリカ大統領選挙です。終わってみればオバマ候補の圧勝でしたね。(まったく関係のない、福井県小浜(おばま)市を取り上げる、ニホン人ってやつは…そのうち、高速のSAで、オバマ饅頭や、オバマ弁当、オバマせんべいを発売?)
多民族国家のアメリカ。世界で最も影響力のある国、アメリカ。そこに、弱冠47歳の、大統領が誕生しました。私よりわずか7歳上で、世界で最も権力のある『ヒト』に、なったわけです。しかも黒人初です。白人の約半数からも、支持されての大統領です。
大統領選挙の前には、ヒラリーさんの陰に隠れて、名前も知りませんでしたが…『CHANGE』のキーワードで、『変革』を迫り。支持を拡大していった訳です。『言葉の力』ってすごいですね。また、その『言葉』によって、実際に、若いオバマに投票するアメリカ国民は、そうとう日本人よりオトナ。
これが日本ならどうでしょうか?若い47歳の総理大臣候補が、総理になるでしょうか?ドラマでは、キムタクが、総理になりましたが…あくまでも『ドラマ』の中の話ですよね。
つい数年前に、日本でも『改革』をキーワードに掲げ、『自民党をぶっつぶす!』と言った、総理もいましたネ。私も正直、小泉さんが総理になる前には、『本当に、日本が変わるかも…』と、チョッピリ期待しました。しかし、現実には、日本国中を、ひっかきまわし、あらゆる格差(中央と地方、富裕と貧困、など)を拡げ、自分は引退。息子が世襲で、跡を継ぐ…嗚呼、結局、今までの政治(政治家)と、何も変わっちゃいない。そう、変わったのは郵便局と、高速道路のETC割引だけ…?
もう、この国で、政治に期待するのは、ムダかもしれません。経済対策としてでてきたプランは、選挙用の、『高速道路の料金1000円』程度なのですから。(じゃあ、最初から1000円にしとけ!)そんなことより、ムダな工事を止めて、天下りを廃止。国会(地方)議員を60歳定年制(退職金は無)とし、議員(名誉職ですから)の数と給料を、半分にする。法人税・所得税・住民税・ガソリン税等を下げる。その上で、『医療と年金』に、使い道を限定した、『消費税』を、上げてもらおうじゃないの!
11月 腰痛は、歩いて治す!?
あなたは腰痛になった事がありますか?
ちなみに私は腰痛歴20年の大ベテランです。そして、自慢じゃないですが、十回以上『ギックリ腰』になったことがあります。
ヒトは進化する過程で、『2足歩行』になったときから、『腰痛』になる宿命だった…じゃぁ仕方がないなぁ…と、あきらめておりました。
先日、NHKスペシャルで、『腰痛』を特集しておりました。その日は、ちょうど、息子の運動会で、ビデオ撮影のため立ちっぱなしで、腰もグダグダで、疲れて眠いはずなのに最後まで観てしまいました。
現在、『腰痛』の原因が『椎間板ヘルニア』のように、特定できるものはたった15%に過ぎないそうです。残りの85%は原因不明とのこと。専門医にとってもナゾの多い『疾患』といえるそうです。また、『ストレス』によっても『腰痛』が悪化することも!
腰の部分にある『腰椎』の骨と骨の間には、『椎間板』とよばれる『クッション』があります。そこが重要です。年齢とともにその『椎間板』の内部には、水分やタンパク質、コラーゲンなどが少なくなり、『クッション』としての働きが悪くなると、『痛み』が生じるとのこと。(ちなみに、今年のMRIで、私の椎間板が変性しているのは、4月号でご報告済みです!)
ある研究では、体重72㎏の人が『前傾姿勢』をとると、『腰椎』の『椎間板』には何と約3倍、200㎏以上の負荷がかかるそうです。(私は、治療中 常に前傾姿勢ですね)
でも、長距離ランナーの『椎間板』は、引退しても衰えないそうです。アフリカの狩猟民族は毎日狩で28km歩いて移動しても『腰痛』にはならないそうです。
そこで、結論。『2足歩行』と『腰痛』は、無関係。むしろ、よく歩いたり、走ったりした方が『椎間板』が活性化し、『腰痛』が改善される?
『正しい姿勢』で仕事をし、悪化しないように『ストレス』のない生活を!って、私の場合、仕事上、全部無理かも(笑)
10月 オリンピックを終えて
みなさん、ご覧になりました?北京オリンピック、私はあまり見ませんでした。気にかけて観たのは北島選手くらいです。彼はさすがですね…。それに比べ期待が大きかっただけに、『柔道』『野球』などはメダルがとれなかった…と批判されています。大きな舞台で力を発揮するのは一流のアスリートでも非常に難しいのでしょう。
さて、競技よりも注目していたのは中国政府の対応でした。大きな混乱やテロもなく、今のところ大成功に終わったと言われています。果たしてこれからの中国はどうなるのでしょうか?
年収1000万円以上の富裕層の人口はすでに日本より多いそうです。しかし、チベットやウイグル自治区のようなところでは、いまだにひどい弾圧があり、とても民主的な国家とは言えません。農村部ではいまだに食べることもままならず、小さな子供が小学校に行けず畑仕事をしている映像を見て、『オリンピックをやっている場合か?』と思います。また、メンツを重んじる国民性もあり、隣の国とはいえ、お付き合いしていくのは非常に難しいようです。
餃子事件に代表される『made in china』への不信感は私の中から消えることはないでしょう。
じゃあ国産ならOK?ともいえないのが、今の日本の状況です。生産地や消費期限・原材料の偽装などは、飛騨牛・うなぎ・りんごジュース・お米…数え上げたらキリがありません。
『食』は、健康の源です。今こそ『食の安全』『地産地消』について考えてみませんか?もっと地元のモノを、安全に、低価格で、流通できる社会になれば…と思います。
もうすぐ選挙です。景気対策も重要ですが、政党や候補者が、『食』に対してどんなビジョンを持っているのか?ぜひ判断基準の一つにしてほしいものです。でも、吉野家もウマイ(笑)
9月 夏から備える?『新型インフルエンザ』の恐怖
最近、『H5N1』(ダイヤモンド社 岡田晴恵著)という本を読みました。この言葉から、ピーンときたアナタは偉い!生き残れるヒトでしょう。『H5N1』というのは、鳥インフルエンザのタイプです。これがヒトにも感染しやすいタイプに変異(変化)するのは、もはや、避けられない状況(時間の問題)だそうです。
インフルエンザと聞くと、ワクチンがあるから大丈夫…とか、、タミフル飲んで安静に寝てれば、そのうち良くなるもの…とお思いかもしれません。また、鳥インフルエンザは、遠い東南アジアで発生し、日本には関係ない…とお考えかもしれません。しかし、新型インフルエンザは、もっと、『別の感染症』と考えておいた方がよさそうです。ウイルスは、飛行機に乗って、わずか数日でやってきます。
新型インフルエンザとは、高病原性(全身を犯し致死率が高い)の特徴を持つ、鳥インフルエンザと、例年冬に流行し、感染力は強力(空気感染する)だが、弱毒性インフルエンザ(香港A型とか)が、合体したようなものとお考えください。すなわち、病原性も感染力も強い…ということです。
本人は、発症する前日から、咳などで、知らずにウイルスを、飛ばしてしまうので、ひとたび、日本に上陸したら、隔離は不可能。感染者が、満員電車に乗れば、大流行を、防ぎようがありません。
しかも、世界中の誰も免疫がないため、ウイルスに感染すれば、100%発病し、ワクチンができるのは、日本では、大流行の一年後で、しかも2000万人分しかないそうです。
タミフルは、発病後24時間以内に、服用すれば、効果はありますが、それでも、症状を抑える程度のもので、特効薬ではありません。大流行すれば、タミフルも、在庫はなくなり、医療は崩壊、病院はパニック、物流はストップし、終息まで、2ヶ月程度かかるとのことです。しかもそれは『第一波』にすぎないそうです。
地震・災害なら、被災していない地域からの援助がありますが、交通の発達した現代、大流行は航空機によって、世界規模で起こるため、日本への食料・石油などの輸入もストップする可能性があります。皆さんも、ぜひ、個人で、どう対処すべきか、考えてみましょう。国はアテにできません!
8月 同じ地方の商店街なのに!?
先日、久し(数年)ぶりに、高松の商店街を、チョットだけ、ウロウロしてきました。いつもなら、高速の『高松中央インター』を降りて、車で10分の、ご存じ『ゆめタウン』で、まったりと過ごして帰るだけなのですが…。
今回は、大学の同級生の『開業祝いJや、友人の先生の『結婚祝い』を求めて、少し足を伸ばして、はりきって高松の中心へ。
目指すは、老舗の『三越』。ぐるぐると、目が回りそうな、しかも一方通行でなく、対向車が、はみだしてくる立体駐車場へ、なんとか車を置いて、早速、三越へ向かいました。
その出入り口の外には、なんと高級ホテルのように、ドアマンらしきオジサンや、キレイなインフォメーションお姉さんが、『いらっしゃいませ』と、笑顔で、お出迎え。さすがは三越(徳島そごうには、おらんよなぁ…)と、感心しながら中へ。
目的の、お祝いの2品を、早々と決め、ラッピングしてもらい、再開発で有名な、丸亀通りへ。オシャレな建物には、ブティックなどが入り、イベントもやっていて、『東新町商店街』とは、大違いの人出でした。
現在、徳島市でモメている、西新町の再開発。
いっそ、ヴォルティスのゲームや、イベントも行える、芝生の競技場にしたら…と思います。そしたらみんな自転車、バスなどで行けるし、徳島駅からも徒歩圏内。
地下、1階、2階の都分は駐車場、3階がグランド。4階からスポーツバーなどの飲食施設や客席。そして住居も併設し、住人はタダでベランダから、イベントなどが観戦できる特典付き。夏は阿波踊り会場や、花火の会場として使用。とまあ、夢物語ですよね。
殺風景なホールやビルが建つより、スタジアムや、シネコンの方が、人が集まるような気がするし、帰りに買い物や、食事や、飲みに行きやすい...と思うのですが、ネ市長!
7月 それでも、ガソリン車に乗りますか?
ガソリンの価格が、ついに1リットルあたり、170円を突破しました。(6月7日現在)
そのうちの数十円は、あのガソリン税なんですが。(もう一度下がんないかな…)
さて、今後の見通しでは、ガソリンの価格は、さらに上がることはあっても、下がることはないそうです。みなさん、『エコドライブ』を、心掛けましょうね!
私自身、値上げを感じたのは、たまに買うお持ち帰り専門の焼き鳥が、ずっと1本63円だったのに74円になっていたり、よく行くラーメン屋さんや、うどん屋さんでお勘定するときでした。また、同じ値段でも、よく見ると、中味が少なくなっていたり…と、どこも大変苦労されていますよね。今まで、できるだけ、価格に転嫁せずに、コスト削減につとめていたのに、もう眼界!ということで、あらゆるところで、ジワジワと、影響が出ています。
もっと前から、何でも上がっているわよ!と、家計を預かる、家内からは小言を言われますが…
現代の生活に、『物流』は欠かせません。それを担つているのは、ガソリンによるトラック輸送です。宅配便や、産直品などが、全国各地から、翌日や、数日で届くのは、このシステムのおかげです。でも、もうこれ以上、便利になる必要が、あるのでしょうか?みなさん、そんなに『急ぎのモノ』が必要ですか?
確かに、『アスクル』や『アマゾン』などの通販を、私自身もよく利用しますし、注文したら、たいてい翌日に届くので、とても便利です。ですが、食べ物じゃないんだから、何も、至日に届かなくても、飢えて困るわけでもないし、よほど急ぎのモノだけ、送料を2割増!みたいにすればイイのに…と思います。
また、きっとこれからの未来には、燃費が悪くて、C02をまき散らす、ガソリン車には乗れなくなるでしょう。
私が、今、興味があるのは、来年に発売予定の三菱のiMiEVです。ご家庭のコンセントから、携帯電話のように充電できる、電気自動車です。
予定価格は、300万円位と言われていますが、電気代が200円(深夜電力)くらいで、160kmくらい走れるそうです。もう少し、オッサンが乗ってもイイようなデザインだったらな…
6月 G(ごっつい)、W(わくわく)の、ゴールデンウイーク?
5月の3目~6日まで、2月以来の連休を、いただきました。
来院中の患者さまに、GWの予定を、お伺いすると、『サイパンヘ、ダイビング~!』という方が、1名いらっしゃいましたが、『混んでるから…どこにも行かない!』とか、『別に予定はない…』とか、『実家へ帰る…』とか、『近場へ、日帰り…』という方が、大半でした。
それはさておき、わが家も、娘が日記を書けるように、どこかへ、連れて行かなきゃなりません。幸い、今年のGWは、仲良しKさんファミリーが、月見ヶ丘海浜公園の『コテージ』を、早くから、予約してくれていて、そこに誘っていただきました。
3日の昼すぎ、空港横のマルナカで、食料&大量のアルコールを調達し、快晴の公園へ!
チェックインするころには、すでに、多くのグループがBBQ中。でも、駐車揚から、かなり遠くて、荷物が大変そうでした。その点、コテージ宿泊者は、コテージ横まで、車の乗り入れが可能。ほんとに便利!!
しかも、まだ新しいのでキレイし、リーズナブル。
コテージは、リビング(薄型TVにソファベッド)、キッチン(食器・炊飯器あり)、シャワートイレ、お風呂、ベッド2つに、畳コーナー、ウッドデツキがあり、まるで、自分の別荘で、優雅に過ごすセレプ気分。
早速、子供たちは広い公園に、飛び出して行き、大人たちは、ビールでカンパーイ!宿泊予定ですから、いくら飲んでも大丈夫!ということで、15時くらいから、休憩したり、散歩したり、子供たちと戯れたり、食事しながら、23時くらいまで、飲んで
ました(笑)。
『ウコンのちから』のおかげで、翌朝、スツキリ目覚め、さわやかな潮風を浴びながら、脂肪のたまったビール腹を、『どないかせなあかん!』と猛省した、GWでした。
5月 最近ハマった本「夢をかなえるゾウ」
TVドラマ化も決定した話題の本『夢をかなえるゾウ』。
この本の存在自体は昨年から知っていたのですが、なかなか購入に踏み切れず、しばらくはその存在も忘れておりました。
そうこうしているうちに、『新作は必ず読む!』と決めているビジネスマスターの本が発売された、と聞いて『近所の本屋さん』に出かけました。
そこでビジネス書の本棚の周りを3周したものの、やはり新刊でもマイナーなジャンルなのでありませんでした。駅前の、『紀伊国屋さん』まで足をのばせば、きっと置いてあるのでしょうが…。
『読みたい本』って、一度、読みたい…と思うと、ガマンできないですよね(私だけ…)やっぱ、おおきな『本屋さん』じゃないと無いなあ…しゃーない、『アマゾン(通販)』で、代引き手数料払って買おう…と諦めたその時、平積みされた『本』の中から、私の視界に飛び込んできたのが、この本『夢をかなえるゾウ』なんです。
探していた『本』じゃないけど、せっかく、お昼休みにバイク飛ばして、『本屋さん』に来たのだから、エーイ買っちゃえ!と思わず、久しぶりに、衝動買いしちゃいました。(1,680円ですが…)
早速読んでみると、ページをめくるたびに笑いが止まりません。電車内や、人前で読んでいたら、ちょっと、『変な目』でみられそうなくらい、笑えますヨ。ホント。
で、一気に読んじゃいました。内容は、あまりお教えできませんが、20年前に読んでいたら、人生変わっていただろうなあ…と思います。内容は、私の保証つき。ぜひ、あなたもドラマが始まる前に読んでおきましょう!
嗚呼、オレも富士急ハイランドに行きたい!!
4月 『人間ドック&MRI初体験!パート2』
先月の続き、私の『4回目の人間ドック&初!MRI』のお話です。
さて、晴れて無事に『メタボ』ではないお墨付きをもらい、午後からは中洲の『八木病院』に移動しました。
10代のころに、『腰』の診察を受けたことはありますが、そのころは、まだ、ギックリ腰は未経験!
大学を卒業し、デンティストになり、毎年1~2回、ギックリ腰のような症状に、襲われ出してからは、整形外科を受診するのは『初めて!』となります。
さて、受付後、看護師さんによる聞き取りも終わり、ご年配の方々に混じって待合室で待っていると、診察室へ呼ばれました。
すぐにレントゲン撮影をしましょう、となりました。しかし、その画像の中の数枚には午前中の胃の検査のバリウムが、写りこんでしまい、判読不明。
院長先生によれば、骨に大きな問題はなさそうとのこと。一応、MRIでも確認しよう…ということで、初のMRI撮影です。
大きな輪の中の、狭い空間に、吸い込まれる感覚です。最初こそ、緊張しましたが、何の痛みもなく、最後のほうは、ついウトウト。しかも、レントゲンもMRIも、撮影してくださったのは、患者さまのIさまだったので、安心して検査を受けることができました。
果たして、その結果は?!やはりヘルニアか???
院長先生によれば、ヘルニアではなく、腰椎の間にある、椎間板が『変性』している!!とのこと。老化により、誰でも、少しは『変性』するそうだが、私はまだ30代(もうすぐ40歳ですが)。できるだけ、周りの筋肉を鍛え、腰に負担をかけないようにするしかないネ…とのこと。
現在、朝晩の『腰痛体操』&Nさまオススメの『コンドロイチン』継続中!!!
3月 『人間ドック&MRI初体験!』
先月より、毎週木曜日を『休診日』させていただいております。そのお休みを利用して、1月17日(木)に、城東町にある、『沖の洲病院 健診センター』にて2年ぶり、4回目の『人間ドック(日帰りコース2)』に行ってきました。
普段何も考えずに、食べたり飲んだりしておりますが、ドックの前2~3日は妙に節制してアルコールも控え、健康的に過ごしました。(普段と同じようにせんと、意味ないけん…と、つっこまれそうですが)
さて当日、朝から一滴の水も飲ますに、朝8時過ぎにバイクで病院へ!
前日にとった、便の容器を受付のカワイイお姉さんに提出(ちょっぴり恥)。そして、ゴルフ場のようなキレイなロッカールームで検査着に着替えて、さあいよいよ『人間ドック』のスタート!
順番に、尿検査・採血・血圧・聴力・視力・身長・体重・そして腹囲(ウエスト)、そして肺活量・握力・心電図・腹部超音波・バリウムを飲んでの胃透視と、無事に終了。4回目ともなればバリウムさえもおいしく感じられました。果たしてその結果は?
体重は2年前より-3㎏、ウエストもメタボ基準よりちょっぴり細め、はれて『メタボではない』お墨付きを頂きました。ただ、慢性胃炎と、肝臓の数値GTP、γ-GTPは基準より高く、アルコールは程々に(ツライ)。検査後、ヘルシーな食事をいただき、ドックは終了。
午後からは、別の病院(整形外科)へ!果たして、ギックリ腰を繰り返すこの腰はいったいどうなっているのか?ヘルニアなのか?MRIの結果は?
来月へ続く!!!
2月 『一大イベント・もちつき!』
大杉家では、年末の一大イベントである『もちつき』を毎年、年末の30日に行います。29日は『9(く・苦)』がつくからアカン…という、ばあさんのヒトコトで、できません。よって、どんな天候だろうと、30日なのです。
おかげさまで、年末年始を北海道のゲレンデで過ごす…なんてことは、夢のまたユメ…。いつも誘ってくださるM先生ファミリー、申し訳ないです。
その一大イベントに備え、例年ならやる気マンマンの私ですが、珍しく体調不良で(おそらく発熱していたと思いますが…)前日には『寒気』と『全身のだるさ』に襲われました。しかし、薬が効いたため当日の30日には少し良くなっていました。もちろん、『だるい』程度で一大イベントを欠席するわけにも行かず、万全とはいえないまま家を出発しました。
あいにくのみぞれ交じりの空模様の中、実家に到着すると、すでに『もちつき』は始まっており、納屋のほうからぺったんぺったんと『もち』をつく音とともに家族の笑い声が聞こえてきます。
お天気が良ければ焚き火をたいて外でやるのですが、今年は小雪もちらついて屋内(といっても納屋の中ですが…)での開催です。体調不良の私にとっては、少しでも寒さをしのげる屋内で助かりましたが…。
当日は大忙しです。(といっても、私は、例年ただ行って、ビールを飲んで、へっぴり腰で杵でぺったんぺったんと、『もち』をついて、また飲んで…の繰り返しです)父の作った、もち米を洗って蒸したり、重たい石臼を準備したり、酒のツマミを準備したり、次々につきあがる『もち』を丸めたり…と、まさにTVで観るDASH村みたいです。この歳になってはじめて、こんな風景なんかイイよな…と思えるようになりました。
山深い、底冷えする、寒~い飯谷町(市内よりも2℃も低い)にある実家ですが、毎年の恒例行事なので、親戚一同が大集合(18名)!叔父や叔母も顔を見せ、姉夫婦もはるばる大分より帰省し、滋賀県の草津在住のいとこも家族でやってきて、ほんとうににぎやかです。
なんせ、小学4年から2歳までのわんぱくkidsが、我が家の2人も含めて、総勢6人もいて、子供用の杵で『もち』をついてみたり、つきたての『もち』を丸めたり、あんこを入れて食べてみたり、そのあたりを、ウロチョロと走り回ったり…と、そりゃもう、プチ保育園状態。それを見ている大人たちも、日常のイヤなことも忘れ、自然と笑みがこぼれます。
かつて、30数年前には、私も『もち』をつく大人たちの周りを、いとこたちと走り回っておりました。今ではそのいとこたちも、独立したり、家族を持ったりとなかなか会う機会がありません。
でも、こうして『もちつき』をすることによって、毎年年に一度は、ふだんあまり会えない家族や親戚が集う…というのは実はとてもイイ習慣だなぁ…とあらためて感じました。
『もちをつく』ということも、『つきたてホヤホヤのおもちを食べる』という楽しみも、『お酒を飲んで、みなでワイワイやる』という私のポリシーも大事なコトです。ですが実はそんなコトよりも、ここに集まってくるみんなはお互いの元気な顔を見て、今年一年無事に過ごせたことを感謝するために集まるんじゃないのかな…。だから年の瀬の誰もが忙しい時期でも、都合をつけていまだに『もちつき』に家族や親戚が集まってくるんじゃないのかなぁと思うようになりました。
久しぶりに会った草津のいとこも大分の姉も、大杉歯科診療所のHPの中にある、この『月刊atsu誌』のHP版、『院長のコラム』を楽しみに読んでくれているそうです。2006年8月から、先月号までの過去のコラムも読むことができますので、最近スマイルの読者になられた方は、ぜひ一度、HPにアクセスしてみてください。
アドレスはhttp://www.ohsugi-dental.com/
または、yahooやgoogleなどの検索サイトで『大杉歯科』と入力してくださいネ!
1月 『2007年はどんな年!』
今年も『重大ニュース』の時期となりました。あなたにとっては最も印象深いのは、どんなニュースでしょうか?わたしにとっては、『ミスチルのライブ』が、最も印象に残っている『いい思い出』です。あとは、あまり、いい『ニュース』は、浮かんできません。
食品の偽装問題、北海道夕張市の財政破綻、年金の記録問題、などなど…。毎日、TVで、どこかの社長さんや、お役所のエライ方々が、頭を下げる『謝罪会見』ばかり、見てきた気がします。
『謝罪会見』と言えば、忘れちゃいけないのが、スポーツ界で話題となったこの2つ。朝青龍&亀田親子。どちらも、最初から、あそこまで、キラわれる『キャラ』では、なかったように記憶しています。どちらも、マスコミに取り上げられ、チヤホヤされて、本人たちも、舞い上がっちゃったんではないでしょうか。いわゆる『天狗』の状態で、勘違いしちゃったんですね、きっと。
そうなると、周囲の人たちも、注意することができなくなり、ますます、常識が通用しないように、なっちゃったのではにでしょうか。結果、何か『コト』が起こると、一気に非難し、責め立てる『日本』らしい騒動でしたね。日本人の好きな『○○ブーム』のようなものではないでしょうか。
最近では、防衛省疑惑。エラくなれば、ゴルフも、旅行も、タダで行けちゃうし、奥さまの飲食費まで、払ってくれる『会社』が、世の中には、あるんですね。ウラやましい限りです。
また、政治の世界も、大きな『変化』が、ありましたね。身近な存在(高校の同級生)が、『選挙』に出たせいもあるでしょうが、こんなに、『開票速報』に注目した選挙は、初めてです。
その結果、参議院では自民党が、大敗し、民主党が第一党になりました。そして、国会での激論が始まる…と期待していたら、突然の安倍総理の辞任。その後、今度こそ自分の番だ!と期待していた、麻生さんの夢は叶わず、福田総理誕生となりました。そしたら、小沢さんと大連立構想、小沢さんの辞任騒動…と目まぐるしい動きでしたネ。衆議院の解散をにらんで、もうひと波乱、ありそうです。
あとは『温暖化』&『原油価格の上昇』。もう、これは待ったなしに、地球規模で、解決策を示してほしいものです。われわれ『小さな庶民』が、できるコトといえば、エアコンをセーブしたり、エコドライブを心がけたり、ゴミの分別など、小さなことでしょうが、始めなければ、きっと、未来につながっていかないと思います。
大杉歯科診療所のニュースとしては、2月からスマイルスタッフとして、スマイルコーディネータの歯科衛生士、野口さんが加わりました。4月には、無事に5周年を迎え、『5(ご)』にちなんだ、『ごまクッキー』や『ごまふりかけ』の5周年企画。また100名近くの患者さまに、ご協力いただいた『予防ケアアンケート&イタリア製オリジナルボールペンのキャンペーン』。
7月には、雨の中、診療を休診にさせていただいて、大阪の『文の里歯科クリニック』への『日帰り医院見学バスツアー』。夏休みの終わりには『夏祭りイベント』などを企画し、無事にとり行うことができました。
残念なニュースとしては、10月末で、歯科衛生士の杉本さんが、体調不良によって退職し、来春、早々には、デンタルカウンセラー、受付の近藤さんが、退職予定なのです。
『出会い』があれば、いつか『別れ』があるのは、わかっていても、やはり、さみしいものです。二人とも、まだまだ若いので、これからの人生の中で、たまには『大杉歯科診療所』で、患者さまと接した『温かい時間』を、思い出してほしいモノです。
ということで、新しいスマイルスタッフ(受付・歯科助手・歯科衛生士)を、まだまだ募集中です。パートタイム可。お心当たりのある方は、ぜひ、ご紹介くださいネ。
今後、新しいスタッフが、加わるまで、スタッフのシフトの都合上、お約束(ご予約)が、ご希望通りの日時に、取り難くなるかもしれません。また、今まで以上に、急患への対応等、ご不便を、おかけするかもしれません。何卒、ご理解と、ご協力の程、よろしくお願いいたします。
12月 『お米(おこめ)が危ない!』
突然ですが、あなたは『ごはん党』ですか?それとも『パン派』?また、あなたの食べている『お米』は、おいしいですか?
炊き立ての『ごはん』に、おいしい明太子をのっけてみたり、新鮮な卵を使った『卵かけごはん』、子供のころの遠足のお弁当に入っていた、お母さん手作りの『おにぎり』、さらに、『お寿司』や、『どんぶり』に…と、『ごはん』は、日本人に欠かせない『主食』ですよね。おなかが空いたとき、大好きな『おかず』と、おいしい『ごはん』を、口いっぱいに、ほおばった瞬間、まさに、日本人に生まれて良かった…と思いますよね。
さて、そんな『お米』ですが、今年の出来は、どうだったのでしょう?この夏、暑い日が続きましたが、台風などの、災害の影響も少なかったため、『お米』の作況指数は、平年並みを『100』として、今年は、全国的に『99』だそうです。稲作農家のみなさん、お疲れさまでした。お宅のキッチンの炊飯器の中は、今年取れた『新米』ですかね?
実家に『田んぼ』がある私にとって、『お米』に不自由したことはありません。実際に、お店で『お米』を買った事は、一度もありません。このような状況ですので、ウチには『コメがあって当たり前』、『お米』について、あまり深く考えた事はありませんでした。が、先日、NHKのある番組を観て、稲作農家の端っこの関係者として、ちょっぴり考えさせられました。
日本人にとって『コメ』は欠かせない主食です。その中でも、最高のブランド米が、『コシヒカリ』です。栽培が難しいとされてきた、『コシヒカリ』が、今や、アメリカや中国などで、大規模に作られ、日本に逆輸入されようとしています。
食料自給率が40%を切った『日本』、食糧・資源のほとんどを海外に頼っている『日本』、主食の『お米』まで、輸入に頼る時代が、もうすぐそこまで来ているのです。輸出先の国が、さまざまな理由で、売ってくれなくなったら、いったいどうなるの?
一方、国内のコメ農家は、後継者不足や、米の値段の凋落(安い輸入米との価格競争)。さらに、関税引き下げによる輸入米の増加、日本人の米ばなれ(戦後のアメリカ政府と、穀物メジャーによる食の欧米化政策の影響)による消費量の減少…など、深刻かつ、死活的な問題を、抱えています。
われわれ消費者からすると、『安くて、おいしくて、安全で…』ということが、望まれますが、今の時代、『安全で、おいしく…』となると、それなりに、手間ヒマや、コストがかかるものであり、高くなるのは、当然ですよね。数十年前までの日本では、当たり前や、タダみたいにやすかったモノ、普通だった事が、今や、何にでも、お金を払って、安心を得る時代です。
『水』は、ミネラルウオーターや、浄水器の水になり、『空気』が汚れているから、わざわざ電気代を払って『空気清浄機』を使い、『身の安全』が確保できないから、ホームセキュリティや、子供たちの携帯に、防犯ベルや、GPSが付いていたり…と。『食の安全』も、『お米』や『肉・魚・野菜』など、輸送コストを加算しても、まだ国産品よりも安い輸入品が、出回っており、安心・安全な食生活には、注意が必要です。
その番組でも、『お米』の輸入に、『賛成』と『反対』の立場の専門家の意見を、紹介していましたが、私個人の意見としては、せめて『お米』くらいは、自給率99パーセントくらいにしてほしい…と思います。
なぜって?それは、私は、大の『ごはん党』だからです。(決してパンや、パスタが嫌いなわけではありません…)朝・昼・晩、ハンバーガーな生活で、これ以上のメタボ体型になれば、またまたアジャスターつきの礼服セットが必要となり、家内から小言を言われ、毎日、パスタを食べ続けて、イタリアンな生活を送っても、残念ながら、チョイ悪オヤジには、決してなれませんから(笑)
11月 『古くても、新しくても、結局はキカイに、もてあそばれる??』
9月の末に、新しいパソコン(色はもちろんグリーン)を買いました。ウレシくて、この原稿も、新しいパソコンで書いています。キーボードのタッチが今までより、やわらかくなりました。(書いている文章の内容は、相変わらずカタイままで、おもしろくないかもしれませんが…)
それまで、2階の院長室で患者さま向けの文書を作ったり、スケジュールを管理したり、仕事上のメールやネットに使っていたのは、開業時(2004年4月)に、親父から譲り受けた、WINDOWS98SE(すでにマイクロソフト社のサポートさえも終了)という古~いOS(パソコンを動かす基本ソフト)の入ったパソコンでした。さすがに、2,3のソフトを同時に使っていると、よくフリーズ(パソコンの画面が固まって動かなくなった状態)するようになり、2年くらい前から、買い換えようとずっと検討していたのです。
仕事を効率よく行うためのパソコンが、フリーズして、データが消えてしまったり、電源を入れてから使える状態になるまで5分くらいかかったり…と、逆に『ストレス』になっていました。
それなりに使うことはできるけれど、あまりパソコンに詳しくもないので、早く動くように設定を変えたり、自分で部品を取り換えて改造したりなど出来るはずもありません。
そこへ、今年の春にwindows Vistaが発売と聞き、せっかくなら新しいVista(きっと使いやすくてスゴイにちがいない…と勝手に想像しておりました)にしよう…と、昨年は購入を諦め、現在まで待っていたのです。
なぜ、発売と同時に買い替えなかったか?それは、新しくVistaになり、各方面の対応(ソフトや周辺機器)が整うのを待っていたのと、実際のVistaの使い勝手を、ネットなどで、調べるためです。
未だに、以前のXpパソコンで十分…という評価もたくさんあります。実際、売っていますし(量販店では新品は見かけませんが…)、Vistaに比べ安定しており、サポート期間も延長されました。でも、ここまで待ったのだから、最新のモノが欲しくなるじゃないですか、人間って(私だけ…)。ということで、めでたくWindows Vistaの入ったパソコンを購入となりました。
で、いろいろとネットなどで調べると、かなりパソコンの性能が良くないと、Vistaパソコンは思ったように早く快適には動かないとのこと。とくに現在、量販店で売っている廉価モデルくらいの性能では、サクサクとは動かないらしい。
ということで、いろんなメーカー直販サイトを見ていると、見つけました!グリーン!!しかもメモリーなどの増設してもOK、複合プリンターも一緒にキャンペーン価格(量販店の半額程度)で安く買えました。さらに送料も無料!納品の日は、おもちゃが届くのを待つ子供みたいにソワソワしておりました。で、ついに大きな段ボール2箱の宅配便が到着しました。NECのLaVieG(グリーン)+canonのMP600複合プリンター。
さあ、これからが大変です。今までのパソコンから新しいパソコンへ、データなどを引っ越さなくちゃいけません。しかもVisataパソコンには98SEからのデータを移す機能がない。
そこで、あらかじめ用意しておいた98SEからVistaへ引っ越す事ができるケーブルを接続し、データを移し、それでも移せないデータは手作業で1つ1つコピーしていきました。それでも、すぐには今までと同じように使えず、同じメールが、相手に2通届いたり、設定の変更などを、マニュアルや、解説本を片手に深夜まで作業する事1週間。ようやく、こうやってニュースレターの原稿が書けるまでになりました。(フゥ…)
そこのパソコンに自信のないアナタ、PCの買い換え時には、私のようにサポート代金をケチらずに専門家にサポートしてもらいましょう!!
『ストレス』解消のためにわざわざ新しくしたのに、それはそれでまた新たな『ストレス』を生んでしまいました(笑えない…)
10月 『食育でむし歯予防!』
先月は、私の憧れである、大阪の先生のところへ、スタッフみんなで、医院見学に行った話でした。
で、今月も、私の尊敬する、長野の開業医の先生、に関するお話です。(どうも、私が傾倒する先生は、大学のエライ教授先生よりも、町の開業医先生みたいです)
その先生の、徳島でのご講演を聴いて以来、実際に、治療法や、診療スタイルなどを、取り入れさせていただいています。
で、その先生の著作の中から、ぜひ、子育て中のお母さんや、カワイイお孫さんがいらっしゃる、おじいちゃん、おばあちゃん、そして、これから母となるであろう若い女性に、読んでいただきたい一節を、ご紹介します。
その先生は、子育て中の、若いお母さんに向かって、こんなアドバイスをされるそうです。
日本の食生活は『売れるから』『おいしいから』『安いから』と言って、いつの間にか、自然ではなく『工場』で作ったモノを食べるようになった。その代表が『お砂糖』であり、『お薬』ですよね。
あなた(子育て中のお母さん)のお母さんが生まれたころは、まだ、良かった。(5~60年前?)だから、あなたの遺伝子は、汚れていません。
しかし、あなたの生まれた頃から、インスタント食品、ファミリーレストラン、スーパーマーケット、コンビに全盛時代です。
確かに便利にはなりましたが、その代わりに、添加物や、農薬などの化学物質までも、いっぱい、身体の中へ入ってしまった。
残念だけれど、あなたのお子さんの世代は、それらの影響を、あなたから、先天的に受けている可能性が高いのです。
そして、これからも、同じようなモノを食べ続けていたら、お子さんの次の世代である、お孫さんの健康は、どうなってしまうでしょう?
これからの、考え方の基準にしてほしいのは『より自然な、または本来の姿に近く』です。今の食生活を『少しでも自然に近くなるように…』ということです。
『りんごジュース』よりは『りんご』を、『袋に入った冷凍野菜』より、『泥の付いた野菜』を、できれば、誰が、どうやって作ったか、判るモノを食べさせてあげましょう…ということです。
大切なのは、正しい食生活をすることが、自然にむし歯予防につながるといこと。
『砂糖』を全く『ゼロ』にするわけではありません。
①砂糖を控えた、手作りおやつを、決まった時間に…
②誕生日・遠足・外食など、スペシャルなとき…
③保存料や、隠し味として、甘くない程度に、砂糖が含まれるモノや料理…などは大丈夫です。
要するに、砂糖の入った、甘いお菓子や飲み物を、原則として毎日、習慣的に、取らない…ということです。
いかがですか?私もこんな感じで、お母さんたちに、アドバイスできれば…と思います。
9月 『大阪へ出張!?』
2回続けて『ミスチルのコンサート』のお話でしたが、今月は少しマジメなお話です。先月7/13(金)(こんなタイトルの映画もありましたが…)台風が日本に向かって北上中の雨の中、スタッフ4人全員を引き連れて朝7時のバスに乗って大阪へ行ってきました。
エッ!今度はスタッフも一緒に大阪城ホールでコンサート?それともNGKで吉本新喜劇?それともUSJ?イエイエ右手のカバンの中には診療所のユニフォームとビデオカメラとデジカメとメモ帳。左手にはお土産(すだち1箱とお菓子2箱)を持っていました。そう、ある先生の医院へ見学研修です。
バスに揺られること3時間あまり、10時少し前にJR大阪駅に到着です。
そこから地下鉄谷町線『東梅田駅』まで地下街を歩き電車で20分目指す『文の里駅』到着です。さてそこから雨の中徒歩10分、ようやく見学先である『文の里歯科クリニック』に到着です。
そのクリニックの理事長先生は今年の1月に徳島でセミナーをされました。それはとても感動的なセミナーで『オレの目指す先生はこの先生だ!』と思ったのであります。翌日すぐに『いつか医院見学に行かせてください!』とメールを送り『いつでもどうぞ…』とお返事をいただきました。それから約半年後、ようやく実現した医院見学研修でした。(あいかわらず行動が遅い…反省)
見学前よりミーティングで『なぜ見学に行くのか?』スタッフには『どこを見てほしいか』『テーマを持って見学するコト』を伝えてありましたのでウチのスタッフは見学先のスタッフさんにドンドン質問したり、デジカメを撮ったりしていました。幸いその日は大阪も雨で、アポイントもキャンセルがあり普段よりスタッフさんにも余裕があるとのことで、色んなコトを教えていただきました。
昼食をはさんで約4時間の見学後、スタッフはバーゲンなどへ!私はその後講習会がありましたので徳島へ17時20分のバスで帰ってきました。
私も直接、諸井先生から言われたり、教えられたりした中でこのひと言が印象に残っています。
『他人と過去は変えられない…自分と未来は変えられる』
これからの私の座右の銘にしたいと思います。見学後スタッフはさらに進化して大杉歯科診療所はさらにスマイルな空間になりました。1日休診にしてご迷惑をおかけしましたが本当に行って良かったです。
8月 『ミスチル ライブ』に行ってきました・・part2.
さて、先月のミスチルのコンサートの話しの続きです。
どうにか、こうにか、奥の手を使ってチケットを2枚確保しました。
もちろん、もう1枚はVovalの桜井を見つめる目が《ハート》になっている家内の分です。で、そのチケットが届いたところまでを先月号でお伝えしました。
届いたその日お昼休みに入って、ドキドキしながら院長室でチケットの入った封筒を開けて、中のチケットの座席を確認すると…ナ、なんと1階の8列21番・22番でした。(八…末広がり→南末広町→偶然でしょうか?)
そう前には7人しかいないのです。もうコレには、家に帰って家内に見せると大興奮!!大感激!!盆と正月とクリスマス!!!
ちなみに前々回の全国ツアーでアスティに来たときも観に行きましたが(この時は一般販売でチケットをゲット)そのときは1階の前から20列くらいだったので、今回はさらにステージに近い!!(桜井に近いby景子)
もうコンサートの2,3日前から2人ともいつもより体調に十分注意して本番の日に備えました。で、当日、子供たちを義母にみてもらい、2人でアスティにタクシーで向かいました。菓子パンで腹ごしらえして、午後6:40ごろ、ステージの照明が暗くなりコンサートのスタートです。
一曲目は『彩(いろどり)』Newアルバムから予想を裏切るスローな曲からスタート!もう私と家内のテンションは上がりっぱなし。
両手を振り上げ、ノンストップで2時間以上立ちっぱなし、歌いっぱなしで、結構腰の弱い40前のオヤジな私には正直こたえました。が、しかしイスに座っている観客などもちろん周囲にはいるはずもなく、老体にムチ打って曲に合わせて一人カラオケ状態のようにノリノリ♪♪で歌ってまいりました。
途中、Newアルバム『Home』からのやさしい感じの曲から、家内の大好きな『Youthful days』や私の好きな『終わりなき旅』『overture,蘇生』など少し昔の曲もあり、大ヒット曲の『しるし』で一旦締めといて、アンコールのラストは再び『彩(いろどり)』でエンディングでした。
この歌の歌詞の中には『ほんのささいな出来事が日常に彩を加える』というフレーズがあり、桜井がMCで『明日からみんなも職場や家庭、学校でほんの小さな出来事が幸せにつながっている…ということを忘れないでほしい』とのメッセージがありました。本当に幸せなアッという間の3時間でした。ぜひ、ミスチルのアルバム『Home』を歌詞カードを見ながら聴いて下さい。
で、8月~9月にかけて予定されているスタジアムツアーが終わって冬ごろにはライブDVDが出ると思います。意味のないバラエティ番組ばかりのTVよりオススメです。
次のツアーまで体力が不安…
7月 『ミスチル ライブ』に行ってきました・・part1.
先月の『大杉敦はどんなヒト』にもありましたが、私の最も好きなアーティストは『Mr.Children(ミスチル)』です。ご興味のない方、スミマセン!
さてアルバムが出ると全国ツアーを必ず行う彼らですが、前のアルバムでは『ドームツアー』と称してドーム公演以外はありませんでした。で今回のアルバム『Home』が発売と同時に全国ツアーの日程も発表され無事にありました。『アスティ徳島』5/29,5/30の2日間です。
さあそこからはチケットを確保すべくアルバム購入者向けの先行予約、チケット発売元の先行予約の1次と2次と立て続けに申し込んでは抽選で外れてしまい、結局一般発売にすべてをかけることになりました。
で、その当日、電話もPCもいっこうにアクセスできずに発売終了…
The end… Sold out!! もうその日はかなりブルーで口数も少なかったわけで…周りの皆さん、ゴメンなさい。
でも今の世の中、何とかなるモノです。こんな状況のヒトのために『チケットを仲介する』通販サイトがあるのです。みなさんはご存知でしたか?私は今回偶然にこのような『サイト』にたどりつきました。
何がなんでも、どうしても生で観たい『コンサート』の『チケット』が手に入らない場合、多少定価より割高かもしれませんが、のぞいてみる価値はあるのではないでしょうか?なかなかこんな田舎町の『とくしま』にメジャーなアーティストが来てはくれません。
熱心なファンはコンサートに「行きたい!」と思っても、大阪・東京など他の都市まで交通費や宿泊費などを使ってまで行っています。それを考えたら「地元」のつい3週間前には輸入車ショーをやっていた会場にあの『ミスチル』が来てくれるのですから、絶対に『チケットを取ってやる!』と意気込んでチケットを探し、どうにか2枚を確保しました!!!
ただ、この時点ではもちろん手元にチケットはなく、前から何列目のどんな席かはわかりません。コンサートの一週間前に発送されるとのコト。ただしアルバム購入者向けの先行予約で確保してある指定券というのはわかっていました。
そしてついにコンサート1週間前になり、仲介サイトより「チケットを発送しました」とメールがあり、その翌日届いたチケットはなんと・・・
(来月に続く)
6月 『大杉 敦って どんな ヒト』
突然ですが、あなたは、どんな人間(ヒト)なら信頼できますか?
一目逢ったその瞬間に『ビビビッ』と全身に電流が流れ、『運命のヒト』と出逢った女性歌手の方もいましたネ。(ちなみに、そのときのお相手は『年下の歯医者さん』でしたが…)当時、『ビビビ婚』と言われましたよね、覚えていますか?
まあ、そんな古い話は置いといて、私は『医療』というものは、お互いの信頼関係の上に、成り立っていると、考えています。私たち大杉歯科診療所のスマイルスタッフと、患者さまとの間に、信頼関係がなければ、私たちが、どのような治療や、歯科サービスを提供しても、患者さまの、『心』にまで響くことは、決してないでしょう。
そのためには、まずお互いのコトを、よく知るコトが必要ですよね。
ですから、大杉歯科診療所では、初めて来院された方には、処置に入る前に、ご面倒ですが、A4サイズ2枚もの問診表に記入していただき、その後、スマイルスタッフが、必ずカウンセリングで、お話を伺っております。そこで、いろいろなコトをお聴きして、歯の状態だけでなく、あなたという『ヒト』を知りたい…と考えています。
もちろん、私どものコトも、よく知っていただくために、似顔絵入りのネームバッジや、プロフィールの入った、似顔絵付きの名刺を作って、お渡ししています。待合室には、スタッフの紹介写真も掲示してありますし、HPにも、スタッフ紹介のコーナーがあります。
まあ、それだけでは私のコトを知ってください!というのも難しいかもしれません。そこで、今回、改めて、私の自己紹介をします。
名前 | 大杉 敦(おおすぎ あつし) |
---|---|
職業 | 歯科医師 ナチュラルスマイルマスター より自然な、スマイルを日々、研究中! |
生年月目 | 1968年(昭和43年)11月21目生38歳 |
星座 | さそり座・(毒は持ってない?と思いますが…) |
干支 | サル年(高いところも平気で、絶叫マシンが大好き!) |
血液型 | O型(父O型と母A型との聞に生まれ、よくA型に間違われる) |
愛車 | イエローのtoday(50ccの原付バイク) |
好きなビール | エビスビール(特に新しく出た緑色のエビス・ザ・ホップ) |
好きな色 | グリーン・オレンジ |
好きな食ぺ物 | サンマルコのオムカレー(梅田の阪急三番街地下にアリ)鳥のから揚げ・ユッケ・エビフライ |
苦手な食べ物 | きゅうり・蕎麦・カリフラワー・ニンジン |
趣味 | スノーボード・ドライブ・日帰り温泉巡り |
好きなスポーツ | サッカー |
好きな女性タレント | 松嶋奈々子(中学生のころは、中森明菜) |
好きなマンガ | スラムダンク・ゴルゴ13・ルパンⅢ世 |
好きなミュージシャン | ミスチル・スガシカオ |
好きな作家 | F.フオーサイス(スパイ小説で有名) 金子達仁(スポーツジャーナリスト) 小阪裕司(ワクワク系ビジネスマスター) |
子洪のころ憧れの職業 | スポーツ選手・アナウンサー・建築家・スパイ… |
好きな映画 | 愛と青春の旅立ち・ロッキー・パックトゥーザフューチャー |
ハマったドラマ | 東京ラブストーリー 利家とまつ 相棒 |
楽しみなTV | プロフェツショナル仕事の流儀・風林火山 |
通った学校 | 福島幼→福島小→城東中→市高→大阪大学(歯学部) |
自慢できること | 道を覚えるコト |
学生時代の思い出 | よく飲み会をしたコトと、マージャンで負けたこと |
お気に入りのお店 | ひろっちゃん(中華そば:松茂) LONGBAR(バー:栄町) 久庵(居酒屋:沖洲) スガッチー(イタリア料理:住吉) 末広(中華そぱ:末広) wish(洋食レストラン:末広) |
尊敬するヒト | 父 イチロー 中田ヒデカズ |
最近カチンときたこと | 車椅子用のPに、駐車する健常者の車 |
マイプーム | アマゾンで本を買うコト |
ウイークポイント | 腰 |
とまあ、こんな感じです。意外な一面がありましたか?
5月 『モモ・クリ3年柿8年、大杉歯科は5周年!』
おかげさまで、本日4/10、無事に「大杉歯科診療所」は5周年を迎えることができました。今思えば、5年前の今日はドキドキ、ハラハラしていて一番最初の患者さまにどのようにごあいさつしたのか全く覚えておりません。
当時、スタッフは2人で、そのうちの1人がトミですが、みんな若かったナァ…としみじみ感じます。私自身もまだ長女が2歳で長男はまだこの世に生まれておらず、もっとスリムな33歳でした。
この5年間いろんなコトがありました。オープンから順調に患者さまの数が増えている…と言えば『ウソ』になります。 特に最初の2~3年は、アポイント帳が埋まらずに所々に空白のスペースがあり『オレのやり方は間違っているのか?』『こんなスタイルの歯科医院は、徳島では無理なのか?』といつも悩みもがき、苦しんでおりました。本当デス!!
そんな時は『本との出会い』からヒントをもらい来院くださっている『患者さまからの声』に励まされイヤな顔ひとつ見せずに働いてくれる『スタッフ』から元気をもらい、いつも心から支えてくれる『家内』から勇気をもらいます。
おかげさまで、4年目あたりから自分の診療スタイルにちょっぴり自信が持てるようになってきました。それでも徳島の平均的な歯科医院の患者数・収入よりも低いのですが…
たまに大阪などで開業している同級生から連絡があります。彼らの話を聞いていると、私の診療所と同じような規模で1日40~50人の患者さまで忙しく順調にガンバっている…と言う声を耳にしますと、正直凹みます。うちはその半分の人数で大喜びですから…
でもなんとかこのスタイル『時間予約制でお待たせしない』『カウンセリング重視』『予防ケアに来てもらう』『しっかりとていねいな治療』を続けていきたいと思いますので、どうかひとつ今後ともよろしくお願いいたします。
平成19年4月10日 早朝 院長室にて
大杉歯科診療所 大杉 敦
4月 『ワクワク楽しい歯科医院!セミナー』に参加してきました
さて表紙でもセミナーのお話を書きましたが、ここでも別のセミナーのお話をさせていただきます。
3/4(日)ひなまつりの翌日、朝から春の陽気に包まれた絶好の行楽日和の午後1時~ホテルクレメント徳島に200名程が参加する『ワクワク楽しい歯科医院』セミナーにスタッフ2名と行ってきました。残念ながら2人は体調不良で欠席しましたが…
講師の先生は、東大阪市でクリニックを開設されているヨリタ先生です。毎日放送のお昼のTV『ちちんぷいぷい』でも紹介され、異業種からもセミナーを依頼される程、有名な先生です。
私もヨリタ先生のお話を聴くのは2回目。本はすでに何冊か読ませていただいています。私の目標とする『予防を中心』としたクリニックを展開され、目標とする先生の中のお一人です。
その内容がスゴイ!特に感じたのは、医院のスタッフさんの『スマイル』が素晴らしい。それが本当に自然なスマイルなのです。私もナチュラルスマイルマスターとして負けて入られませんネ…
大手のチェーン店や飛行機会社m有名ホテルなどの営業スマイルとは明らかに違う。マニュアルではない、本当の心からのスマイルを浮かべて、スタッフさんが生き生きと働いている様子が、ビデオやスライドから伝わってきました。
始めからあの『スマイル』が出来ていた訳ではなく、ヨリタ先生もご苦労があったコトと思います。いきなり全てが上手くいくはずはありません。少しずつ小さなコトを積み重ね、時には叱り、ほめて、育てて今のスタッフさんがいるのだと思います。
ヨリタ先生は、スタッフのことを『家族だと思っている』と言います。
スタッフ一人一人を信じ、夢や希望を与え、仕事のやりがいや人生の目標を見つけてもらうコトが大事だとも言ってました。最後に最も印象に残ったコトバをご紹介します。
『当たり前だと思っていたことが、ありがたいことだと思い直せた時、幸せを手にすることができる』
3月 『冬の神戸へ!』
さる2月1日(木)、午前の診療を終えて、すぐに自宅へまい戻り、着慣れないスーツにビジネスバッグを持って13:30発徳島→三宮行きの高速バスに乗り込みました。
何のための神戸入りか?買い物?神戸牛?中華街?
実は私の尊敬するビジネス伝道師(エバンジェリスト)の方とのこんしん会(要は飲み会ですね…)が神戸で開かれ、それに参加するためです。
歯科医院の院長も、一応経営者となります。極小零細企業ですが…。
歯科治療のセミナーや、歯科医院経営のセミナーにはもちろん何度も参加していますが、異業種の方との交流はほとんどありません。
そこで今回神戸で、その先生が主宰する会のこんしん会が開かれると聞いて、ぜひ参加したい…と思った次第です。
しかし、夜7時から10時までとのこと。アルコールの席を途中で帰ってくる主義を持ち合わせていない私は、当然、宿泊が必要となりました。
そこで今回お世話になったのは『ダイワロイネットホテル三宮』です。
昨年9月にopenしたホテルで、シングルルームも18㎡もあり、ベッドも140cm幅と広く、ゆったりとくつろぐことができました。
驚いたのは、このホテル、チェックイン、チェックアウト、精算が全て自動販売機みたいなキカイにカードを入れるだけでOK。(一応フロントにキレイなお姉さんも居らっしゃいましたが)
本当に便利な世の中になったものです。でもチェックイン・アウトまで自動化(キカイ化)するコトはないのでは…と正直思いました。
でも朝食も和食のバイキングでとてもおいしく、三ノ宮駅から歩いて5~6分、ハーバーランドへ通じる地下鉄の駅までは2~3分と非常に便利で、1Fにはコンビニもあり、神戸で宿泊されるときにはオススメですヨ!
http://www.daiwaroynet.jp/kobesannomiya
『ダイワロイネットホテル神戸三宮』
神戸市中央区御幸通5丁目1-6
tel: 078-291-4055
ネットで予約がお得です!
2月 『1年の計は…』
『あなたの2007年の目標は?』と質問されてアナタはすぐに答えるコトができますか?『1年の計は元旦にあり』と申しますが、私はすでに2006年12月で2007年の目標を考えておりました。
目標を考えたり、紙に書いたりするのは、何個でも誰でも出来る。要は継続できるかどうかということですよね。ちなみに2006年の目標は私の場合、半分くらい達成できました。パチパチ!!
元旦に計画しても、だいたい毎年3月くらいまでは覚えているものですが、徐々に忘れちゃいますよね。そこでオススメしたいのが目標を紙に書く!ということ。
しかも、それを一番目につく所に貼る!または常に持ち歩けるようにしておいて、ヒマなときに見る!
手帳やファイルに書く ということです。何も目標を立てなければ何もできなかったのが、紙に書いて目につく所に貼っておいたり、普段から持ち歩いて、ヒマなときにながめることによって、脳の潜在意識の中に働きかけるのです。(よくドラマの受験生が『目指せ○大!』と書かれた部屋で勉強しますよネ)
こうして半分でも達成できたらラッキーじゃないでしょうか?だって、紙に書いちゃったら半分くらい達成できるナンテウソみたいでしょう。かかるコストは紙とエンピツくらい!
アナタもダマされたと思ってぜひやってみて下さい!
※残りの人生(時間)が気になるのか、時間を有効に使いたい…といつも思ってしまいます。
1月 『2人の引退!』
いろんなコトがあった2006年も、あと少し。あなたはどんな1年でしたか?
私にとって今年最大のスポーツイベントはドイツで行われたサッカーW杯でした。『ユニフォームを着て診療する…』というくらい日本代表の南末広支部長としてガンバリましたが、結果は惨敗!そして『ヒデの引退』
同じ引退でも、日本ハムの新庄選手は最高の形で引退しましたね。2人のスーパースターの引退を見てあなたはどうお考えですか?『エッ!何、新庄の歯が白すぎる…』イヤそれを話すと長くなりますので…2人とも観客を魅せるプレーでチームの成績に関係なくスタジアムにファンやサポーターを呼べる『スター!』ですよね。でも1人は結果を出せずにチーム内で孤立して1勝もできずに予選敗退→引退!?
かたや25年ぶりのリーグ1位からプレーオフを勝ち進み、そのまま日本シリーズまで制したチームを盛り上げて引っ張って、最後、優勝して引退!!
ウーン、この違いは何だろう?チームというものはやはり『個の力』だけではダメで、周りの選手を巻き込む力っていうのが、ココ一番では大事なのでは…と思います。それは一朝一夕でできるものではなく、『種をまき、水をやり、芽が出て、育てて、花が開く』というものなのでしょう。『石の上にも3年』とはよく言ったものです。
歯科医院も『個の力』ではなく、チームで運営されますし家族というものも、1つのチームでしょう。
来年はこの周りを巻き込む力『熱』のようなパワーを伝えていきたい、蓄えていきたい…と2人の引退を見て改めて思いました。
12月 『祝!運動会デビュー』
さる10月22日(日)、わが子が通う小学校の運動会がありました。当日は『曇り』の予想で、夕方からは『雨も』と言うことで心配されましたが、何とか無事にすべてのプログラムが終了しました。(先生方もPTAのみなさまもごくろうさまでした。)
実はこの小学校は私の母校でもあります。その頃と変わらない『モノ』もあれば、『ヘェ~』と思うこともありました。あのころ、ピュア(?)なサッカー少年だった私にとって、このグラウンドは広く大きく感じられたものでした。
何十年ぶりに訪れてみると、グラウンドはすごく小さく感じられました。このグラウンドで夏の暑い日も、冬の寒さの中でも、ボールを追って元気に走り回っていたあのころを、懐かしく思い出し、そしてシミジミと『歳とったナァ…』と改めて思いました。
さて娘の運動会のビデオ係の私は、幼稚園とは違い生徒数も多いので『わが子』を見つけるのは容易ではありません。グラウンドも幼稚園の園庭よりは大きいものですから、ベストポジションを探すため、ビデオを片手にウロウロしていると、たくさんの患者さまにお会いできました。どのお顔もわが子やお孫さんの元気な姿を見て『やさしい表情』をされていたのが、とても印象的でした。
そんなやさしい気持ちのギャラリーの中、運動会の2週間ほど前に、腰痛が再発した私の顔は、少しでも不自然な姿勢や、ヘンに腰をひねったりすると『ピキッ!』と悲鳴を上げそうな腰を抱え、ひきつっていたにちがいありません。でも、M先生のおかげで何とかビデオ撮影できるまでに回復でき運動会に間に合いました。M先生いつもありがとうございます!
11月 『新たな旅立ち…』
先月号の『スマイル28号』にて、スマイルスタッフの戎谷が退職します!とお伝えしたところ、たくさんの患者さまから『ねぎらい』と『退職を惜しむ声』をいただきました。本当にありがとうございました。中には遠く福岡から『Faxメッセージ』&『お花』を届けてくださったり、『記念の品』をプレゼントしてくださったり…と、9月末から退職する10月14日まで、毎日 泣きそうになりながら最後の予防ケアを担当してくれました。
思い起こせば、'03年春先面接に来た戎谷は『衛生士学校』を卒業間近の初々しい『女の子』でした。今では、どこの歯科医院の衛生士さんにも負けないくらい、一人前の歯科衛生士として、また立派な一人の大人の女性として成長してくれた…と思います。彼女の成長とともに、わが大杉歯科診療所の患者さまの来院数や、定期的な予防ケアを続けて下さる患者さまが増えたのは間違いありません。この場を借りて『本当にありがとうエビちゃん、そして次のステップに向かってガンバレ!』とエールを贈りたいです。
さて、9月1日より新たなスマイルスタッフとして研修中の歯科衛生士のデンタルナース杉本が加わりました。彼女は本当に衛生看護科と歯科衛生士の専門学校を卒業した、まさにデンタルナースなのです。
たまに歯科医院の女性スタッフのことを『看護婦さん!』と呼ばれる方もいらっしゃいますが、同じような白衣を着ていても、(ウチは白衣は着ていませんが…)全然、資格が違いますのでご注意を!!
さて簡単に私の方からデンタルナース杉本をご紹介します。
デンタルナース 杉本 梓 (すぎもと あずさ)
血液型…A型
星座……かに座
趣味……料理
好きな食べ物…マンゴープリン
※戎谷と同様、イヤそれ以上によろしくお願いします。
(お願い)まだ緊張気味なので、お気軽に話しかけてやって下さい。
10月 『オシムジャパン』
2006年6月のドイツでの惨劇(ドーハの悲劇にちなんで…)から3ヶ月あまり。2敗1分けでW杯ドイツ大会を終えて、目標だったベスト8どころか、決勝トーナメントにすら進めなかった(泣)『ジーコジャパン』。直後の『ヒデ引退』&『オシム監督決定』でジーコジャパンのこの4年間の反省がなされずに次へ向けてスタートしたように思います。マスコミもジーコジャパンを検証する論調は少ないですよね。誰でも『反省する』『改善する』のはイヤなものです。でもそれをやらないと進歩しない…前へ進まない…と考えるのは私だけでしょうか?
『カイゼン(改善)』が合言葉のトヨタ自動車をみればわかりますよね…そういう私もやはり自己中心的な人間ですから、あまり反省していないような気がします。反省してもぐっすり眠った次の日には、すっかり忘れている(笑)!
まあ、私だけじゃなく日本人とはそういう民族なのかもしれません(しっかりと反省できる方、ゴメンナサイ)。誰も責任を取ろうとせずに一部の人に押し付けて、反省もせずに、過去を検証し、歴史に学ぼうとしない、あらゆる場面でこういうことのくり返しではないでしょうか?
政治や外交では、何十年も前の戦争責任でモメて、靖国問題となり、アジア諸国と対立。経済では『パロマの湯沸器』(少し前のナショナルのストーブ・もっと前の三菱自動車のリコール問題や、雪印など…)あとは耐震偽装の問題も、誰も責任をちゃんととってない気がします。誰もが知っている大企業でさえ、何とか責任を逃れようとする。もちろん人間だれしも非難されたくはありませんから…。話を『オシムジャパン』に戻しましょう。オシムは言いました。
『日本人らしいサッカーを目指すべきだ!!』と。何と素晴らしい『ビジョン』でしょう。明確な目標がなければ、それまでの道のりに何をやるべきか?わかりませんよね。日本人に合ったサッカーをする。それは『スピード」と『走り負けないこと』だと。体格の良い欧米の選手や、テクニックのある南米の選手のマネをしてどうする!!ということでしょう。
サッカーには野球やバレーボールのようにタイムアウト(作戦タイム)はありません。ゲームが始まれば選手自身の判断が求められます。しかもコンマ何秒の単位で…ゲームの展開を読み、考えながら走りプレーをする。いままでにはない『トルシエ流管理型』でもなく『ジーコ流個人まかせ型』でもない。『日本のサッカーはこうだ!!』と言えるオシムサッカーに期待している今日このごろです。ただ、決定力不足はあいかわらず…ですがこれから期待する選手としては『トゥーリオ』です。守備の選手ですがチャンスと思えば最前線にまで上がってプレーします・ガッツもありヘディングもワールドクラス!!ぜひ今後の日本代表の試合でも『田中マルクス闘莉王』にご注目!
8月 『おばあちゃん逝く』
先月、私ごとですが、母方の祖母が亡くなりました。この2年あまり、ほとんどの時間を自宅のベッドの上で過ごす状態でした。
それでもつい最近までは、食事の時には食卓まで(抱きかかえながらですが)やって来て、イスに座って自分で食事をとり、介助が必要でしたがトイレにも行ってました。もちろん会話なども普通にできて、TVで大相撲を見るのが楽しみでした。週に1度はデイ・サービスにも通い、週3回ヘルパーさんが来るのを楽しみにしていました。
月に1~2度は、子供たちを連れて顔を出していたのですが、先月のある日、診療が終わった頃に、家内から『おばあさんがよくない』と連絡が入りました。とりあえず片付けるだけ片付けて、家族で、車で40分ほどの『おばあちゃん』宅に向かいました。
到着すると、母をはじめすでに何人かの親せきが『おばあちゃん』を取り囲み、声をかけてはいましたが、あまり意識もはっきりとはしない状態でした。とりあえず私が耳元で『来たヨ!』と声をかけると、少し目を開けて反応してくれました。すでに呼吸は少し苦しそうでした。その後すぐに顔色がスーッと急変し、私たちが来るのを待っていてくれたかのように、静かに息を引き取りました。
私が小さいころ、県外の病院に1週間ほど入院したことがあります。そのときずっと付き添っていてくれた『おばあちゃん』でした。
この2年間、毎晩『おばあちゃん』の背中をさすっていた『じいちゃん』と身の回りの世話をしていた『おば』と『いとこ』には頭が上がりません。私はたまに『義歯(入れ歯)』の調整に行くくらいで、世話になった分の半分も返すことができなかったのが悔やまれます。